MINI ブログ
【MINI App】MINIの公式スマホ用アプリが待望のアンドロイド対応!接続方法から使い方まで解説!
先日、MINIから新しいスマホ向けアプリがリリースされました。
その名もMINI App。
もともとミニには専用アプリMINI Connected(ミニコネクテッド)がありましたが、その後継となるアプリです。
対応するモデル年式に注意!
MINI Appの接続方法
1、アプリをダウンロードする
では接続方法を確認してみましょう。
先ずは下記のURLからそれぞれのデバイス向けのアプリをダウンロードします。
2、MINI IDでログイン
既にMINI IDをお持ちの場合にはアドレスとパスワードを入力してログインします。
新規で登録する場合には新たにアカウントを作ってID登録します。
3、車台番号を入力
MINI AppはBluetoothやUSBケーブルを必要としないアプリです。車両とのやり取りはすべて通信で行うので、接続方法も車台番号を入力して読み込ませるだけです。
アプリを立ち上げて、ホーム画面上に表示されている【車両の追加】ボタンを押します。
すると「VIN」の入力を求められるので、車両のVINコードを入力します。VINコードは「車台番号」と同一。MINIの場合「WMW」から始まる17桁の英数です。
エンジンルームの運転席側のストラットタワー(アッパーマウント)部分に書かれています。
もしくは車検証に記載されている車台番号をご確認ください。
4、セキュリティコードを入力
VINコード(車台番号)をアプリへ入力すると車両側にメッセージが送信されるので、送信されたセキュリティコードをアプリに入力します。
ちなみにここが最初につまずくポイント。アプリ側の表示だと「APPSを選択してからMINIメッセージを開いて下さい」となっていますが…、APPSってなんやねん!!ってなるはず。
ここ、MINIのナビにはAPPSという表記が一切ないのでかなり混乱すると思います。実際私もかなり混乱しました。
正しい接続方法は、「MENU」⇒「MINI Connected」⇒「MINIメッセージ」と進みます。
※追記
アプリにアップデートが入りました。表記が変わりAPPSという表現からMINI Connectedへ変更されたようです。わかりにくいという声が多かったのかな。
「MINIメッセージ」を開くと、「マイインフォ」という名称でメッセージが届いているので、記載されたセキュリティコードをアプリ側へ入力すれば接続完了です。画像だと3件同じメッセージが届いていますがこれはAPPS表記に惑わされて何度もセキュリティコードを送信してしまったから(笑)
接続が完了するとアプリ内のガレージに車両が追加されます。
これで無事にアプリと連携ができるようになりました。アプリのMINIの画像にも、実車のミニと同じボディカラーやホイールが反映されます。こう言った仕様はオーナーとしてはうれしいポイントですね!
ホーム画面には燃料の残量や航続可能距離も表示されます。
MINI Appで出来る事
出来る事その1、ナビの目的地設定
以前のMINI Connectedでも目的に設定が可能でしたが、MINI Appでは仕様が異なっています。
検索した目的地情報をMINIへメッセージとして送信する仕組みです。
では実際に目的地設定をしてみましょう!
アプリの真ん中下に表示されている地図アイコンを押すとマップ画面が立ち上がるので、希望の目的地を検索、又は地図上で指定します。今回はとりあえず東京タワーにしてみました。
するとアプリ上に「MY MINIへ送信する」ボタンが表示されるので、このボタンを押すだけ。
するとナビのMINIメッセージへ目的地情報が届きます。
初期設定と同じ手順で「MENU」⇒「MINI Connected」⇒「MINIメッセージ」と進んでください。
届いたメッセージを開き、目的地の住所をタップ(又はコントローラーをクリック)すると・・・、
そのまま目的地がナビへ読み込まれるという仕組みです。これで新規目的地に設定すればルート案内が始まります。
ちなみに、以前のアプリではUSBケーブルをつなぐと自動的に目的地設定がされたのですが、MINI Appは操作手順が増えた分だけ煩雑な気もします。しかし、逆に考えると行きたい目的地を予め複数送っておけるので、旅行の計画を立てる際も家にいながら目的地を送っておけば、後はクルマに乗り込んで届いたメッセージを読み込むだけ!これは便利!
更にMINI AppのすごいところはGoogleマップやiOSのマップでも検索が可能!
スマホの地図アプリで検索した目的地をMINI Appへ連動できちゃいます!
ではGoogleマップで東京タワーを検索してみましょう!
検索結果をクリックし、詳細を開きます。
東京タワーの詳細が開いたら、「共有ボタン」を押します。
共有ボタンを押すと共有先の候補が表示されるので、その中から「MINI App」を指定すればOK。
するとMINI Appに目的地が同期されるので、「MY MINIに送信」で車両へ送ればOK!
正直、ちょっと二度手間な感じもしますが、普段使い慣れた地図アプリで検索できるのは便利ですね!
出来る事その2、車両状態の確認
MINI AppからMINIの車両ステータスが確認できます。
- ドアのロック状態
- ウィンドウの開閉状態
- チェックコントロールメッセージ
- サービス情報(エンジンオイル、ブレーキフルード、車検、点検時期など)
何も異常がない場合、ホーム画面上に大きく「ALL GOOD」と表示されますが、もし何かしらの異常がある場合には・・・、
表示がこのように変化します。
このMINIは定期点検(12ヵ月点検)の時期を過ぎている車両なので、「複数の点検サービスが必要です」と表示されました。
詳細を開いてみると・・・、
サービス情報が表示されます。車に乗りこまなくても、愛車のコンディションが把握できる上に、次回の交換時期も表示してくれるので、メンテナンスのスケジュールを組むことにも役立ちそうですね。
出来る事その3、車両の遠隔操作
更にMINI Appではリモート機能でミニの操作ができちゃいます。と言ってもラジコンカーのように走らせられる訳ではありませんのであしからず。
アプリから一部の機能がリモートで操作できちゃいます。
【リモート操作可能な機能】
- ドアロック/アンロック
- ヘッドライト点灯
- ベンチレーション(換気)
- エアコン ※PHEVのみ
という事で、実際に遠隔でMINIを操作してみましょう!
では、アプリからMINIのヘッドライトをつけてみようと思います。
その様子を動画でどうぞ!
・・・とまぁ、そこそこな時差(笑)
通信機能を介しての操作なので、どうしてもリモコンキーのようにリアルタイムで動いてくれるわけではありません。アプリで操作してから車のヘッドライトが点灯するまで49秒かかりました。
ですが、万が一ドアロックを忘れて車を離れてしまった場合でも、遠隔で閉められるので安心。今回はクルマの目の前で遠隔操作をしてみましたが、家からでも操作可能です。
出来る事その4、ディーラーの入庫予約
MINI App上にMYディーラーが保存できます。
目的地設定もできますし、ディーラーへの入庫の予約もアプリからできちゃいます。
地図上の表記がディーラー店舗名(MINI大田)ではなく、運営会社(株式会社阿部モータース)で表示されるので少し混乱しますが、アプリ上から入庫予約ができるので、ディーラー定休日や営業時間外でも予約可能です。ただ、アプリ上からと言っても、ブラウザが立ち上がって入庫予約をする感じなので、営業時間中なら直接電話した方が早いかも。
ちなみに何故か今日現在(2021年5月6日)、「MINI世田谷」は表示されませんでした。つい数日前まではMINI世田谷もBMW東京と表示されていたのですが、昨年運営会社がモトーレン目黒に変わった影響でしょうか?
まとめ、総評
いかがでしたでしょうか。
最初の接続方法さえわかってしまえば、後はそんなに混乱することも無いかと思います。
ちなみにSOSコール対応年式で既に既存のMINI Connectedを利用していた方であれば、操作手順はほとんど同じだと思います。
今回のアプリの一番のトピックとしてはやはりアンドロイド対応というところに尽きると思います。ただ、SOSコールが対応していないモデルについては、残念ながら利用できませんので、従来アプリ「MINI Connected」でアンドロイド対応してもらえた方が既存のMINIユーザーとしては助かるのになぁと思ってしまいます。何とかならないものですかね~、BMWさん。
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