MINI ブログ
イールのブランドロゴが新しくなりました
イールのオレンジの丸いロゴを店の看板に掲げた日から、もう27年が経ちました。

1999年 世田谷区東玉川からはじまったiR一号店
はじめてのクルマ選びに緊張しているお客様を迎え入れたとき、納車の日に走り出すミニを見送るとき、車検のたびに顔を出してくださる方と他愛のないお話をするとき、どんなシーンにもイールの看板が立ち会ってくれました。
イールという店は、そうやってお客様と過ごしてきた時間の積み重ねでできています。
このたびイールは、長く親しんでいただいた丸いロゴから、ブランドロゴを刷新しました。
とはいえここに至るまでには思っていたよりずっと長い時間がかかっていて、その過程にはお伝えしたい話がいくつもあります。
少し長くなりますが、よかったらどうかお付き合いください。
丸いロゴと歩んできた27年
「あのオレンジの丸いマークのお店」として
これまでのイールのロゴは、ご存じのとおりオレンジの丸いマークでした。
店頭の看板やのぼりはもちろん、WEBサイトやSNSのアイコン、スタッフの名刺やご納車のときにお渡しする書類やステッカーにこのロゴを入れていたので、「あのオレンジの丸いマークのお店」として覚えてくださった方も、少なくなかったのではないかと思います。

これまでのブランドロゴ
イールという店を形づくってきたのは、この丸いロゴのもとに集まってくださったお客様と、お渡ししてきた一台一台のMINIにほかなりません。
ロゴのかたちが変わっても、その積み重ねはそのまま受け継いでいきます。
丸ロゴ、27年間本当にありがとう!
新しいブランドロゴについて
2026年8月より、こちらのボックスロゴをイールの新しいブランドロゴとして運用を開始しました。

新しいブランドロゴ
ひと目にはとてもシンプルなかたちに見えると思いますが、実際には「i」と「R」それぞれの重心の置き方から、余白のとり方、そして枠線の太さの一本にいたるまで、細部を突き詰めながら決めていきました。
新しいロゴができるまで
デザイナーとの、妥協なきやりとり
新しいロゴのデザインは、外部のデザインスタジオにお願いしました。
最初の打ち合わせではかたちの話よりも先に、「ミニ中古車専門店イールが、これからどんな存在になっていきたいのか」というところから話をさせてもらい、そこに共有いただいたうえで少しずつデザインを進めていきました。
やりとりのなかで一貫して意識していたのは、3つのことでした。
安定感がもたらす安心感
奇を衒ったデザインでなく、時間が経っても広く普遍的に受け入れられるもの
27歳になったイールに相応しい落ち着いたデザインであること
この3つを基準に置きながら、いくつもの試作を机に並べては、これは違う、ここはもう1ミリ細く、といった話し合いをし、持ち帰った社内でも意見を交わし、また次の打ち合わせではふりだしに戻ることも。
そんなやりとりを、季節がひとつ、またひとつ変わっても続けてきました。
枠線の太さは何段階も並べて見比べましたし、「i」の点の大きさや位置、「R」の脚の開き方や重心の位置といった、言われなければ気づかないような(むしろ言われても気づかないような)部分までデザイナーと一緒に確認していきました。
ロゴはこれから何年も、ブランドの顔として立ち続けるものとなります。
だからこそ急がず、関わった全員が心から納得できるかたちになるまで時間をかけることにしました。
新しいロゴに込めた意図
丸から、ボックスロゴへ
安定感が生む、安心感
新しいロゴは、丸ではなくボックスロゴになりました。
ボックスの枠は視覚的に安定しているため、看板でも名刺でもWebサイトでも、置かれる場所によって印象がぶれることがありません。
「iR」の文字そのものも重心を低くとり、落ち着いたかたちに整えています。
私たちが求めていたのは、その安定感が生む安心感でした。
目にした瞬間に、きちんとしたお店だと感じていただけること。
それを目に見えるかたちにしたのが、このボックスロゴです。
普遍的で、大人なかたち
流行を追ったキャッチーなかたちにすれば、もっと目を引くロゴにはできたのかもしれません。
ただ私たちが選んだのは、10年後に見返しても古びていないこと、そして誰が見ても違和感なく受け取れることでした。
奇を衒わない普遍的なかたちであることのほうが、これから長くお付き合いいただくうえでは大切だと考えたからです。
中心ではなく、寄り添う位置へ
今までのロゴは、丸のほぼ中心に「iR」があり、iRを中心にしてMINIのある生活を発信していくようなデザインでした。
これによっていままで、多くの方にMINIのある生活をご提供することができたと思っています。
対して新しいロゴでは、「iR」は枠内の左側に身を寄せ、右側には余白をあけてあります。
これからはMINIを検討される方、そしてすでにMINIを所有されている方のライフスタイルに寄り添いながら、イールのブランドを広げていけるように。
新しいロゴには、そんなメッセージが込められています。
MINIを真上から見ると
ロゴ全体はMINIを真上から見たときのプロポーションをもとに構成されていて、右側の余白はちょうど後部座席にあたる位置なのです。

ロゴの枠がボディに、右側の余白が後部座席の位置に重なります
後部座席は誰かを乗せたり、ペットや荷物を乗せる場所でもあります。
オーナーひとりひとりが違う使い方をするように、それぞれの暮らしや価値観、これまでの体験が宿りライフスタイルが現れる空間だと考えています。
「iRと、あなた」が入る余白
つまりこの余白は、お客様一人ひとりのライフスタイルが入る場所でもあります。
iRとあなた、iRとアクティビティ、iRとアパレル、そしてiRとお客様の暮らし。
これから私たちが取り組んでいくことや、お客様への新しいご提案がこの場所に入っていきます。
店舗やサービス、そして未来が入るスペース
そしてこの余白には、店舗名やサービス名も入ります。
枠の横幅は文字数に応じて伸び縮みするので、店舗やサービスが増えても同じかたちで展開していけます。

店舗名・サービス名を入れた展開例
この先この余白に何が入っていくか、これからのイールを楽しみにしていただけたらうれしく思います。
切り替えは順次進めていきます
名刺や封筒、ステッカー、看板、Webサイト、SNSなど、イールのロゴが出るすべての場所が対象で、準備が整ったものから順に切り替えていきます。
そのため、しばらくのあいだは新しいロゴと以前のロゴが混在することになります。
書類やご案内などで表記が異なる場合がございますが、いずれも同じイールですのでどうぞご安心ください。
気になることがあれば、お気軽に店舗スタッフまでお声がけください。
変わるもの、変わらないもの
こうして新しいロゴデザインが決定したわけですが、イールという店のあり方そのものはこれまでと変わりません。
一台ずつ実車を確認して丁寧に仕上げること、お客様が不安に思うような車両の状態やモデルの懸念点を正直にお伝えすることや、ご予算やお使いになる場面をうかがったうえでお客様に寄り添い無理のないご提案をすることも、どれもイールが27年かけて積み上げてきたやり方ですから、これから先も変えるつもりはありません。
スタッフも店舗もこれまでどおりですので、ご来店いただいたときの空気も、ご納車の日にお渡しするものも、大きく変わることはありません。
MINIというクルマが好きで、そのおもしろさをお客様と一緒に分かち合いたい。
MINIというクルマを知らない方にも、専門店としてその魅力をしっかりとお伝えしたい。
新しいロゴは方針や仕組みを入れ替えるためのものではなく、まだイールを知らない方にも届くかたちに整えたものなので、伝え方を新しくしただけと受け取っていただけたらうれしく思います。
新しいロゴは、ここから次のステージへ進むための旗印です。
27年間ともに歩いてくれた丸いロゴへの感謝と、これから出会う方への期待をこのボックスロゴに込めて。
新しいiRロゴを、どうぞよろしくお願いいたします。