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【2021年ver.】愛するが故の苦悩!?MINIオーナー必見!F系ミニクーパーあるある
当ブログの人気コーナー(!?)であるミニあるあるですが、前回の記事から年月が経ち、新たなあるあるは無いのか?という指令を受けましたので今回のブログは2021年ver.のミニあるあるを探してみました!
関連記事:愛するが故の苦悩⁉MINIオーナー必見!ミニクーパーあるある【BMWミニ編】
関連記事:愛するが故の苦悩!?これからクラッシックミニに乗りたい人必見!「ローバーミニあるある」はじめました
ミニオーナーであれば共感せずにはいられない…
普段からミニに囲まれているイールのスタッフが感じたことや、お客様から「ここはもっとこうなったらいいのにね」と意見をいただいた内容をヒントに思いつく限りのあるあるを紹介していきます!
消耗!?パーツあるある
まずは以前の記事から引き続き、パーツの消耗?経年変化?から来るあるあるを紹介します!
項目が以前の記事よりも減っているのはミニが進化した証かも!?
ヘッドライトリングのメッキが浮く(あるある度 ★★★☆☆)
ミニのデザインを象徴するポイントでもある印象的なヘッドライト。
そのヘッドライト周りにはキラキラ輝くリングが付いており、クラシカルなデザインに一役買っています。
ヘッドライトリングは樹脂の上にメッキの層があるのですが、年数の経過によりメッキの層が浮いてきてしまうことが…
メッキ層の浮きは放置しておくとだんだんと範囲が広がっていきます。
そのままでも内部に水が入り込んだり、錆びたりする心配はありませんがヘッドライトはパッと見でよく目に付く部分ですので早めの交換がオススメです。
バンパーの内側の色が変わる(あるある度 ★★★★☆)
ヘッドライトと並んでデザインのポイントでもある大きなフロントグリル。
グリルの真ん中には樹脂パネルが付いており、そこにナンバープレートの土台が取り付けられております。
F系から取り入れられたこのデザインのおかげでグッとモダンなお顔になっています!
しかし…この画像のように樹脂パネルが日焼けの影響で色が薄くなっているミニをしばしば見かけます。
気になるのであれば交換が必要になるのですが、また同じように色が変わってしまうかもしれません。
イールではそんな時にはこの部分を塗装することをオススメしています。
元々のツヤありブラックはもちろん、ボディ同色に塗装することでオリジナリティを出すこともできます!
この画像は以前、私がお客様へオススメして塗装したミニの写真です。
結果は大成功!!
…と思っていた矢先、F系で2度目のマイナーチェンジ後のミニはバンパーの内側がボディ同色での展開となるようです。
時代を先取りしてしまいました(笑)
ドアミラー開閉時の音(あるある度 ★★☆☆☆)
ミニのドアミラーは電動開閉式。
ボタン一つで開け閉めができる上に角度の調整も手元のスイッチ操作一つでできる優れモノです!
ミラーの開閉時にドアミラー部とミラー土台部分が擦れて「キィィ」という音が鳴ることがあります。
「これはこれでクラシックな雰囲気が味わえていいね!」というオーナー様はこのままで良いと思うのですが、そうでない方は音が鳴らないようにしてあげましょう。
方法としては土台のパーツを交換すれば良いのですが、KURE 5-56のような潤滑剤をミラー部と土台部分の隙間に注入してあげるとお手軽に改善できます!
マフラーがくすむ(あるある度 ★★★☆☆)
ミニのキュートな後ろ姿。前からみた姿はもちろん、後ろ姿が好き!というオーナーも多いはず。
リアバンパーからニョキっと出ているマフラーが排気ガス等の影響で黒っぽくなっているミニを多く見かけます。
そんな時にはピカールのような研磨剤を含んだもので磨いてあげましょう。細かいポイントですが、かなり印象が変わりますよ!
ナビあるある
F系のミニは数多くの車種に装備されている純正ナビ。
標準装備ではないグレードでも数多くのミニにはオプションで装備されている場合がほとんど。
イールでは今まで何度かナビについての記事を公開しており、これを読んでもらえれば便利に使いこなせてもらえるはず。
関連記事:写真で解説!F系ミニのナビを使いこなそう【Bluetoothe/電話/マルチメディア編】
関連記事:【MINI Connected最高かよ!】タッチパネル非対応のF系ミニ純正ナビに救世主現る!
関連記事:【動画で解説】MINIのF系ナビは音声入力でラクラク操作!
しかし、「これはちょっと不便だなぁ…」と感じる、そんなあるあるを紹介します!
ナビ操作がしづらい(あるある度 ★★★☆☆)
これは3ドアハッチバック、5ドアハッチバック、コンバーチブルの3車種でセンターアームレスト装備車限定のあるあるです。
運転中はラクな体勢をとることができ、小物入れ物兼ねており非常に便利なアームレストなのですが、ナビコントローラーとの位置が近い関係で、アームレストにヒジをかけたままナビの操作をしようとすると…
かなり手首を曲げないと操作できません。
アームレストを跳ね上げれば操作しやすくなるのですが、それはそれで面倒ですね…
地図画面のスクロールがしづらい(あるある度 ★★★★☆)
ナビで目的地を設定して、行き先の道のりを確認したい時には地図スクロールをしますよね。
タッチパネル非対応のナビの場合は、地図スクロール操作が一手間かかります…
1.コントローラーのダイヤルを左に倒す
2.出てきたメニューの中から「地図スクロール」を選ぶ
3.コントローラーのダイヤルをスクロールしたい方へ倒す
文字にすると大したことは無いように感じますが、運転中にこの操作をしないとスクロールできないのは、もどかしく感じるオーナーも多いはず!!
ちなみに、地図画面の状態でコントローラーのダイヤルをクルクル回すことで縮尺が調整できるのですが、縮尺を小さくすることである程度先までであれば道のりの確認ができます。
ただし、縮尺を小さくしすぎると壮大な景色になってしまうのでご注意を…
地球は青かった byガガーリン
タッチパッドの文字入力が難しい(あるある度 ★★★★★)
ナビのコントローラーの真ん中にある丸いダイヤル。
タッチパネル非対応のナビには大きいダイヤルがついているのですが、このダイヤルにはタッチパッド機能がついており、目的地を入力する場合などで、文字や数字を入力する時にタッチパッド上に指で文字を書くことで入力ができます。
この機能を知った時には「これは便利だ!すごい!」と思ったのですが、実際に使用してみると…
左手で書くのムズすぎ…
私は右利きですので左手でまともな文字が書けません(笑)
加えて、この小さいタッチパッド上で文字を書くというのが難易度をさらに上げています…
左利きのユーザーであれば便利な機能かもしれませんね!
…と書くとタッチパッドの必要性があまり無いように感じてしまいますが、実は地図スクロールの操作がこのタッチパッドでも可能です!
地図スクロールの状態でタッチパッドの上で指をスライドさせるとスムーズにスクロールができますのでお試しあれ!
ミュージックコレクションに取り込むのが面倒(あるある度 ★★★☆☆)
内蔵されているHDDに音楽を貯めていけるミュージックコレクション。
ミュージックコレクションに音楽を貯めるにはUSBメモリに音楽を入れ、ミニのUSBポートから取り込むという作業が必要です。
PCを使うということから手間に感じるユーザーが多いのか、イールへ新たに入庫してきたミニをチェックしても、ミュージックコレクションは使用しておらず、空っぽのミニがほとんどです。
ミュージックサーバー派よりもBluetooth派が優勢なのかも!?
コレクションという名の通り、自分の好きな音楽をどんどん貯めていけばミニに対する愛着もさらに湧くかもしれませんね!
Bluetoothオーディオの音量が小さい(あるある度 ★★☆☆☆)
便利なBluetoothですが、良いことばかりではなくちょっとだけ不便なポイントがあります…
Bluetooth再生時は他のメディアを使っている時よりもデフォルトの音量が小さくなるようです。
再生ボタンを押しても「あれ?鳴らない?」と思った時にはボリュームを上げてみてください。
ここからがあるあるなのですが、Bluetoothで音楽を聴いたままの音量でラジオなどの他のメディアに切り替えると…
「うっさ!」
…と、ビックリしてしまいますので音量を小さくしてから切り替えをしてください。
充電が遅い…?(あるある度 ★★★★☆)
センターコンソール付近についているUSB端子。スマホを充電するのにうってつけの便利な位置に付いています。
ここで充電をしている方は「あれ、充電が遅いな?」と感じたことはありませんか?
実はここのUSBはミュージックコレクションに音楽を取り込んだり、ミニコネクテッドを使う時にiphoneを接続をする為の通信用USBで、通常のUSB端子と比べて電流が弱いそうです。
もちろん充電はされるので問題はないのですが、もっと早く!という方はそのすぐ近くのシガーソケットでUSB充電器を使って充電してみてください。
ナビのあるあるは以上です。
ミニのナビ操作についてはYouTubeに公開している動画もご覧ください!
当チャンネル中、ダントツの再生回数を誇る人気動画となっております(笑)
MINIライフあるある
最後はミニと暮らす生活の中で感じる色んなことやこんなことをあるあるにしてみました。
給油がスムーズにいかない(あるある度 ★★★☆☆)
納車後のお客様から度々お問い合わせをいただくのですが、「ガソリンスタンドで給油中に途中でストップしてしまう」とのことです。
特に国産車からお乗り換えのお客様が多いように感じます。
給油ノズルの先端にはガソリンが溢れないようにする為のセンサーが付いているのですが、そのセンサーが誤作動をして満タン前に止まることが多いようです。
そんな時には下記の方法をお試しください!
・ノズルの角度を変えてみる
・ノズルの差込みの深さを変えてみる
・トリガーをちょっとだけ引いた状態でゆっくり給油する
バックカメラが映らない!?(あるある度 ★★☆☆☆)
これも3ドアハッチバック、5ドアハッチバック、コンバーチブルの3車種で純正バックカメラ装備車限定のあるあるです。
トランクに荷物を積んだ後にギアをリバースに入れると…
この画面になったことはありませんか?そんな時にはクルマから降り、もう一度トランクを開けて、しっかり目に閉めてください。
トランクが半ドアの状態だと安全上(?)この画面が表示されるようです。
ミニが「トランクをしっかり閉めて〜」と訴えているということですね!
トランクが勝手に開く!?(あるある度 ★★☆☆☆)
こちらはクラブマンとクロスオーバー限定の怪奇現象…ではなくあるあるです。
ハンズフリーでトランクを開けることができるイージーオープナーという機能がついている場合はリアバンパー下に足を入れることでトランクを開けることができます!
とても便利な機能ですが、クルマの後ろを通り過ぎた際に意図せずバンパー下に足が入りトランクが開いてしまうことがあります。
この現象を「うっかりオープン」と勝手に呼んでいるのですが、ショールーム内はクルマとクルマの間が狭い場合が多く、後ろに止まっているミニにドアがぶつかってしまいますので、うっかりオープンの気配を察知した時には慌てて駆け寄ってトランクを閉めます。
何もしていないはずなのにハザードがチカチカ光ったらうっかりオープンの合図です(笑)
押してみたいボタン(あるある度 ★★☆☆☆)
2018年4月に行われたマイナーチェンジ後、数多くのミニに装備されているSOSコールという機能。
運転中にエアバッグが作動するような事故があった場合に自動的に救急や消防機関に通報してくれるという頼りになる機能です。
SOSコールが搭載されているかどうかは運転席上部のココで見分けることができます。
実はコレはスイッチになっていて、押すとパカッと開きます。
ミサイルの発射ボタンみたいな見た目をしており、なんとも押してみたくなるスイッチですが、コレを押すと緊急通報サービスのコールセンターへ繋がる仕組みとなっております。
やっちゃダメ!と言われるとやってみたくなるのが人間の性ですが、コレは非常時以外は押しちゃダメです!
テールランプに虫が入る(あるある度 ★★★★☆)
冷蔵庫のような開き方をするスプリットドアが特徴のクラブマン。重厚で高級感のあるデザインで個人的にも大好きなミニです。
クラブマンのテールランプは他のモデルとは一線を画す横長のテールランプが採用されており、個性的なデザインを際立たせています。
対策前テール(前期テール)
このテールランプなのですが、よ〜くみてみると内部に小さい虫が入っていることがあります。「キミはどこから入ったの?」と尋ねたくなりますが聞いても答えてくれません。
一般的にはこの虫は除去が難しいとされていますが、元整備士の私はある方法を使って除去しています。
1.トランクの内張りを取り外す
2.テールランプを取り外す
3.穴という穴からエアーブローを駆使して虫を吹き飛ばす!
全ての虫を除去できる訳ではありませんが、大体はこの方法で取れています。
ただし、除去しても再発の可能性が高いと思いますので、気になる場合は対策済みのテールランプに交換するのがオススメです。
対策済テール(中期テール)
対策済みのテールランプは淵が黒くなっており、虫の侵入リスクが低くなっております。
せっかく交換するならユニオンジャックテール(後期テール)にしたい!という方は下記ブログをご覧ください!
関連記事:「こんなこといいな、できたらいいな」を現実に!MINIのコーディングがドラ●もん並に願いを叶えてくれる件
ドアミラーにヒビ!?(あるある度 ★★☆☆☆)
運転中に何気なくみているドアミラー。運転席側のミラーをよ〜く見てみてください。
納車後のお客様から「ドアミラーにヒビが入ってしまったので交換したいです…」との連絡をもらったことがあります。
実はこの線を境目にミラーの種類が変わっており、線よりも外側には広角ミラーが使用されております。
後方の視界をよくする為のミニの心づかいということですね!
ETC付きルームミラーが快適♪(あるある度 ★★☆☆☆)
今やドライブには欠かせない存在となったETC。2025年には都市部の高速道路がETC専用化されるとか。
料金所での支払いとお釣りのやりとりが嫌いではない私には少し寂しく感じます…。
それはさておき、F系のミニにはルームミラーと一体型のETCが装備されている場合があります。
今まではグローブBOXや運転席側ダッシュパネルに取り付けられることが多かったのですが、ルームミラーと一体型になったことで車内の限られたスペースを犠牲にしたり、何よりミニのデザインを損なうことがありません!
さらに、ミラーの面積も通常のミラーよりも大きくて後方視界もUP!!
ちなみにこのルームミラーと一体型のETCはE系とF系のBMWと共通パーツです。
1,000万円オーバーの7シリーズと同じパーツがついていると考えるとちょっと嬉しくなりませんか?
追従クルコンが信じられない(あるある度 ★★★☆☆)
前を走っているクルマとの車間を維持してくれるとっても便利なアクティブクルーズコントロール(以下ACC)。
長距離移動の時はもちろん、クラブマンとクロスオーバーのACCにはストップ&ゴー機能(クルマが止まるまでACCがやってくれる&アクセルを踏むとACCが再開される)がついており、一般道でも重宝します。
関連記事:ミニに乗って長距離運転の強い味方!アダプティブクルーズコントロールを動画で解説します!
近頃は様々な車種に普及してきましたが、当店に来られたお客様には初めてACCを体験するという方もたくさんいらっしゃいます。
私も最初はそうだったのですが、使い始めのうちは「クルマがホントに速度や車間を勝手に調整してくれるの?大丈夫?」という声をしばしばいただきますので、「大丈夫です。ミニを信じてください!」と言っています。
ただし、優秀ではありますがACCの機能は絶対ではありませんので常に注意を払ってくださいね。
まとめ
F系ミニのあるあるを紹介しましたが、共感できる項目はいくつありましたか?
あるあるネタブログでは毎回自虐ネタっぽくなっていたり、悪口を書いているようにも思えますが何故シリーズ化しているのかというと、ミニというクルマはこういったポイントも含めて愛せてしまう、類稀な存在だということを伝えたいんです(笑)
実際、数あるブログの中でも上位のアクセス数となっておりますので、それだけ皆様も関心があるということではないでしょうか。
F系のミニは今までにない2度目のマイナーチェンジが発表され、2030年には電動自動車化されるとの発表がされていますが、どんなに新しくなってもローバーミニ時代から続くミニらしさを失わずにいて欲しいですね。
イールはこれからもそんなミニと共に歩み続けて行きます!