MINI ブログ
【MINIライバル比較】ミニクーパーにマニュアルで乗る魅力!
最近マニュアル車(以下、MT)運転してます?
以前のブログでも紹介していますが、日本国内のMT車比率は年々減少してきているようで、現在国産自動車メーカーの新車販売台数のうちMT比率はなんと2%!!輸入車の場合はもっと少なくなるのではないかと思いますが、その中でも新車販売台数のうち10〜20%程度がMTと言われているMINIは圧倒的にMT比率の高いクルマと言えます。やはり自分の意のままにクルマを操る楽しさがMINIのDNAに刻み込まれているということですね。
では他メーカーはMTモデルが無いのかと言ったらそんな事はありません。少ないながらもMTの設定はされています。と言うわけで今回は、新車でMTが買えるライバルとMINIのスペックを比較してみようと思います。
INDEX
マニュアル設定のあるMINIのライバルとは?
そもそもMT設定されている車種が少ないのでライバルを探すのも一苦労です。強いてあげるなら、と言うことであれば下記の車種がライバルと言えるのではないでしょうか。
アウディ S1
ボディサイズや価格帯、エンジンスペックではミニJCWと比較されやすいモデルです。しかし、見た目の厳つさもあってキャラクターとしては全く競合していない気も。。。
フォルクスワーゲン ポロGTI
輸入車コンパクトと言えばフォルクスワーゲンポロを思い浮かべる方も多いのでは。ベースグレードにはMTの設定が有りませんでしたので、スポーツモデルのGTIで比較してみます。
アバルト 500
クラシックモデルを現代に蘇らせたフィアット500はMINIの永遠のライバルと言えるかも知れませんね。しかし、ベースのフィアット500はMT設定が有りませんでしたので、上級スポーツモデルのアバルト500で比較します。
スズキ スイフトスポーツ
国産からはスイフトスポーツ。MINIと同じFFでボディサイズも近く、第2世代のMINI(R系)と同じ1.6Lエンジンを搭載。走り好きの方からはMINIの中古車と比較されやすいモデルです。
マツダ ロードスター
国産からもう一台はマツダ ロードスター。上の4モデルとは打って変わって、純粋なスポーツカーといえるロードスターも比較されやすいモデルです。「全然違うじゃん!」と感じる方も多いと思いますが、新車ロードスターと中古車のMINIは販売価格が近く、特にMINIコンバーチブルと比較検討されやすい車種です。
スペック比較
ライバルとの比較の前に、先ずは現行MINI(F56)と旧型MINI(R56)のスペックを比べてみたいと思います。
※今回はスペースの関係上「One」は記載していません。
■現行型(第3世代 F56)2014年~
|
ミニJCW |
ミニクーパーS |
ミニクーパー |
---|---|---|---|
全長(mm) | 3,874 | 3,860 | 3,835 |
全幅(mm) | 1,727 | 1,725 | 1,725 |
全高(mm) | 1,414 | 1,430 | 1,430 |
排気量 | 1,998cc | 1,998cc | 1,498cc |
最高出力 |
231ps |
192ps |
136ps |
トルク | 32.63kg-m | 28.5kg-m | 22.4kg-m |
燃費 | 14.8km/l | 15.8km/l | 19.2km/l |
新車価格 | 3,980,000円 | 3,180,000円 | 2,660,000円 |
■旧型(第2世代 R56)2007年~2014年
ミニJCW |
ミニクーパーS |
ミニクーパー |
|
---|---|---|---|
全長(mm) | 3,740 | 3,740 | 3,740 |
全幅(mm) | 1,685 | 1,685 | 1,685 |
全高(mm) | 1,430 | 1,430 | 1,430 |
排気量 | 1,590cc | 1,590cc | 1,590cc |
最高出力 |
211ps |
184ps |
122ps |
トルク | 26.5kg-m | 24.5kg-m | 16.3kg-m |
燃費 | 16.3km/l | 17.8km/l | 18.8km/l |
新車価格 | 3,630,000円 | 3,030,000円 | 2,610,000円 |
こうして見てみると、F系のミニクーパーSよりもR系のミニクーパーSが燃費に優れる事が分かります。フルモデルチェンジに伴い排気量が1.6Lから2.0Lへ拡大された影響も大きいのではないでしょうか。
では、ライバルのスペックも見ていきたいと思います。
■ライバル車種
アウディ S1 |
VW ポロGTI |
アバルト 500 |
スズキ |
マツダ ロードスター |
|
---|---|---|---|---|---|
全長(mm) | 3,990 | 3,995 | 3,655 | 3,890 | 3,915 |
全幅(mm) | 1,740 | 1,685 | 1,625 | 1,695 | 1,735 |
全高(mm) | 1,425 | 1,445 | 1,515 | 1,510 | 1,235 |
排気量 | 1984cc | 1,798cc | 1,368cc | 1,586cc | 1,496cc |
最高出力 | 231ps | 192ps | 135ps | 136ps | 131ps |
トルク | 37.8kg-m | 32.6kg-m | 21.0kg-m | 16.3kg-m | 15.3kg-m |
燃費 | 14.4km/l | 15.9km/l | 14.9km/l | 14.8km/l | 17.2km/l |
新車価格 | 4,230,000円 | 3,279,000円 | 2,862,000円 | 1,728,000円 | 2,494,800円 |
ライバルのエンジン排気量はバラバラですが、ボディの全長は全車4m以内に収まっています。
価格的にもスペック的にも、アウディS1はミニJCWと、VWポロはミニクーパーSと、残りの3台がミニクーパーと良いライバル関係と言えそうですね。スズキスイフトスポーツの価格が安いのは魅力的ですが、やはり車格がワンランク低い感じは否めません。ピュアスポーツながらマツダロードスターの燃費が突出しているのには驚きです。が、MINIと比べるとライバルの燃費が劣っている事も分かります。MINIはパワーと燃費を兼ね備えていると言うことですね。
実際にiRにご来店頂いたお客様の中にも、これらのライバルと比較検討される方や、ライバルからMINIへ乗換えをされる方もいらっしゃいます。ですが、スイフトスポーツやロードスターはMINIと比べて見た目も仕様もスポーツカーに寄り過ぎているかも知れませんね。彼女に押し切られてスイフトスポーツからMINIに乗り換えたお客様もいらっしゃいました。やはり老若男女誰からも愛されるMINIのキャラクターはライバルを寄せ付けない魅力があります!
実際に乗り比べた訳ではないので、インプレッションや詳しい解説できませんがそこはお許し下さい。
今回、MINIの競合車種について調べてみましたが、そもそもMT設定のある同クラスの輸入車が少ない事に驚きました。よくMINIと比較されるフォルクスワーゲンのビートルもMTの設定がなくなっているようです。普段当たり前の様にMTモデルの存在するMINIに囲まれているので気付きませんでしたが、やはり世の中からMTはどんどん減っているんですね。
デメリットを解消するミニクーパーのアシスト機能
エンジン回転アシスト機能
発進時にアクセルを吹かさずにクラッチだけで繋ごうとすると、自動的にエンジン回転数を上げてエンストを防止してくれる機能です。エンストせずにスムーズに発進できるほか、渋滞中など低速時はクラッチ操作だけで発進が出来るので非常にラクチンです。カタログにも詳細が表記されていない機能ですが、第2世代の後期以降のミニに導入されています。
ヒルアシスト機能
MTの最大の鬼門、坂道発進をアシストしてくれる機能です。ミニの場合正式名称は「スタート・オフ・アシスタント機能」。上り坂などでブレーキペダルから足を離しても約2秒間はクルマを静止させたままにしてくれます。ブレーキを離してもクルマが後退しないので、慌てずクラッチ操作に集中できます。これで後ろの車にピッタリ付けられていても安心ですね(笑)こちらも第2世代以降は装備されています。
マニュアルのミニを多数在庫中!
現在iRではMTの在庫も増えています。先週から立て続けに2台のMTミニが入庫し、10月7日現在5台のMTミニを在庫中です!
・R56ミニクーパーS:2台
・R56ミニJCW:2台
・R55ミニJCWクラブマン:1台
特にミニクラブマンのMTモデルは中古車市場でも数が少なく希少です。2016年10月時点での全国の中古車のミニクラブマンのMT率は、約6.3%*となっています。新型クラブマン(F54)ではMTの設定自体がなくなってしまいましたので、MTクラブマンの希少性は益々高くなっていくと予想されます。(*カーセンサー参照 自社調べ)
MTが苦手な方でも構える事なく運転できるのがMTミニの魅力です。BMWミニへ乗換えを検討している方は、MTも候補に挙げてみてはいかがでしょうか。是非ともミニのゴーカートフィーリングをMTで思う存分楽しんで頂きたいと思います!
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