もう1つのパークレーン。日本でも発売開始！

イギリス本国ではすでに発売されていたクロスオーバーの特別仕様車「PARK LANE」(以下パークレーン)が、9月7日より日本全国の正規ディーラーで販売が開始されました。4月のジュネーブモーターショーで発表されて以来「それっきり」でしたが、改めて見てみると、他のクロスオーバーには無い特別感は一見の価値有り！というかめちゃオシャレです！今回は価格も発表されている為、ノーマルのクロスオーバーとの金額比較やオプション内容に関しても紹介しようと思います！

今までパークレーンといえば、初代ミニ3ドアハッチバック(R50/R53)の限定車パークレーンでしたが、今回のパークレーンはクロスオーバー(R60)！先代(?)パークレーンの専用カラーは「ロイヤル・グレー」でしたが、こちらは新色＆専用色の「アールグレー・メタリック」。ロンドンのハイエンドなホテルや高級メゾンのブティックも立ち並ぶ通り「パーク・レーン」を再現するには、やはり上品なグレーが1番！といったところでしょうか。ロイヤルグレーよりも深みが有り、より落ち着いた佇まいです。

ルーフ、ミラー、サイドスカットル、専用ストライプ、にはこちらも新色＆専用色の「オークレッド」を配色。主張しすぎない「レッド」なので、アールグレーメタリックの雰囲気を壊さず、且つオシャレなアクセントとして大人なコーディネートに仕上がっています。

アンスラサイトカラーの18インチアルミホイールもアールグレーと相性バッチリ！

もちろん内装もパークレーンの名に恥じぬ特別仕様！シルバーのインテリアサーフェスには、オークレッドのピンストライプが交差する専用デザイン。また随所にさりげなく「PARKLANE」の専用プレートが施されています。今回、シートは標準のままなので、レザーシートは追加オプションとなるようです。写真のようにブラックのレザーシートもいいのですが、おススメは、CABANAシートカバーの“パークレーンタイプ”で、シートをダークブラックかスモークグレーにし、パイピングをルースターレッドにすれば、ボディーカラーとの相性も抜群！(あぁパークレーンばかりで頭が混乱してきたｗ)　統一感が出てより一層オシャレ度が増します。画像のルースターレッドはちょっと赤すぎますが、本当はもっと落ち着いた赤なんです！参考にしてみて下さい。

今回設定された専用オプションは以下の通り。

MINICROSSOVERPARKLANE特別装備
●専用ボディ・カラー アール・グレー・メタリック
●専用オーク・レッド・ルーフ&ミラー・キャップ
●18インチ アロイ・ホイール ターボ・ファン・スポーク
●専用オーク・レッド・サイド・スカットル（クローム仕上げ）
●専用インテリア・サーフェス クロス・ストライプ・グレー
●Park Laneネーム・バッジ（エクステリア／インテリア）
●専用ドア・シル
●MINI ALL4エクステリア
●ランフラット・タイヤ
●マルチファンクション・ステアリング
●スポーツ・ボタン
●バイキセノン・ヘッドライト*
●LEDフォグ・ランプ*
●ホワイト・ターン・シグナル・ライト*
●スポーツ・シート*
●スポーツ・レザー・ステアリング（3本スポーク）*
●レイン・センサー（自動ドライビング・ライト付）*

(* クーパーS、クーパーSDでは標準装備となります)

それでは気になる車両価格を見てみましょう。

調べによると、クーパーD パークレーンには約56万円、クーパーS/SDには約34万円分のオプションが標準で追加装備されているので、この価格差でこのオプションが付いてくるのは魅力的です！また、現在日本導入がストップしている「ガソリン」のクロスオーバー(クーパーS　ALL4)もラインナップに追加されている為、ガソリンクロスオーバーなんで無くなってしもたんや･･･泣！という方にも嬉しいニュースですね。

次期クロスオーバーも噂される中、現行クロスオーバーではおそらく最後の切り札パークレーン。一目でそれだとわかるルックスや、思わず振り向きたくなるパークレーンだけの限定仕様は選ぶ価値有り。初代パークレーン同様、販売終了後も中古車市場で人気の耐えない大人気モデルになりそうです。これは早く実物が見たい！