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【ローバーミニ】モデルの特徴/ケンジントン編【保存版】
ローバーミニ最終モデルの特徴について紹介するシリーズ!第3弾はミニケンジントンを取り上げたいと思います!ミニクーパーの影に隠れてしまいがちなケンジントンですが、その独自の魅力をご紹介致します。
ちなみに前回のおさらいになりますが、97年以降モデルは全部で8タイプ。スタンダードモデルで3タイプ、限定モデルで5タイプあります。
スタンダードモデル | 限定モデル |
---|---|
・ポールスミス・ミニ ・ミニクーパー BSCC LTD ・ミニクーパー 40thアニバーサリー LTD ・ミニ 40thアニバーサリー LTD |
今回はラグジュアリーモデルのミニケンジントンについてご紹介していきます。
ケンジントンの名前の由来
「ケンジントン」はロンドンの高級住宅街の名前から来ています。
ダイアナ元妃が住んでいたことでも有名なケンジントン宮殿もあるエリアで、そのイギリス王室の気品や高級感を感じられる、豪華に仕立てられたミニのラグジュアリーモデルが「ミニケンジントン」です。
モデルの特徴
ボディーカラー&ルーフカラー
ケンジントンのボディとルーフ、ドアミラーはメイフェアと同様にボディ同色です。ちなみに97年モデルで設定されたボディカラーは「ブリティッシュレーシンググリーン」と「ナイトファイヤーレッド」という落ち着きある2色となります。※ヘリテイジコレクションは除く
ホイール
ホイールは12インチの8本スポークタイプが標準装備されています。形はミニクーパーと同じですが、ケンジントンはセンターキャップが「MINI」のロゴになります。(※クーパーには「MINI COOPER」のロゴ)
サイドストライプ
ボディサイドにはピンストライプが引かれています。スポーツモデルのクーパーはダブルストライプですが、ケンジントンは主張しすぎない上品な仕立てとなっています。
バッヂ
メイフェア同様、筆記体で書かれた“Kensington”の文字。
フロントグリル
メイフェア同様ボディとルーフが同色となるケンジントン。グリルもメイフェアと同じ11本タイプ(Mk-Ⅲタイプ)が装備されます。また、2灯フォグランプも装備されますが、スポーツ性よりも豪華さを感じされるのは、ボディーカラーとグリルの組み合わせからでしょうか。
シート・ドア内張り
ケンジントン最大の特徴と言えるのが、コチラの本革シートです。「バーティカル・フルーティング」という縦の溝が施されています。ちなみに「バーティカル・フルーティング」とは、英国の高級車が伝統的に用いてきた様式のこと。
また、ドアにもシートと同じカラーのベージュレザーが貼られ、ドア上部にはウォールナット(くるみ)のウッドドアキャップが装備され高級感を演出しています。このベージュカラーで統一された気品のある室内はケンジントンだけに与えられたものです。
また、カーペットの色はボディカラーに合わせて設定されます(上の写真はナイトファイヤーレッド用)。
車両スペック
※全長×全幅×全高(cm)
型式 | 発売年 | 車輌寸法 ※ | 駆動方式 | ハンドル | ドア数 | 定員 |
---|---|---|---|---|---|---|
E-XN12A |
1997y~ |
307×144×133 | FF | 右 | 2ドア | 4名 |
ミッション | 排気 | 馬力 | トルク | 新車価格 |
4AT | 1300cc | 53ps/5000rpm | 9.3kgm/2600rpm | ¥2,099,000 |
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エンジンは全モデル共通となります。しかしミッションについては、ケンジントンはATのみの設定となっています。この辺りも高級志向のケンジントンらしい特性といえます。キビキビ走れるMTはクーパーとメイフェアに任せて、ケンジントンはATで英国車の高級感を味わう優雅なモデルと言う訳ですね♪
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