MINI BLOG

2020.05.31公開 / 2021.04.30更新

ミニのSUV、クロスオーバーがマイナーチェンジ!ユニオンジャックテール採用に新色追加!

 

2020年5月27日、ミニクロスオーバーがマイナーチェンジ(LCI)されました。

 

今回の注目点は、

・クロスオーバーにもユニオンジャック柄のテールランプが採用されたこと

・フロントグリル、バンパーの意匠変更

・新色の追加

・ピアノブラック エクステリアのオプション設定追加

・デジタル・インストゥルメント・ディスプレイのオプション設定

・ディーゼルエンジンにはAdBlue噴射機能つきSCR(選択触媒還元)システムを採用

 

特にデジタル・インストゥルメント・ディスプレイは先日限定販売されたMINI JCW GPに採用されたもので、ぜひ実物を見てみたいですね。

 

【本国の新型ミニクロスオーバー(F60)のグレードラインナップ】

ガソリンエンジン

One

クーパー

クーパー ALL4

クーパー S

クーパー S ALL4

クーパー SE ALL4

 

ディーゼルエンジン

One D

クーパー D

クーパー D ALL4

クーパー SD

クーパー SD ALL4

 

※現時点(2020/05/31)でのドイツ本国でのラインナップのため、国内導入グレードとは異なる場合があります。

 

その他、変更となった点を現行モデルと比較していきます!

参考:プレスリリース

 

 

最新のクロスオーバーギャラリー

エクスリア

まずは新型クロスオーバーの外観を見ていこうと思います。

 

 

 

今回新たに「セージグリーン メタリック」と「ホワイトシルバー メタリック」の2色を追加。

2色とも落ち着いたボディカラーです。

 

 

 

 

とくに落ち着きのある色合いの「セージグリーン メタリック」は、過去に人気のあった「アイスブルー」や「エメラルドグレー」と同じように、人気のボディカラーとして一気に台数が増えることが予想されます。力強いイメージのあるクロスオーバーですが、このカラーなら柔らかい印象に仕上がるので老若男女幅広い方に乗っていただける色合になりそうです。

 

 

ヘッドライトとフォグランプはLEDを標準装備し、走行中にステアリング操作と連動してヘッドライトの向きを変えてくれるアダプティブLEDヘッドライトがオプションで追加設定が可能となりました。

【丸目】が印象的なMINIの中で唯一丸目じゃなかったクロスオーバーですが、今回のマイナーチェンジでは内側のインナーライトまで四角くデザイン変更。

またヘッドライト周りやグリルなど、通常のクロームパーツ部分をピアノブラックに変更することもできます。黒に変更することでキリッとした目つきになり、よりスタイリッシュに乗りたいという方にはおすすめです。

 

新型クロスオーバー

 

現行型クロスオーバー

 

フロント上部のグリルは、内側のクロームデザインが廃止されシンプルな印象。その分、バンパー下部のラジエターグリルは過去のALL4エクステリアを想像させる力強いデザインに変更されました。

 

新型クロスオーバー

 

現行型クロスオーバー

 

エクステリアで一番の変更点となったのがユニオンジャック柄テールライトの採用です。ブラックシルエットとなっており、ポップになりすぎないデザインが大人な雰囲気のクロスオーバーにマッチしています。

 

インテリア

続いて内装の変更点について触れていきます。

 

 

 

5インチサイズのデジタルメーター「デジタル・インストゥルメント・ディスプレイ」が追加設定となりました。

従来のアナログメーターと比べタコメーターとスピードメーターがシームレスで表示されシンプルな機能デザインとなりました。

なお写真に見える、アルミの削り出しのような新しいデザインのインテリアサーフェスについてはプレスリリースでは触れられていませんでした。

 

 

内装色は「チェスター インディゴ ブルー」と「チェスター モルト ブラウン」が追加設定されています。

写真の内装色は「チェスター モルト ブラウン」で、明るい茶色は室内空間を上品にまとめています。

また全モデルにスポーツ・レザー・ステアリング・ホイールが標準装備となり、触れる頻度が高いハンドルは握り心地の良いレザーに変更となります。

 

まとめ

今回のマイナーチェンジでは革新的に大きく変わったデザインはありませんでしたが、細かい部分の変更と最新デザインをプラスすることで、プレミアムコンパクトSUVとしての立ち位置をより確立した様に感じます。

またディーゼルエンジン搭載車では、先ごろLCIしたクラブマン同様「AdBlue」を採用したことによって、尿素水溶液の定期的な補充が必要となった点は注意が必要です。

 

私としては早く実車を見て、デジタルメーターの使用感や新色として追加された「セージグリーン メタリック」の現色を見てみたいです。