MINI ブログ
ミニのボンネットストライプを剥がしてみました
ミニを飾るアイテムとしては定番のボンネットストライプ(以下、ボンスト)。ローバーミニの時代からあり、スポーティーな印象を演出できる人気のアイテムです。しかし、ボンネットに貼られているため、日差しやエンジンルームの熱に晒されて劣化してくる事も。
ボディは磨けば綺麗になりますが、ボンストはステッカーなのでそうもいきません。そんな時は思い切って剥がしてみるのもアリかもしれませんね。
という訳で、今日はボンストの剥がし方を注意点を交えてご紹介します!
上はストライプを貼った状態のミニクーパーS(R56)の写真です。これでもカッコいいんですが、思い切って剥がしてみましょう。と言っても、いきなり爪を立てて剥がそうとしちゃダメです。しっかり貼り付けられているので簡単には剥がれません。
そこで登場するのがコチラ。
「ヒートガン」です。これでボンストを温めて、粘着力を弱めながら剥がしていきます。ホームセンターで手に入り、安い物だと2,000円程度で手に入りますよ。ちなみにドライヤーでも代用出来ますが、ヒートガンの方が安定して温められます。
では実際に温めていきます。一気に温めると塗装を傷める危険性がありますので「じんわり」と温めましょう。温めの目安は「ボディに触っても火傷しない程度」です。
温めると簡単に剥がれてきます。この時、温めたボディに絶対に爪は立てないで下さい。塗装の表面が柔らかくなっているので、とても傷がつきやすい状態です。
また、一度に全体を温めても直ぐに冷めてしまうので、20センチぐらいずつ作業しましょう。冷めた状態で無理に引っ張ると、塗装が剥がれたり、ボンネットが歪んでしまう事も。
なお、横着しようとしてヒートガンで温めながら引っ張るとボンストが千切れてしまうので、温めては剥がし、温めては剥がしを繰り返しましょう。
剥がした部分は邪魔になるので、丸めながら作業するといい感じです♪剥がした部分がボディにくっ付いてしまうのを防げ、力が入りやすいので作業がし易くなります。
片側だけ剥がした状態です。中々見れない貴重なミニの表情ですね。同じ要領で反対側も剥がします。劣化状態によっては剥がしにくい場合もありますが、だいたい20~30分もあれば剥がし終わります。今回のクーパーSはとても順調で15分ぐらいで剥がし終えました。なお、ひび割れするほど劣化したボンストは剥がすのがとても大変ですので、専門業者に依頼した方が良いでしょう(過去に4時間掛けて剥がした経験が・・・)。
さて、剥がし終わって「はい終了~」とはいきません。ステッカーの跡が残っています。糊と汚れが混じった頑固な汚れで、残念ながら洗車では落ちません。
落とす方法は幾つかありますが、手っ取り早いのはワックス掛け。コンパウンド入りの半練りタイプ(水垢落とし用)がおすすめです。ついでに汚れやすいウォッシャーノズルの周りも磨いています。
ちなみにワックスを掛ける時、円を描くように擦ると磨き傷が残ってしまいますので、一定方向に対し垂直に掛けるようにしましょう。
バッチリ落ちました。とても綺麗に景色が写りこんでいます♪ちなみにワックス以外にも、シリコンオフ(脱脂剤)を使う場合もあります。
左右とも磨き終えれば完了です。作業前よりもスッキリした印象に変わりました♪
このように、意外と簡単に剥がせるボンネットストライプ。iRではご納車時のステッカー剥がしは無料で承っているので「好みのカラーだけどストライプは好きじゃない」と言う方はお気軽にスタッフまで声をかけてくださいね♪
なお、ボディカラーによっては、日焼け跡がうっすら残ってしまう場合もありますのでご注意ください。ブルー系は目立ちやすい傾向です。またクーパーSやJCWは、ターボチャージャーの熱で劣化が早い場合がありますのでご注意下さい。
でも、貼り直し出来るのがボンストのいいところ。ボンストの汚れでお悩みの方は、一度剥がして見るのもいいのでは♪
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