輸入車は高いってホント！？BMWミニの維持費についてまとめてみました

お客様からBMWミニの「維持費」についてよくご質問を頂きます。確かに日本車からの乗換えだと、輸入車は「修理代が高そう」とか「税金が高そう」といったイメージがあるのかも知れませんね。そこで今回は、BMWミニを所有した場合に必要になる年間の維持費について解説したいと思います。

【維持費の主な内訳】

主な維持費としては以上の項目が挙げられます。それでは、各項目ごとの内容と金額を整理してみようと思います。

■自動車税

自動車税はエンジンの排気量によって決まります。

BMWミニは「～1.5L以下」か「～2.0L以下」のどちらかに区分されます。

※第2世代R56ワン前期モデルは1.5L未満の為、税額34,500円となります。

■車検（2年毎）

車検は依頼する工場により価格が変動します。なお当社サービス工場イールメーカースでは、トータル110,140円（消耗品交換など発生した場合は別途加算になります）で承っています（詳しくはコチラ）。

また車検専門チェーン店などの場合、上記の価格よりも安いショップもありますが、BMWミニは専用テスター等の専門ツールが必要なため、正規ディーラーや専門店でないと十分な整備が行えない場合もありますので注意してください。

■法定12ヶ月点検

12ヶ月点検についても車検と同様、ディーラーや専門店での点検・整備を推奨します。なお、12ヶ月点検は法律で義務化とされていますが、受けなくても罰則はありません。しかし可愛いMINIを少しでもコンディションよく走らせる為にも必ず受けて頂ければと思います。なお、イールメーカースでは、12ヶ月点検を25,500円で承ります（詳しくはコチラ）。

■消耗品

※純正オイルは2015年以降は1年に変更

主な消耗品をピックアップしました。交換時期はあくまで目安ですので、これ以上長い場合もあります。

■まとめ

最後に全ての項目を合計して、年間にかかる維持費を算出してみます。

※消耗品については、推奨年で交換するものとします

【現行モデル（F系）】

【第1〜第2世代モデル】

どうですか、結構高い？それとも案外安い？？

消耗品を推奨年で変えている為、少し高く見えるかも知れませんが、ディーラーの場合消耗品は早めの交換を促すケースが多いので、整備の前に本当に必要かどうかしっかりと説明をしてもらいましょう。また、タイヤやブレーキパッドは社外品を使った方が安く上る可能性もあります。

今回はあくまで試算ですのでこの金額が絶対とは言い切れませんが、感覚的には日本車の1.3～1.5倍程度に収まっていると思います。これなら輸入車だからといって構えすぎる必要はありませんよね。

さらにBMWが提供するサービスプログラム「TLC」に加入しておく事でも維持費は抑えられますので、新車購入を検討されている方にはオススメです。

上記の費用の他にもクルマを保管するための『駐車場代』や『任意保険料』もかかってきますが、これは国産車も同じですね。

また、故障した際の修理代については修理箇所によるので一概に明記できません。ですがBMWミニの場合、きちんと点検をして消耗品も交換していれば、重大な故障が起きる心配はあまりないといえます。仮に4年乗って、1回故障で修理に12万円掛かったとしても、年間で見れば3万円という事になります。

ただ、MINIは掛かるお金以上に「感動」や「楽しみ」を与えてくれるクルマです。金額ばかりを気にするのではなく、MINIのある暮らしを楽しんで頂ければ嬉しいです。所有しているだけでワクワクできるクルマって素敵ですよね♪