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まだ間に合う!?世田谷ナンバーになる前に知っておきたい事
※画像はイメージです
11月17日(月)より始まる新ご当地ナンバー。導入初日となる11月17日には、【世田谷ナンバー】の導入記念として世田谷区役所の中庭にて、区民の方の車輌8台を対象とし、品川ナンバーから世田谷ナンバーへの交換セレモニーを行うという盛り上がり。全国に追加される新ご当地ナンバーやその詳細については以前のブログ「ご当地ナンバーにまつわるエトセトラ」でも紹介しているので、こちらをご覧下さい♪
そんな中、該当地域でクルマを所有されている方や、これからクルマの購入を考えている方から「知らなかった」「詳しく知らない」というも声、そして「世田谷ナンバー不要、反対」といった声も。
そもそもなぜ追加するのか?なぜまだ知らない人がたくさんいるのか?そしてなぜ反対の意見が出ているのか?を、【世田谷ナンバー】にフォーカスを当てて説明いたします。
なぜ世田谷ナンバーが必要なのか?
前回のブログでも触れている通り、なじみのある地域名を付ける事で地域振興や観光振興として盛り上げていきましょうと言うのが国土交通省の狙い。それに加えて世田谷区が新ナンバーの導入により活性化する!と謳っているのが
- ・運転マナーの向上
- ・世田谷に対する愛着心と誇りが高まる
- ・シャッター街となった商店街の活性化
- ・孤独死の予防につながる
- ・・・・ん????ちょっとこじつけのような気もしますが・・・ちなみに新ナンバーのメリットとして、ナンバープレートとしての組み合わせが増える為、『…1』や『77-77』といった抽選選考となる希望番号が交付されやすくなるといったメリットがあります。他に、高級住宅街のある世田谷に住んでいるという自慢が出来るといった意見も有りますが・・・
- これは果たして万人に対してのメリットなのでしょうか?
なぜまだ知らない人がいるのか?
答えは簡単。世田谷区が大々的に公表していないからです。世田谷区の推進団体や商店会を中心に周知活動をしている為、一般区民への周知はあまり行われていません。更に、世田谷ナンバー導入の賛成・反対のアンケートも一般区民へ向けて行われていないという疑惑も有るようです。
なぜ反対の意見が出ているのか?
不当な理由で世田谷ナンバーの導入。そして世間への周知もせず独断で導入決定!?と、ここまで来ると反対の意見が出ても当然、納得の結果ではあります。更に、これらとは別に一番の問題として挙げられているのが個人情報・プライバシーの侵害です。世田谷ナンバーの該当地域は世田谷区のみです。また、導入後は品川ナンバーと世田谷ナンバーを選択することは出来ません。つまり、世田谷ナンバーを付けたクルマは、みんな世田谷に住んでいる(使用の本拠地がある)という事になります。街で見かけた芸能人のクルマが世田谷ナンバーなら、住所をある程度特定できたり、世田谷の住民をターゲットにした不正調査や風評被害、そして犯罪などが起こった場合、「わたしは世田谷住民です!」と公表しながら走るのはいかがなものでしょう・・・個人情報保護のこの時代とは少し外れた政策のような気もします。この政策にはなにか世田谷区長の「下心」があると噂されているとか・・・
いかがでしたでしょうか?新しいナンバーに対する期待や新鮮さはありますが、こういった背景を理解しておいても損は無いはず。しかし、世田谷ナンバー交付は既に決定事項。これからクルマを購入される方で、どうしても「品川ナンバーがいい!」という世田谷にお住まいの方は、品川ナンバー管轄エリアに引っ越す(使用の本拠地を移す)か、世田谷ナンバー交付前に品川ナンバーを付けるしかありません。iRであれば10月いっぱいのお申し込み&BMWミニであれば(※)、まだ品川ナンバーに間に合います!「どうしても。」とお考えの方。決めるなら、今でしょ?(←古いかなw)
(※)ローバーミニは納車整備にお時間を頂いておりますので、今からの受注でも11月17日以前の納車は出来ませんのでご了承下さい。