MINI ブログ
【新入社員紹介】UKパンクロックと英国をこよなく愛する元メカニック
ミニ中古車専門店 iR(イール)のブログをご覧の皆様はじめまして!
2020年7月よりiR世田谷に仲間入りをしました『堀口 正人(ホリグチマサヒト)』と申します。
今回は自己紹介と共に、なぜ数あるシゴトの中からクルマ屋を選んだのか?星の数ほどある中古車販売店やMINI専門店の中からiRを選んだのか?ということについて書かせていただきます。
小さな頃から好きだったクルマ
出身は埼玉県の山が多い地域。最近はベッドタウン化しアパートやマンションが次々と建設されているのですが、最寄駅には自動改札機が導入されていないという程よい田舎町です。スターバックスはありません。
家族構成は父母姉と祖母です。クルマがないと生活が難しいエリアで、私が免許を取得したばかりの頃は家族それぞれ合わせて5台の車を所有していました。
父はニッサンのサファリというSUVに乗っており、家族でのドライブや、父の故郷である北海道への帰省は良い思い出です。
夜中の高速道路を走っている時や、大洗のフェリーターミナルで車を積み込んで海を渡った記憶は今でも残っています。
そんな影響で幼少期よりクルマが大好きで、両親の話によると物心が付きはじめた頃からひたすらミニカーで遊んでいたそうです。
そして、小学生時代にはミニ四駆に情熱と全てのお小遣いを注いでおりました。
ミニ四駆は何度かブームの時期がありますが私の場合は恐らく最も大きなブームだった爆走兄弟レッツ&ゴー!!でお馴染みの第2世代です。
当時はインターネットが一般的に普及していませんので、雑誌(コロコロコミック)やテレビ番組(タミヤRCカーグランプリやTVチャンピオン)などの情報を頼りに速いマシン作りに励んでおりました。
ミニ四駆から足を洗ったあとは様々なレースゲームをプレイする生活を送るようになるのですが、中でも好きだったのがレーシングラグーンというソフトで、世にも珍しいRPG×レースゲームといったスタイルで舞台は夜のヨコハマ。
このゲームの特徴の一つが、カスタムの自由度がとても高いこと!例えば軽自動車のエンジンを大型トレーラーに搭載することなどができ、実際に走らせてみると亀と同等の加速を体感することができます(笑)
ゲーム内に登場するクルマも国内外の様々な車種があり、その中にはクラッシックミニ(ゲーム内ではmicroという名前)もありますので、スカイラインGT-Rのエンジンを搭載し、ツインターボを4つ程装備した常識では考えられないモンスターMINIでライバル達をぶっちぎっていました。
この頃から将来はクルマをイジる仕事に就くんだとイメージするようになり、高校卒業後には専門学校へ進学し整備士免許を取得。
就職活動の際には様々な企業の面接を受けましたが、結果的には全国展開しているカー用品店でメカニックとして働く事となりました。
当時所有していたはじめてのマイカーは、学生時代に買ったスズキのセルボモードという軽自動車。NAだったのでエンジンパワーこそ非力ながらMT車の為、楽しく運転していた記憶があります。
ミニ四駆を改造しまくっていたDIY精神から、ノーマル状態のクルマに乗ることに耐えられず、内装やステアリングをウッド製の物へ変更。シートは上級グレードのレザーシートへ交換するなどいたる所をカスタムしました。
毎日汗とオイルにまみれながら働いていたのですが、ちょうどその頃クルマ以外にも興味が出てきたものがあり、それが音楽でした。
ブリティッシュロックと上京物語
音楽には色々なジャンルがあるのですが、私はブリティッシュなロックをこよなく愛しています。
The Dead 60s
Hard-Fi
勝手に紹介しちゃいますが、このThe Dead 60sとHard-Fiは私が最も音楽活動に力を入れていた時期にデビューしたバンドです。紹介した2曲だけではわかりづらいかもしれませんが、どちらも現代では珍しい「志」を持ったバンドで、今でも大好きなアーティストです。
様々な音楽に触れているうちに『自分でもロックしたい!』という思いが強くなりバンド(ドラム)をやることになりました。
何事もカタチから入るタイプの私は、バンドやるならトーキョーでしょ!と思い、地元の埼玉を飛び出し、パンクでロックな上京物語が始まります。(埼玉の場合でも上京と言っても良いのかわかりませんが…)
バンド活動の傍らでは腕時計を扱うショップでアルバイトをしていました。
実店舗は構えておらず、インターネットショップでの販売でしたのでお客様と直接お会いすることはなく、メールか電話での対応となります。
対面をしない接客では普段以上に丁寧な文面や言葉遣いが求められますので、そういった部分には特に気をつけていました。
ただ、当時はド金髪のバンドマンだったので、お客様は丁寧なメール対応をしている店員が、まさかそんなド派手な風貌だったとは想像できなかったことでしょう(笑)
音楽活動の糧となるべく色々なアーティストを聴くようにしていたのですが、好きなバンドのバックグラウンドなどを調べているうちに、気づいたときにはファッションも音楽もイギリスまみれ、部屋の中はユニオンジャックだらけなイギリスかぶれになっておりました。
もともとクルマが好きだった人間がイギリスの文化へ興味を持ったら…MINIに興味を抱くのは当然の結果でした。
iRとの出会い
数年の時を経てバンド活動も落ち着き、それまで続けていたアルバイト生活から抜け出すべく、本当に自分がやりたいこと、好きなものは何だろう?と自問自答した時に真っ先に思い浮かんだのが…小さな頃から好きだったクルマでした。
イギリスが好き。クルマが好き→MINIだ!
それに気付いてから仕事を探しはじめたある日、私の目に飛び込んできたのがiRのホームページでした。
洒落たショールームに並んでいるのは昔から憧れていたあのクルマ。
41年間もの間、基本的な構造を変えることなく生産され続けたクラシックミニ(ローバーミニ)。
開発当時はそれまでに無かった革新的なデザインのクルマ。
そのクラシックミニを現代のニーズに対応するべく進化させたBMWミニ。
今までのミニらしさを受け継ぎつつ、今の時代に合わせてアップデートする。
せっかくならクラシックミニとBMWミニの両方に触れることのできる環境で働きたいと思う私にとってはうってつけの環境でした。
クラシックミニのように時代をも変える革新的なアイデアと、BMWミニのように常に変化と進化をし続ける向上心。
そんなMINIマインドを胸に、私にとってのLIFE WITH MINI(WORK WITH MINIかな?)がスタートしました。
MINI LIFEをサポート致します!
iRはクラシックミニとBMWミニを並行して取り扱っており、国内でも有数の在庫台数と販売台数を誇るショップです。
MINI専門店ということからMINIに詳しいお客様と接する機会もあるかと思います。
初めてMINIに乗ろうとしているお客様、初めてのマイカーを買おうとしているお客様もいるかと思います。
私たちスタッフからしてみれば、お客様へ納車をしたタイミングがゴールだと思いがちですが、お客様にとっては納車のタイミングがスタートのタイミングです。
単なる営業スタッフではなく、元メカニックという経験を活かしてご納車してから始まるお客様のMINIライフをあらゆる面からサポートできるように、MINIのプロとしての専門知識を得るべく日々是精進でございます。
ショールームへお越しの際はお気軽に声をかけてください!
P.S.このブログに貼り付けてある動画のバンドにピンと来た方からのバンドのお誘いもお待ちしております。