MINI ブログ
【ミニコンバーチブル】幌が壊れて閉まらない時に手動で閉める方法(画像付解説)〜R57編〜
前回に引き続き、ミニコンバーチブルの幌が壊れた時の、手動での閉め方【R57編】をお届けします!
なお、第3世代(F系)と第2世代(R系)の作業手順が違うので、第3世代(F系)の手動での幌の閉め方は、コチラをご覧ください。
関連ブログ:【ミニコンバーチブル】幌が壊れて閉まらない時に手動で閉める方法(画像付解説)〜F57編〜
INDEX
手動に切り替える
まずは工具を使って電動から手動に切り替えます。
そこで手動で幌を閉めるために必要な工具は六角レンチ(アレンキー)とドライバーです。
工具をお持ちの方はご自身の工具箱からご用意ください。
車載工具の場所
ラゲッジルームフロアの下にある写真と同じコンプレッサーなどが収納されている車載工具セットを見つけてください。
工具キットを取り出します。
使う工具は六角レンチ(アレンキー)とドライバーです。
ラゲッジルームライトを取り外す
ラゲッジルームの左側トリム(助手席側)にあるルームライトをマイナスドライバーを使って取り外します。
写真のようにマイナスドライバーで、手前側から奥に押すと簡単に外れます。
接続されているコネクターを外しますが、ライト(電球)が非常に熱くなっている場合があるので、火傷に注意してください。
電動から手動に切り替える
ライトを取り外した穴をのぞき込むと・・・。
給油マークが付いている緑色のワイヤーは、引っ張ると給油口のロックが解除できます。
その奥にある金色のスクリューをマイナスドライバーか六角レンチで反時計回りに約1回転半回します。
結構奥まった所にあるので、自身で長めのマイナスドライバーなどを用意しておいた方が良いです。
これで、電動(油圧?)から手動に切り替わりました。
ソフトトップロックを解除して、ソフトトップを閉める
いよいよソフトトップを持ち上げる作業工程に入ります。
ソフトトップロックを解除する
ルーフトップの付け根部分に、六角ボルトがあるので、緩めて外します。
ルーフトップの付け根は、後席のすぐ横にあります。
カバーを取り外します。
細いマイナスドライバーで写真の箇所をこじると簡単に外せます。
固定スクリューを2本取り外します。R系の固定スクリューは短く2本共同じ長さです。
車載工具の六角レンチ(アレンキー)では上手く回せないため、ビットドライバーを用意しておくと良いです。
運転席側も同じようにソフトトップロックの解除を行います。
ソフトトップを持ち上げる
モーターの抵抗なのか、油圧の抵抗なのか分かりませんが、動きがかなり重いので、2人で左右からバランス良く持ち上げていきます。
この辺りで一度止めます。前後のバランスが悪いと、ソフトトップの重みで勝手に閉まったり開いたりするので、注意が必要です。
両側のソフトトップロックの土台を外し、閉める
先ほど固定スクリュー2本を取り外したソフトトップロックの土台を取り外すために、車内からソフトトップの中央フレームにあるカバーを取り外します。
写真の矢印箇所に六角レンチ(アレンキー)を差し込み回します。
回す時は必ず上方に押し込んでから回します。
押し込む。
時計回りに回すと・・・。
ロックが開き、
土台がとれます。
ソフトトップを閉め、サンルーフを閉じる
ソフトトップのピンを、フロントウィンドウ上部に差し込みます。
車内のルーフ中央部を六角(アレンキー)で反時計回りに回してソフトトップをロックします。
最後にサンルーフを閉める
さらにそのまま反時計回りで回していくと、サンルーフが閉まっていき、閉まり切ったら回すのが硬くなるので、そこが終わりの目安です。
まとめ
以上が第2世代コンバーチブル(R系)の幌を手動で閉める手順になります。
実は第2世代コンバーチブル(R系)の幌を手動で閉めるのは2回目でして、先週の第3世代(F系)を手動で閉めるより楽でした。
ただ、今回困った現象が起こり、大変苦労しました。
それは、左右のソフトトップがロックされている土台(スクリュー2本を外す作業の部分)を取り外したあと、トランクのドアを閉めたら開かなくなりました。
壊してしまったのではないかと、ものすごく焦りました・・・。
原因を探ってみると、土台を外すとトランクが開かなくなるようでした。
予想ですが、土台が付いている部分にセンサーなどがあるのではないかと思います。
トランクを途中で閉めてしまったりして、再度開けたいときは土台を取り付けてください。
ミニコンバーチブルの幌が壊れている人に、このブログを紹介してあげたら、きっとヒーロー扱いされると思うので拡散してください!!!