MINI ブログ
【新旧画像で検証】NEWクラブマンのマイナーチェンジ(LCI)で変わったのはスバリここでしょう!
今週から東京ビックサイトでは「第46回 東京モーターショー」が開催されているようですが、今回は出展する海外メーカーが少なく、我らがBMW MINIも出ていないという寂しい状況です。
そんななか発売開始から4年を迎えた第3世代MINIクラブマンがマイナーチェンジ(LCI)をし、2019年10月2日から全国のMINI正規ディーラーで発売を開始しました。
と言うことで、展示車両がデリバリーされたという情報が入ったので、いつもiR:イールの納車前整備をお願いしている、MINI世田谷さんにお邪魔して写真を撮らせてもらいました。
取材したのは
そう!
私です!!(阿部です)
きちんと電話でアポ取って写真を撮らせてもらいました。
INDEX
LCIモデルとの変更点
ミニクラブマンといえば観音開きのバックドアを備えるオリジナリティと実用性を両立したモデルです。
2代目となるクラブマンは、2015年11月に国内販売を開始し、2016年4月にクリーンディーゼルを追加設定されました。
従来型では燃費に優れているため、ディーゼルモデルが売れ筋となっていました。
(左)インディアン・サマー・レッド・メタリック(新色) (右)ピュア・バーガンディー・メタリック(廃止色)
新型パワートレーン
ラインナップは、
ワンとクーパー = 1.5L 3気筒ターボ
クーパーSとクーパーS ALL4、ジョンクーパーワークス = 2.0L 4気筒ターボ
となっています。
今回のマイナーチェンジでは、ガソリンエンジンモデル(ワン・クーパー・クーパーS)のトランスミッションがトルコンATから7速DCT(ダブルクラッチトランスミッション)を採用。ガソリンエンジンは新しい仕様のものが搭載されているようですが、スペック(最高出力/最大トルク)に変更は無いそうです。
2020年発売予定のディーゼルモデル(クーパーD、クーパーSD)は2.0L 4気筒ターボとなるようです。
ディーゼルエンジンの
「クーパーD」「クーパーSD」
ガソリンエンジンの
「クーパーS ALL4」「ジョンクーパーワークス」
は、従来通り8速ATを搭載しています。
7速DCTと8速ATともに電子制御式のシフト・ショートノブを採用して操作性も向上しています。
(左)新型の電子制御式のシフト・ショートノブ (左)従来のシフトノブ
運転支援システム
全モデルに単眼カメラ方式の「前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ」や「8.8インチワイドディスプレイのナビゲーションシステム」を標準装備。また、前走車との車間距離を自動で調整する「アクティブクルーズコントロール」は、ワン以外の全モデルに標準装備となりました。
ヘッドライト
(左:新型 右:旧型)
LEDヘッドライトのデイライトが完全なリング型に変更されたので、ミニクーパーならではの「丸目」のイメージがより強調されています。(展示車なので光らせることができませんでした・・・)
テールライト
また、LEDリヤコンビランプのデザインがユニオンジャックのコンセプトが採用されています。(バッキンガム・クーパーS・クーパーSD・クーパーS ALL4は標準装備)
(左:新型 右:旧型)
スモール&フォグ
(左:新型 右:旧型)
新型(左)はスモールが外側円で点灯します。旧型(右)は上半分がスモールで、新旧共に下半分がフォグになっています。
フロントグリル
「クーパーS」「クーパーSD」「ジョンクーパーワークス」のグリルは内部のメッシュ部分が拡大し、少し前方に張り出してます。
(左:新型 右:旧型)
「ワン」「クーパー」「クーパーD」のグリルはメッキ水平フィンの領域も拡大され、クラッシックミニを彷彿させるルックスになりました。
フィンの本数が3本からバンパー下まで拡大し6本に増えています。
(左:新型 右:旧型)
MINI YOURS
MINI YOURS(ミニユアーズ)は、ワンランク上のオプションブランドで、製法や素材、デザインを妥協することなく追求しています。そして、特別なボディカラー(エニグマティック・ブラック・メタリック)やレザーシート、インテリアトリム、専用フロアマット、2トーンの18インチアロイホイールが装着されます。
MINI YOURS ブリティッシュ・スポーク 2トーン
ボディカラー/エニグマティック ブラック メタリック
ボディカラー
新色の「MINI YOURS エニグマティック ブラック メタリック」は、ブラックを基調としながら幾層にも塗料を重ねることで、見る角度や光の反射によってダーク・ブルーにもなる、特別な色調のカラーです。一部で書かれていますが、「ラピス・ラグジュアリー・ブルー・メタリック」の後継色となるようです。
また、クラブマン専用色「インディアン・サマー・レッド・メタリック」が新しく追加され、「ピュア・バーガンディー・メタリック」が廃止となりました。
ドアミラーキャップ
ドアミラーキャップが、球状から角ばったシャープな形状に変更され、空気抵抗を低減しています。
(左:新型 右:旧型)
スピーカー
ドアスピーカー
(左:新型 右:旧型)
センタースピーカー
(左:新型 右:旧型)
写真で一目瞭然。スピーカーがメッシュの隙間から見えるので、サウンドがダイレクトに響きそうです。
MINI SOS コール/テレ・サービス
新型のクラブマンは全グレードで標準装備になりました。
エアバックが展開するような事故に時は、自動で救急や消防に通信をしてくれて、特定可能であれば位置情報も共有してくれます。
また、手動での発信も可能で、コールセンターにつながり通話で助けを求める事が可能になっています。
まとめ。というより感想
今回のマイナーチェンジは、私は好きです。
デイライトが1周の円で点灯したり、スモールも同じく円で点灯したり。
旧型で中途半端な感じだったのが完成されたって印象です。
テールレンズがユニオンジャックコンセプトになっているのが、個人的には1番「アリ!」の部分でした。
最近の事故などや世の中の流れなのか、「前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ」が標準装備になり、「MINI SOS コール」も標準装備になったのも良いと思います。
でも、その分お高いんじゃ・・・?
「安心してください!そんなに高くないですよ!」
ジョンクーパーワークスはさすがに高く、前型の新車価格より30万円くらいアップしていますが、それ以外のグレードは8万円~17万円しかアップしていません。
その金額で安全性能が標準装備されているのであれば、十分「買い!」になると思います!
あれ?こんなブログ書いていたら、新車ばかり売れちゃう・・・?
社長に怒られるかも!?