MINI ブログ
車検場ってどんなとこ?
みなさまこんばんは。
今日は、車検を取得するのにどんな検査をしているかご紹介します!
たまーに出てきていましたが、今日はこれをメインに。
まず、車検を取るには
・ディーラーや整備工場などにお任せする
・自分で車検を取得する(ユーザー車検)
と、大きく2つに分かれます。昔はユーザー車検はなかったんですよ。
そして、ディーラーや整備工場にも種類があります。
認証工場と指定工場です。
・認証工場は、分解整備等をしたあとに陸運支局の車検ラインを受ける必要があります。
・指定工場は、整備工場の中に車検ラインと同じ設備を設けていているので、書類だけで
車検の取得ができます。ディーラーなどはこの指定工場の場合が多いですね。
では、その車検ライン(検査場)とは一体どんなものなのか?
それでは最初からいってみましょう!
検査場は陸運支局の中にあります。管轄の陸運支局へ行くのが一般的ですね。
まずは、検査する日に予約をします。
一日4つの時間帯に分かれていますので、ご希望の時間を予約。
当日に陸運支局へ向かいます。
陸運支局へ到着したら、受付で予約と書類の確認をしてOKが出たら車検ラインへ。
車検ラインに並んでいると、検査員がやってきます。
ヘッドライトなどの灯火装置が全て点灯するか?ホーンは鳴るか?ワイパーや
ウォッシャー液は出るか?などをチェック。フロントガラスにフィルムが貼ってないかも
チェックします。ここでマフラーが変わっていると、音量チェックや、車高が低いと
最低地上高のチェックも行います。ひと通りチェックが終わるといざ車検ラインへ!
まずはサイドスリップ検査。
これはタイヤが右や左など極端に向いていないかをチェックするのです。
下の黄色ラインに合わせ真っ直ぐまっすぐ・・・・
OKだと、前方の黒い車の上にある掲示板に「サイドスリップOK」と出ます。
次はスピード検査。
メーターの表示と実際の表示に誤差がないか確認です。
ホイールを変えてる場合は実際の速度と違う場合がありますのでご注意を。
40kmでパッシングです。
スピード検査が終わると、そのままヘッドライトの点検です。
こちらも右に向きすぎてないか?左に・・・と既定値に収まっているか検査します。
こちらも左右のライトが問題なければ「◯」が出ます。
次にブレーキ検査。
ちゃんと制動力があるかどうかのチェック。
スピードとヘッドライト、ブレーキはこの場所でいっぺんにできます。
ちゃんと音声と掲示板で指示してくれるので落ち着けば大丈夫です。
ちなみに規定値に入ってないと「X」が出ます・・・・
スピードテストにライト、ブレーキに駐車ブレーキの順です。
無事に「◯」が4つ!よし!
次は排気ガステストになります。
機械をマフラーの中に入れて、しばらく待つと・・・・上記写真のように「◯」が2つ。
これで機械をマフラーから外します。
もうすぐ出口!ですが、最後のテストがあります。それが下回り検査。
穴のあいた通路に停めていると、掲示板に指示が。
左右や前後に車を揺らしてどこかおかしな場所がないかチェック。
そして、色々な場所をコンコン叩いて緩んでないかもチェック。
もちろんオイル漏れなどがあると「X」が・・・・。
ちょっとタイミングが悪かったですが、「◯」ですよ・・・ちゃんと。
これで車検ラインは無事終了です。
機械で用紙に印字したものと必要な書類を左のBOXにいる検査員に渡し、最終チェック。
大丈夫であれば、受付に一式提出して車検が無事継続となります。
昔は自動ではなく、スピードテストなどはスイッチがぶら下がっていて、ボタンを押してました。
今もそのラインは大型車や自動コースへ入れない車などのコースで使われています。
イールに並んでいるミニで車検が切れている場合や、車検が近い場合は車検取得してからの
お渡しとなります。その場合は整備して車検ラインを通過するので、まず一発合格!
オーナー様へ安心してお渡しできるようにしております。
新しいナンバーを取得して終了となります!
何回行っても緊張するんですよね。整備してあるから大丈夫なのですが、
検査とかテストとかって昔から苦手でして・・・・。
無事に終わったときは胸を撫で下ろします。
イールにあるミニの中古車で車検のないミニはこうやって車検を取得しております。
こんどは整備の場面もご紹介できればと思っていますのでお楽しみに!
さぁ安全運転でお店まで戻るとしましょうか。