MINI BLOG

2022.10.08公開 / 2022.10.08更新

【MINI×Paul Smith】ポールスミス氏が手掛ける現代のミニクーパーとは!?

 

2022年10月7日(金)から10月12日(水)まで、ミニとポールスミスのコラボイベント【MINI×Paul Smith in 東京】が表参道にて開催中。

ミニ3ドアクーパーSE(日本未発売)をベースにした「MINI STRIP」、ローバーミニ ポールスミスを電気自動車化したモデル「MINI Recharged」の2台が展示されています。

 

自動車製造におけるサスティナビリティを目標に、「シンプルさ、透明性、持続可能性」をテーマに作成された今回の2台。

 

先日イール取材チームも展示会に参加してきたので、今回はイベントレポートをご報告致します。

 

 

 

会場到着!

 

表参道の街並みに佇む今回のイベント会場

会場:BA-TSU ART GALLERY(東京都渋谷区神宮前5丁目11−5)

 

大きなMINIとPaul Smithのロゴでお出迎え!

 

中に入るとポールスミスブルーとオレンジの配色でお洒落な空間になっています!

 

2階にはカフェラウンジを併設 ※事前申込者専用

 

パネル展示ではMINIデザイン部門責任者オリバー・ハイルマーとポールスミス氏との対談の様子が展示されます

 

MINI STRIP

とまぁ前置きはこの辺に・・・お待たせしました!

まずはミニ3ドア(F56)クーパーSEをベースにしたコンセプトカー「MINI STRIP」から見ていきます!

持続可能性を前面に打ち出したモデルで、驚くことに外装の塗装はなし。

インテリアも多くのパーツが省かれスパルタンに、サスティナビリティを追求しています。

 

ただでさえシンプルな現行型ミニ3ドア(F56)をベースに、更にシンプルにまとめられたユニークな外装デザイン。

 

ボディには工場で研磨した跡がわざと残されていました。

 

ボンネットには立体的なPaul Smithロゴ。

 

樹脂フェンダーは再生プラスチックを使い3Dプリンターで作成。パーツを止めるパッチはイエローがアクセントとなっています。

 

ドア内側にはポールスミスを代表するシグネチャーストライプが!

 

インテリアの主要部分にはコルクやゴム、再生プレキシガラスなどのリサイクル可能素材を採用。

見たところスピードメーター含め、計器類は一切なし!

 

ただ、オフィシャルで公開された写真には、運転席前のインテリアサーフェスにあたる部分にPaul Smithロゴが浮かび上がっている為、ここがデジタルディスプレイになる・・・!?

F系ミニのアイコンでもあるインテリア中央の大画面ディスプレイも無し。ここにはスマホを固定するための機構のみ!

 

全てリサイクル可能な素材で成形されたニット素材のシート。フロアやドア内張は剥き出し状態。ポールスミスブルー(?)とオレンジベルトのコントラストコーディネートはさすが!

 

ルーフ全体が大型のサンルーフ(!?)となっており、インテリアはとても明るく表現されています!

ここまで大胆に遊べるのはコンセプトカーの醍醐味!もはやアート作品の域でした。

 

MINI RECHARGED

次に、1998年に販売していたローバーミニの限定車 ポールスミスミニをベースにした「MINI RECHARGED」を見ていきます!

オリジナルを電気自動車化したこちらのモデルは外装はそのままに、インテリアでは革新的なデザインを見ることができました!

また、オリジナルエンジンやパーツなどはきちんと保管しており、いつでも前の状態へ戻すことが可能とのこと。

 

何度見ても可愛いポールスミスブルー!

 

美しい状態が維持され会場にいる多くの人たちの目が釘付けでした!

 

エンジンルームを開けていただくと…

 

電動モーターにコンバートされたエンジンルームには、ポールスミス氏直筆のサイン!

 

本来スペアタイヤが車載されているリアトランクには駆動モーター用の大型バッテリーが鎮座

 

インテリアは徹底的に装飾を省いた無骨な設計

 

イエローとのコントラストが美しいセンターメーターの文字盤中央には、小さなデジタルディスプレイが!?

センターコンソール下に突き出した無機質なアームは「スマートフォンホルダー」

 

シートデザインはオリジナルのポールスミスミニと同じパターンを採用していますが、素材はニット素材に包まれ、リサイクルが可能

 

シフトノブも専用デザインへ変更されていました。

トグルスイッチは表示から見るにシートヒーターでしょうか。

 

まとめ

機械構造やデザインに興味がある私からすると非常に楽しめたイベントでした!

普段見る事ができないミニの内側を知る事ができ、またそれをデザインの一つとして捉えるMINIとポールスミス氏のセンスには脱帽させられました…

特にベルトに使われていたオレンジやシトラスグリーンのアクセントカラーの使い方がなんとも秀悦。

MINIだけでなく、ファッションに興味がある方など、様々な方が楽しめるイベントとなっております。

イベントは10月12日(水)まで、展示観覧自体は予約不要なので、お時間のある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

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