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MINI BLOG

MINI ブログ

MINI Blog

2020.11.27公開

2020.11.27更新

MINIの代名詞『ゴーカートフィーリング』って何?素朴な疑問を紐解いてみます!

 

突然ですが、『ゴーカートフィーリング』という言葉をご存じでしょうか?

iRのブログを訪れているMINIファンの方なら一度は耳にしていると思いますが、ミニのドライブフィールを表すのによく使われている言葉です。言葉の意味を直訳すると「ゴーカートのような感覚」という事になりますが、この言葉は多くの雑誌やメディアでもインプレッションの際に多用されているように思います。

 

では、この『ゴーカートフィーリング』ってどんな感じでしょうか?

何をもってゴーカートなんだろう?そもそもゴーカートの感覚ってどんな感じだろう?

今回は、そんな素朴な疑問について考えてみたいと思います。

 

 

 

そもそもゴーカートとは

一般名称として定着している「ゴーカート」。「カート」と同義語と思っていいと思いますが、実は商標登録されているそうです(ツナ缶とシーチキン的な関係かな)。

遊園地にも簡単なゴーカート場があったりしますが、サーキットを走るレーシングカーの一番入門的なカテゴリーと思っていただけるとイメージしやすいと思います。

 

画像参照:Wikipedia

 

カートの特徴としては、車体(フレーム)にエンジンとシャフト直結された構造になっていて、車体の動きに「遊び」がありません。

乗用車と違ってサスペンションもないので、コーナリング中のロール(コーナーでの車体の傾き)もしません。

タイヤも小さく、ステアリングを少し切るだけで車の向きが大きく向きが変わります。

 

あくまで速く走ることを優先しているので、当然乗り心地なんて一切考慮されていません。サスペンションが無いので路面の凹凸をもろに拾ってしまいます。ですがその反面、路面を這いつくばるように軽快に走れるのがカートの特徴と言えると思います。

 

ではなぜミニの走りがゴーカートのようなのか

では、そのような乗用車とかけ離れたゴーカートとミニの共通点はどこにあるのでしょうか?

そもそも「ゴーカートフィーリング」という言葉が生まれた背景は、ミニが誕生した1959年当時に遡ります。

当時は『オースチン・セブン』&『モーリス・ミニマイナー』という車名で誕生した初代ミニですが、小さいボディに大人4人が乗れるボディを作るために、かなり極端なボディプロポーションをしていました。

 

P0031414-980x624

 

居住スペース確保のため量産車として初となるFFを採用し、足回りもコンパクトに収めるためゴム製の「ラバーコーン」というサスペンションを採用しています。タイヤもボディの四隅へ追いやられるように配置され、10インチという極端に小さいサイズを装着。

 

この「小さいボディながら室内を広くする」という目的で生まれた「広いトレッド」、「小さいオーバーハング」、「小さいタイヤ」というディメンションは、ゴーカートとの共通点が多く、さらにステアリングも非常にクイックになっており、ラバーコーン特有の良くも悪くも引き締まった乗り心地も相まって、かなりクイックなハンドリング特性が生まれました。

パワステもないので路面の状況がハンドルを通してドライバーにダイレクトに伝わるので、操作感覚はゴーカートに近かったというわけですね。

 

ミニクーパーの伝説もハンドリングから生まれた

 

あくまで室内の広さを作り出すために生まれたボディプロポーションの副産物だったミニのハンドリングですが、このハンドリングに目を付けた人物がレースの最高峰F1を席捲したほどの名チューナー「ジョン・クーパー」です。

ジョン・クーパーによってチューニングされたミニは「ミニ・クーパー」として60年代のレースシーンやラリーシーンで大きな活躍を見せ、モンテカルロラリーでは3回の優勝を果たし、サルーンカーレースでもクラス総なめで優勝をさらいます!

 

画像参照:octane

 

街乗り用のシティコミューターとして生まれたミニが、格上のスポーツカーを抜き去りレースで優勝する様は何と痛快だったでしょうか。現在でも、ミニの事をミニクーパーと認識している方が多いですが、これは当時のミニクーパーの活躍があまりにも鮮烈で、ミニクーパーという名称が世間に認知されてしまったからと言われています(またしてもツナ缶とシーチキン的な、笑)。

それほどまでにミニのハンドリングが優れていたという事ですね。

 

レーシングカーと言われずゴーカートと形容される辺りはミニのキャラクターをよく表していると思いますが、『ゴーカートフィーリング』はミニのスポーティーなハンドリングを表すうえでの代名詞となったわけです。

 

BMWミニでも同じなのか

さて、2001年以降はドイツのBMWがミニブランドを引き継いで生産しています。2000年以前のローバーミニとは設計もボディサイズも大きく変わっていますが、そのハンドリングはどうでしょうか。

 

 

2001年登場の初代BMWミニ(R50)は、かなりローバーミニを意識したハンドリングだったように思います。

ステアリングギヤ比もクイックで、パワステが付いていないのでは?と思ってしまう程に重いステアリング。サスペンションも引き締められており、コンパクトカーとは思えない程ダイレクトなハンドリングを実現していました。

 

その走りの「キモ」はサスペンションにある

乗り心地の方向性はローバーミニからキープコンセプトのBMWミニ。ですがボディやサスペンションの設計はローバーミニとは大きくなります。

特に特徴的なのはリアサスペンション。フロントは一般的な「ストラット」なのに対しリアは「マルチリンク」を採用しています。一般的なコンパクトカーはコスト優先の「トーションビーム」を採用するケースが多いリアサスペンションですが、BMWミニはコストが高くなったとしてもアライメント変化が少なくコーナーでも接地性が保てるマルチリンクサスペンションを採用し続けています。

半面、トランクルームの両端のスペースが犠牲になってしまうのですが、居住性よりも走り味を優先するあたりはBMWの強いこだわりを感じるポイントです。

 

 

現在、3代目まで進化したBMWミニ。初代でネックだったパワステの重さも改善され、フィーリングは自然なものへ進化しました。

しかし、ボディ剛性も高まって、純正タイヤの剛性も高く、コーナーでステアリングを切っても、ボディがよじれる動きをしない為、非常にクイックにクルマが向きを変えてくれます。

日本車の柔らかいサスペンションになれた方がMINIに乗り換えると、はじめは固めの乗り心地に驚くかもしれませんが、決して不快に感じることのない味付けになっているあたりは流石です。

 

モデルやグレード、オプション装備で乗り心地は異なります

さて、一概に「BMWミニ」と言っても、現行のMINIはボディ形状で5モデル、グレードも一部モデルを除いて4段階に分かれています。

 

 

■ボディ形状(モデル)

  • 3ドア(F56)
  • 5ドア(F55)
  • コンバーチブル(F57)
  • クラブマン(F54)
  • クロスオーバー(F60)

 

■グレード

  • ミニワン
  • ミニクーパー
  • ミニクーパーS
  • ジョンクーパーワークス(JCW)

 

関連ブログ:まずはここから!?BMWミニのモデル&グレード一覧カタログ

 

F56,F55,F57のハッチバック系に比べると、クラブマンやクロスオーバーは車高も高くサスペンションストロークが大きくとられており、乗り心地に配慮した味付けがされています。

また、グレードでもミニワン、ミニクーパーは街乗りを考慮した味付け、ミニクーパーSはさらに引き締められた乗り心地、JCWになるとかなりハードな乗り心地と言えます。

 

 

更に、オプションでアダプティブサスペンション(ダイナミックダンパーコントロール)の装着車は、ドライビングモード(GREEN、MID、SPORTS)に連動してダンパーの油圧を制御し、乗り心地を変化させることのできる優れもの。ですが装着率はかなり低いオプションなので、装着された中古車は見つかればラッキーぐらいに思ってください。

 

 

ちなみにBMWミニの純正サスペンションで最もハードな乗り心地なのは、第二世代に設定されていたクーペ(R58)&ロードスター(R59)のJCW。街乗りでは路面のゴツゴツ感がかなり伝わる乗り心地で、オープンエアのロードスターはまさにゴーカートそのものに乗っているといった感じでした。

 

ゴーカートフィーリングを楽しめるおすすめ車両

最後に、今日(2020年11月27日)現在、iRで在庫している車両の中からゴーカートフィーリングを味わっていただけるおすすめ車両をご紹介したいと思います。

 

BMWミニロードスター クーパーS(R58)

 

『ゴーカートフィーリング』という事で最も近いモデルがミニロードスター。オープン2シーターという超希少モデルなので、iRでも2020年11月時点で在庫しているロードスターはこちらの1台のみ。

日常使用にも適したクーパーSの適度に引き締められた足回りは、ついついドライブに出かけたくなるはずです!

 

BMWミニ ジョンクーパーワークス(F56)

 

BMWミニのトップグレードJCWのMTモデル。足回りはアラゴスタの車高調にハイパコのコイルを組み合わせ、アドバンレーシングの鍛造18インチホイールを装備!この車の足回りだけで安い中古車が買えてしまうぐらいにお金がかかっています!

ただガチガチに固められているわけではなくきちんとストロークする足回りなので、本格的なスポーツドライブから街乗りまで幅広く楽しんでいただけます。

 

ローバー ラストミニ クーパースポーツ

 

超希少な本国(英国)仕様のラストミニ。中でもトップグレードのクーパースポーツです。ジョンローズエアロを装着したいかつい見た目ですが、エアコンやオーディオも装備された快適仕様。

「ジョンローズ」は往年のレースシーンで活躍した名ドライバー。ついついタックインで姿勢を作ってスライドしながらコーナーを立ち上がってみたくなる一台です(笑)

 

 

BMWミニ JCW GP

 

日本割り当て240台限定のスペシャルモデル、JCWGP!究極に走りの性能を求めたMINIと言えます。

300ps以上のパワートレーンに、専用エアロパーツや専用サスペンション、機械式LSDや強化エンジン&ミッションマウント等々、モータースポーツでのノウハウが余すことなく搭載された特別なモデル!

このクルマに関しては、ゴーカートというよりもレーシングカーといった方があっている気がします、笑

 

最後に

いかがでしたでしょうか?少しは「ゴーカートフィーリング」がブログを通して伝わってくれたらと思います。

とは言え、なかなか実際に乗ってみないとクルマの乗り心地はわからないもの。なのでiRでは在庫車の試乗も受け付けています。車検が残っている車両限りますが(※他諸条件あり)、乗り心地に確認のために試乗もできますので、気になる車がありましたらスタッフまでご用命ください。

 

IMG_2469 (750x500)

 

ローバーミニは自慢のデモカーで試乗可能ですので、乗り心地がわからず購入をためらっている方はお気軽にお問い合わせください!

 

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