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2020.07.07公開 / 2021.10.07更新

【ミニ購入前にチェック】価値が下がる事故を見抜け!!【事故車の買取もiRへ】

 

これからミニを購入される方。ミニが気になり始めた方。またクルマの購入自体がはじめてだという方。

クルマは高額商品ですので購入には慎重になりますよね?

なかでもいわゆる「事故車」に対してはより慎重になる方が多いのではないかと思います。

ちゃんと修理されてるの?真っ直ぐ走るの?雨漏れしたりしない?

などなど事故車にまつわる不安をお持ちの皆様に、今回はミニの購入や下取り、またミニのお買取りの際に必要な一般知識として、事故車(修復歴車)ついてご紹介致します。

 

 

事故車とは?

事故車の定義と事故車として扱われるケースを紹介致します。

事故車の定義は損傷部を交換か、修理した経歴のある車のことをいいます。

売却する場合も買う場合も、値段はかなり低く見積もられ、事故車を査定してもらう際には、事故車と申告する義務があります。

 

 

 

そもそも「事故車」とはどんな車なのでしょうか?

事故車と聞くと、単に事故に遭った車を想像しがちですが、実は事故車には明確な定義があります。

また、一般的に事故車を売却する場合、査定額が安くなる傾向にあります。さらに場合によっては廃車扱いとなって引き取りに費用がかかる場合があります。

そんな時は廃車買取業者を利用すると費用0で車を処分できるだけでなく、場合によっては買取価格がつくのでおすすめです。

この記事では事故車の定義から、事故車を査定してもらう時の注意点、普段通り車に乗っているだけでも事故車扱いになってしまう状況について解説しています。

車を売却しようと考えている方で、自分の車が事故車かもしれないという方は、ぜひ参考にしてください。

 

事故車の定義とは

事故車とは、自動車公正取引協議会、日本自動車査定協会、日本中古車販売協会連合会が定めた規約で、事故車、あるいは修復車と表示することを義務づけています。

規約によると、事故車は、単に交通事故を起こした車を指すのではなく、事故、あるいはその他の要因で自動車の骨格部分にあたるフレーム損傷させ、損傷部を交換または修理した経歴のある車のことをいいます。

 

事故車扱いとなる損傷箇所

1. フロントクロスメンバー

2. ラジエータコアサポート

3. フロントインサイドパネル

4. フレーム

5. ダッシュパネル

6. ピラー

7. ルームフロアパネル

8. トランクフロアパネル

9. ルーフパネル

1〜8までは骨格部分に損傷があるもの、または修復されているものが修復歴となります。

ただし、ねじ止め部分は骨格には含まれません。

また、9はラジエータコアサポートが交換され、さらに隣接する骨格部分に凹み、曲がり、またはその修理跡があるものが修復歴となります。

 

画像引用元:パンダ店長が教える車買取バイブル

 

修復しても事故車とならない部分

1. フロントバンパー

2. ロアスカート

3. フロントフェンダー

4. ボンネット

5. リアフェンダー

6. トランクリッド

7. リアバンパー

8. サイドシルパネル

9. ドア

画像引用元Cargreek

 

それ以外のフェンダーやバンパー、ボンネット、さらにドアなどが損傷し、それを修復したとしても、これらの箇所は骨格部分に当てはまりませんので、事故車とはみなされません。

もちろん、しっかりと修理が施されていれば査定に影響することはあまりありません。

また事故車といっても車同士の衝突、ガードレールへの激突、横転といった交通事故に起因するとは限りません。

たとえば、異常気象で大雨に見舞われたりすると、道路のアンダーパスに水がたまり、車が水没、そんなニュースを目にすることがありますよね。

いわゆる、冠水車も事故車として扱われますし、雹でダメージを受けた雹害車、沿岸地域で見られる塩害車、工業地帯で散見される鉄粉被害車、さらには火災車というのも事故車として扱われます。

 

事故車のデメリット

事故車は車の骨格部分にダメージを負っているだけに、一般的に売却する場合は査定額が低くなりますし、購入する場合も販売価格が安くなります。

確かに板金術をはじめとする修復技術はかなりの高レベルですので、板金を施せば素人目にはとても事故車と判別できない位です。

しかし、しばらくそのままに乗っていると、きしみが出たり、ヘタリが出たり、あるいは異音を発することが少なくありません。

そのため、事故車として明確に区分されているのです。

 

だからこそ、iRでは事故車を一切扱わず、仕入れ車輌基準を決めています。

毎日開催されている全国のオートオークションで毎週数百台の中からミニをピックアップし出品表をチェック、落札したいミニを厳選し仕入相談し応札します。

 

■トレンド・・・過去数ヶ月の販売トレンドをデータを使って解析し、在庫期間の短かった車輌の共通項を見つけ出します。

■評価点・・・iRではオークション評価点4.5点以上の車輌のみ仕入れています。(4.5点=内外装ともに状態が良くそのままでも店頭に並べられるレベル)

■記録簿の有無・・・記録簿がないとその車輌履歴が分からないので記録簿のないミニは仕入れいたしません。

■装備・・・オプション装備が付いているか、車台番号から出品票に記載されていないパーツも把握する事が出来ます。

■無事故車・・・事故車(R点)はどんなに綺麗に修復されていてもデメリット事故車の為、絶対仕入れません。

 

事故車を査定してもらう時の注意点

ここでは事故車を査定してもらう時の注意点2つについて解説していきます。

 

Ⅰ、事故車の場合は、事故車である旨を申告する義務がある

まず、事故車を査定してもらう際には、事故車と申告する義務がありますので、その旨は明確に示さなければなりません。

ちなみに故意に正しい申告をしなかった場合は、瑕疵担保責任を負う可能性や譲渡後の解約・解除になる可能性があるので注意が必要です。

ただし、どのような事故を起こしたかは説明できるでしょうが、どのように修復したかなどは、素人には分からないものです。

分からないことは、分からないでかまいません。むしろ、不要なことを言い過ぎると疑念を持たれたり、査定を引き下げる要因ともあったりするので注意しましょう。

また、事故車と知らされずに普通の中古車として購入したのに、下取りに出したら事故車だったことが判明したというケースも少なくないようです。

見た目もほとんど遜色なく、また、不具合もなかったのに、事故車は同じレベルの中古車より20〜40万円ほど査定額が低くなるといわれています。

上記はあくまでおおよその査定額であって、車買取業者によっては不当に低い査定額になる場合もあるので、車買取で損をしないためにも複数業者に見積もりをとることがおすすめです。

iR(イール)メール査定依頼なら、必要な情報を入力、写真添付するだけで手間も時間もかけずに買取目安価格が分かるのでおすすめです。

ちなみに査定価格が0であったり引き取りに費用がかかる場合は、廃車買取業者を利用すると買取額がつくケースもあります。 

 

BMWミニで事故車になる所とならない所の箇所を見極めが大事です。

フロントフェンダーにはアーチモール(樹脂)が付いていますが、モールを脱着するだけでは修復歴にはなりません。まずはボンネットを開け、フロントフェンダーが装着されている付け根(ボルトネジ)が変形・脱着されていた場合、ヘッドライトの付け根部分のインナーパネルが傷が付いているか押されていると修復歴扱いとなりますので注意して目視し確認をしてください。この部分を軽視し修復歴車となったときには査定金額が20~40万円ほど低くなってしまうので注意してください。

 

Ⅱ、「事故減価額証明書」を発行してもらうのがおすすめ

事故車の場合は「事故減価額証明書」を発行してもらうのがおすすめです。

「事故減価額証明書」とは査定協会が査定時の適正な減価額のガイドラインとして発行している証明書で、「事故車の査定額の減額幅」が証明できるため、トラブルの回避に繋がります。

実はこの評価証明書、不当な査定を牽制するだけでなく、先方に賠償請求することになるもらい事故のときにも役立つ証明書にもなります。

衝突や横転など、見た目にも激しい損傷のある車や、火災車や雹害者などは見た目で事故車と分かりますし、水没車は災害を受けた時点で事故車となったことを認識できます。

 

 

気づかないうちに事故車扱いになる場合

沿岸地方で知らず知らずにダメージを受けた塩害車や工業地帯に多く見受けられる鉄粉被害車、大気の状態が不安定になり自然災害で受けてしまう雹害車、オーナー自身が気づかないうちに、事故車扱いになっているケースも実は少なくありません。

それは主に以下の3つのケースです。

 

Ⅰ、鉄粉や降灰で事故車扱いになる場合

工業地帯や火山、沿岸部の地域に車を置いたら何年で事故車というのは決められませんし、鉄粉や降灰でサビが発生したから、即、事故車となるわけではありません。

しかし特に火山灰はすばやく水洗いしないと、セメントを貼り付けたような状態になりますし、鉄粉も磁気化するとボディーにくっついて、払っただけでは取れません。

とりわけ、ルーフや車の底部のシャーシ、マフラーなどは見落としがちです。

車の下に潜ってまでやらなければダメ?という声が聞こえてきそうですが、査定員はそうしたところもしっかりとチェックしますから見逃せません。

オイルやタイヤの交換を車買取業者に依頼するとジャッキアップしますから、ついでにサビの状況を見てもらうといいでしょう。

その際、自分も一緒に覗かせてもらい、状況を説明してもらうと車の購入や売却時にも役立ちます。

 

Ⅱ、塩害で事故車扱いになる場合

塩害も事故車として扱われる原因の一つになります。塩害から車を護るためには、こまめな洗車が不可欠です。

こちらもすぐに事故車というわけではありませんが、サビが蓄積して修理するのが不可能となった時点で事故車扱いとなってしまいます。

ひどいサビで事故車というのではあまりにも愛車がかわいそう。そうならないためには日頃のメンテナンスや清掃をこまめにするしかありません。

 

Ⅲ、雹害で事故車扱いになる場合

「大切なお車が雹被害によってボコボコに凹んでしまった」その場合、ほどんどが板金塗装で修理するという発想になると思います。
被害割合の多いボンネットやルーフは板金塗装で修理した場合、程度にもよりますが、その多くがボンネット交換および塗装、ルーフカット、溶接および塗装といった大掛かりな骨格作業となり、当然それは多額な費用と日数が掛かり、板金塗装したお車は事故車扱い(修復歴あり)となってしまうことで査定価格を下げてしまいます。そうなってしまった場合のおすすめはデントリペアです。板金、パテ、塗装修理を行わず、塗装の必要がないので色の変化がなく、凹みを元の状態に戻すことが出来、板金修理より圧倒的に低料金で修理をすることが出来ます。

 

まとめ

この記事では事故車の定義から、事故車を査定してもらう時の注意点、普段通り車に乗っているだけでも事故車扱いになってしまう状況について解説してきました。

自然災害でおクルマをすぐ修理することの前に買取査定会社で確認してもらうことで修理費が掛からず、ご売却出来るかもしれません。

まずは買取専門会社へお問い合わせをおすすめ致します。

また事故車の場合はどうしても査定額が低くなってしまうほか、場合によって不動車は引き取り費用が発生するため、廃車買取業者の利用もおすすめです。

 

なおiRでは、事故車でもお買取りや下取りは行っておりますが、そう言ったミニの事故車はすべてオークションや他の専門業者さんに販売しており、お客様向けには事故車の販売は一切行っておりませんのでご安心ください。

 

ミニのご売却、事故車扱いでお悩みのお客様への無料相談窓口(03-5797-2288 担当:牧野)を設けておりますので、お気軽にご連絡お待ちしております。