MINI ブログ
あなたのちょっと古いミニ、ヘッドライトが曇ってませんか?かんたんなヘッドライトのお手入れ方法を教えちゃいます!
みなさん、どのようにして愛車のミニを綺麗に維持していますか?
洗車?コーティング?タイヤワックス?
ボディやホイールを綺麗に見せる方法はたくさんありますが、結構ヘッドライトが曇っているクルマって多くないですか?ヘッドライトが曇ってるとクルマ全体がみすぼらしい感じになってしまいます。
逆にヘッドライトを綺麗にすると、印象が大分変ってくるので、今回は、ヘッドライト磨きの方法をお伝えしたいと思います!
ヘッドライトがきれいだと安全度もUP!!
ヘッドライトを綺麗にすると、見た目が良くなるだけではなく、光量が増え夜間走行が安全になります。
光量とは、文字通り光の量で、車検時の検査項目にあります。
国の基準で定められた光量以下だと検査に通らず、車検に落ちてしまいます。
ヘッドライトを綺麗にすると、車の見た目が良くなるのと同時に、夜間走行の安全性も確保できます!
なぜヘッドライトがくもるのか
昔のヘッドライトはガラスが主流でしたが、現在の多くは樹脂(ポリカーボネート)が主流になってきました。
樹脂製になった要因は、色々な形に形成しやすい事と、安く仕上がる事です。
昔、実家で古いゴルフ(VW)に乗っていましたが、私の不注意で他の車両にぶつかってしまいました。
そのゴルフのヘッドライトがガラス製で、割れた破片で指を切ってしまったことがあります。
樹脂製は、ガラス製よりも数百倍の強度があるそうなので、おそらく割れた時の安全性を考慮されているのではないかと思います。
樹脂には特殊なコーティングが施されていますが、長時間紫外線が当たる事によりコーティングが剥がれていきます。
コーティングが剥がれた樹脂製のヘッドライトはガラス製よりも紫外線から受けるダメージが大きいようで、さらなる汚れや黄ばみが進行していきます。
そこでヘッドライトの表面を磨く事により、汚れを落として、透明度を増していきます。
ヘッドライト磨き手順
まずは、汚れているヘッドライトと、綺麗にしたヘッドライトを見比べてもらいます。
Before(磨き前)
After(磨き後)
これだけの透明度の違いがでると、光量も変わってきますが、見た目のみすぼらしさが無くなってきます。
耐水ペーパーで汚れを落とす
カーショップや、ホームセンターなどで売っていますが、耐水ペーパーでヘッドライトの表面の汚れを削り落とします。
私は、#1000(1000番)から#1500、#2000と粗さを小さくしていきます。
#1000以下を使うと、傷を消せなくなる可能性があるので、#1000スタートが良いかと思います。
汚れの状態では、#1500からスタートしても良いかと思います。
手で磨いていく事は十分可能ですが、オービタルサンダーという機械があるとかなり楽です。
とにかく磨きます!
最初は汚れが削れていくので、茶色い汚れ(水)ですが、だんだん白く(透明)なってきます。
#2000まで順番に作業を終わらせた後、絞ったタオルで表面をきれいに拭きます。
本当に綺麗(透明)になるか不安が残るくもり具合です・・・。
コンパウンドで磨く
耐水ペーパーより細かい粒子で傷を消しながら、ヘッドライトの表面を磨いていきます。
こちらもひたすら磨きます!
すると、こんなに綺麗になります!
ヘッドライト磨き施工前
ヘッドライト磨き施工後
ヘッドライトのくもりが取れると、みすぼらしい感じが無くなり、明るい感じの印象が出てきます。
また、光量も復活して一石二鳥というわけです。
まとめ
ヘッドライト磨きは、休日に少し時間を使って出来るDIYです。
洗車やコーティングも愛車を綺麗に見せるコツですが、もしヘッドライトがくもっていたら磨いてみるのが良いです!
業者にお願いすると、片方で\4,000以上請求される事があります。
しかし、自分で磨くと、耐水ペーパーが#1000、#1500、#2000と5枚セットで、各\150で購入することができます。
コンパウンドは\1,800ほどで購入可能です。
あると便利なサンダーは、ネットで\3,000くらいで購入が可能なので、トータル\5,500くらいで綺麗にできます!
また、1回で使い切る事はないので、家族の車や友達の車に使うこともできます!
実は、このブログを思いついたのは、コロナ禍で緊急事態宣言が出ている最中でした。
妻の実家の車が古く、ヘッドライトが曇っていたので磨いてあげる流れになりました。(車検のタイミングではなかったのですが)
見た目も明るくなり、夜間のヘッドライトの明るさも大分明るくなってきて喜んでいました!