MINI BLOG

2018.05.02公開 / 2021.07.30更新

あなたはD派?N派?ミニのAT車の場合どっちがいいんだろう?

 

世間はGW真っ只中!

すでに休みに入っている方も、ズラして休む方もいると思いますが、長期休暇と言えば恒例の大渋滞!

 

 

そんな渋滞時にふと考えるのがAT車のシフトレバーのポジション!

略す必要もないけど、略してシフポジ!

 

現在流通している中古車のミニには4種類のオートマチックミッションが存在します。

CVT = R50/R52(RF16)

6AT = R52(RH16)/R53/R55/R56/R57/R60/R61/F55/F56

8AT = F54/F57/F60/R60(YS20)

DCT = F55/F56/F57(2018年3月生産分から)

 

参考:まずはここから!?BMWミニのモデル&グレード一覧カタログ

 

年式やモデルによって異なるATミッションですが、今回は普段何気なく操作しているオートマ車の「シフポジ」について考えてみたいと思います。

 

7速DCTシフトレバー

 

 

渋滞や信号待ちの停車中、シフトレバーはDとNどちらが良い?

 

友人の車に乗った時の事ですが、信号待ちの度に

・N(ニュートラル)レンジ入れ、

・サイドブレーキを掛け、

・ブレーキペダルから脚を離し、

・ハンドルから手を離し、腕を組む。

 

そして信号が青に変わりそうなタイミングで逆ルーティンを行う。

以降、信号待ちのたびにこれを繰り返す・・・・

 

なんて面倒臭いんだ!

聞いたところ、友人からドヤ顔で返ってきた回答は、

「Nに入れたほうが、燃費いいじゃん!」

 

た、確かに・・・。

厳密に言えば、DレンジよりもNレンジに入れた方が燃費は良くなります。

ではNレンジに入れると、燃費はどれくらい良くなるかご存知ですか?

 

メカニックの時に、先輩に聞いた事がありますが、良くて1%~2%くらいだそうです。

ガソリン価格の高騰により、燃費改善は大切ですが・・・。

 

 

 

いきなり結論

では結局DレンジとNレンジ、どちらが良いのか。

 

正解はDレンジです。

 

大きく分けて理由は2つあります。

 

1)ミッションへの負担軽減

オートマ車はDレンジのまま信号待ちをすると、車の負担にはなります。

しかし、それは想定内の負担です。信号待ちなどの停車は、Dレンジでまったく問題ありません。

Nレンジに毎回切り換えている人もいると思いますが、そちら方がはるかにトランスミッションの負担は大きくなります。

NレンジからDレンジにした時に、エンジンの回転数が下がるのは判りますか?

その分だけ力が加わったということなんです。

連続的な負荷よりも、断続的な負荷・衝撃のほうが機械にとっては負担が大きいので、Nレンジにわざわざ入れるのはやめた方が良さそうです。

 

2)危険回避

私が信号待ちや渋滞中にDレンジのままにしておくのは、こちらの理由が強いです。

停車中に、ふと後ろをみると、後続車が明らかにスピード出しすぎ。

ミラー越しの為、距離感覚分からないけど、そのスピード、その距離で本当に止まれんの?と思うことがたまにあります。

停車しているのが先頭で、前に車がいなければDレンジのままだとすぐに発進できます。

Nレンジのままだと、あわててDレンジに入れて発進。

Nレンジの状態でアクセル踏んで、エンジン回転数が高いままDレンジに入れてしまったら・・・。

想像出来ますよね。

 

という事で、わずか1〜2%の燃費改善とトレードオフでミッションへの負荷、また安全性を考慮した場合、やはりDレンジで停車の方がメリットは多そうです。

だから私は、Dレンジのままですっ!(←ここ、強めですよ!)

 

 

シフポジDレンジ派急増中!?

このブログをきっかけに、Nレンジ派の方はきっとDレンジ派に変わっていくでしょう。

 

GWに限らず、土日でも渋滞は結構あります。

イライラしていたら、無意識に動作が雑になりがちです。

急発進、急加速などの粗い運転もそうですが、シフトレバー操作だけでも、車は敏感に反応します。

せっかくの愛車、長く大切に乗りたいですよね♪