MINI BLOG
2018.02.16公開 / 2020.02.22更新
【保存版】こんなに組み合わせあるの!?覚えにくいローバーミニの内装について徹底まとめ!
一見すると姿かたちに大きな違いの無いローバーミニ。それでも見た目の違いはフォグライトやオーバーフェンダーの有無など、目に見える分だけ伝わりやすいと思います。
ですが内装については、ドアを開けてみないと分からないので特徴が覚えにくく、お客さまからも「モデルによってどう違うんですか?」といった質問をよく頂きます。そこで今回は、ややこしくて覚えにくい『ローバーミニの内装』についてまとめてみたいと思います。
目 次
ローバーミニ グレード毎の内装デザイン
スタンダードグレード | 限定グレード |
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主にiRで在庫しているローバーミニは最終モデルチェンジを受けた97年以降の最終モデル。97年以降だけでもこれだけのグレードが存在しています。それでは、それぞれグレード毎の内装を紹介してみたいと思います。
ミニクーパー
ミニクーパーの特徴は、ベージュパイピングの付いたブラックレザーシート。背もたれには「MINI COOPER」のロゴもエンボス加工であしらわれています。
ステアリングはツートーンカラーになっており、窓枠の下にはウッドドアキャップが装着されています。白いメーターパネルやアクセルペダルが穿孔アルミデザインになっているのもスポーツモデルのミニクーパーならではの特徴です。
ミニメイフェア
スタンダードグレードのメイフェア。一番の特徴はチェック柄のハーフレザーシート。ドアの内張りもベージュカラーで統一されており、明るいカラーリングで女性人気は一番です。
クーパーで特徴的だったウッドのドアキャップはメイフェアにはなく、またボディカラーによってカーペットのカラーリングも変化するなど、クーパーとは違ったシックな印象の室内空間となっています。
ミニケンジントン
バーティカル・フルーティング(縦溝)のベージュレザーシートが特徴のケンジントン。ドアの内張りもベージュカラーで統一され、ウッドのドアキャップも装着されるなど豪華な室内空間が魅力です。メイフェアと同じくボディカラーによってカーペットの色が変わり、ブリティッシュレーシンググリーンは薄い緑、ナイトファイヤーレッドは真っ赤なフロアカーペットという鮮やかな組み合わせ。ちなみにケンジントンはATのみ設定の設定となります。
ミニクーパー スポーツパック LTD
クーパーをベースに600台が生産された限定車スポーツパックLTD。エクステリアには4連フォグライトやオーバーフェンダー、オレンジやパープルの個性的なカラーリングなど限定車らしい個性溢れる作りですが、インテリアデザインはベースとなったクーパーと共通です。
ミニクーパー BSCC LTD
ミニクーパーをベースとして限定台数750台が生産されたミニクーパーBSCC LTD。一番の特徴はドア内張り、シート、ハンドルがダークグリーンカラーで統一されたいること。ウッドパーツとの相性も良く、アグレッシブな外観に対して室内はシックで大人な雰囲気を楽しむことができます。
ミニポールスミス
ローバーミニの中でも特に特徴的な内装を持つのがミニポールスミス。全モデルの中で唯一、ダッシュパネルがボディカラー同色になります。シートも専用のブラックレザーとなり、ドアポケットもレザー仕立て。ダッシュボードも通常モデルのウレタン素材からレザーに変更されるなど豪華な室内となっています。メーターやグローブボックスにポールスミスのロゴが配置されてるほか、グローブボックスの内側はシトラスグリーンで塗られているなど、デザイナーであるポールスミス氏の遊び心溢れるクルマとなっています。
ミニ 40thアニバーサリー LTD
ミニ生誕40周年を記念した40thアニバーサリーLTD。一番の特徴はアルミ調のフロントパネル。『ポリッシュド・アロイ・フェイシアパネル』と呼ばれ、金属板にヘアライン加工されたようなデザインとなっています。
メイフェアがベースのなのでウッドドアキャップは付きませんが、スポーツペダルやツートーンのステアリングなどスポーティーな装備のほか、ドアポケットやダッシュボードはレザー素材となるなど、アニバーサリーモデルならではの豪華な室内空間となっています。
ボディカラーによって内装色が変化するのも特徴で、他のモデルでは選ぶ事のできない内装カラーは40thモデルならでは。シフトノブも丸型デザインに変更され(ベースモデルは四角いシフトノブ)、オーディオもカセットではなくCDが標準装備となっています。
ミニクーパー 40thアニバーサリー LTD
ミニ40thと混同されやすいミニクーパー40thアニバーサリー。フロントパネルは40thモデルと同じポリッシュド・アロイ・フェイシアパネル。ダッシュボードやドアポケットもレザー素材に変更されています。ミニ40thと違い、ウッドのドアキャップが装備されるほか、ボディカラーに関わらずブラックレザーで統一されています。モノトーンで仕上げられた室内空間は、よりスポーティーでストイックな印象すら感じます。
とってもややこしい?ヘリテイジ・コレクションについて
さて、ここまでモデル毎に内装を紹介してきましたが、組み合わせのややこしさが十分に伝わったかと思います(笑)
そんなややこしさに更に拍車を掛けているのが『ヘリテイジ・コレクション』の存在。スタンダードモデルの「クーパー」と「ケンジントン」に設定されていた、60年代のボディカラーを復刻し、内装もカラードレザー&カーペットを組み合わせたモデルとなります。ボディカラーによって内装色が変わるのもヘリテイジコレクションの特徴です。
ポースリングリーン
アーモンドグリーンのボディに組み合わされるのがこちらの『ポースリングリーン』の内装。ポースリンとは磁器と言う意味です。
ヘリテイジコレクションのシートは、通常モデルよりもサイドサポートが低く平べったいデザインに変更されており、その色合いと相まってレトロな雰囲気を醸し出しています。
ホライゾンブルー
サーフブルーのボディと組み合わされるのが『ホライゾンブルー』の内装。ホライゾンとは水平線という意味。ちなみにBMWミニのボディカラーにも同じ名前のカラーがありますが、全く違う色をしています。
タータンレッド
ホワイトダイヤモンド、又はホワイトホールベージュに組み合わされるのがこちらの『タータンレッド』の内装。タータンと聞くとチェック柄が思い浮かびますが、単色の赤となります。当時のミニのカタログでは「スコットランド調」と表記されていました。
キュミラスグレイ
チャコールブラック、又はアンスラサイトブラックのボディに組み合わされるのが『キュミラスグレイ』の内装。キュミラスとは積雲という意味。暗すぎないグレーのやさしい色合いに赤いパイピングがワンポイント。
主な装備まとめ
フロントダッシュパネル
ウォールウッド |
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ポリッシュドアロイ (アルミ調) |
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ボディカラー同色 |
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ウッドドアキャップ
ドアキャップ有り |
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ドアキャップ無し |
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レザーダッシュボード&レザードアポケット
レザーダッシュボード&ドアポケット無し |
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レザーダッシュボード&ドアポケット有り |
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いかがでしたでしょうか。これだけ組み合わせが多いと好みのミニを選ぶのも一苦労ですね。「こんな感じが良いなぁ」というイメージだけでもお伝え頂ければ、ピッタリの一台を紹介しますのでお気軽にスタッフまでお声掛けください。
また、iRショールームに展示している車両は座って頂く事が可能なので、実際にシートに座りステアリングを握ってみて「ビビッ!」ときた一台を選んで頂けたらと思います♪
おまけ、雑誌『GG』に掲載されました!
「これからの人生もアグレッシブに謳歌したい、シルバー世代の中にあって、ひときわ輝くゴールドな世代」の男性に向けたファッションやライフスタイルを紹介する雑誌「GG(ジジ)」。「LEON」で「ちょいワルおやじ」ブームを作った岸田一郎氏が編集長を務める雑誌です。
今回の3月号でローバーミニについて取り上げていて、その協力と言うことでiRショールームや在庫中のローバーミニを掲載&紹介して頂きました!
「クルマはミニに始まりミニに終わる」
「好みにあわせて楽しめる1分の1サイズのプラモデル」 (GG/3月号より)
とても素敵な紹介文ですが、実際にiRにも「人生最後にミニに乗りたい」という年配のお客様もいれば、「昔から憧れていて初めて乗る車はミニ!」という新社会人のお客様も。
雑誌GG 3月号は絶賛発売中!是非お近くの書店でお買い求め下さい♪
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