MINI ブログ
【ミニの音質改善】オーディオ専門店が選ぶミニにおすすめのカーオーディオ。あなたのミニがライブハウスになる!?
皆さまはミニのドライブ中に車で何を聴いておりますか?
お気に入りのラジオ番組、好きなアーティストの曲…せっかくならば高音質で楽しみたいですよね。
以前のブログでも紹介しておりますが、BMWミニには十分に高音質で音楽を楽しめるスピーカーが標準装備されております。
しかし、お客様の中にはこう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか!?
「さらにグッドなサウンドでミュージックをエンジョイしたい!」
今回のブログは元バンドマンの私が、音にこだわるお客様へご満足いただくべく、カーオーディオについて調ベてみました。
ミニの運転がもっと楽しくなること間違いなしの音質改善作戦を段階的に紹介させていただきます!
INDEX
音質改善作戦レベル1 〜スピーカー交換〜
私たちが毎日耳にしている「音」というものの正体は空気の振動です。空気の振動が耳に届き、「音」として認識しています。
スピーカーとは、その音の出口となるとても重要な部分です。
車内のオーディオ環境をアップグレードする場合、まず思いつくのはスピーカーの交換ではないでしょうか。
最もお手軽かつ費用対効果の高い方法はスピーカーを交換することです。
(実際、私自身も学生の頃に所有していた軽自動車のスピーカーを交換した時はその音質の違いに感動したものです…)
スピーカー交換は音質改善の基本中の基本とも言える部分で、非常に重要な項目ですので慎重に選びましょう!
ここではミニにぴったりなiRオススメのスピーカーを紹介させていただきます。
GROUND ZERO 「GZCS100BMW-MINI」
ドイツのオーディオブランド「GROUND ZERO(グラウンドゼロ)」のBMW&ミニ専用スピーカー。
ツイーター専用マウントが付属しておりますので、純正ツイーターが装着されていない車でも純正カバーを追加せずにリーズナブルにスピーカー交換ができますし、もちろん純正カバーを使用しての取付も可能です。
高音が強めで固め音が特徴のスピーカーです。
FOCAL 「MN56KJ2」
フランスの老舗オーディオブランド「FOCAL(フォーカル)」。
「FOCAL」と言えば、黄色いスピーカーをイメージする方も多い、おなじみのFOCALの黄色いスピーカー「K2 POWER」シリーズのミニ専用スピーカーです。
音の特徴はFOCALらしい優しい音ですが、メリハリもあり交換後の音の変化も体感できます。純正では、こもって聞こえていた音が透き通るクリアな音に変化します。
ROCKやPOPS、JAZZやクラシックなどオールジャンル対応で、生楽器の演奏もそのままの音で忠実に再生できる高品質スピーカーです。
サウンドはもちろんですが、グリルの奥に覗く黄色いスピーカーが所有欲を満たしてくれます…
BEWITH 「BE-FIT AM for BMW」
日本の高級オーディオブランド「BEWITH(ビーウィズ)」のBMW&ミニ専用スピーカー。
FOCALの正規代理店としても有名なBEWITH株式会社のオリジナルブランドです。BEWITHのスピーカーと言えば30万〜40万という価格が当たり前の高級ブランドでしたが、近年はリーズナブルな価格帯のスピーカーも発売しています。
音質は間違いなくトップクラスで、「音質重視」で選びたい方には、このスピーカーがオススメ!
素材にもこだわり、オーディオ愛好家から高く評価されているアルミマグネシウム振動板を採用した高品質なハイエンドスピーカーです。
スピーカーはサイズやドアの形状により、適合しない場合がございますのでお気軽にお問い合わせください!
音質改善作戦レベル2 〜デッドニング〜
皆さんはクルマのドアの内装を取り外したことはありますか?もしくは取り外された状態をご覧になられたことはありますか?
ドアの内装を外すと、そこにはむき出しになった鉄板と、整備用に設けられたサービスホールという穴があります。
デッドニングというものはドア内部の鉄板やサービスホールへ制振材や吸音材を施工する作業のことです。
クルマは走行中に常に振動をしており、普段はあまり意識できない部分かもしれませんが、実はその振動がドア内部で響いています。
制振材や吸音材を貼り付けることによってドア内部の振動や共鳴を防ぎつつ、スピーカー本来の音に悪影響を与えないようにするといったことがデッドニングの主な目的です。
また、スピーカーは表側からだけ音が出ていると思われていますが、実際には背面からも表側と同じ様に音が出ています。
その音がドア内部で共鳴し、スピーカーの動きを邪魔したり、ビビり音が発生することがあります。
そういった音質悪化を防ぐ為にスピーカー設置部の背面に音を拡散して消す拡散材を施工し、スピーカー背面から出る無駄な音をカットすることにより音の輪郭をハッキリさせる効果もあります。
デッドニング施工のサンプル
さらに、吸音材の効果により走行中に車外から入ってくる余分な音もカットされますので車内の快適性がアップ、同乗者との会話もしやすくなり、肝心の音楽もしっかりと聞こえるようになります!
さらに、制振材の効果によりドアを閉めたときの音が引き締まった音(いかにも高級車っぽい音)になります!
音質改善の他にもあなたのミニの車格をアップさせる(!?)デッドニングの紹介でした。
音質改善計画レベル3 〜アンプ取り付け〜
カーオーディオに限らず、よく耳にするアンプという機械…
アンプがどんな仕事をする機械なのか、いまいち理解できていない方の為に(私がそうでした)まずはアンプとは?ということから調べてみました!
↓
アンプとは…
アンプは、アンプリファイヤあるいはアンプリファイア(英:amplifier)の短縮形であり、漢字表現では増幅器のことであり、(電圧や電流の波で表現されることが一般的な)信号を増幅するもののこと。⇒ 基本的に増幅器を参照のこと。
※参照元:Wikipedia
専門的な表現でよくわかりませんでしたのでもっとわかりやすい内容を調べてみました。
↓
CDプレーヤーなどが、CDやから読み取る音楽の信号は非常に小さいため、そのままではスピーカーから大きな音を出すほどのパワーがありません。
その小さな信号を大きい信号へ増幅させ、迫力のあるサウンドへさせるのがアンプの主な役割です。
…ということのようです。これでよくわかりました!
音質改善計画レベル1で取り付けた高性能なスピーカーのポテンシャルを純正のアンプではフルに発揮できない場合があります。
そのポテンシャルを発揮させるのがアンプ交換の主な役割と言えます。そういった意味ではデッドニングと同じかもしれませんね。
次に、アンプの性能についてですが、高性能な機種になるほどスピーカーを制御する性能がアップします。
スピーカーを制御する性能がアップすると、スピーカーを瞬時に動かしたり、一瞬で止めるといったことが可能となります。
標準装備アンプではそういった性能が今一つの場合が多く、スピーカーを瞬時に制御することが難しく、「スピーカーがゆっくり動き始めて、ゆっくり止まる」という動きになります。
例えるのであれば、同じ音でもアンプの性能によって音が「ド~〜ン」と聞こえるか、「ドンッ」と聞こえるかの違いです。
音楽というものは矢継ぎ早に色々な音が次から次へと鳴り続けますので、前に鳴った音がまだ残っている状態で次の音が出てしまうと、音の輪郭がボヤけてメリハリのない非力な平坦な音になってしまいます。
アンプを取り付けた場合は、スピーカーを制御する能力が高くなりますので、音にメリハリが出てハッキリとした音へ変化します。
アンプにも様々あり、エントリーモデル〜ハイエンドモデル…様々な機種が展開されています。
機種選びのポイントは、高性能な機種を選ぶことよりも、スピーカーの性能と同等の性能のアンプを選び、ミスマッチを防ぐことが重要ですので、価格帯別で松竹梅の3機種を紹介します!
GROUND ZERO 「GZIA 4115HPX-Ⅱ」
※画像参照:バーミンガム・エクスプレス
ドイツのオーディオブランド「GROUND ZERO(グラウンドゼロ)」の躍動感のあるパワーサウンドを手軽に味わえるパワーアンプです。
リーズナブルな価格ですが、必要最低限の機能を供えつつ、使い勝手には不満のない仕上がりです。デザインもシンプルで無駄がなく、本体もコンパクトですのでMINIの車内にもマッチするのではないでしょうか。
VIBE Audio 「CVENS4-V4」
イギリスのミッドベース社が展開するカーオーディオブランドが「VIBE Audio(ヴァイヴオーディオ)」です。
サウンドクオリティを突き詰めて繊細で濃厚な音を鳴らすためのVA-CVENS4-V4は、高級感の漂うマットブラックのボディに接続端子類や調整パネルなどを配置。後々のカスタムインストールにおいても映えるデザインになっています。
イギリス生まれのMINIにイギリスブランドのアンプはいかがでしょうか!?
JL Audio 「JL-300/4v3」
※画像参照:クレールオンラインショップ
アメリカのフロリダを本拠地とする「JL Audio(ジェイエルオーディオ)」は、世界的にも著名なオーディオ機器のブランドです。
JL-300/4v3は、同社のロングセラーラインである「/(スラッシュ)」シリーズの第3世代機種であり、バッテリーからの供給電圧が変動しても電圧をコントロールして一定の出力を保持することができる技術など、様々なテクノロジーが盛り込まれていることが特徴です。
気温の変化が大きく、常に振動にさらされているような車内環境でも常に高音質を実現するハイエンドモデルです。
音質改善計画レベル4 〜サブウーファー交換〜
レベルアップしたスピーカーへ交換し、デッドニングもバッチリ!さらにアンプまで取り付けたとなるとノーマルの状態と比較してかなりグッドサウンドになっているのではないのでしょうか!?
プレミアムコンパクトであるミニには標準装備でも主に低音域を担当するウーファーというスピーカー取り付けられています。
オーディオの設定で高音(Treble)と低音(Bass)の調節ができますので低音(Bass)をMAXにすることでなかなかの迫力があるサウンドがお楽しみいただけます。
しかし!ここまで来たのですからサブウーファーを追加して更なる高みを目指しましょう!
ということで音質改善計画レベル4はサブウーファー取り付けを提案させていただきます!
サブウーファーと聞くと…
「街を走っている爆音車みたいに低音をズンズン鳴らすのはちょっと…」と考えている方が多いと思います。
しかし!小さな音で聞く場合でもサブウーファーは必要です。
高価なスピーカーに交換することで、音はキレイになりますが音の迫力が足りないと感じる場合があるかもしれません。
ライブハウスやクラブなどで鳴っている音と何が違うのか…
それは音の「迫力」です!
サブウーファーを交換もしくは追加することにより、アップグレードされたキレイな音に「迫力」が加わります。
今回はミニのお洒落なインテリアを邪魔しないという条件でピックアップしてみました!
Rockford Fosgate 「T3-BMW-SUB」
※画像参照:life style store
アリゾナ州で創立されたオーディーメーカーの「Rockford Fosgate(ロックフォードフォズゲート)」。その歴史は古く、1973年に世界初の車載用高性能パワーアンプを開発することから始まります。
T3-BMW-SUBは従来よりも強力なマグネットを使用する他にも、上位機種でも採用されるような技術が数多く導入されています。F系のMINIにはシート下にサブウーファーが装備されておりますので、純正ウーファーと交換することにより後付け感を伴うことなくアップグレードが可能となります。
carrozzeria 「TS-WH500A」
※画像参照:amazon.co.jp
Pioneer株式会社が車載用AV機器を展開するブランドが「carrozzeria(カロッツェリア)」です。MINIにもcarrozzeria製のナビが取り付けられている場合も多く、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
第2世代のハッチバックであるR56や初代クラブマンのR55はドア部にウーファーが設置されておりますので、純正交換ではなくBOXタイプの追加がオススメです。TS-WH500Aはコンパクトなサイズが特徴で、シート下にも設置可能ですので純正交換タイプと同様に、インテリアの邪魔をしません。
コンパクトなサイズながら低音域以外にも音楽の表情を左右する中低域までをもカバーする広帯域再生能力を獲得しており、臨場感あふれる音場を実現します。
番外編
オーディオをアップグレードするのも良いけど…もっとお気軽に高音質を味わいたい!
そんなお客様のご要望にもお答えするミニが…iRにあります!
ミニ3ドア クーパーS STUDIOスタイル ソラリスオレンジ
ミニコンバーチブル クーパーS ユアーズスタイル スターライトブルー
この3台は純正オプションのHarman/Kardon製 Hifi ラウド・スピーカー・システムが搭載されており、通常のオーディオシステムよりもハイクオリティなサウンドが最初から楽しめる贅沢なミニです。
是非、ご来店時にお気に入りの曲をかけて視聴してみてください!
まとめ
今回のブログは音質改善について紹介させていただきましたが、レベル4まで改善されたミニの車内はライブハウス?映画館?
そんな錯覚をさせてくれる空間になっているはずです。
ロマンチックな曲をかけてドライブすれば片思いのあの娘との距離が縮むはずです。注:効果には個人差があります。
ゆったりした曲をかけてドライブすればリラックス効果で安全運転にも繋がるはずです。注:居眠り運転にご注意ください。
iRではミニの持込みによるオーディオ関連の作業は行っておりませんが、ご契約時のオプションとして各種アップグレードメニューの受付を承っております。今回ご紹介したメニュー以外にもご要望があればお気軽にお申し付けください!
取材協力
ご協力ありがとうございました!