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新交差点の「ラウンドアバウト」って?!
突然ですが、この標識はご存知でしょうか?
「ロータリー!!」ではないですよー ̄) ロータリーの標識はこっち ↓
ここ数日ニュースなどでも見た方もいらっしゃるかと思いますが、この上の青い標識は『ラウンドアバウト』と呼ばれるもの。
今月1日に道路交通法が改正され運用が始まった新しい交差点の名前。正式には「環状交差点」と言います。
ではどんな交差点なのか・・・写真で見てみましょう。
この見慣れない交差点がラウンドアバウト。写真は長野県飯田市のもの。日本ではまだ数箇所にしか設置されていませんが、19世紀後半にヨーロッパから始まったものだそうです。
最も有名なラウンドアバウトと言えばこちら。
ご存知、パリにあるシャルル・ド・ゴール広場でしょう。真ん中に凱旋門がありその回りを取り囲むようにラウンドアバウトになってます。
この交差点にするメリットは、
・対向車が存在しないため、交差点での出会い頭による事故が減る
・信号機が必要ないため、停電の影響を受けず、災害時の交通整理も不要になる
・信号機による待ち時間がないためスムーズに走行ができる
etc…
交通事故数も減少するし、一般的な交差点にだと待ち時間が結構長い場合がありますが、これだとスイスイ♪すばらしいです。国土交通省によると、米国のフロリダ州など一部の州で1990年代から導入され、事故が以前より約8割も減ったというデータもあります。
これから日本にも本格的に導入!となるとやっぱり通行方法が気になりますよね!図で表すと・・・。
【ラウンドアバウトのルール】
・停止線、または横断歩道停止線で一時停止。
・進入時にはウィンカーはいらず、左折のみ(時計回り)
・交差点内にいるクルマが優先される
・抜け出す道路の手前で必ず左ウィンカーを出す
カンタンですね♪これだけ覚えておけば、突然ラウンドアバウトに出くわしてもパニックにならないですみます。たぶんw 海外にはこんな行き過ぎたラウンドアバウトもあるらしい。
もはや何がなんだか分かりませんw
まぁ、日本ではまだかわいらしいラウンドアバウトしかないでしょうから安心です。これから巨大化していくかもしれませんからみなさんも徐々に小規模のラウンドアバウトから慣れていきましょう(・∀・。)(-∀-。)ウン♪
最後に、道路にまつわる動画をご覧下さい。
ベトナムの交通状況をタイムラプスで編集した動画なのですが・・・53秒あたりから、これもラウンドアバウトなのでしょうか?www よくもまぁ、ぶつからないものですΣ( ̄□ ̄ ||
Traffic in Frenetic HCMC, Vietnam from Rob Whitworth on Vimeo.
ではまた明日♪