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日本独自のルール!?サンキューハザードが海外で話題に
8月20日に日本政府観光局が発表した7月の訪日外国人客数が126万9700人となり、過去最高記録を更新しました。2013年の7月に初の100万人超えを記録して以来、2014年は3月以降5ヶ月連続で100万人を超えています。
これらの背景にはマレーシア、タイなどアジア圏5カ国へのビザ発給要件が緩和されたことや、羽田空港発着の国際線が拡充されたこと、また近年相次ぐ日本ブランドの海外進出なども追い風になっていると考えられます。
そんな中、外国人が日本に来て驚いたという、日本のある文化が今話題になっています。
「わびさび」等の日本文化を好む外国人は多いですが、今回話題になっているのはクルマのドライビングコミュニケーションのひとつ【サンキューハザード】です。
道や順番を譲ってくれた相手に対して「ありがとう」の意味をこめてハザードランプを1~3回点灯させるあの行為のことですが、実はこれは日本とイギリスを含めたヨーロッパ数カ国にしかない独自の文化だったのです。ハザードランプ本来の使用方法と異なることから、厳密に言うと違法にあたるそうですが(ドイツでは罰金対象…)、ドライバー間のコミュニケーションとして広く浸透している為、日本では全く問題は無いようです。
これを見た外国人からは、「平和で美しい文化だ!」「超クールだね!」と賞賛の声があがっており、日本人らしい「礼儀」や「義理」の文化も相まって話題になったというわけです。
譲る気持ち、そして譲られた側の感謝の気持ち。同じ道を走っているクルマとして、一番大切なのはマナーや思いやり。やっぱり気持ちよく走りたいですもんね♪
2020年に開催予定の東京オリンピックの際には、より多くの外国人が来日されることが予想されます。日本人らしい礼儀のひとつとして、これからも大切にしていきたいですね。
以上。最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
“カチ・カチ”