MINI ブログ
ラバーコーンとは・・・?【後編】
以前のブログでローバーミニのパーツ、ラバーコーンについてお話致しました。
本日はその後編をお届け致します。
まずは前回のブログを軽~くおさらい。
ラバーコーンというのは通常の車のスプリングにあたり、ゴムの塊なので経年劣化すると硬化して乗り心地が悪くなるだけでなく、潰れて車高が下がってきてしまいます。そのまま放っておくと車高が下がり過ぎて車検が通らない!!なんてコトになってしまうんです・・・・それじゃあ困る!と、ここまでが前回の大まかな内容です。まだ前回のブログをご覧になってない方はこちらからどうぞ♪
ではその潰れたラバーコーン分の高さをどうやって補うのか・・・というのが今回のブログ。
さて、では本題に入ります☆
車高が下がってしまった分を補ってくれるのが”ハイローキット”と呼ばれるパーツ。
(※左:フロントハイローキット、右:リアハイローキット)
ハイローキットとはつまり車高調整キットのこと。通常、ドレスアップで車高を下げるために使われがちなパーツですが、ローバーミニの場合は逆。この上のナットをくるくる~と回して車高を上げる為に取り付けます。
では実際に非装備車と装備車でどれほど違いがあるのかを写真でご紹介。
【ハイローキット非装備車】
最低地上高8cm
【ハイローキット装備車】
最低地上高13cm
非装備車の地上高は約8cm。一方装備車はというと約13cm。
国に定められた最低地上高は9cm以上なので、これでは検査ラインを通る前にアウトー!w(゚o゚)wこの高さを補うのがハイローキットという訳です!
特にフロントのラバーコーンは潰れやすいです。
下の写真はローバーミニの車検証です。
当然ですがエンジンがあるフロントがリアより重いんですねΣ(・ω・ノ)ノ (※モデルによって前前軸重、後後軸重は変わります。参考写真はクーパースポーツパックLTDの車検証です。)
iRでご成約頂いたローバーミニでハイローキット非装備車であるものは全て、自社工場であるiR MAKERSにてお取り付けをしてお渡ししております。(フロントのみの装備車はリアも追加で装着します。)
非装備車はその分取り付けの費用がかかってしまいますが、これも偏にローバーミニに末永くお乗り頂くため、ミッションボックスを地面に強打して余計な修理費を出さないため!何卒ご理解を頂ければと思います(人ω<`;)
ラバーコーンが潰れることを見越して標準装備しておけばよかったのに~・・・なんてことはイシゴニスさんには言えませんw
もちろん経年劣化したラバーコーンを新品に交換することも出来ますし、乗り心地をよくするためにコイルスプリングに交換するなんてことも出来ますのでご注文時にご相談ください。
ミニ本来の乗り味で楽しみたい方はラバーコーン。
少しでも乗り心地を良くするならコイルスプリング。
ラバーコーンに限らず、ミニのことでご不明な点がございましたらお気軽にご相談くださいませ♪