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新グレード【oneファースト】スペック比較
先日、欧州仕様車として発表された新入門グレード【oneファースト】
既存のoneより更に下に位置する新エントリー仕様となります。そこで新型ミニF56のクーパーS、クーパー、one、oneファーストの4グレードのスペックにどれほどの違いがあるのか、表にまとめて比較してみました。
グレード | 排気量 | 馬力 | トルク | 100km/h加速 | 販売価格(M/T) |
one ファースト |
1233cc |
75ps |
15.3kgm |
12.8秒 | ??? |
one | 1233cc |
102ps |
18.4kgm |
9.9-10.2秒 |
235万円(EU価格) |
クーパー | 1499cc |
136ps |
22.4kgm |
7.8-7.9秒 | 280万円 |
クーパーS | 1998cc |
192ps |
28.5kgm |
6.7-6.8秒 |
332万円 |
※oneファースト・oneは今のところ日本販売時期は未定です
スペック上の差はあるものの、実際のドライビングフィールはどうなの!?と気になるところですが、各メディアの試乗レポートを見ている限り、1.2ℓの3気筒ターボエンジンにもミニ特有のゴーカートフィーリングは継承されており、one、oneファーストでもドライビングに物足りなさを感じることはなさそうです。
しかし175/65サイズの15インチ低抵抗タイヤに関しては、ルックス的に痩せこけた印象になりあまり評判が良くない様子。また、高速道路などで低抵抗・低燃費を発揮するこのタイヤも、ワインディングロードや急なコーナーリングになると役不足を感じるようで、大きなサイズのタイヤへアップグレードをするようにオススメする記事を多く見かけます。燃費を取るか、走りを取るかといったところでしょうか。
現時点でまだoneファーストの新車販売価格は発表されていませんが、入門グレードとして価格を抑えてミニに乗り始められるのは嬉しい話です。しかし、よりミニらしい走りを楽しむのであれば、やはりクーパー・クーパーSを選びたくなるのでは・・・?いずれにしても、oneファーストの登場によりF56の販売台数にどれくらいの影響が出るのか、今後気になるところです。