MINI ブログ
ラバーコーンとは・・・?【前編】
ローバーミニユーザーならだれでも知ってる「ラバーコーン」。ユーザー予備軍の方もお聞きになったことがある方も多いはずです。
ラバーコーンとはローバーミニを語る上で欠かすことの出来ない構造のひとつで、足回りの一部分に使われている部品のことです。今日はこのラバーコーンをご存知ではない方のために、分かりやすくサラッとご説明します♪
通常、クルマの足回りはショックアブソーバーとスプリングがペアで構成されています。(※下写真参考)
路面の凸凹を走る際に振動を吸収するのがスプリング。そのスプリングはバネなので放っておくと振動を繰り返し、いつまでも揺れ続け、とても運転できる状態ではありません。
その振動を吸収する大事な役割をするのがショックアブソーバー。このスプリングとショックアブソーバーがペアでひとつの働きをします。ざっくりした説明でしたがなんとな~くはご理解いただけたでしょうか?
ではこれを踏まえて本題のラバーコーンについて。
簡潔に説明すると、通常のクルマのスプリングと同じ役割をゴムでするのがラバーコーン。(※下写真参考)
写真はリアの足回り構造(当社工場ご自慢のカットモデルです)
このお椀型をしたものがラバーコーンです。ゴムなので経年劣化で硬化してしまうためスプリングよりも劣化が早いのですが、独特の乗り心地が多くのミニファンに愛され続けてきました。劣化してくると路面からの振動(突き上げ)が強くなり、さらにラバーコーンが潰れていくので車高が下がってしまいます・・・∑q|゚Д゚|p
そして車高が下がる事によりハンドルが一層重くなり、オイルパンを始めとした下回りを打損してしまうリスクが大きく跳ね上がります(修理代金が非常に高額になる恐れが・・・)
では、これを解決するためにどうするのか・・・ヽ( ´_つ`)ノ ?
それを今回のブログでまとめてしまうとかなり長文になってしまうので、今日はここらでお開きとさせて頂きますw
近日中に後編を投稿致しますのでお楽しみに☆