1900年代当時、F1やインディ500などのマシンの設計を手がけていたことで有名なジョン・クーパー氏が製造に携わり完成したのがこのミニ・クーパー。

最大の特徴はボディカラーに関係なくルーフとドアミラーが白でペイントされるツートーンカラーになっていること。グリルにはラリーカーを彷彿させる2灯フォグランプ、ホイールは12インチの8本スポークアルミが採用され、センターキャップには「MINI COOPER」のエンブレムを装着。スポーティな印象を与えるボンネットには2本のストライプをあしらいサイドにはダブルピンストライプが施されている。さらにリアクォーターには「MINI　COOPER」のエンブレムデカールが貼られている。

内装はインストゥルメントパネルとサイドドアモールがウォールナット（くるみ）で、シート、ドア内張り等はブラックとベージュのレザーで統一されている。3連メーター版はクーパーのみホワイトパネルが採用された。他のレギュラーモデル、ケンジントンとメイフェアとは異なりスポーツタイプのアクセルペダルも装備されていることからもクーパーがミニの中でもスポーツモデルとして位置づけられていることが分かる。