1999年、クーパーをベースとして1000台限定で生産。

ボディカラーは競技車を彷彿とさせる「ブルック・ランズ・グリーン」と「ソーラー・レッド」の2色が採用された。クーパーがベースで生産されているためルーフとドアミラーはボディカラーとは異なりホワイトでペイントされるツートーンカラーが採用され、ボンネットには2本のストライプが施されている。さらにボンネットには40周年記念モデルであることの証であるオリジナルエンブレムと、トランクドアには「GB」のクロームバッジが輝く。足回りには13インチアルミホイールが標準装備され、それに伴いフェンダーはワイド化されている。オランダのショックアブソーバーブランド、KONIショックアブソーバーも標準装備されており、レギュラーモデルのミニ・クーパー以上に見た目、走り共にスポーティにした仕様になっている。

内装の一番の特徴はポリッシュド・アロイ・フェイシアパネルと呼ばれるインストゥルメントパネルであり、金属板をラフに磨き上げたかつての「カフェ・レーサー」の定番がレーシーに再現されている。シートからドア内張り、シフトノブ等はブラックのレザーで統一され古き良きブリティッシュ・スポーツの伝統を限定車として再現したスポーティ且つ贅沢なミニに仕上がっている。