2008年に3番目の新しいラインナップとして登場。今までのハッチバックに加え実用性のあるステーションワゴンタイプのミニとなる。ミニクーパー、ミニクーパーS、ジョンクーパーワークスから選べる。大きな特徴は、オースチン時代のカントリーマンを思わせる観音開きのスプリットドア。そして運転席後部に設置されたクラブドアが特徴。また、全長が長くなったことによりホイールベースが延長される。それにより後部座席足元スペースも確保されている。ラゲッジスペースも拡大し乗員4名と荷物のための空間を備えるデザインとなる。ホイールベースが延長されたことにより高速走行安定性が向上。2010年10月のマイナーチェンジにより室内デザインが変更となる。

人気のオプションをパッケージにした限定車SOHOパッケージや、期間限定発売となった限定車ハンプトンなどは通常のクラブマンに比べ人気が高く、現在もその人気は衰えない。さらに現在限定で発売されているボンドストリートはミッドナイトブラックにシャンパンゴールドのルーフ、室内はブラックとゴールドでデザインされ、こちらも人気となっている。

商用目的のクラブバンも2013年1月に登場し、2シーターに仕切りをつけ荷室空間を広げ、860リッターの容量を確保。さらにクォーター部分のガラスを樹脂製パネルにすることで荷物によるガラスの傷付きを防ぐとともに、ステッカーや看板などをデザインしやすい設計となる。クーパーのみの設定。