MINI ブログ
エンスト点検からラジエーター交換へ
とても寒い日に踏切の一時停止でエンジンストールしたと、N様が調子の良さそうなエンジン音と共にご来店。
ご到着と同時にエンジン制御システムの故障メモリーを確認するも記録なし?
でも少し冷却水の臭いがしたのでオーバーヒートによるエンストも視野に入れつつ再点検!
しかし水温も安定しており電動ファンの作動も正常、エンジンオイルに焼けた臭いもない!!
取り合えずステッパー値が少しズレていたので調整し直し、引き続きエンジンの様子を見ながら冷却水の臭いの元を探ってみると、ラジエーターアッパータンクとコアの接合部より冷却水が染み出てくるのを発見!!
画像の緑色の水滴が染み出てくる冷却水です。
更に詳しく状況をお伺いしたところ、少し前に冷却水が垂れていたことがあったと仰るではありませんか!
当初、お待ちになられている間にエンジンチェックを!と思っていましたが、急遽ラジエーター交換が必要になりお預かりでの作業となってしまいました。もちろんエンジンの点検は引き続き行ないます。
N様がお帰りになられた後、一人?いえ一台残されたミニの所へ戻ってみると、先程までは臭いだけだったのにボタボタと地面に冷却水が漏れ出している!!
まるで子供やペットみたいだな、つくづくミニって不思議だよ!?
イールメーカースではお客様から特にご指定が無い場合、通常の修理用部品として福嶋メカニックが手にしている「B-WORK クーパーラジエーター」を使用しています。
この部品の売りは、冷却効果をアップした高品質な日本製、しかも安定感のあるサーモスイッチと便利なドレンコック付き!ちなみに価格は¥38,000(税別)とお買得!!
もちろんN様のミニも「B-WORK クーパーラジエーター」に交換させて頂きました。
ところでエンストのその後ですが、とても寒い日寒い時間に実施した走行テストの結果、ステッパーモーターの作動も安定していてエンストする気配がしませんでしたので、N様にミニをお返しすることになりました。