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MINIpedia - Rover/ミニペディア - ローバーあ行

FF・・フロントシップエンジン+フロントドライブの略。エンジンが前にあり、前輪で駆動する方式の車両。FRのようにプロペラシャフトがない為、室内空間を広く取れる。縦置きエンジンだと前輪駆動が配置的に無理だが、横置きエンジンだと前輪駆動が可能となる。クラッシックミニの産みの親であるイシゴニスは、横置きエンジンの下にミッションを乗せるというイシゴニス式FFを考案。それにより非常にコンパクトな設計が可能となり、あのミニの小さいスペースに収まるエンジンとミッションになっている。FWDは、フロントホイールドライブの略で同じ意味。

Royal Automobile Club(英国王室自動車クラブ)が主催するラリーで、伝統、格式においてモンテカルロ・ラリーと並ぶ、世界でも屈指のビッグイベント。そもそもは1932年、貴族など特権階級向けのイベントとしてスタートしたが、51年から一般にも門戸が開放され、73年からはWRC(世界ラリー選手権)の1戦に組み込まれた。毎年11月下旬に開催され、英国独特の変わりやすい天候とその年ごとに変更されるコース(しかも、89年までは開催当日までコースが明らかにされないシークレット方式)によって、WRCの中でもエキサイティングなものとなっている。BMCがミニのワークスカーを初めて出場させたイベントが、59年11月のこのラリーであった。出場したミニは3台(うち1台は女性クルー)だったが、すべてリタイヤに終わった。その後も毎年のようにBMCはミニをこのラリーに送り込み、65年、ラウノ・アルトーネンが駆るクーパー1275Sが遂に優勝を果たした。

アウトヒンジ[ 装備 ]

その名の通り、外側(ボディ外板)に付くタイプのヒンジ(ちょうつがい)。ミニは当初、ドア、トランク、ともにアウトヒンジであったが、1969年のMkⅡモデルから内臓タイプとなった。見た目がスマートになったという声と同時に、チャームポイントのひとつが失われたとの意見もある。現に、現代のモデルのドアヒンジをアウトヒンジにドレスアップするオーナーもいる。

アーモンドグリーン[ カラー ]

MkⅠ、MkⅡ時代のミニの純正ボディカラーのひとつ。
やや黄色がかった独特の緑色で、オールドミニの代表色として人気が高い。
クーパー/クーパーS系のルーフはMkⅠがオールドイングリッシュホワイト(ベージュがかった白)に、MkⅡはスノーベリーホワイト(通常の白)にそれぞれ塗られていた。

インチツール[ 構造 ]

長さや幅を表す単位として、日本ではメートル法を使うのが通例だが、英国ではヤード法が一般的である。クルマのボルトやナットのサイズについても、日本のミリメートル(mm)に対し、英国ではインチ(inch:1inch=25.4mm)の歴史が長い。最近のモデルにはミリサイズのパーツがいくつか使われてはいるが、ミニのパーツは基本的に昔ながらのインチサイズ。従って、メンテナンスを行うにあたっては、インチサイズの工具が欠かせない。近い数字であっても、ミリ工具を使用すればパーツが傷むだけである。

ウッドパネル[ ドレスアップパーツ ]

木製のインストゥルメントパネルのことで、ミニのドレスアップパーツとして人気が高い。元来、ウッドパネルはミニに標準装備されたものではなく、上級版のウーズレー・ホーネットと、ライレー。エルフの装備品であった。前者はセンターメーター回りの楕円部分のみ、後者はダッシュボードすべてに張り巡らされたフルトリム。オリジナルの材質はウォールナット(walnut=くるみ材)だが、ドレスアップパーツとしてはローズウッド(rosewood=したん材)が多く使われている。そして95年のクーパーから、日本仕様は全車に標準装備となった。

エンブレム[ ヒストリー ]

象徴、紋章と直訳されるが、クルマにおいてエンブレムとは、ブランド名やモデル名を表示するバッジのこと。性能を左右するパーツではないが、長い伝統を持つメーカーや高級モデル、高性能モデルにとってはステイタスシンボルである。このため、かつては各メーカーがオリジナリティあふれるエンブレムを付けていたが、大量生産化や錆の問題により、最近は国産車を中心にシンプルなロゴのシールやペイントになってきている。ミニもデビューからMkⅡシリーズ(BMC時代)までは、オースチン、モーリスそれぞれの伝統的な紋章をあしらった楯型のエンブレムが付けられていた。しかし、やはり体制の変化や大量生産化という時代の波とともに徐々に簡略化され、時折限定仕様車に付けられた特製のエンブレムが登場するものの、伝統に裏付けられた気品あるものは見られなくなってしまった。

オーバーフェンダー[ 装備 ]

ワイドタイヤを装着したときなど、タイヤハウスより外側にはみ出してしまったタイヤを覆うために取り付けるアーチ状の延長フェンダー。改造した量産車で行うプロダクションカーレースやラリーで使用されていたのが、一般車にも徐々に普及してきた。しかし、機能より精悍さを演出するドレスアップパーツとしての効果が大きいようだ。現在のミニは全モデルにオーバーフェンダーが装着されており、1000シリーズとクーパー1.3にはビス止め式、ERAターボにはエアロパーツと一体式のものが採用されている。

雨どい[ 構造 ]

ミニのボディ外板には、溶接箇所をうまく生かした雨どいが設けられている。ルーフの周囲や、フロントパネルとサイドパネルとの間、リヤパネルとサイドパネルの間がそれだ。ルーフ周囲の雨どいの四隅には、雨水の流出孔があけられている(現在のモデルはモールに隠れて見えない。)ところが、この雨どいが腐食の要注意箇所。ワックスがけなどのメンテナンスは欠かせない。

FRP[ ドレスアップパーツ ]

Fiber Reinforced Plasticsの略で、繊維強化プラスチックと和訳される。特殊繊維で補強されたプラスチックで、軽量なため、鉄に代わってレーシングカーのボディ等に使用される。ただ、衝撃にやや弱く高価なため、市販車では一部のスポーツカーを除いて、直接衝撃吸収にかかわりのないエアロパーツなのに使用されることが多い。ミニERAターボのフロントエアダム、オーバーフェンダー、サイドスカートはすべてFRP製である。