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MINI BLOG

2023.06.17公開 / 2023.08.19更新

【スタッフ紹介とご挨拶】通算1600台のMINIを販売した営業マンがiRに入社した理由。

 

ミニ専門店iR(イール)のブログをご覧の皆さま、はじめまして。

また、既にiRの店頭もしくは前職でお会いした事があり、このブログをご覧いただいた皆さま、改めて宜しくお願い致します。

 

この度、ご縁がありiRの一員としてお世話になっております『鈴木 裕策(スズキ ユウサク)』と申します。

今回はこの場をお借りして私の自己紹介をさせて頂きますので、どうぞお付き合いください。

 

 

私のルーツ

私の父親はイギリス系のアメリカ人で、仕事で日本に来た際に美容師をしていた母と出会い、2人が結婚し私が生まれました。

裕策の名前についてですが、今の若い方にはわからないかもしれませんが、母がファンだったので石原裕次郎からの字を付けたそうです。

学生の頃から、イギリスのアンティークやヴィンテージの家具や食器が好きで、最初に欲しくなったのもイギリス車(ジャガーMkⅡ)でした。

そういうのって遺伝子に刻み込まれているんですかね。

MINIを扱う仕事についたのも必然だったのでしょう。(と思う事にしています)

 

また、父方の祖先はイギリスからのアメリカへの移民なのですが、どこかの代でアメリカンインディアンの娘と恋に落ち、駆け落ちして結婚したそう。(すごい)

ということで私にはアメリカンインディアンの血も入っているそう。

そういえばネイティブ柄とかも好き・・・これもやはり遺伝子なのか?

父と愛くるしい頃の私。

 

職歴について

料理だけでなく高級車も運ぶウェイター!?

社会人として初めて働いたのは会員制の一軒家レストランで、フランス料理のウェイターをやっていました。

当時のお客様には芸能人や会社役員、政治家の方々が多く、色々な車に乗ってきていました。

その車を入り口でお預かりし、駐車場まで移動させるという仕事も私の役割だったのですが、その時クラシックなものから最新モデルまで、またラグジュアリーなものからスポーティなものまで、ほぼ世界中の殆どのメーカーの車に乗ったのではないかと思います。

この時の経験が、私の車好き&外車好きを加速させたのは言うまでもありません。

一軒家レストランを退職後、ホテルのBarやレストランで働きながらも「いつかは車の営業をやりたいなぁ」とずっと思っていました。

 

生命保険業界で訪れた転機

飲食業界を離れたのち、知人に誘われて生命保険の営業になりました。

営業職ははじめての経験でしたが、この時に学んだ事は非常にレベルが高く、保険の知識だけでなく営業に関する作法や知識など、迷った時に立ち返ることができる私の重要な糧となっています。

このとき私を育ててくれた上司や先輩には、メルセデスベンツボルボや他のブランドで全国トップクラスだった元営業が何人もいて、保険商品と営業についての知識意外に、自動車業界のお話もたくさん聞くことができました。

ある日そんな先輩の1人から「そんなに車の営業をやりたいなら紹介するよ?」と言われ、その話に飛びつき生命保険の営業を辞め自動車販売の世界に飛び込みました。

普通、車の営業→保険の営業というパターンは保険業界に非常に多いのですが、私の場合はその逆ですね。

 

MINIの販売をスタート

念願の自動車販売会社へ就職。

当初はアウディへ配属されましたが、その後、元々の希望だったMINIへ異動。

任命されたのは認定中古車の営業担当でした。

ここからついにMINIの営業人生のスタートです。

念願のやりたい仕事に就けて、売りたい車を売れる事になったので、今までの自分の経験を全部ぶつけて頑張りました。

我武者羅かつ楽しみながら仕事ができたことが功を奏したのか、販売台数では常に日本1位をキープする事ができる様になりました。

 

趣味の日本刀に通ずる営業の心得

ここで私の趣味についてお話しします。

趣味は色々あるのですが、おそらく死ぬまで続けるのは日本刀関係

日本刀は「折れず・曲がらず・良く切れる」が信条です。

これは大事な事の順になっていて、折れたら戦えない・曲がったら使えない・切れ味が悪いと切れない

これを販売営業に置き換えると、心が折れたら販売できない・気持ちが曲がったら諦める・切れ味が良くないと良い提案ができない、といった感じでしょうか。

自分の信条としてこれを常に心に持って仕事に臨んでいます。

 

私が初めて買った日本刀は自分の生まれた市内で自分が生まれた年に打たれた刀でした。

私が購入した時にはもうお亡くなりになっておられましたが、少なくとも戦後に地元で刀を打っていた刀匠は1人しかおらず、しかも自分の生まれた年に打たれたものというと、この機会を逃すともう出会えないのでは?と思ったことと、ちょうど何か一振り購入しようと決めていた時期でしたので、もうこれは出会いだと思い購入しました。

 

あとは幕末の名工固山宗次短刀を持っているのでちょっと自慢させて下さい。

短刀といってもこちらは両刃のと言われる形状になっており、固山宗次の剣は他に見た事がないのでかなり貴重だと思われます。

これは1848年(175年前)に江ノ島の弁財天に奉納されたという短刀(剣)で、地金が綺麗で見た瞬間に惹かれたのと、江ノ島は子供のころ祖父によく連れて行ってもらっていた思い出の場所なので、こちらも縁を感じて手に入れました。

 

日本刀は二度と同じものには出会えないということに加え、それぞれの背景に物語があるところに惹かれています。

中古車も同じで、大事なのはタイミングです。

ピン!と来た車があったら、タイミングを逃さぬよう是非前向きに検討してください。

相模國住靖要作 昭和四十八年十二月吉日

私の生まれた茅ヶ崎市内に鍛刀場を構えておられた刀匠で、私の生まれ年に打たれた太刀

 

奉納 固山備前介宗次 嘉永元年八月日 江ノ島本宮大弁財天

1848年に江ノ島弁財天へ奉納された剣(短刀)

 

MINIから生まれたネコ!?

iRには猫好きや猫を飼っているスタッフが多いのですが、私も例外なく猫好きです。(犬も好きですが猫派)

現在も家に3匹の猫がいますが、そのうちの1匹は当時の職場だったMINI認定中古車のショールームに展示してあったMINIのボンネットの中に入って鳴いていたのを見つけ、メカニックに引っ張り出してもらったのを家に連れて来た子です。

(ボンネットの猫バンバンは必要なんだ!と改めて認識しました)

しかし私にはイマイチ懐かず、娘にベッタリです。

オスだから仕方がないかもしれんが、もう少し私に対して感謝というものを出しても良いと思うのだがね・・・

我が家の猫大師&子猫の虎千代。

ミニクロスオーバー(R60)のボンネットから出て来ました、

 

我が家に来た頃はまだ生後1ヶ月程度。

 

おっさん猫2人と比べてもこの小ささ。

 

先住のおっさん猫2人にメチャクチャ可愛がられながら育てられ、今では3匹の中で1番でっかくなりました。

 

世田谷ボロ市で見つけた肉球にしか見えないサボテン。

猫好きはこういうのに弱いんです。

 

ベストの背中には猫柄の裏地、いいでしょ?

同じ柄で色違いの裏地を付けたジャッケットもあります。

 

iRとの出会い

本物に囲まれた空間

正規ディーラーで販売台数1位として表彰されることも嬉しいことではりますが、自分の中でもう一段階ステップアップをしたいと考える様になり、以前から気になっていた(MINI業界では有名な)iRにお話を聞いてみたいと思うようになりました。

 

iRにアポを取り、初めて世田谷ショールームへ伺った際に驚いたのが、家具や什器に「本物」を使っているという点。

イギリスアンティーク・ヴィンテージ好きにはたまらない空間です。

特にお客様スペースで使っている椅子を見て、入社の条件や細かい話を聞く前に、自分の中の気持ちがここで働きたいな。から、ここで働くだろうな。という確信に変わっていました。

なぜかって、商談スペースの椅子と自宅のダイニングチェアが同じものだったので。

世田谷ショールームの商談スペースの椅子はアーコールというイギリスのヴィンテージチェアが使われており、ゴールドスミスチェアクロスバックチェアという2種類が置いてあるのですが、そのうちのゴールドスミスチェアがまさに自宅を建てた際にダイニング用にと色々探して一番気に入って手に入れたものと同じでした。

iR世田谷のアーコール・ゴールドスミスチェア

後ろにはクラシックMINI(イギリス生まれ)

 

我が家のアーコール・ゴールドスミスチェア

後ろには掃除機のヘンリー君(イギリス生まれ)

 

運命的というか、出会いってあるんだよなぁ。と思いつつ、はじめて伺った時からiRでお世話になる事を半ば決めていました。

だって、自分の好きな商材を扱っていて、更に自分と近い感性でセレクトされたインテリアに囲まれた空間で仕事ができるって、それだけで素敵じゃないですか?

 

MINIの魅力

MINIのラインナップは、他メーカーから見るとボディサイズがかなり小さめになります。

小さなサイズの車は国産・輸入車問わず大きなサイズの車も作っているメーカーからすると、それなりの廉価版だったり、デザインや素材面でも一段階落ちる印象があるのですが、MINIはもともと3ドアのみから始まったメーカーですので、このサイズの車を本気で作っています

 

(画像参照:https://www.press.bmwgroup.com/japan/

 

大きな車(クラウンやメルセデスEクラス等)にはいくらでも良い車はありますが、小さなサイズの車でしっかりしている車って案外無いものです。

MINIは、このサイズでもコストもしっかり掛けていて、車体の強度やデザイン面を含めた出来は、同サイズ内では最上級だと思います。

 

ROVERミ二が佇むショールーム

iRでは別名クラシックMINIとも呼ばれるローバーMINIも扱っております。

日本は世界でもクラシックMINI好きの国として知られており、専門店やパーツの作製を行う工房も多く、愛情とお金があればクラシックMINIを維持しやすい環境となっていますが、実物をじっくり見る機会は案外無いかも知れません。

BMWミニを検討されているお客様も世田谷ショールームでは気軽にROVERミニを見ることができ、ミニの歴史について知ることができます。

 

 

クラシックMINIは1959年から2000年まで生産されており(最終販売は2001年)、BMW MINIの発売開始と全く間が開いていません。

生産期間が長かっただけあって、限定モデルや派生車も異様に多く(私はライレーエルフが好き)、MINI好き同士、もしくはMINIに興味のある方がMIN好きの方に話しを聞いたりする場合、いくらでもネタが出てくると思います。

やはりMINIを扱う者として、店として、「現行のMINIは知っているけど、昔のMINIはちゃんと見た事もないしよく知らない」というよりは、「クラシックMINIを知った上で、現行のMINIを扱っている」という方が、ミニ専門店のスタッフとして正しい姿だし、説得力がありますよね。

 

本物に囲まれた空間と、ROVERミニがあるショールーム。

私がiRで働きたいと考えるには十分すぎるくらい大きな動機でした。

 

乗り物は全て赤

今まで10台程の自動車を所有してきましたが、現在の相棒は2003年式の初代BMWミニクーパー(R50)です。

ボディカラーはチリレッド

赤が好きなんですよ。

そこは小さな頃からブレる事なく一貫しています。

もう1台の車も、マウンテンバイクも、所有している乗り物は全て赤だったりします。

このミニクーパー(R50)は、iRで新しいミニをご購入頂いたお客様が大事に乗られていたミニで、乗り換えとしてiRで下取りしたミニでした。

ただ、現在のiRの在庫ラインナップ基準から少し外れていたため、中古車オークションに出品する予定でしたが、前オーナー様にもお伝えした上で私が譲り受けることになりました。

前オーナー様が愛情を注いでキチンと整備をなさっていた事もあり、今年の9月で20歳を迎えますがまだまだ元気!

来年は、免許を取る娘に譲る予定なのでそれまでは私が楽しんで乗りたいと思います。

次はどんなご縁でどんな車に乗るのか、自分でも楽しみです。

 

2003年式MINIクーパー(R50)

チリレッド×ブラックルーフ、BMW&MINIの塗装はやはり強いですね。

20年選手の赤でも色褪せしない!

 

赤・赤・赤!

キャノンデールがまだmaid in USAだった頃のスーパーVシリーズ3兄弟。

左から1995年モデル・1997年モデル・2000年モデルです。

25年前後の時を経ても色褪せないデザインはさすが。

MINIのデザインもそうですが、年数を重ねても古臭くならないものって良いですよ。

 

最後に

どこのお店よりもMINIの扱い台数が多く、しかも働いていて楽しい、本当にやり甲斐のあるショップがiRだと感じています。

今まで個人で1600台程のMINIの販売に携わってきた経験と知識を基に、皆さまのお役に立てるように頑張って参ります。

自動車保険やオプションに関しても、的確なアドバイスや提案ができると思います。

iRというブランド共々、どうぞ宜しくお願い致します。

 


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2022.08.05公開 / 2022.08.05更新

【新入社員紹介】過去の経験から、日々全力を注ぐようになったサウナー!?

 

 

ミニ中古車専門店 iR(イール)のブログをご覧の皆様はじめまして!

この度ご縁をいただきましてiRに仲間入りしました『佐藤 啓悟(サトウ ケイゴ)』と申します。

MINIに興味を持ってこのブログを開いていただいた方も、たまたま開いていただいた方も何かのご縁かと思いますので、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

 

 

剣道に没頭した少年時代

福島県いわき市生まれ。
5歳の頃から剣道を始め、大学に入学するまでの18年間を剣道一本で過ごしました。(現在、剣道3段)
私には5つ離れた姉がおり、何をするにもいつも姉の後ばかり付いて行っていました。
姉から剣道の体験に行くと誘われた時も、とりあえず後をついて体験に参加し、それがきっかけで剣道を始めました。



最初の3年間くらいはお遊びのような感覚で楽しく通っていた剣道クラブのようなものでした。
ある時チームの指導者が代わり、それからは本格的な剣道道場に変わっていきました。
学生時代は遠征にいくのが毎週末の恒例行事だったので、休日に家でゆっくり過ごすといった思い出はあまりなく、剣道尽くしの青春。
挫折したり、やめたいなと感じたことも何度もありましたが、大会で優勝した時の高揚感や達成感は今でも忘れられません。
優勝した際はチームメンバーとBBQをすることが何よりの楽しみで、それを糧に日々一生懸命稽古をしていた記憶があります。
(逆に負けた時は、遠征から帰ってから遅くまで追い込み練習があったので、天地の差でした・・・)
全盛期は新聞で取り上げてもらったりと剣道生活まっしぐらでした。
年々歳を追うごとに成績は悪くなるのですが、、、笑



剣道は「礼に始まり礼に終わる」といった礼儀を大切にする武道です。
このような武道と出会えたこと、またこのような環境で剣道ができたことは私にとってかけがえのない経験でした。
 

少年時代に味わった壮絶な体験

私が学生の頃に2つ、壮絶な体験をしたので、そのことについてもお話ししたいと思います。

 

大手術と半年間の入院生活

まず1つ目が、中学生の頃に約半年ほど入院をしていたことです。

入院した理由はある一種の脳梗塞でした。

剣道の試合中に意識を失い、倒れ、緊急搬送でした。

有難いことに名医のいる病院で手術を受けることが出来たのですが、手術の前に半身不随になるかもしれないと言われた時のことは今でも鮮明に覚えています。

まだ中学生だったこともあり、その時は目の前の状況をただ乗り越えることに必死でしたが、今となって思い返すと、壮絶な時間だったなと改めて思います。

術後は起き上がることすらできませんでしたが、リハビリを続けていくうちに手を開くことができるようになり、足をあげられるようになり、そしてようやく歩けるようになり、院内のコンビニまで自分の足で行けた時、喜びと共に涙が溢れました。

 

(脳梗塞になったとは思えないほどのパリピ画像が出てきました・・・)

 

術後はリハビリを続け順調に回復し、今では後遺症もなく快適な毎日を送れています。

また、1児の親となった今、あの時の親の心境を身に沁みて感じるようになりました。

 

 

2011.3.11

2つ目が、2011年3月11日におきた東日本大震災です。

当時、私はいわき市内の高校で授業を受けていました。

今まで経験したことのないような大きな揺れとともに、瞬く間に普段見る景色が崩れていき、教室ではあまりの恐怖から泣き出す生徒や、パニックになる人がいました。

大きな揺れが起こってから数時間後に学校から帰宅しましたが、幸い、実家の家具はしっかりと固定されていたものが多く、被害は少なく済みました。

余震は1週間ほど続いたような記憶があり、家では電気ガス水道が止まり、今まで当たり前のように過ごしていた日常は消え去り、生活は一変しました。

※この経験から、現在私の家の家具はどれも吸盤や突っ張り棒などでしっかりと固定をしておいています!何事もできることは備えておくことが大事だなと改めて実感!

 

「健康でいられることも日常も当たり前じゃ無い」

親のありがたみや人の温かさに感謝する

「やりたいことは元気なうちに全部やっておかないと後悔する」

 

当時様々な想いはありましたが、中学生や高校生でこんなことに気がつけたことは、自分の成長に大きな影響を及ぼしましたし、もちろん今でもその気持ちは忘れていません。

 

これまでの経験をふまえて私の休日の過ごし方は、、、

 

 

少し暗い話が続いてしまったので私の現在の趣味についてご紹介いたします。

最近のブームは「サ活」です。(=サウナを楽しむ活動)

ほぼ毎週のように温泉や銭湯に通い、サウナで「ととのう」ことが欠かせません。

壮絶な経験をして今ハマっていることはサウナかよっ!と思った人もいらっしゃるかもしれませんが、意外とこれまでの経験からサウナに繋がることがあるのです。

「健康でいられることも日常も当たり前じゃ無い」ということは、健康を維持するためにサウナ!

親のありがたみや人の温かさに感謝する」ということは、温かさ、、、さ、サウナ!

「やりたいことは元気なうちに全部やっておかないと後悔する」ということは元気でいる必要がある!サウナ!

 

・・・ね?笑

サウナに入り、水風呂に入り、「ととのう」あの開放感は大袈裟かもしれませんが、自分の意識と身体中の疲労感が異次元に飛んでいってしまうような感覚に陥ります。

心と体をととのえるこのサ活は、休日にもってこい。

人それぞれ、サウナの種類や、水風呂の温度、ととのう時間と個人差があるかと思いますので、iRにお越しいただきお話しさせていただく機会を頂けましたら、ぜひ「サ道」についてお話ししましょう。

 

クルマとの出会い

福島の高校を卒業後、上京し大学に入学。

そしていざ何に携わる仕事をしたいか考えた時、小学生の頃を思い出しました。

 

当時は剣道ばかりの毎日でしたが、朝練と昼練の間や、ちょっとした隙間の時間で夢中になって遊んでいたのが、グランツーリスモというクルマのゲームでした。

地元を走っていたのは移動の足としてのクルマがほとんどでしたが、このゲームの世界で見るクルマのかっこよさに憧れを抱き、「将来はカッコよくて、こだわりのクルマに乗るんだ!」と、どんどんクルマに対しての興味が湧いったのを覚えています。

ちなみに当時ゲーム内では、三菱のランサーを愛車にしていました。

ゲームを始めた当初はゲーム内でのお金も無かったため、安くて速くて操作がしやすい車を探した時にこのクルマに出会い、色々とチューニングしながら、レースに勝ち、お金を貯めた記憶があります。

ある程度ゲーム内でのお金が溜まっていき、やっとの思いで購入したのがニッサンのGT-Rです。

やはりあのフォルムは幼かった自分にも魅力的で、他のどのクルマより輝いて見えました。

国産車でとにかく速かったということも魅力でしたね。(この当時は国産車で輸入車に勝つ!といった変なプライドがありました)

 

 

一度切りの人生「やりたいことをやる」と決めていたので、やりたい仕事も自動車業界とすぐに決まりました。

せっかくなら「煌びやかなショールームでビシッとスーツを着てスマートに仕事がしたい!」と思い、勝手なイメージですが輸入車のディーラーで新車販売営業をはじめることになりました。

 

輸入車ディーラーでの経験

就職先の輸入車ディーラーで販売していたのは、支払総額500万〜2,000万円といった高級車でした。

フラッと来るお客様はほとんどなく、新規開拓はほぼゼロ。

お客様のほとんどが現オーナー様で、お乗り換えのご提案をすることが大半でした。

ご来店されるお客様は会社の経営者様やご年配の方が多く、クルマのスペックやシステム、デザインが気に入ってご購入されるというよりは、自分の「ステータス」として所有される方が多かった印象です。

普段関わることのできないような職業の方々と、クルマを通し対等な立場でお話ができたことは、とても貴重な経験でした。

 

 

ここで、私が新車ディーラーで感じた1番ショッキングだったことをお伝えします。

それは、新車は登録をしてナンバーをつけた瞬間にその価値が大幅に下がってしまうという悲しい現実です。(車種にもよりますが)

私自身も営業マンという立場から、取り扱いしていたメーカーの新車を買いましたが、4ヶ月で3,000km乗って売却した時、買取価格は新車購入時の約半分でした。(もちろん事故や傷は無し・・・)

もちろん新車を買ったオーナーでしか受けられないサービスや体験、優越感もあるので、お金だけでは計られないこともたくさんありますが、「お得感」といった意味では、一度登録をした中古車を買うことが1番お得な買い方だな〜と痛切に感じておりました。

 

iRに入社し感じたこと

新車販売への後ろめたさが心のどこかに引っかかっていたことと、家庭環境の変化も伴い、輸入車ディーラーは約4年で退職。

今回ご縁をいただきiRに辿り着きました。

 

iRの世界観は他の車屋さんにはない、特別なものを感じます。

私が感じたiRの特徴を3つご紹介させていただきます。

 

厳選された在庫車両

MINIは車両本体をベースに、そこから自分好みのオプションを追加していくといった新車の購入方法になっており、オプションの中には新車購入時にしか付けられないオプションが多数あります。

今回私が気づいたiRの特徴のひとつは、イールにあるミニがどれも個性的だということです。

ただ「MINI」ならなんでもOKというわけではありません。

MINIの知識を知れば知るほど、イールにはありきたりな仕様のものが少なく、「iRらしいミニ」に拘って仕入れているんだなと感じることができます。

例えばiRで取り扱いしている中古車ミニと、同じ仕様のミニを世の中から探そうとしても、探すのが困難なことが多いのです。

イールの仕入れのこだわりは、動画でも紹介しておりますので、こちらも是非ご覧ください。

 

 

こだわり抜いた世界観

iRに置いてある数々のインテリア(小物)を一つ一つ調べてみると希少なものやアンティーク商品ばかり。

偽物は使わず、本物にこだわる!

私自身、勉強も兼ねてたくさんの車屋さんに行ったことがありますが、ここまでインテリアデザインにこだわりのあるショップは他には無かったです。

 

 

この窓枠ひとつをとっても、本物のアンティークの木枠をそのまま使い、窓枠のために壁が専用設計されています。

白いブリックウォールも、よくある「レンガ風パネル」は使用せず、石膏レンガを使用。

イギリスの本物・名作を取り扱うといったiRのポリシーは、ショールームの細部に宿っているのです。

ただクルマを綺麗に見せるためだけのショールームではなく、iRという空間そのものがMINIを選ぶ楽しさや特別感を演出しているんですね。

 

 

私たちが商談で使わせていただいているこの椅子も英国アンティーク家具の名作アーコールチェア。

「今では手に入りにくくなった希少なイギリスの名作」という意味では、クラシックミニと同じですね。

 

iRのこだわりは他にもたくさんあるので、ご来店いただい際はクルマだけでなく、何気なく置かれているインテリアや小物にも目を向けてみて下さい。

 

お客様に寄り添った説明

ミニ専門店として20年以上の歴史があるイールには、ただクルマを販売するのではなく「なぜあなたにとってこのMINIが良いのか」を説明してくれる営業スタッフがたくさんいます。

どの営業もMINIのことを良く知っていて、MINIのことが大好きで、その気持ちが商談にも現れています。

一緒にミニを選び、迷った時は相談にのり、選んだミニを今度はどんな仕様にカスタマイズするか話し合い、納車後はどんなMINI LIFEを過ごすのか。

それらをお客様に寄り添いながらご提案している様子は、私が今まで経験した自動車販売店とは全く違ったものでした。

MINIを知るだけではなく、MINIを好きなお客様の気持ちを知ることが大切なんだと感じています。

私も、早く皆様にとってピッタリな1台をご提案できるように、奥深いMINIの世界について日々勉強中です。

 

さいごに

私のモットーは「日々全力を注ぐ」です。

過去に、あまり人ができないような経験をしたからこそ、「今日はこのくらいでいいかな」と甘えが出てしまいそうな時も、過去の経験を思い返し、もうひと踏ん張りして一日一日に全力を注ぐような生活ができるようになりました。

iRでも、私が担当したお客様が納得のいくミニに出会えるよう、全力でサポートさせていただきますのでよろしくお願い致します!

 

 

 

拙い文章にお付き合い頂きましてありがとうございました。

文章はサウナのようにととのいませんでした。笑

これから皆様よろしくお願いいたします!


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2010.03.02公開 / 2013.12.22更新

ローバーミニモンテカルロ/ブラックご成約!

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大田区のT様、

この度は95年式ローバーミニモンテカルロ/ブラックを

ご成約いただきまして誠にありがとうございました。

 

「このモンテカルロは早いよね~!」

というスタッフ全員の読み通り、iR滞在期間はたったの1週間でした!

 

ホントにピカピカでお宝物の1台ですので、

ご納車まで楽しみにお待ちくださいませ。

 

ありがとうございました。