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2020.11.27公開 / 2022.02.19更新

MINIの代名詞『ゴーカートフィーリング』って何?素朴な疑問を紐解いてみます!

 

突然ですが、『ゴーカートフィーリング』という言葉をご存じでしょうか?

iRのブログを訪れているMINIファンの方なら一度は耳にしていると思いますが、ミニのドライブフィールを表すのによく使われている言葉です。言葉の意味を直訳すると「ゴーカートのような感覚」という事になりますが、この言葉は多くの雑誌やメディアでもインプレッションの際に多用されているように思います。

 

では、この『ゴーカートフィーリング』ってどんな感じでしょうか?

何をもってゴーカートなんだろう?そもそもゴーカートの感覚ってどんな感じだろう?

今回は、そんな素朴な疑問について考えてみたいと思います。

 

 

 

そもそもゴーカートとは

一般名称として定着している「ゴーカート」。「カート」と同義語と思っていいと思いますが、実は商標登録されているそうです(ツナ缶とシーチキン的な関係かな)。

遊園地にも簡単なゴーカート場があったりしますが、サーキットを走るレーシングカーの一番入門的なカテゴリーと思っていただけるとイメージしやすいと思います。

 

画像参照:Wikipedia

 

カートの特徴としては、車体(フレーム)にエンジンとシャフト直結された構造になっていて、車体の動きに「遊び」がありません。

乗用車と違ってサスペンションもないので、コーナリング中のロール(コーナーでの車体の傾き)もしません。

タイヤも小さく、ステアリングを少し切るだけで車の向きが大きく向きが変わります。

 

あくまで速く走ることを優先しているので、当然乗り心地なんて一切考慮されていません。サスペンションが無いので路面の凹凸をもろに拾ってしまいます。ですがその反面、路面を這いつくばるように軽快に走れるのがカートの特徴と言えると思います。

 

ではなぜミニの走りがゴーカートのようなのか

では、そのような乗用車とかけ離れたゴーカートとミニの共通点はどこにあるのでしょうか?

そもそも「ゴーカートフィーリング」という言葉が生まれた背景は、ミニが誕生した1959年当時に遡ります。

当時は『オースチン・セブン』&『モーリス・ミニマイナー』という車名で誕生した初代ミニですが、小さいボディに大人4人が乗れるボディを作るために、かなり極端なボディプロポーションをしていました。

 

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居住スペース確保のため量産車として初となるFFを採用し、足回りもコンパクトに収めるためゴム製の「ラバーコーン」というサスペンションを採用しています。タイヤもボディの四隅へ追いやられるように配置され、10インチという極端に小さいサイズを装着。

 

この「小さいボディながら室内を広くする」という目的で生まれた「広いトレッド」、「小さいオーバーハング」、「小さいタイヤ」というディメンションは、ゴーカートとの共通点が多く、さらにステアリングも非常にクイックになっており、ラバーコーン特有の良くも悪くも引き締まった乗り心地も相まって、かなりクイックなハンドリング特性が生まれました。

パワステもないので路面の状況がハンドルを通してドライバーにダイレクトに伝わるので、操作感覚はゴーカートに近かったというわけですね。

 

ミニクーパーの伝説もハンドリングから生まれた

 

あくまで室内の広さを作り出すために生まれたボディプロポーションの副産物だったミニのハンドリングですが、このハンドリングに目を付けた人物がレースの最高峰F1を席捲したほどの名チューナー「ジョン・クーパー」です。

ジョン・クーパーによってチューニングされたミニは「ミニ・クーパー」として60年代のレースシーンやラリーシーンで大きな活躍を見せ、モンテカルロラリーでは3回の優勝を果たし、サルーンカーレースでもクラス総なめで優勝をさらいます!

 

画像参照:octane

 

街乗り用のシティコミューターとして生まれたミニが、格上のスポーツカーを抜き去りレースで優勝する様は何と痛快だったでしょうか。現在でも、ミニの事をミニクーパーと認識している方が多いですが、これは当時のミニクーパーの活躍があまりにも鮮烈で、ミニクーパーという名称が世間に認知されてしまったからと言われています(またしてもツナ缶とシーチキン的な、笑)。

それほどまでにミニのハンドリングが優れていたという事ですね。

 

レーシングカーと言われずゴーカートと形容される辺りはミニのキャラクターをよく表していると思いますが、『ゴーカートフィーリング』はミニのスポーティーなハンドリングを表すうえでの代名詞となったわけです。

 

BMWミニでも同じなのか

さて、2001年以降はドイツのBMWがミニブランドを引き継いで生産しています。2000年以前のローバーミニとは設計もボディサイズも大きく変わっていますが、そのハンドリングはどうでしょうか。

 

 

2001年登場の初代BMWミニ(R50)は、かなりローバーミニを意識したハンドリングだったように思います。

ステアリングギヤ比もクイックで、パワステが付いていないのでは?と思ってしまう程に重いステアリング。サスペンションも引き締められており、コンパクトカーとは思えない程ダイレクトなハンドリングを実現していました。

 

その走りの「キモ」はサスペンションにある

乗り心地の方向性はローバーミニからキープコンセプトのBMWミニ。ですがボディやサスペンションの設計はローバーミニとは大きくなります。

特に特徴的なのはリアサスペンション。フロントは一般的な「ストラット」なのに対しリアは「マルチリンク」を採用しています。一般的なコンパクトカーはコスト優先の「トーションビーム」を採用するケースが多いリアサスペンションですが、BMWミニはコストが高くなったとしてもアライメント変化が少なくコーナーでも接地性が保てるマルチリンクサスペンションを採用し続けています。

半面、トランクルームの両端のスペースが犠牲になってしまうのですが、居住性よりも走り味を優先するあたりはBMWの強いこだわりを感じるポイントです。

 

 

現在、3代目まで進化したBMWミニ。初代でネックだったパワステの重さも改善され、フィーリングは自然なものへ進化しました。

しかし、ボディ剛性も高まって、純正タイヤの剛性も高く、コーナーでステアリングを切っても、ボディがよじれる動きをしない為、非常にクイックにクルマが向きを変えてくれます。

日本車の柔らかいサスペンションになれた方がMINIに乗り換えると、はじめは固めの乗り心地に驚くかもしれませんが、決して不快に感じることのない味付けになっているあたりは流石です。

 

モデルやグレード、オプション装備で乗り心地は異なります

さて、一概に「BMWミニ」と言っても、現行のMINIはボディ形状で5モデル、グレードも一部モデルを除いて4段階に分かれています。

 

 

■ボディ形状(モデル)

  • 3ドア(F56)
  • 5ドア(F55)
  • コンバーチブル(F57)
  • クラブマン(F54)
  • クロスオーバー(F60)

 

■グレード

  • ミニワン
  • ミニクーパー
  • ミニクーパーS
  • ジョンクーパーワークス(JCW)

 

関連ブログ:まずはここから!?BMWミニのモデル&グレード一覧カタログ

 

F56,F55,F57のハッチバック系に比べると、クラブマンやクロスオーバーは車高も高くサスペンションストロークが大きくとられており、乗り心地に配慮した味付けがされています。

また、グレードでもミニワン、ミニクーパーは街乗りを考慮した味付け、ミニクーパーSはさらに引き締められた乗り心地、JCWになるとかなりハードな乗り心地と言えます。

 

 

更に、オプションでアダプティブサスペンション(ダイナミックダンパーコントロール)の装着車は、ドライビングモード(GREEN、MID、SPORTS)に連動してダンパーの油圧を制御し、乗り心地を変化させることのできる優れもの。ですが装着率はかなり低いオプションなので、装着された中古車は見つかればラッキーぐらいに思ってください。

 

 

ちなみにBMWミニの純正サスペンションで最もハードな乗り心地なのは、第二世代に設定されていたクーペ(R58)&ロードスター(R59)のJCW。街乗りでは路面のゴツゴツ感がかなり伝わる乗り心地で、オープンエアのロードスターはまさにゴーカートそのものに乗っているといった感じでした。

 

ゴーカートフィーリングを楽しめるおすすめ車両

最後に、今日(2020年11月27日)現在、iRで在庫している車両の中からゴーカートフィーリングを味わっていただけるおすすめ車両をご紹介したいと思います。

 

BMWミニロードスター クーパーS(R58)

 

『ゴーカートフィーリング』という事で最も近いモデルがミニロードスター。オープン2シーターという超希少モデルなので、iRでも2020年11月時点で在庫しているロードスターはこちらの1台のみ。

日常使用にも適したクーパーSの適度に引き締められた足回りは、ついついドライブに出かけたくなるはずです!

 

BMWミニ ジョンクーパーワークス(F56)

 

BMWミニのトップグレードJCWのMTモデル。足回りはアラゴスタの車高調にハイパコのコイルを組み合わせ、アドバンレーシングの鍛造18インチホイールを装備!この車の足回りだけで安い中古車が買えてしまうぐらいにお金がかかっています!

ただガチガチに固められているわけではなくきちんとストロークする足回りなので、本格的なスポーツドライブから街乗りまで幅広く楽しんでいただけます。

 

ローバー ラストミニ クーパースポーツ

 

超希少な本国(英国)仕様のラストミニ。中でもトップグレードのクーパースポーツです。ジョンローズエアロを装着したいかつい見た目ですが、エアコンやオーディオも装備された快適仕様。

「ジョンローズ」は往年のレースシーンで活躍した名ドライバー。ついついタックインで姿勢を作ってスライドしながらコーナーを立ち上がってみたくなる一台です(笑)

 

 

BMWミニ JCW GP

 

日本割り当て240台限定のスペシャルモデル、JCWGP!究極に走りの性能を求めたMINIと言えます。

300ps以上のパワートレーンに、専用エアロパーツや専用サスペンション、機械式LSDや強化エンジン&ミッションマウント等々、モータースポーツでのノウハウが余すことなく搭載された特別なモデル!

このクルマに関しては、ゴーカートというよりもレーシングカーといった方があっている気がします、笑

 

最後に

いかがでしたでしょうか?少しは「ゴーカートフィーリング」がブログを通して伝わってくれたらと思います。

とは言え、なかなか実際に乗ってみないとクルマの乗り心地はわからないもの。なのでiRでは在庫車の試乗も受け付けています。車検が残っている車両限りますが(※他諸条件あり)、乗り心地に確認のために試乗もできますので、気になる車がありましたらスタッフまでご用命ください。

 

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ローバーミニは自慢のデモカーで試乗可能ですので、乗り心地がわからず購入をためらっている方はお気軽にお問い合わせください!

 


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2020.08.23公開 / 2020.08.23更新

MINI史上最速のJCW GPが早速入庫!ミニ専門店の目線でマニアックに解説してみます!

 

昨今のミニの話題の中でも特に注目を集めたニュースが、MINIジョンクーパーワークスGPの登場ではないでしょうか。コンセプトモデルの登場から2年も経ってからの市販化という事で、GPの登場を待ち望んでいたファンも多いと思います。

昨年に日本国内限定240台が受注開始となりましたが、抽選に通った運のいいオーナーのもとへ2020年の6月頃から納車が始まったようです。まだほとんど目にする機会のない特別なモデルだけに「街で出会えたらラッキーだな」「iRでも中古車として入ってこないかなぁ」なんて考えていた矢先・・・

 

 

なんと、自動車販売業者向けオークションで中古車市場に出現!!
iRで買い付けることができてしまいました!まさか240台限定モデルが、こんなにも早くiRへやってくるなんて!

早速ブログで紹介しようと思いますが、多数のメディアに試乗レポートや紹介記事が出ている中で、一般的なスペックの紹介をしても今さら感がぬぐえませんので、今回は普通のメディアでは取り上げないミニ専門店ならではのマニアックな目線でMINIジョンクーパーワークスGPの詳細をお伝えしたいと思います!

 

関連ブログ:MINI史上最速最強のF56JCW GPはここが進化した!

 

 

ジョンクーパーワークスGP(F56)の特徴

先ずは、GPを詳しく知らない方のために、モデルの概要から紹介したいと思います。

 

公道を走行可能な英国ブランド車として最速のモデル

ニュルブルクリンク北コースで先代モデルよりも約30秒早い8分以下のタイムを記録

モータースポーツの技術を広範に使用

最高出力306PS、最大トルク450Nmにより、0-100km/hは5.2秒を実現

全世界限定3,000台の限定生産、日本へは限定240台を導入

(BMW Group PressClub Japanより)

 

 

F56JCW GPの主な特別装備

  • 最高出力306PS (225kW)、最大トルク450Nmを発揮する高性能エンジン
  • トルセンLSD搭載の8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション
  • 軽量鍛造18インチ ホイール及び、225/35スポーツタイヤ
  • 専用サスペンションとキャンバー角の最適設定化
  • スポーツ・ブレーキ・システム
  • ボディ・カラー「レーシング・グレー・メタリック」
  • カーボン製ホイール・アーチ・カバー
  • 専用リア・スポイラー
  • 専用デジタル・メーター・クラスター

 

 

【スペック表/ノーマルJCWとの比較】

 

ジョンクーパーワークスGP(F56)ジョンクーパーワークス(F56)
全長388cm387cm
全幅176cm172cm
全高142cm143cm
排気量1,998cc1,998cc
最高出力306ps231ps
最大トルク45.89kg-m32.63kg-m

※ボディサイズは車検証記載の数値

 

ベースモデルとなるJCWより最高出力を75PS(55kW)アップさせ最高出力306PS (225kW)、最大トルク450Nmを発生。2リッターエンジンとは思えないほどのパワーです。FFで300馬力以上のパワーを受け止めきれるのか!?と思ってしまいますが、トレッドの拡大やエアロパーツ、サスペンションやブレーキの強化、LSDの装着など、強大なパワーを受け止めるためトータルで専用のチューニングが施されています。

 

個人的に着目したいのはLSDの採用でしょうか。ノーマルJCWはどうしてもオープンデフとDTC(ダイナミックトラクションコントロール)の組み合わせなので、サーキットでインリフトするような限界領域では内側が掻いてしまうケースがあったのですが、LSDのおかげで更なるトラクションUPが期待できます!

完全にサーキット走行を視野に入れているあたり、GPは中途半端なパワーアップモデルとは訳が違いますね!

 

では、実車をみながら特徴を紹介してみたいと思います!

 

外装の特徴

威圧感あるフロント周り!

 

ボディカラーはGP専用となる『レーシンググレーメタリック』。カラーは全くの新色ですが、色合いは過去のGPモデルのイメージを踏襲しています。

写真の奥に見えるのが先代(R56)のジョンクーパーワークスGP。こちらのカラーは『サンダーグレー』。

見比べると新型のレーシンググレーが明るい色合いに見えるかと思いますが、見る角度によっても色合いが変化します。

 

 

チリレッドで塗られているフロントバンパーはかなり張り出しの強い形状。一見すると通常モデルのバンパーを赤くしただけに見えますが、内側の形状がスムージングされており、空力を考えられていることがわかります。

左右のスプリッターも、オプションのJCWエアロアップグレードキットに近い形状ですが、フェンダーに合わせて大型化されています。

 

グリル内側のバンパー部分も通常モデルではブラックの「つるん」とした形状ですが、GPではハニカム構造のメッシュが全面に広がったデザインになっています。

 

 

 

ボンネットダクトやエンブレムもブラックに変更され、通常モデルではメッキのフロントグリルやヘッドライトリングもGPではブラックで統一されています。

ボディカラーも近くで見るとメタリックの粒子が大きく、立体感を感じるほどに深みある色合いです。

 

 

バンパーの左側にはダクトが空いており、オイルクーラーが設置されています。

このオイルクーラー、通常グレードのJCWにも搭載されていたパーツですが、LIC(マイナーチェンジ)にあわせて廃止されていました。しかし、GPでは復活しておりパワーアップに合わせてクーリング性能も向上しています!

 

リア周りもエアロデバイス多数!

 

  

 

デカいです。とにかくデカく、ひと際目を引くリアウィング。大きく左右へ張り出しており、かなりの威圧感です。

内側がチリレッドに塗り分けられているあたりは、専用品だけあってかなり凝った作りですね。写真だと分かりにくいですが、上側にはガーニーフラップまでついています。見た目のインパクト以上に、空力に考慮した形状となっていますね。

 

 

テールライトはLCI後のユニオンジャックデザイン。ですが、通常モデルと違いレンズ自体もブラック(スモーク)デザインに変わっています。

 

 

エキゾーストパイプも通常モデルとは形状が異なるステンレス製。デザイン自体はシンプルで、あえて斜めの切り上げやカーボン等の派手なフィニッシャーを付けず、ストレート形状のステンレスパイプとしているあたりはレーシングカーらしい無骨さを感じるデザインです。

リアバンパーもGPの専用形状。先代(R56)のGPではディフューザー(アップスイープ)が搭載されていましたが、F56のGPのバンパーを下から覗いてみると・・・、

 

 

フロアからつながるディフューザーは装備されていませんでした。F系になり大型化したマフラーのタイコ部分をかわすためでしょうか。先代(R56)GP用のディフューザーはノーマルモデルに後付けするケースが多かった人気パーツだけに、個人的にリアディフューザーの形状は気になっていたのですが、ここは少し残念です。

ただ、F56はR56に比べてアンダーパネルが多く配置されたフラットなフロア形成がされているので、空力特性自体はR56よりも向上してます。

 

カーボン製のフェンダーを装備!

 

GPで一番目を引くパーツはこの大きく張り出したフェンダーではないでしょうか。

カーボンファイバーを使用し、ハンドメイドで成型とのこと。繊維の形がそのまま見えるデザインですが、うっすらとグリルと同じハニカムデザインが入っています。

大きく書かれている「0316」という数字は個体ごとに割り振られたシリアルナンバー。316/3000という事で、こちらの車両は比較的若い個体だという事がわかります。

 

さて、この大型のフェンダーですが、スムージングされおらず上から被せたような形状をしています。中を覗いてみると・・・、

 

 

 

 

フェンダーの内側はフィンのような形状になっていました(実際に空気が通る穴が開いているわけではありません)。

この隙間を見て、ついつい「洗車するとき大変そうだなぁ」なんて考えてしまいました、笑

BMWのMモデルのようなブリスターフェンダーとせず、あえて上から張りつけたオーバーフェンダーとしたのはカーボンを生かした軽量化の意味合いが強いと思われます。

 

足回りもGP専用装備!

 

ホイールもGP専用の18インチ「JCW GPスポーク2トーン」。過去のGPモデルのデザインを踏襲しながらも、スポークはかなり薄く作られています。それもそのはず、こちらのホイールは軽量&高剛性な鍛造ホイール

タイヤはハンコック製のハイグリップタイヤを装着。拡大されたフェンダーアーチ分だけ幅広のタイヤを履いており、タイヤサイズは225/35R18。3ドアのボディサイズで225幅のタイヤは相当グリップしそうですね。ただ、ハイグリップのスポーツタイヤだけあって、溝は浅め。ストリートで使用すると直ぐに無くなりそうなタイヤですw

サスペンションはノーマルJCWから10mmダウン。先代のGPは純正で車高調が装備されていましたが、新型に車高調整機能はなく、アライメントの適正化が図られているとの事。

 

 

ブレーキキャリパーもノーマルのJCWより大型化されています。

ただ、ローターがプレーンなのは意外でした。てっきりJCW proブレーキシステムキットのドリルド&スリットローターが装備されると思っていましたが、パッドとのマッチングでしょうか?

 

内装の特徴

F56jcw GP レーシンググレー – Spherical Image – RICOH THETA

 

 

インテリアの雰囲気はベースモデルと大きく変わりませんが、やはり室内もGPの専用装備が多数!

 

 

 

 

GP専用デザインのダイナミカレザーコンビネーションスポーツシート(ビニール被せたままですみません)が装備されるほか、金属性シフトパドル、助手席周りのインテリア・トリム・ストリップなどの3Dプリンターによる成形で作られた専用パーツが特徴です。

トリム・ストリップにはフェンダーと同じシリアル・ナンバーが刻印されます。

 

 

そして一番目を引くのは、コックピット目の前に鎮座するデジタルメータークラスター

デジタルメーターは、マイナーチェンジ後のクロスオーバー(F60)や、日本未導入のクーパーSEにも搭載されますが、こちらは「GP」のロゴが入る特別仕様です!

センターメーターのイメージが強かったミニ。F系でセンターメーターが廃止され賛否ありましたが、ついにメーターもデジタル表示に。これだけでも室内空間がかなり先進的なイメージに変わります。

ちなみにこちらの車両の走行距離はわずか21㎞!オークションから中古車として仕入れていますが、実質は登録済み未使用車ですね。

 

 

 

メーターの中央にはデジタル表示のスピードメーターが見やすく表示されるほか、ナビゲーションの方向指示や半ドア時のワーニングも大きく表示してくれます。

 

 

ちなみにこのメーター、実車を見るまで表示はすべて液晶かと思っていましたが、よくよく見るとアナログメーターが内部に配置されており、針を光らせて表示させる作りになっていました。

 

トリップのリセットボタンが見当たらないなぁと思って探していたら、左上にボタンがありました。

 

 

シフトは8速ATを採用。残念ながらMTは採用されませんでした。DCTでもなくATが採用された理由は、強大なトルクにミッションがATじゃないと耐えられないから、との事。有り余るパワーを受け止め、耐久性にも考慮しているあたりはメーカーコンプリートカーならではですね。

 

エンジンマウント&ミッションマウントも変更されており、そのぶん変速ショックは大きめです。停止状態でシフトを試してみましたが、はっきりと音と振動が伝わってくるので、これだけでもスポーツマインドをかき立てられます!

 

 

最新のマシンですが、思わぬところにローバーミニとの共通点がありました。

驚いたことに、ドアにはサイドミラーの電動格納ボタンがありません。これだけ高額なモデルにもかかわらず、なんとミラーは手動です。ここも軽量化かな?

そういえば、過去に一度だけ海外仕様(左ハンドル)の5ドアハッチバック(F55)を仕入れたことがありましたが、その車もミラーは手動でした。狭い日本と違い、海外ではミラーをたたむ必要がないのかもしれませんね。

 

 

こちらはセンターディスプレイのメインメニュー。これを見て違いに気が付いた方はMINIオーナーか相当コアなファンだと思いますが、メニューのデザインが少し変更されていました。

ナビの機能自体は既存のタッチパネル対応ナビと共通ですが、どうやらLCI後のクロスオーバーと同一のデザインのようです。クロスオーバーもデジタルメーターが搭載されるので、ナビのソフトウェアが共通なのだと思われます。

 

 

AppleCarPlayにも対応しています。アームレストの中でスマホのワイヤレス充電も可能です。

さらにこちらの車両は追加オプションのリアビューカメラもついていました。

 

後部座席はありません!GPのトランクルーム

 

 

後部座席は無く、フロントのみの2シーターとなるのもGPの特徴。赤いシートベルトやクロスバー(タワーバー)も歴代モデルから踏襲しています。クロスバーは先代モデルと比べてかなり太いサイズになりました。これだけで剛性はかなり上がっていそうです。物干し竿みたいと言われていたこちらのパーツですが、これだけ太いとハンガーは掛けられそうにありませんね、笑

取り付け部分もリアスピーカーに一体化されたデザインになっており「取って付けた感」は一切ないとても洗練された印象です。

 

また、先代ではラゲッジスペース下部に小さい収納スペースがありましたが、こちらは新型では廃止されています。ラゲッジスペースのサイドには「GP」のロゴが内張りのシボをなくすことで描かれています。ディテールにもこだわっていますね!

 

エンジンルーム

 

最高出力306PSを発生するGPのエンジン!

吸排気のチューニングだけにとどまらず、なんとクランクシャフトやベアリング、ピスント、コンロッドなど、エンジンの内部まで手が入っています!

プーリーも軽量化され、オイルパンはコーナリング時のオイル偏りを防止する形状へ変更されるなど、完全にサーキット走行を意識しています。

 

 

エンジンは今時のクルマらしくカバーで覆われており、その姿を直接見ることはできません。ですが、カバー自体もGPの専用デザインが施されており、特別なモデルであることは一目みて伝わると思います。

 

 

派手なエンジンカバーについつい目が行ってしまいますが、エアインテークダクトも専用形状となっています。ノーマルモデルより立体的な形状となっており、内部を広げて吸入空気量が増えるように設計されているようです。

 

 

エアクリーナーボックスも大型化されており、ノーマルのJCWと比べてかなり膨らんだ形状をしています。

エアクリーナーむき出しタイプではなく、ボックス形状のままで吸気効率を高めているあたりは、流石メーカー直系のチューニングマシンといった感じでしょうか。

 

 

先代と同じく、ボディ剛性を上げるフロントストラットのタワーバーも取り付けられています。デザインは先代よりもかなりシンプルになりましたね。一見するとクラブマン(F54)やクロスオーバー(F60)に装着されている四角いタワーバーの流用かと思いましたが、よく見たらオーバル(楕円)形状になっており、GP専用品であることがわかります。

 

先代のR56ジョンクーパーワークスGPと比較してみる

日本国内の割り当て台数も限られており、かなりの希少モデルと言えるGPですが、ここで先代のR56JCWGPとの共通点や違いを見てみたいと思います。

 

R56JCW GP (2013年)

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先代のGPは、2013年に世界2000台限定で販売されました。その内日本への割り当ては200台。カタログモデルのJCWをベースに専用チューニングが施され、最高出力は218PSにまで高められています。

フロント周りはチリレッドの配色や専用ステッカーこそ追加されますが、ノーマルJCWから大きな違いはありません。しかし、リアに装備されるドライカーボン製大型リアスポイラーやディフューザーなど、専用のエアロパーツで武装され、内装もリアシートが廃されタワーバーが装備されているため、2シーターとなり乗車定員は2名しか乗れません。

 

【歴代GPモデルの共通点】

  • ツーシーター化
  • 専用エアロパーツ
  • エンジンのパワーアップ
  • サスペンションの変更
  • ブレーキの大型化

 

 

【新型F56GPと先代R56GPの違い】

 

F56JCW GPR56JCW GP

販売台数(日本)

240台200台
全長388cm(+1)377cm(+6)
全幅176cm(+4)168cm(±0)
全高142cm(-1)142cm(-1)
排気量1,998cc1,598cc
最高出力306ps218ps
トルク45.89kg-m26.5kg-m

※()内はノーマルJCW比/ボディサイズは車検証数値

 

コンセプトはどちらもサーキット走行を前提としたスポーツモデルのGPですが、新型はパワーアップの度合いが圧倒的です。ベースモデルに比べて+75ps!ここまで大幅なパワーアップされたのは今回が初めてです。まさか300psを超えてしまうとは!

 

また、新型GPでは、ボディサイズまで変更されることも大きいポイントですね。全長はリアディフューザーが装備される先代もベースモデルから大きくなっていますが、新型ではパワーを受け止めるためにオーバーフェンダーを装着してトレッドを拡大。更に225/35サイズのタイヤを装着。

 

更に駆動系にもチューニングが入り、LSDとスポーツATが組み合わされ、エンジンマウントやミッションマウントまで硬度がUPした専用品に交換されます。通常、乗り心地が悪化するパーツをメーカーが標準装着するケースは少ないので、ここまで過激なチューニングをしたマシンが市販車として買えるのはジョンクーパーワークスGPだけだと思います。

また、これだけのマシンがMINI正規ディーラーで点検を受けられる安心感も大きいですね!

 

ただいまiRでは合計3台のJCW GPを同時に在庫中!

現在iRでは、2代目(R56)GPを2台、新型(F56)GPを1台在庫中です。

恐らくこれだけのGPを同時に見れる機会はもう無いと思います!!

 

2020y F56JCW GP レーシンググレー A/T 21km

 

2013y R56JCW GP サンダーグレー M/T 22,000km

 

2013y R56JCW GP サンダーグレー M/T 7,000km

 

2代目モデルは5ナンバーサイズのコンパクトボディと、6MTの組み合わせ。自在に操る楽しさを味わうのであればMTモデルもアリですね!

新型GPは7月にオープンしたiR yokohamaにて絶賛展示&販売中です!

希少モデルですので、是非この機会をお見逃しなく!!

 

 

第3世代(F56)の在庫一覧はこちら

 

第2世代(R56)の在庫一覧はこちら

 

 

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2020.06.07公開 / 2021.03.03更新

ミニの排気音をグレード別で比較!同じミニでもグレードにより音が異なります!

 

皆さんミニの排気音を聞いたことはありますか?

見た目が可愛いミニですが、排気音は意外にもスポーティな排気音なんです。

これもゴーカートフィーリングをより一層際立ててくれるポイントの1つで、ご来店されたお客様の多くが、エンジンをかけると驚かれています。

 

 

そんな見た目とのギャップがあるミニの排気音ですが、実はグレードによって結構違うんです。

そこで今回はその違いを新卒クルマ初心者の松本が、ない知識を総動員して、動画にて排気音を撮影(録音)し、インプレッションまでお伝えしてみたいと思います。拙い表現になっておりお見苦しい点があるかと思いますがどうぞお付き合いください。

※大きな音声が流れますので、動画はぜひイヤホンで聞いてみてください。よりリアルに視聴することができます!

 

 

 

グレードとは?

そもそもミニには4つのグレードが存在します。

 

「ONE(ワン)」「COOPER(クーパー)」「COOPER S(クーパーS)」「JOHN COOPER WORKS(ジョンクーパーワークス 以下JCW)」に分けられます。

グレードによって排気量や過給器の有無などのエンジンの違いにより馬力やトルクといった出力も変わってきます。
またモデルによっては設定が無いグレードもあります。

 

 

今回はミニのなかでも一番オーソドックスなモデルである、3ドアハッチバックの現行モデル(F56)の車両を4グレード用意して比較していきます!

 

まずはそれぞれのスペックについて下記にまとめてみました。

  ワンクーパークーパーSJCW
排気量(cc)1198149819981998
気筒数3344
最高出力(ps[kW]/rpm)102[75]/4000 136[100kW]/4400  192[141]/5000231[170]/5200 
最大トルク(Nm/rpm)180/1400〜3900220/1250〜4300280/1250〜4600320Nm/1250~4800

 

 

 

排気音を聞いてみます!

それでは、以下からグレード別に排気音を比較していきます!

 

ミニワン

 

今回、一番お手頃価格帯のグレードであるミニワンの排気音は以外にもスポーティで、そこはエントリーモデルでも侮るなかれ、ミニらしい排気音を聞かせてくれます。

ただ排気量が1200CCということもあり、他のモデルと聴き比べると比較的おとなしい印象で、排気音よりも3気筒エンジン特有のメカノイズのようなウィーンといった音が大きく聞こえます。

またアクセルに対してのレスポンスは穏やかで、ゆったり落ち着いて乗りたい方にはピッタリなのではないでしょうか。

 

ミニクーパー

 

こちらもやはりスポーティな排気音を奏でてくれます!排気量が1500CCになったことでワンと比較してエンジン始動時はこちらの方がより力強い印象で、ワンよりも低音からしっかりと音が響き、メカノイズ音も減った印象です。

スポーツカーのようにアクセルに対してシビアに反応するクルマは、足の操作に集中力を使ってしまうので疲れやすいのですが、このミニクーパーはアクセルに対するレスポンスはワン同様穏やかで、街中を走行する際や遠距離のドライブなど、普段使いする上では疲れにくいのではないでしょうか。

ただ、運転に慣れている方や、スポーツ走行を楽しみたい方などは断然以下の上位モデルがおすすめになります!

 

ミニクーパーS

 

クーパーSになるとエンジンも4気筒となり音の質感が変わってきて、ワン、クーパーよりも低音の太さがあります。回転数が上がっていっても心地よい低音は消えずに、伸びの良い排気音を聞くことができます!モーター音のようなメカノイズもあまり聞こえなくなりました。

 

また4気筒になると格段にレスポンスが向上し、アクセルに対してのツキがよくなるので走りを楽しみたい方、マニュアルを選択する方にはクーパーS以上のグレードがおすすめです!また、クーパーSではオプション、JCWでは標準でドライビングモードを変更できる機能があります。こちらを利用することでスポーツ走行はもちろん、スロットルに対してエンジンのレスポンスが穏やかになるグリーンモードが存在するので、ゆったりと走行することももちろん可能です!

 

 

ミニJCW

 

ジョンクーパーワークス(JCW)になるとマフラーからポップコーンが弾け飛びます(笑)

JCWは専用のマフラーを装着しているため低音がより響き、アクセルオフ時には「パパンッ!」とバックファイアーが出ることでイヤでもやる気にさせてくれます。なおこのバックファイヤーは、メーカーの開発者によると意図的な演出だそうです。

 

しかしあまり大きい音は苦手、破裂音はいらないという方は、ドライビングモードでグリーンモードを選択すると排気音はかなり控えめになりバックファイアーの音も出ません。駐車場での出し入れや、夜のドライブではグリーンモード、昼間の間ではスポーツモードと、時間帯に分けてモードを選択するのも良いでしょう。

 

純正オプション&社外マフラー編

ここからはノーマルマフラーではない、純正オプションの「JCWチューニングキットマフラー(クーパーS用)」と、社外品からはミニではおなじみのREMUS(レムス)の「Sports Label(クーパーS用)」を装着したクーパーSの排気音をお伝えします。

ノーマルマフラーにはない音量とレーシーなサウンドが只者ではない感を出してます。

 

 

JCWチューニングキットマフラー

 

こちらのマフラーはBMWミニがJCWチューニングアクセサリーとして発売しているCOOPER S専用の純正オプションマフラーキットになります。

付属のBluetoothリモコンをダブルクリックすることでマフラー内のフラップを操作することができ、「スポーツモード」とクローズドコース専用の「トラックモード」を切り替えることができます。

フラップが閉じた状態の「スポーツモード」は、クーパーSとJCWの間に位置し、うるさすぎず力強い排気音となっています。これだけでもクーパーSと比べ音質がドロドロとした野太い音に変わっているのが分かります。

 

そして「トラックモード」に切り替えた瞬間からガラッと音質が変わります。よりドロドロとした音が大きくなり、まるで大排気量NAエンジンのような排気音を聞くことができます。もちろんアクセルに対するレスポンスも劇的に変わり、全く違う車に乗っている感覚になります!

また、こちらのキットを装着すると排気音だけではなく、最高出力、最大トルクも向上しています!

 

 クーパーSクーパーS チューニングキット装着車両
最大出力(PS)192211
最大トルク(Nm)280300

 

ちなみにこちらのお値段は本体、エキゾーストパイプカバー、テールパイプ・トリム、合計で361,900円!

マフラーを買うだけでお安めの中古車を購入できてしまいます!!

しかし、好みの音質であれば、唯一無二の存在。切り替えスイッチ一つにしてもクオリティがとても高いので、好きになってしまえば購入しない手はないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

REMUS(レムス) Sports Label

 

REMUS社は1990年にオーストリアで設立し、現在ではヨーロッパ最大規模のスポーツマフラーメーカーです。

こちらの会社では、社内に240坪の広さの音響試験室を保有しており、徹底的な音質テストを行なっています。また当然ながら全ての製品はパフォーマンス面でも向上されており、平均して3%程度の出力アップを達成しています。 

 

排気音を聞いてみると、低音が特に強調されており、先ほどのJCWマフラーキットのドロドロ感とは違い透き通った低音になっています。感覚的には、JCWマフラーキットはやんちゃなミニのイメージで、REMUSは音にこだわる大人な印象を受けました。

また、こちらのマフラーもフラップ操作が可能で、モード切り替えにより音量を調節できます。

 

そしてお値段ですが、合計で268,000円!

こちらもかなりお高いのですが、JCWチューニングキットと比べ93,900円も差額があります。

この値段の差は大きいですが、音の質はJCWチューニングキット同様にそれぞれ違っているため、せっかくマフラーを交換するのであれば私としては値段よりも納得する音を選択するのが良いと考えます。

 

もちろん、好きなマフラーが装着されている車両が在庫としてあれば、迷わずに購入するべきお買い得物件だと言えます!

 

 

まとめ

今回はそれぞれのグレード別に排気音を聴き比べてみました。ミニは見た目の印象が強く、可愛さや高級感のイメージが強いのですがこうして排気音という点に着目してみると音にも拘っていることがよく分かりました!特にJCWモデルになると音も楽しんでください!と言われているかのようです。そんな可愛いと遊び心を両立したミニ、ぜひ排気音を聞きに店頭に来てみてください!

 

 

 

ご紹介した車両はiRにて在庫中!

現在iRでは今回ご紹介したF56の全グレードを在庫中!純正オプション&社外マフラー編でご紹介した車両のうち、REMUSマフラーを装着する車両はこちらのブログ作成中にご成約となりました!ありがとうございます!

JCWチューニングキットマフラー装着車両は在庫車両として扱っていますので、実際に聞いてみたい!と思った方はぜひ店頭にお越しください!

 

ミニ3ドア クーパーS スターライトブルー DCT 9,000km(JCWマフラーキット装着車両)

 

 


MINI BLOG

2019.11.22公開 / 2020.03.10更新

MINI史上最速最強のF56JCW GPはここが進化した!

 

2019年11月20日水曜日。この日、MINIからある特別な限定車が公式発表されました。

皆さんお待ちかね。そうです、MINI John Cooper Works GPです!

2017年9月にコンセプトビジュアルが発表されてから2年間。(・・・にねんかん!?)

こんなに心待ちにしたのは久しぶりです。

 

 

公道を走行可能な英国ブランド車として最速のモデル

ニュルブルクリンク北コースで先代モデルよりも約30秒早い8分以下のタイムを記録

モータースポーツの技術を広範に使用

最高出力306PS、最大トルク450Nmにより、0-100km/hは5.2秒を実現

全世界限定3,000台の限定生産、日本へは限定240台を導入

(BMW Group PressClub Japanより

 

ついに最高出力は300PS超え・・・今までのミニとは一線を画すモデルであることに間違いなさそうです。

今回は、公式発表されたばかりのMINI John Cooper Works GP(以下 F56JCW GP)について掘り下げてみましょう。

 

 

最新のGPギャラリー

 

まずはF56JCW GPの唯一無二ともいえるフォルムとディテールデザインををじっくりと堪能していきましょう。

 

 

ボディカラーは、今回新たに専用開発された「レーシンググレー」を採用。見る角度によりライトグレーからブルーバイオレットへと移り変わることで、力強さと深みを感じさせます。ルーフとミラーキャップにはF54クラブマンや一部の限定車に設定されていたメルティングシルバーをセレクト。ミニ特有の2トーンデザインを用いつつ、ホワイトルーフのポップさや、ブラックルーフのダークな印象とは異なる、シャープな印象に仕上がっています。

 

 

 

ボディサイドに装備された前後のホイールアーチカバーは、軽量素材であるカーボンファイバーを使用し、ハンドメイドで成型。

あえて繊維の編込みが見えるラフなデザインにすることで無骨さが強調されています。

 

 

ホイールは歴代GPに設定されていたGP専用ホイールのデザインを踏襲しつつ、軽量化されたことが一目でわかるほど軽やかで合理的なデザインに進化しています。

 

 

 

 

 

今回のF56JCW GPで最大の特徴とも言えるのが大型のリアスポイラー。フロントスタイルから見えるほど大きく張り出したスポーティなスポイラーは、全体のスタイリングを形成しつつ、最大限のエアロ・ダイナミクスを実現。

インナーに施されたレッドの差し色が個性的なフォルムを更に際立たせています。

 

 

コンセプトビジュアルから大きく変更になったのがフロントグリル。

コンセプトモデルはハニカム構造のメッシュグリルを部分的に赤くペイントしたようなデザインでしたが、

こちらの方が直線的なデザインが攻撃的な印象となり、結果的に今回のF56JCW GPにしっくりハマっているように見えます。

 

 

 

 

 

内装は、JCW GPの名に相応しく、レーシングスタイルを採用する為、先代モデル同様リアシートを取っ払い、クロスバーのみを装着することで、本格的なレースの雰囲気を演出。ダーク・カラーで統一された内装に、所々アクセントとして装備されているハイクオリティなパーツや、エクステリアに合わせたレッドをシートベルトやクロスバーに置くことで、スポーティさと上質さを融合させた贅沢な空間となっている。

 

 

F56JCW GPに搭載される2リッター4気筒エンジンは、F56JCWに搭載のエンジンをベースに改良を加え、サーキット走行において最高のパフォーマンを発揮する最新のMINIツインパワーターボエンジンへと進化しました。エンジンに、クランクシャフトやベアリング、ピスント、コネクティング・ロッド、バイブレーション・ダンパーを最適化。さらに、オイル供給やクーリング・システムを最適化することにより、最高出力を75PS(55kW)高め、最高出力306PS (225kW)、450Nmの最大トルクを1,750rmpで発揮。

 

大型リアディフューザーの中央から目を引くように配置されたクラシックなステンレス製ダブルテールパイプ。

情熱的な力強いサウンドを奏でる、スポーツ・エギゾースト・システムを搭載。

 

F56JCW GPの主な特別装備

 

 

最高出力306PS (225kW)、最大トルク450Nmを発揮する高性能エンジン

トルセンLSD搭載の8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション

軽量鍛造18インチ ホイール及び、225/35スポーツタイヤ

専用サスペンションとキャンバー角の最適設定化

スポーツ・ブレーキ・システム

ボディ・カラー「レーシング・グレー・メタリック」

カーボン製ホイール・アーチ・カバー

専用リア・スポイラー

専用デジタル・メーター・クラスター

 

歴代GPまとめ

ここで、これまでに発表された【GP】の名のつく特別なモデルをおさらいしていきましょう。

 

R53JCW GP kit (2006年)

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BMWミニで初めてJCWの名前がついた限定モデルが「JCW GPキット」。キットという名前が示すとおり、第一世代では最高グレードだったミニクーパーSに専用チューニングを施こす形で登場しました。最高出力218psを発揮するメーカー系コンプリートカーと言える存在です。またエンジン出力UPだけでなく、軽量化の為にリヤシートも取り外され、ドアミラーは手動になっていることも特徴です。世界で2000台が販売され日本には160台が導入されました。

 

R56JCW GP (2013年)

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2013年に世界2000台限定で販売されたのが「ジョン・クーパー・ワークスGP」です。カタログモデルのJCWをベースに専用チューニングが施され、最高出力は218PSにまで高められています。

第1世代の「ジョン・クーパー・ワークスGPキット」に近いコンセプトで開発されており、特徴はなんと言ってもドライカーボン製大型リアスポイラーとディフューザー、そして専用デザインのホイール。一目でGPだと分かるデザインが採用されています。リアシートを取っ払ってタワーバーが装備されているため、2シーターとなり乗車定員は2名しか乗れません。日本では200台が販売されました。

 

F56JCW GP (2019年)

そして今回発表された最新のF56JCW GPです。

 

比較してみると、その違いは歴然。

今回のGPは特にノーマルモデルに無い専用のエクステリアを多く装備しているので、特別感が一層増しています。

これ、市販していいんですかね?笑

 

歴代3ドアハッチバックのGPとJCWのスペック比較表

 

 

F56JCW GPF56JCWR56JCW GPR56JCWR53JCW GPkit

限定販売台数(日本)

240台200台160台
全長(mm)3,8743,7753,7153,655
全幅(mm)1,7271,6851,6851,690
全高(mm)1,4141,4201,4301,455
排気量1,998cc1,998cc1,598cc1,598cc1,598cc
最高出力306ps231ps218ps 211ps218ps
トルク45.89kg-m32.63kg-m26.5kg-m26.5kg-m25.5kg-m
新車価格5,760,000円3,980,000円4,600,000円3,630,000円3,950,000円

 

F56JCW GPに搭載される直列4気筒MINIツインパワー・ターボ・エンジンは、ベースモデルとなるF56JCWより最高出力を75PS(55kW)アップさせ最高出力306PS (225kW)、最大トルク450Nmを発揮。さらに、ドライビングダイナミクスを最適化することにより、0-100km/hは、僅か5.2秒を実現しています。

 

過去に新車販売されたR53JCW GPkitとR56JCW GPは、どちらも正式発表前に予約段階で売り切れたとか・・・日本での販売台数はR56JCW GPに比べ40台増と多少余裕が出たようにも見えますが、すでに受注枠は埋まっている可能性も!?

 

iRではR56JCW GPを2台在庫中!

現在iRでは、2代目GPこと、R56JCW GPを2台在庫中です。

実はR56JCW GPをはじめてiRで在庫したのは2019年の2月。そこから本日まで合計5人のお客様へR56JCW GPを販売させて頂きました。どれも在庫車両として公開してからは、数週間で売り切れになるほどの人気。

また、現在在庫中のR56JCW GPはどちらも走行距離4桁の低走行車両!

ミニらしいコンパクトなサイズ感と、キビキビとしたヤンチャな走りがお好きな方には2代目R56JCW GPがオススメですよ!

 

2013y R56JCW GP サンダーグレー M/T 8,000km

 

2013y R56JCW GP サンダーグレー M/T 7,000km

 

第3世代(F56)の在庫一覧はこちら

 

第2世代(R56)の在庫一覧はこちら

 

「通常のミニに飽きてしまった」「普通のJCWじゃ物足りない」「乗るなら最強モデルに」とお考えの方。

この機会に【GP】の名のつく特別なモデルに乗ってみませんか?


【関連記事】

 

【保存版】ミニクーパーの最上級グレード「ジョン・クーパー・ワークス(JCW)」の歴代モデルを徹底比較!

 

【ジョン・クーパー生誕95周年祭開催中!?】希少な最高グレードモデル『ジョン・クーパー・ワークス』

 


MINI BLOG

2018.09.22公開 / 2020.02.22更新

【ジョン・クーパー生誕95周年祭開催中!?】希少な最高グレードモデル『ジョン・クーパー・ワークス』を大量入庫中!

shimodaira

 

BMWミニの最高グレード『ジョン・クーパー・ワークス(以下、JCW)』。過去のブログでも紹介していますが、ミニ”クーパー”の由来となった、ジョン・クーパー氏の名前を冠したMINIの最高グレードがJCWです。今年はジョン・クーパー氏の生誕95周年ということもあって、JCWのテレビCMが沢山放映されていたりと、一段と注目を集めています。

JCWは中古車市場でも数が限られており、希少性の高さや高価な専用装備を備えるなど普通のミニとは一線を隔す特別な存在といえます。そんな特別なJCWですが、只今iRでは仕入れを大幅に強化中です。そんな訳で今日はJCWの走りの特性や魅力について取り上げてみたいと思います。

 

 

 

そもそもジョンクーパーワークス(JCW)とは

F1をはじめとしたモータースポーツの世界で活躍した名チューナー『ジョンクーパー』。ミニの開発者アレック・イシゴニスとも親交が深く、ジョンクーパーが手掛けたミニは1960年代のレース界を席巻しました。

 

 

ジョンクーパーが手掛けたクルマの中でも、特に有名なのが『ミニ・クーパー』。厳冬のチェリニ峠を駆け抜けるモンテカルロ・ラリーでは3回も勝利(実際は4回ですが、不可解なレギュレーション違反で1回失格)を飾っています。この活躍はあまりに鮮烈なイメージを残し、日本では未だに「ミニ=ミニクーパー」と認識されているほど。

 

そんなジョンクーパーのレーシングマインドは、BMWミニとして生まれ変わってからも引き継がれており、グレード名に「クーパー」、「クーパーS」と使われている事からも良く分かります。

そして今から10年前、ジョンクーパーの生誕85周年にあたる2008年に『JOHN COOPER WORKS(JCW)』がグレードに追加されました。メーカーとして走りを追求する為のチューニングを施した、BMWミニの中でも特別といえるモデルがJCWです。

 

関連記事:ミニなの?ミニクーパーなの!?

 

主な装備や仕様

JCWはスポーツモデルのクーパーSの更に上位モデルとして存在しており、特に走りに特化したモディファイがされている事が特徴です。

エンジンは吸排気系がスポーツタイプに交換され専用コンピューターでチューニング。ターボチャージャーも大型化されており、エンジン出力はクーパーSに比べて大幅にUPしています!

 

 

 第3世代/F56系第2世代/R56系第2世代/R60系
クーパーSJCWクーパーSJCWクーパーSJCW
最高出力 (ps)192ps231ps184ps211ps184ps218ps
最大トルク (Nm)280Nm320Nm240Nm260Nm240Nm280Nm
重量 (kg)124012301210120013901460

 

 

エクステリアはJCW専用のエアロパーツが装着され、ヘッドライトのリフレクターもブラックタイプに交換された迫力ある見た目が特徴です。また、専用の『JOHN COOPER WORKS』オーナメントがボディの随所に備わり特別なモデルであることを主張します。

エアロパーツは見た目だけでなく、空力的にもダウンフォースの向上が図られており、サーキット走行まで意識した作りとなっています。

 

また、第3世代(F系)のJCWからはフロントバンパーのフォグライトが廃止され、エアダクトの中にオイルクーラーが備わり、冷却性能も向上しています。

 

 

強大なエンジンパワーを受け止める足元も特別仕様。専用設計のスポーツサスペンションのほか、赤いブレンボブレーキキャリパーが一際目を引きます。更に大型ブレーキを収める為のJCW専用ホイールが奢られています。

 

  

インテリアは、メーターパネルやヘッドライナー(天井の内張り)はブラックへ変更されており、シートやステアリングもブラックを基調にレッドステッチで飾られているのが特徴です。

ドライビングモード(R系ではスポーツボタン)や、DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)などの電子制御も装備され、より本格的なスポーツドライビングが楽しめる装備となっています。

 

 

 

その希少性はMINIファン垂涎の的!

プレミアムコンパクトカーのMINIの中でも最上級グレードとなるJCW。新車車両価格はかなり高く、モデルによっては550万円オーバーも!更に高価なオプション装備をつけている車両もごく一部に存在します。

中古車市場全体を見てみると、全国で販売されている3ドアハッチバック(F56)の中古車は約1000台。その内JCWは61台しかありません。僅か6%しか存在しないということになります。更にMTとなると全国に11台のみ、なんと全体の1%しか存在しない超希少モデルと言う事になります!

更にクロスオーバーにいたっては、全国で約750台販売されている内、JCWのMTモデルはこのブログ執筆時点では1台も販売されていません!

(※2018年9月21日時点、カーセンサー調べ)

 

iRではJCWを多数在庫中!!

とまぁ、そんな超~希少なJCWですが、iRではなんと9台も同時に在庫中です!

しかも9台のうち4台はまだ在庫掲載されていない新着車輌!

 

◆2015年/ミニ3drハッチバックJCW(F56)AT/10,000km/

 

◆2013年/ミニロードスターJCW(R59)MT/37,000km

 

 

◆2013年/ミニクロスオーバーJCW(R60)MT/19,000km

 

◆2013年/ミニクロスオーバーJCW(R60)MT/11,000km

 

既にHP掲載中のJCWはこちら!

 

BMWミニの在庫一覧はこちらから

 

ATモデルはもちろん、走りを存分に楽しめるMTモデルも多数!しかも、他では売っていないクロスオーバーJCWのMTも2台あり!!

全国的にもこれだけJCWを在庫しているのはiRだけ!MINIの専門店だからこそ出来るラインナップ!まさにJCW祭り状態!さぁ、皆さんでジョンクーパー氏の生誕95周年をお祝いしましょう!

 

在庫車の中でも特に希少性の高いJCW!

そのままでも十分スゴイJCWの中のでも、特に希少性の高い車輌をiRで在庫しています!折角なので少しだけご紹介させて頂きます!

 

MINI3ドアハッチバック(F56)/ホワイトシルバー/2016年式/22,000km/車検H31年7月

 

前項でもふれた希少なF56のMTモデル!市場全体の1%しか存在しない激レア車輌ですが、更にこちらはオプションのダイナミックダンパーを装備。ドライビングモードと連動で乗り心地を変化させる事が可能です!

 

 

更にスゴイのが内装のオプション装備!レザーラウンジシートやharman/kardon製スピーカーといった高価オプションが盛り沢山で、オプション総額は100万円オーバー!これはお買い得!!

さらに電動サンルーフも付いているので、これからの季節に開放感溢れる気持ちいいドライビングが楽しめますよ!

 

◆MINIロードスター(R59)/ミッドナイトブラック/2013年式/37,000km/車検H32年6月

 

人気のミッドナイトブラック&JCWエアロパーツに加え、オプションのJCW18インチホイール、カーボン製エアダクト、リヤバンパーにはGP用リヤディフューザーまで付いています!

 

 

室内もレザーラウンジシートに希少オプションのビジュアルブースト、カラーラインはスエードに張替えられているなど、とにかく装備がすご過ぎ!!

本日(2018年9月21日)現在で日本国内でで2台しか販売されていない内の一台です(※)。ここまで豪華装備の車両はほとんど見つからないと思いますので、購入できるこのチャンスをお見逃しなく!

(※カーセンサー調べ)

 

最後に

ここまで語ってきたJCWの希少性が疑わしくなるぐらい沢山のJCWが同時に在庫中です!(笑)

入庫後直ぐに売れてしまうケースも多々(実際に記事の公開前にクロスオーバーJCWが一台売れてしまいました、Y様ご成約ありがとうございます)ありますので、もし気になった車輌がある方は、是非一度お早めにお問い合わせ下さい!

 

MINI BLOG

2018.06.30公開 / 2020.03.10更新

デザインパッケージ「MINIスタイル」の最新Ver.を徹底分析!

武藤サムネ画像

 

ミニの新車購入時の【オプションパッケージ】が、現在【MINIスタイル】という名称に変っているのはご存知でしょうか?

 

MINIスタイルが設定されたのは2016年4月のこと。ミニ3ドア(F56)とミニ5ドアハッチバック(F55)用に、ミニの個性を更に引き立てるデザインパッケージとして6種のスタイルが発表されました。

第1世代から続くオプションパッケージといえば、ミニを自分好みに味付けするというイメージで「ジンジャー」「ソルト」「ペッパー」「チリ」といったスパイス名を冠したパッケージが設定されてましたが、デザインパッケージ「MINIスタイル」は、「Find your style(あなたらしいスタイルに出会う)」というメッセージを込めて設定されました・・・というところまでは以前のブログにまとめてありますのでこちらをどうぞ。

 

過去記事

新パッケージ「MINIスタイル」って?既存パッケージと比べてみた。

今回、以前まで設定されていたMINIスタイルから、LCI(ライフ・サイクル・インパルス=マイナーチェンジ)を機に

・新たに3つのスタイルが設定されたこと。

・オプション内容に変更点、もしくは追加項目があること。

・新たにミニコンバーチブル(F57)の設定が始まったこと。

以上3点の追加・変更次項があった為、MINIスタイルの最新バージョンとして記事に書き起こしました。

 

「どのスタイルがどのモデルに設定されているの?」

「各スタイルの内容は?」

「グレードによって価格が違って覚えにくい・・・」

 

そんな問題もこれでスッキリ!

複数のオプションがお得に設定可能なデザインパッケージ MINIスタイル。

新車購入時、また中古車を探す際のカタログとして参考にしてみて下さい。

それでは早速、最新バージョンのMINIスタイル見てみましょう。

 

 

 

生き残ったペッパーパッケージ!?

と、MINIスタイルの紹介に入る前に・・・

MINIスタイルの中のいくつかは、あるパッケージが組み合わせとして必須装備となります。

それが過去の“スパイス系”パッケージの中で唯一生き残った「ペッパーパッケージ」です。

ただ、こちらも今回のLCIで装備と価格が変更になっているので要注意。

 

PEPPER Package / ペッパー・パッケージ

対象モデル

ミニ3ドア(F56)

ミニ5ドア(F55)

ミニコンバーチブル(F57)

 

価格

ONE  ¥98,000

クーパー ¥85,000

クーパーD  ¥85,000

クーパーS  ¥54,000

クーパーSD  ¥54,000

 

・レインセンサー(自動ドライビングライト付) *

・ライトパッケージ

・MINIエキサイトメント・パッケージ

・ストレージ・コンパートメント・パッケージ

・コンフォートアクセス(追加)

*コンバーチブル(F57)は標準装備

 

 

STUDIO Style / スタジオ・スタイル (NEW!)

対象モデル

ミニ3ドア(F56)

ミニ5ドア(F55)

※グレードONEは設定なし

PEPPERパッケージとの組合せでのみ選択可

 

車内をライブハウス・スタジオのように仕上げるパッケージ。MINIのグレードアップスピーカーでお馴染みのharman/kardon製の追加スピーカーと、ブラックのレザーシートにより贅沢に音楽を愉しめる空間へと仕上げます。同スタイルにはインテリアだけでなく、エクステリア用パッケージの設定もあり、どことなくロックなイメージに仕上がります。

 

【STUDIO Style インテリア】

クーパー ¥220,000

クーパーD  ¥220,000

クーパーS ¥200,000

クーパーSD  ¥200,000

 

・harman/kardon製 HiFi ラウド・スピーカー・システム
・レザー・クロス・パンチ カーボン・ブラック
・スポーツ・シート(フロント/左右)
・シート・ヒーター(フロント/左右)

* MINI Cooper S / Cooper SDは標準装備

 

【STUDIO Style エクステリア】

クーパー ¥150,000

クーパーD  ¥150,000

クーパーS ¥40,000

クーパーSD  ¥40,000

 

・17インチ アロイホイール レールスポーク
・ブラック・ボンネット・ストライプ
・インテリア・サーフェス ピアノブラック*

*オプションでMINI Yours インテリアスタイル・ピアノブラック・イルミネーティッド(追加)に選択可

 

 

ENERGETIC Style / エナジェティック・スタイル

対象モデル

ミニ3ドア(F56)

ミニ5ドア(F55)

※グレードONEは設定なし

PEPPERパッケージとの組合せでのみ選択可

 

主にスポーツ仕様に仕上げるためのパッケージで、ミニ特有のゴーカートフィーリングを更に加速させる「MINIドライビングモード」やスポーティな見た目に仕上がる17インチのブラックアルミホイール、ブラックボンネットストライプが特徴。また先日のLCIによりDCTに変化したクーパーS専用のスポーツオートマチックトランスミッションにも注目。都会を走り抜ける躍動感あふれるスタイルとなっています。

 

 

ENERGETIC Style

クーパー ¥170,000

クーパーD ¥170,000

クーパーS ¥120,000(M/Tは¥114,000)

クーパーSD  ¥120,000(M/Tは¥114,000)

 

17インチ アルミホイール コスモススポーク ブラック
ブラック・ボンネット・ストライプ
ホワイト・ターン・シグナル・ライト1
ヘッドライナー・アンスラサイト(追加)

MINI Cooper S / Cooper SDは、以下のSPORT DRIVING PACKAGEが含まれます-

John Cooper Works レザー・ステアリング2
スポーツ・オートマチック・トランスミッション(7速DCT)(NEW!)3
スポーツ・オートマチック・トランスミッション(6速AT)4
MINI ドライビング・モード

1MINI Cooper S / Cooper SDは標準装備
2 オプションでMINI Yoursスポーツ・レザー・ステアリング(追加)が選択可
3MINI Cooper SAT車)のみ
4MINI Cooper SDAT車)のみ

 

 

CITY Style / シティ・スタイル

対象モデル

ミニ3ドア(F56)

ミニ5ドア(F55)

※グレードONEは設定なし

PEPPERパッケージとの組合せでのみ選択可

 

LCI前まではアーバンスタイルとして設定されていたものの名称が変更したのがこのシティスタイル。(変える必要あった?)

エナジェティック・スタイルと同様に、スポーツ仕様に特化したオプション装備を検討している方にオススメのパッケージ。エナジェティック・スタイルとは対照的に、ホワイトを基調としたコーディネートが特徴。ホイールには標準ホイールから2インチサイズアップとなる18インチ・コーンスポークが設定されている他、パンク時にも安心なランフラットタイヤも含まれています。

 

 

CITY Style

クーパー ¥200,000

クーパーD ¥200,000

クーパーS  ¥150,000(M/Tは¥154,000)

クーパーSD  ¥150,000(M/Tは¥154,000)

 

18インチ アロイ・ホイール コーン・スポーク ホワイト
ランフラット・タイヤ
ホワイト・ボンネット・ストライプ
ホワイト・ターン・シグナル・ライト1

MINI Cooper S / Cooper SDは、以下のSPORT DRIVING PACKAGEが含まれます。-

MINI Yours スポーツ・レザー・ステアリング(追加)2
スポーツ・オートマチック・トランスミッション(7速DCT)(NEW!)3
スポーツ・オートマチック・トランスミッション(6速AT)4
MINI ドライビング・モード

1 MINI Cooper S / Cooper SDは標準装備
2 Cooper SAT車)のみ。オプションでJohn Cooper Worksレザー・ステアリングが選択可
3 MINI Cooper SAT車)のみ
4 MINI Cooper SD( AT車)のみ

 

 

JOHN COOPER WORKS Style / ジョン・クーパー・ワークス・スタイル

対象モデル

ミニ5ドア(F55)

※クーパーSのみ

 

LIC前のジョンクーパーワークス・パッケージから少しだけ名称変更。特徴的なJCW専用エアロダイナミックキットを取り入れたパッケージ。ミニ5ドア(F55)にはもともとJCWのグレード設定が無いため、見た目だけでもJCW仕様にしたい!という方にオススメのオプションです。今回ホールド性の高いハーフレザーシートを追加し、以前よりもパッケージ内容はパワーアップ!更に追加オプションとして18インチJCW専用アルミホイールやスポーツ・オートマチック・トランスミッションの設定が可能です。

 

 

JOHNCOOPERWORKS Style

クーパーS   ¥250,000

クーパーSD  ¥250,000

 

17インチアルミホイール John Cooper Worksトラックスポーク ブラック

John Cooper Works エアロダイナミック・キット

リア・スポイラー

John Cooper Works レザー・ステアリング
クロス/レザー ダイヤモンド カーボン・ブラック (スポーツ・シート フロント/左右)(追加)

ヘッドライナー・アンスラサイト

※掲載の写真はJOHN COOPER WORKS Style以外のオプション装備も含んでいます

 

追加オプション

18インチアルミホイールJohnCooperWorks カップスポーク+ランフラットタイヤ ¥91,000

ブラック・ボンネット・ストライプ ¥17,000

SPORT DRIVING PACKAGE ¥80,000

 ・スポーツ・オートマチック・トランスミッション(7速DCT)(NEW!)1

 ・スポーツ・オートマチック・トランスミッション(6速AT)2
 ・MINI ドライビング・モード

1 MINI Cooper SAT車)のみ。 *2 MINI Cooper SDAT車)のみ。

 

 

LOUNGE Style / ラウンジ・スタイル

対象モデル

ミニ3ドア(F56)

ミニ5ドア(F55)

ミニコンバーチブル(F57)(追加)

※グレードONEは設定なし

PEPPERパッケージとの組合せでのみ選択可

 

今回より新たにミニコンバーチブル(F57)にも設定が可能となったMINIスタイルがこちらのラウンジスタイル。シートをレザーシートに変更できるパッケージなので、ラグジュアリーな室内空間にしたいなら絶対にオススメ。シートのレザーはサテライト・グレーかモルト・ブラウンから選択が可能。(LCI前に設定のあったカーボンブラックがモルト・ブラウンに変更)

 

 

LOUNGE Style

クーパー ¥348,000

クーパーD ¥348,000

クーパーS  ¥215,000

クーパーSD  ¥215,000

 

17インチ アロイ・ホイール プロペラ・スポーク
レザー ラウンジ サテライト・グレー or モルト・ブラウン(NEW!)
スポーツ・シート(フロント/左右)
シート・ヒーター(フロント/左右)
インテリア・サーフェス ピアノ・ブラック
カラー・ライン サテライト・グレー or モルト・ブラウン(NEW!)
クローム・ライン・インテリア

MINI Cooper S / Cooper SDは標準装備

 

 

MINI YOURS Style / ミニユアーズ・スタイル (NEW!)

対象モデル

ミニ3ドア(F56)

ミニ5ドア(F55)

ミニコンバーチブル(F57)

※グレードONEは設定なし

PEPPERパッケージとの組合せでのみ選択可

 

もともと各モデルに設定のあったMINI Yours(ミニ ユアーズ)パッケージが、MINスタイルとなり設定されました。YOURS専用デザインのアルミホイールとステアリングをベースに、レザーシートのデザインは3つから選べるのも嬉しいポイント。もちろんこのMINIスタイルをベースに、MINI YOURSプログラムで更にカスタムも可能!ワンランク上の装備ゆえ価格もそれ相応ですが、他のミニと差をつけたい方。一度このクオリティを見てしまうと虜になること間違いなし!

 

P90230956_lowRes_mini-seven-08-2016 P90164827-mini-yours-for-individualists-with-personality-10-2014-329px

 

57灰

 

57茶

 

MINI YOURS Style

価格はシートカラーごとに設定(下記参照)

 

18インチ アルミホイール MINI Yoursバニティスポーク 2トーン
スポーツ・シート(フロント/左右)1

MINI Yoursレザーラウンジ・カーボンブラック or レザーラウンジ・サテライトグレー or レザーチェスター・モルトブラウン
シート・ヒーター(フロント/左右)
クローム・ライン・インテリア
MINI Yours スポーツ・レザー・ステアリング
クルーズ・コントロール2
ランフラット・タイヤ

1MINI Cooper S / Cooper SDは標準装備
2MINI Cooper / Cooper Dのみ

 

【価格】

MINI Yoursレザー・ラウンジ カーボン・ブラック

クーパー ¥476,000

クーパーD ¥476,000

クーパーS  ¥390,000

クーパーSD  ¥390,000

 

レザーラウンジ・サテライトグレー

クーパー ¥455,000

クーパーD ¥455,000

クーパーS  ¥380,000

クーパーSD  ¥380,000

 

レザーチェスター・モルトブラウン(NEW!)

クーパー ¥455,000

クーパーD ¥455,000

クーパーS  ¥380,000

クーパーSD  ¥380,000

 

 

STREET Style / ストリート・スタイル(NEW!)

対象モデル

ミニ3ドア(F56)

ミニ5ドア(F55)

ミニコンバーチブル(F57)

※各モデルクーパー/クーパーDのみの設定

 

スタンダードグレードであるクーパーをベースに、ミニらしさとカジュアルさを両立させたスマートなデザインパッケージ。

LCIの少し前に設定されたレザレットシートをはじめ、コスパの高い装備が揃います。またLCI後のミニのアイコンともいえる、丸い目のLEDヘッドライトと、ユニオンジャックをあしらったテールランプをパッケージで装備できる追加オプションもオススメ。

 

 

STREET Style

クーパー  ¥100,000

クーパーD  ¥100,000

 

16インチ アルミホイール ビクトリースポーク ブラック
レザレット・シート カーボン・ブラック(NEW!)
スポーツ・シート(フロント/左右)

 

追加オプション】 ¥119,000

LED フロント・フォグ・ランプ(NEW!)
LED ヘッドライト/LED リア・コンビ・ランプ(NEW!)
ホワイト・ターン・シグナル・ライト

 

 

TIMELESS Style / タイムレス・スタイル

対象モデル

ミニ3ドア(F56)

ミニ5ドア(F55)

※各モデルクーパー/クーパーDのみの設定

 

こちらもベーグレードのクーパー/クーパーDをベースとしたデザインパッケージ。シルバーの16インチアルミホイールとクロムラインエクステリアがパッケージされているので、上記のストリート・スタイルとどちらかを選ぶか悩みどころ。(コンバーチブルには設定が無いので要注意)こちらも新LEDヘッドライトとユニオンジャックのテールランプをパッケージで追加装備可能。

 

TIMELESS Style

クーパー ¥100,000

クーパーD ¥100,000

 

16インチ アルミホイール ループスポーク シルバー
レザレット・シート カーボン・ブラック(NEW!)
スポーツ・シート(フロント/左右)
クローム・ライン・インテリア

 

追加オプション】 ¥119,000

LED フロント・フォグ・ランプ(NEW!)
LED ヘッドライト/LED リア・コンビ・ランプ(NEW!)
ホワイト・ターン・シグナル・ライト

 

 

さいごに

 

今回新たにハーマンカードン製スピーカーや、新しいスポーツオートマチックトランスミッション(7速DCT)もパッケージされているので、これから新車購入を検討されていた方はMINIスタイルとして検討してみては?

ちょっと残念なポイントとしては、LCI前に設定されていた旧MINIスタイルと比較して価格が全体的に少し値上がりしていたこと。

それでも丸型LEDヘッドライトやユニオンジャックのテールライト、レザレットシートなどなど、NEW!装備が次々登場し、私たちMINIファンをの心を離しませんね。

お得なMINIスタイルで他のミニと差をつけましょう!

 

 

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2018.05.25公開 / 2020.03.10更新

グラム単価(¥〇/100g)で見るミニの価格!最高値はあの限定車!?

武藤サムネ画像

 

スーパーで買う牛肉はアメリカ産だと100gあたり198円、国産牛だと700円~900円?

500mlペットボトルのミネラルウォーターはコンビニなら120円。スーパーなら98円!?

ガソリンは近くのスタンドじゃなくて、少し離れてても5円安いスタンドにわざわざ行ったり。

 

日常生活で目にする物の価格は、100g・1L単位の表示をされていることがあっても、その価格の相場が分かっているので「安い・高い」のイメージはしやすいですよね。

じゃあクルマは?ミニは?重さに対しての価格で考えたこと、ありますか?

 

今回は、ミニの価格を日常で良く目にする100g単位での価格、グラム単価に置き換えてみました。

いつもと違った視点からミニの価格を見てみると、意外な結果に!?

 

 

 

参考価格

まずは参考までに日常良く見かけるモノの価格をグラム単価に置き換えてみました。

(相場、計算方法などはあくまでザックリです)

 

ミネラルウォーター ¥20/100g

ガソリン(ハイオク) ¥20.5/100g

国産豚肉 ¥200/100g

コーヒー豆 ¥300/100g

国産牛肉 ¥700/100g

金(K24) ¥483,200/100g

ダイヤモンド ¥302,000,000/100g (1.00カラット=0.20g )

 

金やダイヤに関してはワケが分からない数字になってしまいました。これは参考にならないかな・・・

 

 

MINIの現行モデルで比較

それでは早速、ミニの現行5モデルのグラム単価を調べてみましょう。

今回はノーマルグレードであるクーパー(A/T)で比較。グラム単価の高いモデルからランキングにしてみました。

(クロスオーバーのみクーパーの設定が無い為、クーパーDにて比較)

 

1位 / MINIコンバーチブル(F57)

263.6円/100g

(3,480,000円/1,320kg)

 

2位 / MINI5ドアハッチバック(F55)

257.1円/100g

(3,240,000円/1,260kg)

 

3位 / MINIクロスオーバー(F60)

255.2円/100g

(3,930,000円/1,540kg)

※グレードはクーパーD

 

4位 / MINIクラブマン(F54)

250.3円/100g

(3,580,000円/1,430kg)

 

5位 / MINI3ドアハッチバック(F56)

233.3円/100g

(2,800,000円/1,200kg)

 

グラム単価が最も高額なのはコンバーチブル。驚きなのは5ドアハッチバックが最新モデルのクロスオーバー(しかもディーゼルエンジン)よりも、そしてMINIモデルの中ではラグジュアリーモデルに位置付けされるクラブマンよりもグラム単価で見ると高値だということ。いきなり予想外の結果です。

1位のコンバーチブルと5位の3ドアハッチバックの100gあたりの価格差は30円と、ミニ全体ではそれほど大きな価格差が出ていないこともわかりました。

 

また同モデル内の場合、重さはほとんど変らないのでグレードが上がると、当然グラム単価も高値になります。

ちなみに3ドアハッチバック(F56)の場合だと

 

MINI3ドアハッチバックone

203.3円/100g

(2,440,000円/1,200kg)

 

MINI3ドアハッチバックJCW

339.8円/100g

(4,350,000円/1,280kg)

 

と100gあたり137円の差。グレードによる価格差はかなり大きいようです。

 

 

過去の限定車を含め歴代最も高いミニは・・・!?

ではこれまでに発売された全モデル全グレード全限定車の中から、最もグラム単価の高いミニは何でしょう?

調べられる範囲、そして【高額】の心当たりのあるモデルで比較してみました。

今度はグラム単価が安いほうから並べていきます。さぁ、最も高いミニは・・・!?

 

第8位

現行ミニクロスオーバーJCW(F60)

344.8円/100g

(5,620,000円/1,630kg)

 

第7位

現行ミニコンバーチブルJCW(F57)

347.5円/100g

(4,830,000円/1,390kg)

 

第6位

第二世代ミニコンバーチブルJCW(R57)

358.8円/100g

(4,700,000円/1,310kg)

 

第5位

第二世代ミニペースマンJCW限定車ブラックナイト(R61)

366.9円/100g

(5,430,000円/1,460kg)

 

第4位

第二世代ミニロードスターJCW(R59)

381.7円/100g

(4,810,000円/1,260kg)

 

第3位

第二世代ミニ3ドアハッチバック限定車ジョンクーパーワークスGP(R56)

383.3円/100g

(4,600,000円/1,200kg)

 

第2位

第二世代ミニ3ドアハッチバックJCW限定車チャンピオン・シップ50(R56)

416.7円/100g

(5,000,000円/1,200kg)

 

第1位

第二世代ミニ3ドアハッチバック限定車インスパイアード・バイ・グッドウッド(R56)

448.8円/100g

(5,700,000円/1,270g)

 

最高値はやはり限定車のグッドウッド。第二世代3ドアハッチバック(R56)をベースにしている為、車輌重量が軽い上、歴代最高の570万円という車輌価格により、グラム単価でもダントツの1位。

限定車が名を連ねる中、ミニロードスターのJCWが健闘。こちらも軽い車輌重量に対しての高額な価格によりランクインしています。

また、サイズ・排気量が大きくなり、機能は進化しているのに、グラム単価で見ると現行モデルの方が第二世代のモデルより安いということも新たに分かりました。「最近のミニは大きいし、高い」というのは一概に言えないのかも!?(あくまでグラム単価で見た場合)

 

 

まとめ

グラム単価で見るモノの値段。今回はミニの車輌本体価格で比較してみました。

結果的にミニのグラム単価はノーマルグレードで約250円/100gなので、コーヒー豆よりも安い!?ということになりました。

 

 

これを見て安いと思うか高いと思うかは別として、少し違った視点からミニを見てみると意外なことが見えてくる。ということがわかりました。次はローバーミニを。イールの在庫車輌を。パーツごとのグラム単価は!?と色々と妄想が膨らみますが、今回はこの辺で。


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2017.04.23公開 / 2017.04.23更新

福井市のY様、BMWミニJCWご成約![2017.4.23]

IMG_1298

 

福井県福井市にお住まいのY様、

この度は、BMWミニJCWをご成約頂きまして誠にありがとうございました!

 

欧州ホットハッチが好きで何台も乗り継いで来たというY様。現在はシトロエンにお乗りですが、カッチリとしたドイツ車らしいフィーリングのミニJCWが候補に。状態の良さと価格のバランスでiRで在庫していたコチラのミニJCWに福井県からお問合せを頂きました。

遠方の為直ぐにご来店を頂く事は出来ませんでしたが、休日に武道館ライブへ行かれる予定に合わせてiRへご来店を頂きました。スポーツグレードのJCWという事もあり各部の消耗具合を気にされていましたが、綺麗で経たりの少ないコンディションを気に入って頂きました。最後は試乗もして頂いてのご成約となりました。ご納車は福井県まで陸送でお運びしてのお渡しとなります。

 

車検・納車点検整備をさせて頂いてからのお渡しとなりますので、今しばらくお待ち下さいませ!

 

ありがとうございました!

 

 

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2017.03.11公開 / 2017.03.11更新

八千代市のN様、BMWミニJCWクラブマンご成約![2017.3.11]

IMG_5536-750x500

 

千葉県八千代市にお住まいのN様、

この度は、BMWミニJCWクラブマンをご成約頂きまして誠にありがとうございました!

 

現在トヨタ/アルファードにお乗りのN様。同じ会社の方がMINIにお乗りで、ご自身もMINIに興味を持たれたそうです。中でもR55型のミニクラブマンJCWが候補にあがったそうです。しかし中古車として販売されているクルマは派手なレッドルーフばかり。そんな中、N様の希望カラーのブラック×ブラックの組み合わせのJCWクラブマンをiRで発見。直ぐにご来店いただきました。内外装の状態やオプション装備など気に入って頂きそのままご成約となりました。

 

納車点検整備をさせて頂いてからのお渡しとなりますので今しばらくお待ち下さいませ!

ありがとうございました!

 

 

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2017.01.15公開 / 2017.01.15更新

中央区のH様、BMWミニJCWご成約![2017.1.15]

IMG_5360 (750x500)

 

東京都中央区にお住まいのH様、

この度は、BMWミニJCWをご成約頂きまして誠にありがとうございました!

 

アルファロメオ/ジュリエッタからお乗換えとなるH様。MTしかのらない主義ということで、乗換え候補としてスポーティーなミニJCWがあがりました。他に乗換え候補としてアバルトも検討されていたそうですが、実際に試乗されてJCWのマフラーサウンドやカッチリとしたシフトフィール、クイックなハンドリンクをとても評価して頂き、ご成約となりました。

 

車検・納車点検整備をさせて頂いてからのお渡しとなりますので、今しばらくお待ち下さいませ!

 

ありがとうございました!

 

 

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2016.11.16公開 / 2016.11.16更新

飯能市のH様、BMWミニJCWクラブマンご成約![2016.11.16]

IMG_3343-(750x500)

 

埼玉県飯能市にお住まいのH様、

この度は、BMWミニJCWクラブマンをご成約頂きまして誠にありがとうございました!

 

東京都練馬区から埼玉県飯能市へ引っ越されるH様。現在はバイクを所有していますが、引越しに伴ってクルマの購入をご検討。候補としてミニクラブマンが上がりました。条件はMTでホワイトボディ×ブラックルーフの組み合わせ。スポーツストライプも付けたいと考えていたそうです。そんな中、条件にピッタリの車両をiRで発見し直ぐにご来店いただきました。こちらのミニJCWクラブマン、ボディカラーやストライプはH様の希望通り。更ナビ、GPSレーダーなど装備も充実。そして、本革タイプのカバナシートも装備しており「付けたいと思っていた装備が全部付いている!」と大満足でご成約を頂きました!

 

納車点検整備をさせて頂いてからのお渡しとなりますので今しばらくお待ち下さいませ!

ありがとうございました!

 

 

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2016.10.14公開 / 2020.05.28更新

【保存版】ミニクーパーの最上級グレード「ジョン・クーパー・ワークス(JCW)」の歴代モデルを徹底比較!

shimodaira

 

クラシックミニから続くMINIの歴史を語る上で、絶対に避けては通れない人物が『ジョン・クーパー』です。以前のブログでも紹介していますが、ご存知の通り皆さんがよく言う「ミニ”クーパー”」の「”クーパー”」はこの人物の名前です。

ミニの生産がローバーからBMWに移った現在も、ジョン・クーパーの名を冠した「John Cooper Works」(以下、JCW)モデルが多数登場していますが、今まで各JCWモデルの詳細について詳しくご紹介する機会がありませんでした。そこで今回は、JCWの名を冠したモデルについてまとめてみました。

また、歴代3ドアハッチバックのジョン・クーパー・ワークスモデルのスペック比較(M/T)も表にまとめてみましたので、見た目と共に進化していくパワー、そして価格にも注目してご覧下さい。

 

 

歴代JCWモデルまとめ

R53JCW GP kit(2006年)

P0024376

BMWミニで初めてJCWの名前がついた限定モデルが「JCW GPキット」。キットという名前が示すとおり、第一世代では最高グレードだったミニクーパーSに専用チューニングを施こす形で登場しました。最高出力218psを発揮するメーカー系コンプリートカーと言える存在です。またエンジン出力UPだけでなく、軽量化の為にリヤシートも取り外され、ドアミラーは手動になっていることも特徴です。世界で2000台が販売され日本には160台が導入されました。

 

R56JCW(2008年)

jcw56

2007年にフルモデルチェンジを果たし、第二世代(R56)となったBMWミニ。その約1年後の2008年に登場したのがMINI JCW。第一世代では限定発売となった「JCW kit」とは違い、ミニクーパーSの上位グレードとしてカタログモデルに採用されました。給排気系やコンピューター、ブレーキを専用パーツでチューニング。当時のミニクーパーSの175psに対し、211psまでエンジンパワーは高められています。

 

R56JCW ワールドチャンピオン・シップ50(2010年)

P90047923_lowRes_mini-john-cooper-wor

ジョン・クーパーのF1タイトル獲得50周年を記念し、2009年に登場した限定モデルが「ワールドチャンピオン・シップ50」です。カタログモデルのJCWをベースに、ジョン・クーパーの息子マイク・クーパーが監修して製作されています。ボディカラーにはかつてのF1マシンカラー「コンナットグリーン」を採用。内外装にカーボンパーツを多用するなどカタログモデルとは異なる専用パーツを多数備えるほか、ジョン・クーパー氏のサインが入ったカーボン・フェイシアや、シリアルナンバー付きのマイク・クーパー氏署名の証書もついてきました。2010年に日本にも導入されましたが、日本にはたった10台しか割り当てられていない超激レアな限定モデルです。

 

R60JCW(2012年)

P90089923_lowRes_mini-john-cooper-wor

2012年に発表されたミニクロスオーバーJCW。ハッチバックよりも出力を高めた218psのMINI最高出力のエンジン(当時)を搭載しています。クロスオーバーの大型化されたボディは賛否両論がありましたが、4輪駆動(ALL4)を武器にF1と並ぶラリーの世界最高峰「WRC」に参戦したのはかなりの話題となりました。また世界的に有名なダカールラリーでは2012年~2015年の4年連続でタイトルを獲得しています!

 

R56JCW GP(2013年)

P90093888_lowRes_mini-john-cooper-wor

2013年に世界2000台限定で販売されたのが「ジョン・クーパー・ワークスGP」です。カタログモデルのJCWをベースに専用チューニングが施され、最高出力は218PSにまで高められています。

第1世代の「ジョン・クーパー・ワークスGPキット」に近いコンセプトで開発されており、特徴はなんと言ってもドライカーボン製大型リアスポイラーとディフューザー、そして専用デザインのホイール。一目でGPだと分かるデザインが採用されています。リアシートを取っ払ってタワーバーが装備されているため、2シーターとなり乗車定員は2名しか乗れません。日本では200台が販売されているちょっと過激なモデルです。

 

F56JCW(2015年)

P90167726_lowRes_mini-john-cooper-wor

現行MINIの最高グレードとして2015年に登場したF56系JCW。フルモデルチェンジを受け2リッター化されたターボエンジンは、MINI史上最上の231psを発揮します。バンパーのエアインテークにはオイルクーラーを備えているほか、大型ブレーキを収める為に外側へコンケーブ(湾曲)したホイールが採用されるなど、パワーアップに対応する専用装備が与えられています。

(しかしボンネットダクトが飾りなのはちょっと残念・・・)

 

 

■歴代3ドアハッチバックJCWスペック比較表

 

R53JCW GPkit

R56JCW

R56JCW WCS

R56JCW GP

F56JCW

限定販売台数(日本)

160台

10台

200台

全長(mm)3,6553,7153,715

3,775

 3,874
全幅(mm)1,6901,6851,6851,685 1,727
全高(mm)1,4551,4301,4301,420 1,414
排気量1,598cc1,598cc1,598cc1,598cc 1,998cc
最高出力

218ps

211ps

211ps218ps 231ps
トルク25.5kg-m

26.5kg-m

26.5kg-m

26.5kg-m32.63kg-m
新車価格3,950,000円

3,630,000円

5,000,000円4,600,000円 3,980,000円

 

BMWミニにはじめてJCWの名前が登場したのは2005年。R50,53用の「JCWチューニングキット」がそのはじまりです。以後、ミニの最上級グレードとして君臨し続けたJCW。限定車の登場やフルモデルチェンジによるスペックや価格の移り変わりを見ているだけで、JCWの歴史を感じることができますね。

 

 

F54JCW(2016年)

そして、先日のパリモーターショー2016で発表されたBMWミニ新型クラブマン(F54)の最上級グレード「JCW(ジョンクーパーワークス)」。日本での販売時期や価格は今のところ未定ですが、新型クラブマンの高級感とスポーティーなJCWテイストのミックスに一目惚れしたミニファンも多いのでは?

 

 

 

5日間のJCWオーナー体験

と、まだまだ新型クラブマンJCWの興奮が冷めやらぬ状態ですが、また新たにJCWの話題が飛び込んできました。

先日、ミニの公式HPから、ミニJCW特設サイトが公開されました。ページを開くとJCWのパワフルなマフラーサウンドと共にムービーがスタート。

 

(※限定公開動画なので特設サイト終了後は閲覧不可となります)

今回開設されたミニJCW特設サイト内では、モータースポーツ界伝説のエンジニア ジョン・クーパー氏や、彼が開発に携わったオースチン/モーリスのミニクーパー・ミニクーパーSのこと、そしてBMWミニ最上級グレードJCWについての歴史や写真を見ることができます。

 

驚きなのは同時にスタートしたキャンペーン内容。

なんと抽選で3名に、ミニJCWが5日間モニター試乗できるというもの。試乗できる期間は2017年の1月~2月の期間で、当選者の都合に合わせて最大5日間貸し出しされるそうです。対象となるのは新型ミニ3ドアハッチバック(F56)、新型ミニコンバーチブル(F57)、ミニクロスオーバー(R60)、ミニペースマン(R61)。ボディタイプやボディカラーこそ選べないものの、最上級グレードJCWを5日間も乗り回せる機会はなかなかありません。しかも無料で。

この走りにハマッちゃったら、5日目の返却の際「もう、これください!」ってなりそうなので気をつけて下さい。

もちろん私も応募しました。当選したら1月に5日間有給下さい。

 

 

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JCW!JCW!JCW!

 

 

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