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2021.11.27公開 / 2021.12.04更新

そう言えばミニの安全装備ってどうなってる?一目瞭然!BMWミニ(R系/F系)の安全装備をまとめてみた【安全装備一覧表】

 

ミニは可愛いけど安全性ってどうなの?

今回はBMWミニ第2世代(R系)と第3世代(F系)の安全装備についてまとめてみました。

 

1990年代のローバー時代のクラッシックミニには、安全装備と言われるようなものなど何もありませんでした。

しかし時代の流れとともに1997年最後モデルチャンジではサイドインパクトドアビーム、シートベルトプリテンショナーと共にエアバッグが標準装備となりました。そもそも使用されている鉄板の厚みも現代のクルマと比べると厚く、ドアを閉める音もあのパッケージのクルマの割には重厚感がありましたが、あの小さなボディ故に衝撃をボディが吸収するクラッシャブルゾーンを設けることができなくなり、2000年に製造が終了しました。

 

そして2001年に登場したいわゆる「Newミニ(BMWミニ)」は、ドイツBMWのテクノロジーによって先進的な装備とともに安全装備も充実し、現代のクルマとなりました。

 

 

 

ボディ剛性

よく耳にするボディのねじれ剛性。何となく頑丈なんでしょ?というイメージしか湧かないのは私だけでは無いはず!そこで実際何がどのようになるとねじれ剛性が高いとされるのか調べてみました。

ねじれ剛性とは、例えばカーブなどで車体に負荷がかかっても変形しない度合い。変形しない度合いが高いほど、高いねじれ剛性となります。

 

※画像元:ミニカタログより

 

BMWミニのボディは極めて高いねじれ剛性で、快適な乗り心地と適切な安全性を実現しています。

ミニは小さいし、ぶつかった時に心配される方も多いと思います。安心して下さい!衝突時はクラッシャブルゾーンで衝撃を吸収し、搭乗者、歩行者の被害を軽減しているんです!

ちなみに第3世代(F系)のミニは一回り大きくなりボンネットが長く、高さも高くなりましたが、これはクラッシャブルゾーンを増やす為なんです。

 

ミニにある安全装備を細かくみてみよう!

 

ABS(アンチロックブレーキシステム)

ABSとはブレーキペダルで操作するブレーキシステムに電子式のブレーキコントロール装置を組み込んだ物になります。

ABSが無い車で急ブレーキを踏むと、タイヤがロックしてしまい、タイヤが路面を掴む力が失われ、ハンドル操作が出来なくなってしまいます。そこで急ブレーキをかけた時にタイヤがロックするのを防ぎ、ハンドルで車両の方向を操作出来るようにするのがABSです。

現代の車にはほとんど標準装備されています。

 

※画像元:国道交通省HPより

 

エアバック

ミニはエアバックが第2世代は6個(コンバーチブルは4個)、第3世代は8個(コンバーチブルは6個)標準装備されています。でも実際にどこから出てくるのかは意外と知られていないんです。

写真は第2世代のミニのカタログですが、前からの衝撃はもちろん、横からの衝撃にもしっかり対応していて後部座席まで広がるようになっています。ミニの競合車種の一つは7個エアバックがついていますが、前席のみになっていたりします。それを考えると後部座席までしっかりと守ってくれるミニは運転手としても安心ですよね!

 

第2世代

※画像元:ミニカタログより

 

第2世代 コンバーチブル

※画像元:ミニカタログより

 

第3世代

※画像元:BMWミニHPより

 

クラッシュセンサーシステム

クラッシュセンサーシステムは、衝突事故などが起きた時、衝撃を検出すると即時にドアロックが解除され、ハザードランプが点等し、さらに燃料ポンプを遮断させてさらなる危険を回避します。

これはスゴイ!ドアロック解除で搭乗者の逃げ道を確保すると同時に後続車等に危険を知らせる為にハザードランプが点灯するんですよ!?そして火災などの二次災害が広がらないように燃料ポンプまで遮断するんですよ?私、車買う時にここまで気にした事なかったんですが、これは万が一の時に知っていると安心ですね!

 

ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ)

前車接近警告機能はフロントガラスに取り付けられているカメラから車両前方の状況を把握し、車や人、障害物などに近くなると警告アラームが鳴って運転者に知らせると同時にブレーキシステムを急ブレーキにも対応出来るように備えます。

衝突回避・被害軽減ブレーキは、上記警告アラームが鳴ってもなお、衝突の危険を感知した場合に自動でブレーキを作動し、被害の軽減を謀ります。

 

※画像元:BMWミニ公式サイトより

 

アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付き)

アクティブ・クルーズ・コントロールは希望の速度を設定するとアクセルを踏まずに走行してくれるシステムです。車間が詰まると車間を保ってくれるのでとても楽チン。ハンドル操作はしないとダメですよ!

注意が必要なのはストップ&ゴー機能があるかないか。ストップ&ゴー機能がないと時速30km以下になるとアクティブ・クルーズ・コントロール機能が自動でキャンセルされます。なので、時速30km以下は自分でブレーキを踏んで止まります。

ストップ&ゴー機能が付いていると、時速0kmまで自動で走ってくれます。数秒の停止時間であれば、前車が走り出せば、追従してくれます。停止時間が長くてもボタンを押せば再開されます。

 

※画像元:BMWミニ公式サイトより

 

過去にドライビングアシストとアクティブ・クルーズ・コントロールについて書いてる記事がありますので、こちらもチェックしてみて下さい!

 

自動ブレーキは当たり前!?BMWミニのアクティブクルーズコントロールについて知っておきたい基礎知識と活用方法

 

ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)

ダイナミック・スタビリティ・コントロールとは走行中、カーブを曲がる時に横滑りを検知すると、内輪側に自動でブレーキをかけて車両を内側に向けようとしたり、エンジン出力を制御する事で、走行安定性を維持できるように補助するシステムです。

 

※画像元:ミニカタログより

 

ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)

ダイナミック・トラクション・コントロールは横滑り防止機能のダイナミック・スタビリティ・コントロールをオフにするとダイナミック・トラクション・コントロールとなります。

DTCを使用するのはどんな時??という方も多いと思います。例えば、雪道などでスタックし、片輪が空転してしまった場合、DSCオンのままでは空転しているタイヤにエンジンに出力が集まってしまい、抜け出せなくなってしまいます。そこで、エンジン出力を左右のタイヤに均等に伝えて空転していない方のタイヤを動かせば、脱出出来るかもしれない!そんな時に、DSCをオフ(DTCをオン)にするんです!これは、知っているといざという時に役立つ機能です。

 

 

パーク・ディスタンス・コントロール(PDC)

PDCとは、車両の前方、後方にある障害物との車間距離を音とモニター表示でドライバーにお知らせする機能です。

バックカメラの右側(左の場合もあります)に車を上から見た絵と後方にセンサーマークがあるのが分かるかと思います。

 

※こちらはリヤPDCの写真

 

今回は右前に障害物がある状態で写真を撮っています。障害物が近づくにつれて、緑→黄色→赤と点滅してくれるので、駐車する時などにとても便利です!

 

※こちらは前後PDCの写真

 

 

モデル別安全装備一覧 【R系ミニ(第2世代)】

未だに人気の高いR系のミニ。F系のミニに比べて小さくて可愛らしいフォルムが人気の落ちない理由でしょうか?

安全装備はF系に比べるとやや劣りますが、クラッシュセンサーシステムやDSCなど走りをしっかりサポートしてくれる装備が付いているんです!

 

 

ミニクラブマン(R55)

 

○…標準装備 ▲…オプション ー…非装着

 クラブマン クーパークラブマン クーパーS

ABS

エアバック
クラッシュセンサーシステム
ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避、被害軽減ブレーキ)
アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)
リヤPDC

 

 

 

ミニ3ドア(R56)

 

○…標準装備 ▲…オプション ー…非装着

 3ドア ワン3ドア クーパー3ドア クーパーS

ABS

エアバック
クラッシュセンサーシステム
ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避、被害軽減ブレーキ)
アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)
リヤPDC

 

 

 

ミニコンバーチブル(R57)

 

○…標準装備 ▲…オプション ー…非装着

 コンバーチブル クーパーコンバーチブル クーパーS
ABS
エアバック
クラッシュセンサーシステム
ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避、被害軽減ブレーキ)
アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)
リヤPDC

 

 

 

ミニクーペ(R58)

 

○…標準装備 ▲…オプション ー…非装着

 クーヘ クーパークーペ クーパーS

ABS

エアバック
クラッシュセンサーシステム
ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避、被害軽減ブレーキ)
アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)
リヤPDC

 

 

 

ミニロードスター(R59)

 

○…標準装備 ▲…オプション ー…非装着

 ロードスター クーパーロードスター クーパーS

ABS

エアバック
クラッシュセンサーシステム
ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避、被害軽減ブレーキ)
アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)
リヤPDC

 

 

 

ミニクロスオーバー (R60後期)

 

○…標準装備 ▲…オプション ー…非装着

 クロスオーバー ワンクロスオーバー クーパークロスオーバー クーパーDクロスオーバー クーパーD ALL4クロスオーバー クーパーSD

ABS

エアバック
クラッシュセンサーシステム
ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避、被害軽減ブレーキ)
アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)
リヤPDC

 

 

 

ミニペースマン(R61後期)

 

○…標準装備 ▲…オプション ー…非装着

 ペースマン クーパーペースマン クーパーSペースマン クーパーD

ABS

エアバック
クラッシュセンサーシステム
ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避、被害軽減ブレーキ)
アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)
リヤPDC

 

 

 

モデル別安全装備一覧 【F系ミニ(第3世代)】

第3世代からは、ドライビングアシストが採用されほとんどのグレードで標準装備されています。また、アクティブクルーズコントロールなどの装備も増え、より快適なドライビングが楽しめるようになりました!

 

ミニクラブマン(F54)

 

○…標準装備 ▲…オプション ー…非装着

 クラブマン ワンクラブマン クーパ-/クーパーDクラブマン クーパーS

クラブマン クーパーSD/クラブマン クーパーS ALL4

ABS

エアバック
クラッシュセンサーシステム
ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避、被害軽減ブレーキ)

アクティブ・クルーズ・コントロール

ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)
リヤPDC

 

 

 

ミニ5ドア(F55)

 

○…標準装備 ▲…オプション ー…非装着

 5ドア ワン5ドア クーパー5ドア クーパーS5ドア クーパーD5ドア クーパーSD

ABS

エアバック
クラッシュセンサーシステム
ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避、被害軽減ブレーキ)
アクティブ・クルーズ・コントロール
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)     
リヤPDC

 

 

 

ミニ3ドア(F56)

 

○…標準装備 ▲…オプション ー…非装着

 3ドア ワン3ドア クーパー3ドア クーパーS3ドア クーパーD3ドア クーパーSD

ABS

エアバック
クラッシュセンサーシステム
ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避、被害軽減ブレーキ)
アクティブ・クルーズ・コントロール
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)
リヤPDC

 

 

 

ミニコンバーチブル(F57)

 

○…標準装備 ▲…オプション ー…非装着

 コンバーチブル クーパーコンバーチブル クーパーS

ABS

エアバック
クラッシュセンサーシステム
ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避、被害軽減ブレーキ)
アクティブ・クルーズ・コントロール
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)
リヤPDC

 

 

 

ミニクロスオーバー (F60)

 

○…標準装備 ▲…オプション ー…非装着

 

クロスオーバー

クーパーD

クロスオーバー

クーパーD ALL4

クロスオーバー

クーパーSD ALL4

ABS

エアバック
クラッシュセンサーシステム
ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避、被害軽減ブレーキ)
アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)
リヤPDC

 

 

 

まとめ

ローバーミニから始まったミニのストーリー。あの小さなボディにダイナミックな走りを継承しつつ、現代に合った装備も年々増えて進化し続けています。F系のミニは大分大きくなりましたが、装備はバッチリ。R系のミニはローバーミニに近しい大きさにしっかりと走りをサポートしてくれる装備が付いています。バッチリな装備のF系が良いか?ミニらしさと言えばな大きさで走りをサポートしてくれるR系か?ミニ好きには悩める問題ですよね〜!

 

iRでは、R系、F系に特化した店舗展開をしているので、iR横浜にはR系のスペシャリストが、iR世田谷にはF系のスペシャリストが皆様の疑問や、お悩みを解決いたします!

是非、少しでも気になる事があったらお気軽にお問い合わせください!

 

 


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2020.12.02公開 / 2020.12.21更新

【YouTubeで徹底解説!】MINIの純正ナビでできること、じつはこんなに便利機能があったんです!煩わしさから開放されるナビテクを動画で紹介します!<F系ミニ(F54・F55・F56・F57・F60共通)>

 

【関連記事】

写真で解説!F系ミニのナビを使いこなそう【Bluetoothe/電話/マルチメディア編】

 

第3世代のアイコンともいえるのがセンターメーター部分に埋め込まれたナビゲーションシステム。

 

今回はそのF系MINI純正ナビの、Bluetooth・電話・マルチメディアを操作したMINIドライブの模様を

iRスタッフMaoがYouTubeにて徹底紹介しました!

※この動画はタッチパネルタイプのモデルを使って撮影しています。

 

しっかり使いこなしてMINIドライブをより快適にしましょう♪

 

【撮影車両】

ミニ5ドア クーパーD ソラリスオレンジ

2018年式/6AT
車両詳細はコチラ

 

iR YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします!

 

 

 


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2018.11.09公開 / 2021.10.21更新

【似て非なるMINIの2モデル】3ドアと5ドアを改めて比較して分かった事!

 

MINIと言えば『ハッチバック』のボディ形状が思い浮かぶと思います。ローバーミニの時代から変わらない形状で、『MINI=ホットハッチ』のイメージが強いのではないでしょうか。今でこそ派生モデルが沢山登場したMINIですが、購入を検討する上で、「クラブマンやクロスオーバーでは大き過ぎる」、「コンバーチブルはちょっと照れくさい・・・」と言う意見を聞いたりします。

 

ミニは3ドアハッチバック(F56)に加えて、2014年10月から5ドアハッチバック(F55)がモデルに加わりました。登場から3年が経過し中古車市場にも多くの車両が出回るようになってきました。そこで今回は、MINIの3ドアハッチバック(F56)と5ドアハッチバック(F55)について、それぞれの特徴や使い勝手を比較してみようと思います。

 

 

目 次

 

ボディサイズを比較

 

ボディサイズ

モデル全長×全幅×全高(mm)ホイールベース回転半径トランク容量
3ドア / F563835×1725×14302495mm5.3m211L
5ドア / F554000×1725×14452565mm5.4m278L

※全てクーパー

 

5ドアは全長で165mm、ホイールベースで70mm拡大されて、トランク容量も67Lの余裕がある事がわかります。このように3ドアに比べると大きい5ドアですが決して大き過ぎると感じるほどのサイズではなく、全幅は共通で、回転半径も僅かな差しかありません。なので運転中に大きさの違いを体感する事はほとんど無いと思います。

 

エンジンスペック、燃費を比較

 

■3ドアと5ドアのエンジンスペック

 ONEクーパークーパーDクーパーSクーパーSD
馬力(ps)102136116192170
トルク(Nm)190220270280360

 

搭載されるエンジンは3ドアと5ドアは共通のものとなっており、エンジンスペックは上記の通りです。

エンジンスペックは全く同じですが、それぞれの違いとして分かりやすいのが車両重量と燃費。3ドアの方が車重が軽くその分燃費にも優れています。詳しい数値は以下の通りです。

 

  ONEクーパークーパーDクーパーSクーパーSD

3ドア

車両重量(kg)

1210

(1180)

1240

(1190)

1230

1270

(1240)

1290
5ドア

1260

1260

1280

1320

1330

3ドア

燃費/JC08(km/l)

17.8

(17.9)

17.7

(17.4)

23.9

16.4

(15.1)

23.8
5ドア

17.5

16.3

23.9

16.4

23.8

3ドア

車両本体価格(円)

2,560,000

(2,380,000)

3,120,000

(2,940,000)

3,290,000

3,720,000

(3,540,000)

 3,890,000
5ドア

2,710,000

3,280,000

3,470,000

3,880,000

4,070,000

※()内はMTモデルの数値、価格は2018年11月時点

 

関連記事:新型MINIにクリーンディーゼル追加!燃費で元が取れるか試算してみました

 

ディテール、実際の使い勝手

 

■ドアの長さ

画像:左3ドア/右5ドア

 

実際にフロントのドアを測ってみると、3ドアが126cm、5ドアは102cm。開口部の広さで比べると、3ドアが107cmなのに対し5ドアは前後とも88cmとなっています。

 

画像:左3ドア/右5ドア

 

間口の広さだけ比べると3ドアの方が広く乗り降りしやすいように感じますが、注目して頂きたいのはドアの長さ。単純に「駐車場が狭いからボディ小さい3ドア」と選びそうですが、車両の全幅は同じなので横幅が狭い駐車場だとドアの短い5ドアの方が乗り降りしやすかったりします。

なお、3ドアで幅の狭い駐車場で乗り降りする際は、リモコンキーの解錠ボタン長押しで窓を全開にすると乗り降りしやすくなります。窓枠の無い3ドアだけ可能な小技ですね。

 

後部座席、足元

画像:左3ドア/右5ドア

 

画像:左3ドア/右5ドア

 

乗車定員は3ドアは4人乗り、5ドアは5人乗りとなります。足元のスペースも5ドアの方が約40mm広くなっています。実際に座ると4人乗りに割り切っている分3ドアの方が収まり良く感じる一方、後ろに向かって丸みを帯びている形状の為、肩の辺りの広さは5ドアが優勢です。また、3ドアはリヤウィンドウが開けられないので少し閉塞感を感じるかもしれません。ちなみにモデルになった中山セールスの身長は173cm。

 

■トランク

画像:左3ドア/右5ドア

 

ボディサイズが大きい分、トランク容量もしっかり確保されている5ドア。3ドアの211Lに対して、5ドアは278L。容量は30%UPの67Lも拡大されていて、更にシートを倒すと941Lにもなります。

 

画像:左3ドア/右5ドア

 

画像:左3ドア/右5ドア

 

写真を見ても広さの違いが分かるかと思いますが、積載性能は間違いなく5ドアが上です。ですが、車体の全幅は変わりませんので、3ドアもシートを倒して利用するのであれば大きな差は無いように感じます。

 

画像:左3ドア/右5ドア

 

また、よくよく見比べるとリアハッチの形状も5ドアは傾斜が緩やかなデザインだと分かります。より室内空間を確保することに加え、ストレッチされたボディでもMINIらしい丸みを帯びたデザインを確保する為といえそうです。

 

気になる走りは・・・

 

前述の通り、エンジンスペックは共通の3ドアと5ドア。車両重量が軽い分だけ3ドアがキビキビ感はありますが、通常走行の領域で感じられるほどの違いでは無いと思います。

ハンドリングは5ドアはホイールベースが長い分だけ少し安定方向。高速のコーナーではリヤの安定感が感じられると思います。また、ダンパーの設定も3ドアより乗用車志向となっており、乗り心地も少しだけ良くなっています。とは言えMINIの魅力はダイレクトなハンドリング。もちろん5ドアも他メーカーに比べたらキビキビとしたハンドリングを楽しめますが、MINIのゴーカートフィーリングを思う存分味わうなら3ドアを選んで頂きたいと思います。なお、MTは5ドアには設定がなく、ハイパフォーマンスモデルの『ジョンクーパーワークス』も設定されていません。

 

まとめ

このように乗用車として割り切った感じのある5ドアに対し、より遊び心や運転する楽しさを追求した3ドア。パッと見は同じような見た目の2台ですが、比べてみると明確に住み分けがされている事がよく分かります。

 

『家族や子供を乗せての移動が多い』、『長い荷物を積む機会が多い』と言う方は5ドアハッチバックを。

『普段は2人しか乗らない』、『MINIといえば3ドアのスタイリングが譲れない』、『ホットハッチとしての走りを楽しみたい!』と言う少し硬派な方にはぜひとも3ドアを選んで頂きたいと思います。

 

在庫車両一覧はこちらから

 


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2018.09.01公開 / 2020.03.10更新

大人気のBMWミニの限定車JERMYN(ジャーミン)!買うなら「今がオススメ」の理由!?

武藤ヘッダー

 

今イールでは、ある限定車に問い合わせが殺到しています。

それがこちら、MINI5ドアの限定車【JERMYN】(以下ジャーミン)です。

 

 

「ネットに掲載されている写真を見て欲しくなった!」

「実物を見た瞬間、一目惚れした!」

「新車販売時から今でも購入を検討している!」

「お洒落で使い勝手も良い!」

 

今回は多くの方の心を掴む限定車ジャーミンの魅力を徹底分析!

さらに「今が買い!」な理由もこっそり教えちゃいます。

 

 

 

限定車ジャーミンとは

 

2015年に発表され、日本限定180台で販売された限定車。ミニ5ドアのモデル発表後、初の限定車ということもあり注目を集めました。しかも横浜赤レンガ倉庫で行われた野外JAZZイベントの中で発表するという“大人の”ニクい演出。

英国のビスポーク(注文仕立て)を彷彿させる特別な内外装が特徴で、厳選された高品質な素材、高いデザイン性、クラフトマンシップの拘りを併せ持った1ランク上の大人の限定車です。

現在すべてのモデルで設定が可能となったMINI Yoursの専用オプションは、実はもともとジャーミンに装備されている特別装備と同じもの。

つまりMINI Yoursの礎となった限定車ということになります。ジャーミンあってのYoursなんです。

 

P90198291_lowRes_mini-jermyn-09-2015

MINI Yours(ミニ ユアーズ)とは、もともとイギリス向けに設定されていたMINIのデザインプログラム。日本では2016年春に導入開始。選び抜かれた素材、洗練されたデザインにより、MINIをより一層上質で理想的な一台に作り上げる為のビスポーク(オーダーメイド)プログラムです。通常用意されているミニのオプションだけでもかなりの数がありますが、いわゆるワンランク上のカスタマイズオプションがMINI Yours。F系ミニ全てのモデルで選択可能。もちろん価格もそれ相応ですが、他のミニに差をつけたい方や、一度そのクオリティを見てしまうと虜になること間違いなし!

 

 

人気の理由1:兎にも角にもラピス・ラグジュアリー・ブルー!

MINI YOURSオプションとして現在全モデルで設定が可能となりましたが、元々は限定車ジャーミンの“専用カラー”。

ジャーミンに惚れる方の殆どは、この深みのあるディープブルーの虜になる方が多いようです。

 

P90198286_lowRes_mini-jermyn-09-2015 P90245663_lowRes_mini-clubman-mini-yo

 

ジャーミンに限らず、ラピスラグジュアリーブルーのミニはご注文やリクエストが多く、一時期のアイスブルーを思わせる程の超人気ぶり。

 

5657

 

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もしジャーミン以外の車両でラピスラグジュアリーブルーのミニを検討されているのであれば、ボディ同色、ブラックルーフ、シルバールーフ(クラブマンや限定車セブン)でコーディネートするのがオススメです。シックでオトナな雰囲気に仕上がりますよ。

 

人気の理由2:おもわず触れたくなるレザーの質感

ジャーミンの特別装備として発表され、後のMINI Yours専用オプションとして設定されている特別なシートとハンドル。

高級なレザーで仕立てられたシート、ハンドルは標準装備では味わうことの出来ない高級感があります。

 

MINI Yoursレザー・ラウンジ カーボン・ブラック

(スポーツ・シート/シート・ヒーター ※フロント左右 を含む)

触れた瞬間の質感まで高級感のある上質なレザーを用いた専用シート。パイピングには丁寧に編みこまれたレザーコードを使用。

カフス・ボタンを連想させるシート側面のアクセントや、ヘッドレスト後部にはユニオンジャックの装飾を施してあります。

ステッチの一本一本までこだわり抜いたクラフトマンシップ溢れる特別なシートです。

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MINI Yoursスポーツ・レザー・ステアリング(3本ステアリング)

握るほどに手に馴染んでいく極上の柔らかさを誇るナッパレザーを用いたレザーハンドル。丁寧に手縫いされたステッチや、マットなレザーとハイグロスブラックのスポークのコントラストが美しく、一つの作品とも言える専用ハンドルです。

P90245664_highRes_mini-clubman-mini-yo (750x500)

 

シートとハンドルでそれぞれ違った質感のレザーが使用されているのもポイント。

特にハンドルに使用されているレザーは、つい頬ずりしたくなるような極上の触り心地。

一度このハンドルを握ったら、他のハンドルには戻れない!?

個人的にはジャーミン特有ともいえるレザーの香りがする車内空間そのものもおすすめポイントです。

乗ればわかるので、クンクンしに来て下さい。

 

人気の理由3:“ちょうどいいミニ”がベースになっている

ジャーミンが人気の理由。それはベースとなっているモデルがミニ5ドアであること。

3ドアの4人乗りではコンパクトすぎて家族で乗るには使い勝手も…

新型クラブマンや新型クロスオーバーだと大きすぎて…

そんな方々に今一番需要があるのがミニ5ドア(F55)です。

 

 

4枚ドア+ハッチバックにより後部座席への乗り降りや使い勝手は◎。

ボディサイズも大きすぎず小さすぎずな程よいコンパクト感!

第2世代までのMINIらしさを引き継いだフロント&リアのデザイン。

絶妙な“ちょうどいい”感じを兼ね備えたモデルが、ミニ5ドアなんです。

そんなちょうどいいミニを、こんな素敵な限定車にしちゃったら…そりゃ人気も出ますよ。

 

最近、中古車市場に出てきはじめた理由

限定車JERMYNが発表され、新車販売&納車されたのは2015年。

新車納車時の車検は3年間有効なので、ほとんどのジャーミンが今年2018年がはじめての車検となります。

新車購入されたファーストオーナーが、車検が切れる前に乗換えし、その際下取り車として売却した車両が

中古車として市場に出てきています。ここが狙い目!数ヶ月でも車検が残っっているジャーミンがあればとってもオトクなんです!

それは・・・

 

新車保証が残っている

新車販売時の保証は3年間。これはファーストオーナーに無料で付帯される新車保証といわれるもの。

しかし3年を満たずに次のオーナー様へ渡った車両の保証は、引き継ぐことができるんです。

例えば2015年12月末に新車登録されたジャーミンをこれから購入した場合、9月から12月までの約3ヶ月間は保証が受けられます。

保証の名義をファーストオーナーからあなたの名義に変更する「保証継承」という手続きが必要となりますが

クルマの名義変更完了後の車検証と新車保証書をディーラーに持ち込むだけ。保証継承の手数料も数千円程度です。

 

実は輸入中古車で新たに保証に加入しようとすると、加入金額が高額になってしまうことが多く、加入自体を諦める方も多い現状。

数千円で引き継げる保証があるなら、やらない手はありません。

狙うなら少しでも保証が残っているジャーミン!2018年もあと僅かなので、探すなら、狙うなら今です!

 

すぐに売切れます!(マジで)

 

他の中古車販売店やミニ専門店に知られるととてもマズいので大きな声では言えませんが、ジャーミンは入庫したら必ずといっていいほどすぐに売切れます。

過去に、初代コンバーチブル(R52)でSIDEWALK(サイドウォーク)という限定車がありましたが、

サイドウォークも同じように入庫したらすぐに売り切れるほどの大人気限定車でした。iRで過去に何台のサイドウォークをご納車したか、数え切れないほど…

ジャーミンを探している方は、見つけたら買う!くらいの気持ちで臨まないと

「次に行ったときに無くなってた…」なんてことが特に起きやすいクルマなので注意が必要です。

 

話題のジャーミン、今ならあります!

現在iRでは2台のジャーミンが在庫中です!

 

2015y MINIクーパーS 5ドアハッチバック限定車 JERMYN 走行距離14,000km

車検と新車保証は平成30年11月まで有効。

純正センターディスプレイには地デジとバックカメラも増設されています。

 

2015y MINIクーパーS 5ドアハッチバック限定車 JERMYN 走行距離13,000km(在庫公開前)

車検と新車保証は平成30年9月まで有効。

こちらも地デジとバックカメラが増設されている他、ジャーミンが発表された2015年 BlueNote Jazz Festival限定のレアなドアプロジェクター付き。

 

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F54sジャーミン – Spherical Image – RICOH THETA

 

ラピスラグジュアリーブルーの色味や、内装レザーの質感、座り心地、香りも実際にお試しいただけますので、お気軽にお問合せ下さい!

 


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2018.08.18公開 / 2020.02.22更新

【小ささと使い勝手のイイトコ取り!】R55MINIクラブマン&F55MINI5ドアハッチバックを徹底比較!

 

ミニと言えば3ドアハッチバックのイメージが根強いと思います。2ドア(+トランク)のコンパクトなボディと、キビキビとした独自の操作感は、ローバー時代から変わらない世界観で人気を集めています。

しかし近年、自動車には居住性や使い勝手が求められる傾向で、ミニもご多分に漏れず大柄な派生モデルが沢山登場しています。

 

そんな中で、コンパクトカーとしてのサイズと使い勝手を両立しているのが、フルモデルチェンジ前のクラブマン(R55)と現行型5ドアハッチバック(F55)の2モデル。ちなみにフルモデルチェンジ後の新型クラブマン(F54)がかなり大型化した為、クラブマン(R55)と直接比較する方はあまりいらっしゃいません。

そんな訳で今回は、R55/クラブマン(以下、クラブマン)とF55/5ドアハッチバック(以下、5ドア)に焦点を当て、2台を比較してみたいと思います。

 

 

 

クラブマンと5ドアの位置付け

クラブマンと5ドア。どちらも3ドアハッチバックをベースにボディをストレッチしてドアを追加し、後部座席やトランクを広くしたモデルです。

世代が異なるのでそのまま比較が難しいのですが、R55型は第2世代、F55は第3世代となります。

そしてややこしいのがモデルコード。第2世代がR系、第3世代がF系として識別されていますが、クラブマンと5ドア、どちらも55というモデルコードで混在しやすく、5ドアが発表された当初はF55というモデルコードから「R55クラブマンの後継か?」とウワサされるほどでした。

 

モデル第2世代モデルコード第3世代モデルコード
3ドアR56F56
5ドアF55
クラブマンR55F54
クロスオーバーR60F60

 

 

ボディサイズを比較

 

モデル全長全幅全高トランク容量
クラブマン / R553980mm1685mm1440mm260L(930L)
5ドア / F554000mm1725mm1445mm278L(941L)

※全てクーパー、()内は後部座席を倒した場合の容量

 

ボディの全長は5ドアの方が長く4mとなりました。と言ってもクラブマンに比べ2cmしか変わりません。また、5ドア全幅が1,700mmを越えて3ナンバーとなっていますが、全幅の差も片側2センチだけ。日常のドライブで体感できるほどの大きな違いではないかと思います(それでもMINIは5ナンバーじゃなきゃ認めない!と言う方もいらっしゃいますw)。

 

注目したいのはトランク容量。5ドアのほうは容量は18L広くなっています。しかし、5ドアのトランクは斜めに傾斜しておりどうしてもデットスペースが出来てしまいます。

 

 

これに対し、直線的なクラブマンのトランクは天井付近まで目一杯詰め込めます。また、クラブマンのトランク下にはスペアタイヤを積載するスペースが設けられていますが、後期型になるとランフラットタイヤが標準となり、軽量化もあってスペアタイヤが載りません。なのでこのスペースがそのまま空いているので、普段使わないようなものをしまっておく事も可能です。

 

 

このようにカタログ数値だけでは分かりにくいですが、実用性を含めた積載性能はクラブマンが優れていると言えます。

 

居住性や使い勝手は?

 

ボディサイズこそあまり変わらない2台ですが、実際の使い勝手では結構差が出てきます。

クラブマンは2ドア+右側クラブドアで、後部座席へはクラブドアを開けてアクセスします。クラブドアを開けた状態はBピラーが無いので非常に広く、チャイルドシートに子供を乗せる際などは重宝します。ですが運転席側にあるクラブドアは、日本だと道路側に面しているので路肩での乗り降りにはご注意下さい。

また、前ドアを開けてからでないとクラブドアは開けられないので、運転席の方が一度降りてから後部座席に乗り降りする必要があります。(前席のプルバック機能があるので助手席からも乗り降りは可能です)

 

その点、後部座席に独立したドアがある5ドアモデルは乗り降りのしやすさでは明らかに使い勝手に優れており、特に後部のドアは小さく短いので、狭い駐車場では重宝します。

 

 

また、クラブマンが4人乗りなのに対し、5ドアは5人まで乗車が可能です。と言っても後部座席の真ん中はセンターコンソールを跨ぐ形で乗ることになるので、あくまで緊急時用ぐらいに思っていた方がいいかと思います。

 

 

 

MINIらしいドライブフィールは健在!?

 

ミニの走りを語る上で欠かせないのが、キビキビとしたドライブフィール。どちらのモデルもホイールベースが長い分だけ少し安定方向ですが、ダイレクトなハンドリングやステアフィールはそのまま健在です。

ですが、操る楽しさと言う意味では、R55クラブマンに軍配が上がります。車の挙動がよりダイレクトに感じられ、MT設定もあるクラブマンは操る楽しさを存分に感じられるかと思います。

 

一方、F55はMTの設定が無く、スポーツグレードのJCWも設定されておらず、MINIの中では完全に実用車の立ち位置と言えます。ただし、自動車としての質感(高級感や乗り心地)はF系になってUPしており、車としての完成度は間違いなく5ドアの方が上と言えます。

 

 

また、エンジンはR55クラブマンが1.6Lの4気筒エンジンなのに対して、5ドアはクーパーS以外は3気筒のダウンサイジングターボエンジンとなりました。

燃費やパワーこそ5ドアが勝っていますが、どうしてもエンジン音に「ゴロゴロ」とした雑味が出てしまい、エンジンを回したときの気持ちよさはクラブマンの方が優れています。

 

最後に

と言うわけで総括すると、

『ワゴンスタイルの積載性能と走りにこだわるのであればクラブマン』

『実用性や快適性を優先するなら5ドア』

と言えそうです。

 

2014年で生産終了となったR55型クラブマン。程度のいい中古車は年々減ってきています。逆に2014年の10月から登場した5ドアは、中古車としてもこなれてきたように感じますが、クラブマンに比べるとまだ少し車両価格は高めです。しかし、5ドアはバックカメラやPDC、ドライビングアシストといった運転支援のオプション装備が揃っているケースが多いのも魅力です。

ちなみに2018年8月18日現在、iRで在庫している中古車は、クラブマン(R55)が11台、5ドア(F55)が3台となっています。選択肢が多いのもクラブマンの魅力ですね。

在庫車両一覧はこちらから

 

個人的にはワゴンボディのスタイルや走り味が好きなのでクラブマンをオススメしていますが、用途やライフスタイルに合わせて選んで頂けたらと思います。


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2018.05.25公開 / 2020.03.10更新

グラム単価(¥〇/100g)で見るミニの価格!最高値はあの限定車!?

武藤サムネ画像

 

スーパーで買う牛肉はアメリカ産だと100gあたり198円、国産牛だと700円~900円?

500mlペットボトルのミネラルウォーターはコンビニなら120円。スーパーなら98円!?

ガソリンは近くのスタンドじゃなくて、少し離れてても5円安いスタンドにわざわざ行ったり。

 

日常生活で目にする物の価格は、100g・1L単位の表示をされていることがあっても、その価格の相場が分かっているので「安い・高い」のイメージはしやすいですよね。

じゃあクルマは?ミニは?重さに対しての価格で考えたこと、ありますか?

 

今回は、ミニの価格を日常で良く目にする100g単位での価格、グラム単価に置き換えてみました。

いつもと違った視点からミニの価格を見てみると、意外な結果に!?

 

 

 

参考価格

まずは参考までに日常良く見かけるモノの価格をグラム単価に置き換えてみました。

(相場、計算方法などはあくまでザックリです)

 

ミネラルウォーター ¥20/100g

ガソリン(ハイオク) ¥20.5/100g

国産豚肉 ¥200/100g

コーヒー豆 ¥300/100g

国産牛肉 ¥700/100g

金(K24) ¥483,200/100g

ダイヤモンド ¥302,000,000/100g (1.00カラット=0.20g )

 

金やダイヤに関してはワケが分からない数字になってしまいました。これは参考にならないかな・・・

 

 

MINIの現行モデルで比較

それでは早速、ミニの現行5モデルのグラム単価を調べてみましょう。

今回はノーマルグレードであるクーパー(A/T)で比較。グラム単価の高いモデルからランキングにしてみました。

(クロスオーバーのみクーパーの設定が無い為、クーパーDにて比較)

 

1位 / MINIコンバーチブル(F57)

263.6円/100g

(3,480,000円/1,320kg)

 

2位 / MINI5ドアハッチバック(F55)

257.1円/100g

(3,240,000円/1,260kg)

 

3位 / MINIクロスオーバー(F60)

255.2円/100g

(3,930,000円/1,540kg)

※グレードはクーパーD

 

4位 / MINIクラブマン(F54)

250.3円/100g

(3,580,000円/1,430kg)

 

5位 / MINI3ドアハッチバック(F56)

233.3円/100g

(2,800,000円/1,200kg)

 

グラム単価が最も高額なのはコンバーチブル。驚きなのは5ドアハッチバックが最新モデルのクロスオーバー(しかもディーゼルエンジン)よりも、そしてMINIモデルの中ではラグジュアリーモデルに位置付けされるクラブマンよりもグラム単価で見ると高値だということ。いきなり予想外の結果です。

1位のコンバーチブルと5位の3ドアハッチバックの100gあたりの価格差は30円と、ミニ全体ではそれほど大きな価格差が出ていないこともわかりました。

 

また同モデル内の場合、重さはほとんど変らないのでグレードが上がると、当然グラム単価も高値になります。

ちなみに3ドアハッチバック(F56)の場合だと

 

MINI3ドアハッチバックone

203.3円/100g

(2,440,000円/1,200kg)

 

MINI3ドアハッチバックJCW

339.8円/100g

(4,350,000円/1,280kg)

 

と100gあたり137円の差。グレードによる価格差はかなり大きいようです。

 

 

過去の限定車を含め歴代最も高いミニは・・・!?

ではこれまでに発売された全モデル全グレード全限定車の中から、最もグラム単価の高いミニは何でしょう?

調べられる範囲、そして【高額】の心当たりのあるモデルで比較してみました。

今度はグラム単価が安いほうから並べていきます。さぁ、最も高いミニは・・・!?

 

第8位

現行ミニクロスオーバーJCW(F60)

344.8円/100g

(5,620,000円/1,630kg)

 

第7位

現行ミニコンバーチブルJCW(F57)

347.5円/100g

(4,830,000円/1,390kg)

 

第6位

第二世代ミニコンバーチブルJCW(R57)

358.8円/100g

(4,700,000円/1,310kg)

 

第5位

第二世代ミニペースマンJCW限定車ブラックナイト(R61)

366.9円/100g

(5,430,000円/1,460kg)

 

第4位

第二世代ミニロードスターJCW(R59)

381.7円/100g

(4,810,000円/1,260kg)

 

第3位

第二世代ミニ3ドアハッチバック限定車ジョンクーパーワークスGP(R56)

383.3円/100g

(4,600,000円/1,200kg)

 

第2位

第二世代ミニ3ドアハッチバックJCW限定車チャンピオン・シップ50(R56)

416.7円/100g

(5,000,000円/1,200kg)

 

第1位

第二世代ミニ3ドアハッチバック限定車インスパイアード・バイ・グッドウッド(R56)

448.8円/100g

(5,700,000円/1,270g)

 

最高値はやはり限定車のグッドウッド。第二世代3ドアハッチバック(R56)をベースにしている為、車輌重量が軽い上、歴代最高の570万円という車輌価格により、グラム単価でもダントツの1位。

限定車が名を連ねる中、ミニロードスターのJCWが健闘。こちらも軽い車輌重量に対しての高額な価格によりランクインしています。

また、サイズ・排気量が大きくなり、機能は進化しているのに、グラム単価で見ると現行モデルの方が第二世代のモデルより安いということも新たに分かりました。「最近のミニは大きいし、高い」というのは一概に言えないのかも!?(あくまでグラム単価で見た場合)

 

 

まとめ

グラム単価で見るモノの値段。今回はミニの車輌本体価格で比較してみました。

結果的にミニのグラム単価はノーマルグレードで約250円/100gなので、コーヒー豆よりも安い!?ということになりました。

 

 

これを見て安いと思うか高いと思うかは別として、少し違った視点からミニを見てみると意外なことが見えてくる。ということがわかりました。次はローバーミニを。イールの在庫車輌を。パーツごとのグラム単価は!?と色々と妄想が膨らみますが、今回はこの辺で。


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2016.02.11公開 / 2020.03.10更新

5ドアのルーフキャリア問題はスーリーで解決スールー!?

武藤サムネ画像

 

5人乗り5ドアの全く新しいモデルとして2014年に発表された新型ミニ5ドア(F55)。室内の居住空間はもちろん、トランクスペースも拡大し、デザインと使い勝手を兼ね備えた理想的なミニとしてデビューしました。

しかし、家族旅行やキャンプ、サイクリングといったレジャーに出かける際、荷物って全部乗ってます?

そんなアクティブなファミリーやアウトドア派なあなたにピッタリな装備といえば!ルーフキャリアですね。

MX-2301FN_20160211_124332 のコピーのコピー

 

新型ミニ5ドア(F55)にもルーフキャリアのオプション設定は有ります。上の写真のように純正ルーフボックス(¥68,800/税抜)を取付ける場合、まず新車購入時にルーフレール(¥33,000/税抜)をオプションで注文。そこにベースサポート(¥28,000/税抜)を取付けるので合計¥61,000(税抜)が必要となります。更にディーラーで取付を依頼する場合は、取付け工賃¥13,200(税抜)が必要になるので、合計¥74,200(税抜)にプラスして、ルーフボックス(¥68,800/税抜)やバイシクルホルダー(¥18,900/税抜)などの追加オプションを装備する形になります。

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ちなみにルーフレールのオプションは新車購入時のみのメーカーオプションなので、基本的に後付けは不可。ルーフレールの無いミニはキャリアを諦める他ありません。しかし発表されて間もない新型ミニ5ドアで、こういったレアなオプションを装備した中古車を探すのも、なかなか骨が折れますよね。実際に中古車情報サイト「カーセンサー」でヒットした全国220台の中古の新型ミニ5ドアのうち、ルーフレール装備車両を数えてみたところ、その数わずか3台!(1台ずつ屋根の写真を見て調べました!w) iRに在庫中のこちらの5ドアも残念ながらルーフレールは装備していません。

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でもどうしてもルーフキャリアが欲しい!そんなあなたに朗報です。

 

世界最大の車用キャリアシステムメーカー「THULE」(スーリー)より、新型ミニ5ドアのルーフレール非装備車用ベースキャリアキットが新発売されました。
20160208151527

 

屋根とゴム製モールの隙間に、新型ミニ5ドア用の専用キットの金具を差込んで取付けるので、ボディへの加工は必要ありません。 ※新型ミニ5ドア(F55)専用の為、新型ミニ3ドア(F56)には取付け不可。

20160208151539

 

気になる価格も良心的。純正の場合、ベース取付で¥61,000(税抜)必要だったのが、約半額の¥32,000(税抜)で装着が可能になりました。バー部分もリーズナブルなスクエアバーや、風切り音を抑えるウィングバー(¥9,500/税抜)を選んで装着できる他、取り付けられるルーフボックスも5種類のサイズやモデルから選べるので、用途に合わせて使い分けができそうですね。

 

THULEベースキャリアの詳細スペックは以下の通り

最大積載重量 60kg
取付前後幅 700mm
取付有効幅 911mm

 

取付け可能なルーフボックス
ThuleモーションM(200)
ThuleツーリングSPORT(600)
ThuleツーリングM(200)
Thuleレンジャー90
Thuleレンジャー500

 

(写真・詳細参照ページ:ABE SHOKAI THULEルーフキャリアここだけの話)

 

iRに在庫している新型ミニ5ドアが気になっていたけど、ルーフキャリア問題で悩んでいた、という方!これはアリですよ。

 

 

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~ LIFE with MINI ~
ローバーミニ・BMWミニ・ミニクーパーの中古車専門店 iR:イール
 
Stock List
iR(ショールーム) 東京都世田谷区上野毛4-39-7
tel:03-5797-2288 / info@ir-japan.net
 
iR MAKERS(サービス工場) 東京都大田区大森西4-4-16
tel:03-3766-3232 / front@ir-japan.net
株式会社インフィックス
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2015.08.23公開 / 2016.11.18更新

練馬区のM様、BMWミニワン5drハッチバックご成約![2015.8.23]

IMG_3865 (750x500)

 

東京都練馬区にお住まいのM様、

この度はBMWミニワン5drハッチバックをご成約頂き、ありがとうございました!

 

長く乗られていたクライスラーPTクルーザーから、同じサイズ感のクルマへお乗換えで検討されていたM様。ミニのデザインは好きだけど3ドアはちょっと・・・そう思っていた頃に新型ミニクーパー5ドアハッチバック(F55)の発売が開始し、これだ!と思われたM様は、ミニクーパーをたくさん見られる専門店を調べられイールにご来店頂きました。現在在庫していた5ドアハッチバックはムーンウォークグレーのクーパーSとこちらのブレイジングレッドのone。新車同然の走行距離&内外装の美しさ、更に以前から気になっていた『赤のミニ』ということもあり、こちらのミニone5ドアハッチバックを即決!

 

納車準備をさせて頂いてからのお渡しとなりますので今しばらくお待ち下さい。

 

ありがとうございました。

 

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2015.06.10公開 / 2020.03.10更新

MINIがあなたにウィンクしてくれる?!

武藤サムネ画像

 

新型ミニの新機能でミニがウィンクする!?そんな小ネタを仕入れたので早速試してみました。

 

 

一瞬のことなので、見逃していた!というミニオーナーの方も多いのでは?この機能(おまけ?)が確認できるのは新型ミニ(F56、F55)のみ。ドアを開け、車内に乗り込んですぐと、車内から出るときにドアを開けるとこの表示が現れます。

新型ミニオーナーの方は駐車後すぐにミニから出るのではなく、ドアを開け「今日も1日お疲れさま。」とミニに声をかけると、ミニがウィンクで応えてくれますよ♪

現在、イールでこの“MINIウィンク”が見られるミニは、先日入荷したばかりのミニクーパーS5ドア(サンダーグレー)を含め全部で4台♪「新型ミニが欲しい!」という方はもちろん、「ミニのウィンクが見たい」という方も、気軽に声をかけて下さいね!

 

 【お知らせ】

弊社サービス工場 iR MAKERS は移転のため、6月10日(水)~22日(月)まで臨時休業となります。

現工場(池上)でのおクルマのお引き渡しのみ6月14日(日)まで対応しております。

6月23日(火)より大田区大森西にてスケールアップしたiR MAKERSがリニューアルオープンいたしますのでご期待ください!!

 

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2014.10.02公開 / 2014.10.02更新

【パリモーターショー14’】MINIから2モデルのワールドプレミア!

武藤サムネ画像

 

本日からフランス・パリで開催されている『パリモーターショー2014』。※一般公開は4日から

MINIは当モーターショーにて、2つのモデルがワールドプレミアを果たすことを発表した。

 

まず1台目が、今年5月にイタリアのコモ湖で開催されたクラシックカー・コンクール「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ2014」で発表されたミニ スーパーレッジェーラ ビジョン。

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ミラノの老舗コーチビルダーであるカロッツェリア・トゥーリング・スーパーレッジェーラ社と協力製作された2シーターのロードスターモデルで、アルミ仕上げの大きなパネルと、イタリア語で砂を意味する“サビア”カラーで統一されたシンプル且つミニマルな内装、また近年のミニには無いクラシックな雰囲気から、発表当初は話題沸騰。量産販売や定番モデル化を希望する声も多く聞こえた。今回のパリモーターショーでの発表も、コンセプトカーとしての枠を超えませんが、ワールドプレミアをとして再び姿を現すということは???・・・期待に胸が膨らみます。

 

そして2台目がこちら!

 

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5ドアハッチバック(F55)です。欧州では6月に発表されており、インターネット等ですでに話題騒然。ワールドプレミアという公式での発表の舞台に、パリモーターショーが選ばれました。先行受注会も開始されていた5ドアハッチバック(F55)ですが、日本での正式販売も本日10月2日からスタートしているとのこと。現在7つあるミニのモデルに、8番目の新モデルとして加わった5ドアハッチバック(F55)。早く実車を見てみたいですね。日本での販売台数や評判、またミニのモデルの中でどういった旋風を巻き起こすのか、今後も目が離せません。