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2022.04.23公開 / 2022.04.24更新

ミニ コンバーチブルとライバル車種を徹底比較!おしゃれと実用性を兼ね備えた4人乗り輸入車オープンカーがベストチョイス!?

 

みなさんはオープンカーについてどんなイメージを持っていますか?

「2人しか乗れないんでしょ?」「荷物も載らないでしょ?」「高いんじゃないの?」「雨漏れしそう」というネガティブなイメージをお持ちの方も多いかもしれません・・・

 

ちょっと待ってください!

 

世の中にはそういったイメージを払拭できるオープンカーが存在するんです!

それがミニのオープンカーモデルであるミニコンバーチブルもカテゴライズされる4シーターオープンカーです。

 

その名の通りリアシートが設けられ4シーター(4人乗り)のオープンカーですが、今回の記事では日本でまだ馴染みの薄い4シーターオープンカーというカテゴリーと、その魅力をお伝えしつつ、数少ないライバル車と比較をしてみました。

 

マイナーな存在だけど実は使えるヤツだった!このブログを読めばアナタにぴったりの4シーターオープンカーが見つかるはず!!

 

 

 

オープンカーについてのよくある質問

オープンカーの醍醐味といえばやっぱり屋根を開けた時の開放感!

これは他の何事にも変え難い魅力があり、1度オープンカーに乗ると、その次の乗り換えも、さらにその次も……とオープンカーを乗り継ぐユーザーが多いのも特徴です。

そんなオープンカーですが、様々なタイプや呼び方があるのをご存じですか?まずは予備知識として明日から使えるオープンカーのトリビアをいくつかご紹介します。

 

呼び方のQ&A

Q:オープンカーって色々な呼び方があるみたいだけどどんな違いがあるの?

A:かっちりとした定義はありませんがこのような違いがあります。

 

 ■コンバーチブル → 主に4人乗り。アメリカやイギリス等の英語圏ではこの呼び方が多い

 ■カブリオレ → 主に4人乗り。ドイツ等のヨーロッパ圏ではこの呼び方が多い

 ■ロードスター → 主に2人乗り。主にイギリスやドイツで使われるネーミング

 ■スパイダー → 主に2人乗り。主にイタリアで使われるネーミング

 

”コンバーチブル&カブリオレ”と、”ロードスター&スパイダー”、で分けることができそうです。

ミニが現在はドイツのBMWが製造を手掛けておりますが、あくまでイギリスのMINIというブランドですのでコンバーチブルと呼ばれ、BMWの場合はドイツのですのでカブリオレと呼ばれるのかもしれません。

 

ミニと近いセグメントのオープンカーといえば

・マツダ ロードスター

・ダイハツ コペン

・メルセデスベンツ SLKクラス

・ビーエムダブリュー Z4

・アウディ TTロードスター

・ポルシェ ボクスター

など、2人乗りをイメージされる方も多いかと思います。

すでに生産が終わってしまった車も含め、オープンカーは2人乗りが主流となっており、4人乗りオープンカーの選択肢はあまり多くないことがお分かりいただけるかと思います。

 

ちなみに…ミニにも2人乗りのロードスター(R59)というニッチで贅沢なモデルがあります。

同じ車種でコンバーチブルとロードスターがあるのはポルシェ911とミニだけ!?

 

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屋根の種類のQ&A

Q:屋根の種類はどんなのがあるんですか?

A:大きく分けて2種類のバリエーションがあります。

 

ソフトトップ…ファブリックの屋根です。いかにもオープンカーらしい優雅なルックス。ハードトップよりも軽量です。

ハードトップ…金属の屋根です。クローズ状態ではクーペっぽく見える場合もあり、一粒で二度オイシイ!?

 

よくお客様から「ミニのソフトトップって壊れやすいの?」と訊かれるのですが、ミニのソフトトップはとても頑丈にできていて、不具合が現れたり屋根の張り替えになったケースはほとんどありません。

もしも電動開閉の部分に不具合が発生した場合でも手動で締めることができます!

 

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走行時の音についても遮音材の効果で思いのほか静かです♪ご来店時には是非試乗をしてミニ コンバーチブルならではのドライブフィールをお試しください!

 

シート数のQ&A

Q:シートの数はどんなのがあるんですか?

A:オープンカーのほとんどはこの2種類です。

 

2人乗り…ドライブを楽しむためのクルマとして割り切る必要がありますが、THE オープンカーという感じのスタイリッシュさが魅力。

4人乗り…後ろの席に人が乗らない時には荷物置きとして使えます。トランクにもそこそこ荷物が積載可能。

 

そう、オープンカーの楽しさ普段使いの実用性が兼ね備えられたイイとこ取りのクルマが本ブログで紹介する4シーターオープンカーなのです!

 

 

4シーターオープンカー頂上決戦 エントリー選手

4シーターオープンカーの魅力はお分かりいただけたでしょうか?本ブログはここからが本題でございます!

まずは今回のランキングにノミネートするバラエティ豊かなクルマたちを紹介します。

 

ミニ コンバーチブル(R57)

 カーセンサーエッジより

製造が終了してから6年が経過しましたが現役バリバリ!2代目のミニ コンバーチブル(R57)がエントリーです。

先代である初代ミニコンバーチブル(R52)から室内の収納スペースやアンビエントライトが増えプレミアムコンパクト感が高まったこと以外にも、ロールオーバーバーの形状が改善され、後方視界が大きく改善されました。

初代ミニコンバーチブル(R52)については今回エントリーしていませんが、現在でも根強いファンがいます。

コンディションの良い個体は年々減少しておりますので、出会ってしまった場合はお見逃しの無いよう。

 

 

ミニ コンバーチブル(F57)

 カーセンサーエッジより

第3世代のミニ コンバーチブル(F57)には現行モデルにふさわしく様々な先進技術が追加装備され、快適なドライブが楽しめます。

また、トランク容量が増えた他にもロールオーバーバーがボディ内に収納されたことにより後方視界が更に改善されました。

ビーエムダブリューの要素がバランス良くミックスされつつもミニらしさがしっかりと残っており、あらゆるシーンで使える4シーターオープンカー。2021年に今までには無い2度目のマイナーチェンジが行われました。

 

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フォルクスワーゲン ザ・ビートルカブリオレ

 カーセンサーエッジより

クラシックなルックスを保ちながら現代版にアップデートされた、ミニと同じリバイバルカー仲間のビートル

1999年にニュービートルとしてデビュー後は広い層から人気を博し2012年にザ・ビートルとして生まれ変わりました。カブリオレはその1年後の2013年に発売されています。

一輪挿しが車内に設置されるなど、先代の良きデザインを受け継ぐミニの良きライバルでしたが2019年に生産が終了してしまい、約80年の歴史にピリオドが打たれました。その背景にはミニ5ドア(F55)のデビューが影響されているとの噂もありますが真相はいかに…!?

 

 

フィアット 500C

カーセンサーエッジより

キャンバストップなので純粋なオープンカーではないかもしれませんが、当店へお越しいただくお客様がフィアット 500と比較検討されているケースが多いため、今回比較の参考になると思いエントリー。

こちらもミニビートルと同じく先代のデザインをスポイルさせることなく、長きに渡り愛されているリバイバルカー。

フィアット500Cはキャンバスソフトトップを開けることによりオープンエアーが楽しめる小粋なイタ車です。

 

 

ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ

MOTAより

フィアット500Cと同様のキャンバストップ車からもう1台。

ルノートゥインゴはミニより一回り小さめのボディにパリの狭い路地にも対応できるようRRレイアウト(エンジンをトランクに搭載し後輪を駆動させる方式)を採用。軽自動車並みの小回りを実現しており、日本でのシティユースにも適しています。

ハッチバックでRRレイアウトということは室内にエンジンがあるような構造ですが、遮音がしっかりとしており車内は快適なのだとか。

今回ラインナップ中では後席ドアがある唯一のクルマです。

 

 

ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ

 カーセンサーエッジより

現在新車で手に入るビーエムダブリューのオープンカーでは最もコンパクトなサイズ。末っ子ながらも駆け抜ける喜びは健在です。

先代は1シリーズクーペ&コンバーチブルとしてデビューし、ハッチバックモデルの展開もありました。現行型はハッチバックモデルは1シリーズクーペコンバーチブル2シリーズになりました。

その2シリーズも大きく分けて実用性の高いツアラーモデルとスポーティーなクーペモデルで展開されており、輸入車特有の複雑なモデル展開となっております(笑)今回はクーペがベースになったカブリオレがエントリー。

 

 

メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ

 カーセンサーエッジより

ミニとはセグメントが異なりますが、キングオブ輸入車とも言えるメルセデスからも1台エントリー!

セダン、ワゴン、クーペ、SUVとミニのように多岐に渡るバリエーションのメルセデスベンツ Cクラスですが、メルセデスベンツ Cクラスカブリオレは2016年にデビュー。メルセデスの中核を担うメルセデスベンツ Cクラスならではの実用性とコンバーチブルの楽しさを兼ね備え、輸入車のベンチマークとも言えるブランドらしい仕上がりです。当店の世田谷近辺でも優雅に走っている姿をよく見かけます。

 

 

アウディ A5カブリオレ

カーセンサーエッジより

ビーエムダブリュー、メルセデスときたら次はアウディの登場でドイツ御三家が出揃います。

他の御三家メーカーではいくつかの4シーターオープンカーが展開されていますが、アウディ A5カブリオレはアウディで数少ない4シーターオープンカー

オープンモデルでありながら伝家の宝刀であるクワトロ(独自の四輪駆動システム)を採用。今回のラインナップでは唯一のフルタイム4WDですが、残念ながら2019年5月で生産が終了しています。

 

 

シボレー カマロコンバーチブル

カーセンサーエッジより

シボレー カマロは1967年にデビュー後、現行モデルである6代目は先代よりも軽量化された一回り小さいボディが与えられ、ボディ剛性も高められた事から、走りの性能に磨きがかかりました。

海外ではTHE アメ車とも言えるV8 OHVエンジンを搭載したグレードがありますが、日本ではダウンサイジングターボのグレードが導入されています。

控えめな排気量ながらスポーティーな走りを楽しむには十分なパワーを発揮しています。

 

 

ランドローバー レンジローバーイヴォークコンバーチブル

カーセンサーエッジより

ミニと同郷である英国のランドローバー レンジローバーイヴォークはデビュー当時は中古車価格が新車価格に迫る程高騰したヒットモデル。

ランドローバー レンジローバーイヴォークコンバーチブルは2016年のマイナーチェンジ後に設定され、オープンカーには珍しくディーゼルエンジンモデルも用意されています。

元々がデザインコンシャスなこのクルマをコンバーチブルにしてしまうとは…ミニにも負けない遊び心を持ったプレミアムコンパクトSUVです。

 

以上が今回比較するラインナップです。

この他にも4シーターオープンカーは存在するのですが、年式やセグメントなどの乖離が大きく、比較の対象にはしづらいといった点からこちらの車種に絞りました。

 

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが…4シーターオープンカーは非常にレアなカテゴリーなんです!!

 

 

実際に比較してみました

この手の記事でよく比較される定番の項目はモチロン、オープンカーならではのポイントや、一般的にあまり取り上げられる事のないマニアックな部分も今回はクローズアップしていこうと思います。

 

 

本体価格で比較

まずは車輌の本体価格の比較から始めます!

中古車の価格に関しては、モデル初期〜モデル末期(現行)までの全ての年式&全てのグレードの平均を割り出しました。

 

 生産期間新車価格中古車平均価格残存割合
ミニ コンバーチブル(R57)2009年4月~2016年2月¥3,850,000¥1,490,00039%
ミニ コンバーチブル(F57)2016年3月〜生産中

¥4,430,000

¥3,440,00078%
フォルクスワーゲン ザ・ビートルカブリオレ2013年3月~2016年9月¥3,990,000¥2,860,00072%
フィアット 500C2009年9月~生産中¥2,690,000¥1,600,00059%
ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ      2016年9月~生産中¥2,040,000¥1,670,00082%
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ2015年4月~生産中¥5,880,000¥3,000,00051%
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ2016年9月~生産中¥6,870,000¥4,990,00073%
アウディ A5カブリオレ2017年7月~2019年5月¥7,930,000¥4,930,00062%
シボレー カマロコンバーチブル2017年11月~生産中¥6,310,000¥5,530,00088%
レンジローバー イヴォークコンバーチブル2016年9月~2019年6月¥7,770,000¥6,830,00088%

2022年3月末のデータです

 

巷で囁かれている「オープンカーは値下がりがしづらい」というウワサ。

車種によって差はありますが、どうやらホントのようです。

ミニ コンバーチブル(R57)は新車価格と中古車平均価格の開きが大きいのですが、生産終了から6年以上が経過している点を加味すれば優秀な結果となっており、リーズナブルに4シーターオープンカーを楽しみたい方にはうってつけです。

 

ミニ コンバーチブル(F57)については新車価格からの中古車平均価格の割合が80%に近くなっており、リセールを前提に購入されるお客様が多いのも頷けます。

 

価格の変化についてですが、高価格帯のクルマは大きい変化がみられ、(流通台数が極端に少なく、プレミア価格になっているトゥインゴカマロイヴォークは除く)、ミニを含むリーズナブルな価格帯のクルマは変化が少ない傾向ですのでリセールバリューに長けていると言えます。

 

お求めやすいプライス、ある程度の流通台数があることで自分好みの1台が選べ、リセールも有利といった点ではミニが優勝でしょうか!?

 

 

エンジンスペックで比較

クルマの心臓部であるエンジン。走行性能に大きく関わる部分です。

次は今回比較しているクルマにはどんなエンジンが載っているのかを比較します。

 

エンジンスペック

排気量馬力トルク燃費(JC08モード)

ミニ コンバーチブル(R57) クーパー

1598cc122ps160N.m18.0km/L

                                クーパーS

1598cc184ps240N.m17.8km/L

                                ジョンクーパーワークス

1598cc211ps260N.m13.0km/L

ミニ コンバーチブル(F57) クーパー

1498cc136ps260N.m17.4km/L

             クーパーS

1998cc192ps280N.m16.9km/L
                                ジョンクーパーワークス1998cc231ps320N.m15.6km/L
フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ1197cc105ps175N.m17.6km/L

フィアット 500C 1.2 カルト

1240cc

69ps

102N.m17.5km/L

フィアット 500C ツインエア ドルチェヴィータ

875cc

85ps145N.m

19.2km/L

ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ897cc92ps135N.m17.4km/L
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ1998cc184ps270N.m15.8km/L
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ1496cc156ps250N.m12.3km/L
アウディ A5カブリオレ1984cc252ps370N.m13.8km/L
シボレー カマロコンバーチブル1998cc279ps400N.m10.6km/L

レンジローバー イヴォークコンバーチブル P240 4WD

1995cc240ps340N.m10.6km/L

レンジローバー イヴォークコンバーチブル D180 4WD

1999cc 180ps 430N.m 13.4km/L

 

世の中はダウンサイジングの方向へ向かっているようで、今回最も排気量が大きなモデルでも2,000ccでした。

同じ2,000ccのエンジンでもスペックに大きな差があるのは興味深いポイントです。

 

フィアット 500Cルノー トゥインゴインテンス キャンバストップは少々控えめの数字ですが、車体が軽量かつコンパクトなので、スペック以上に元気よく走り、低燃費なのがポイント。

グレードの選択肢が無い車種が多い中でミニは3グレード展開となっており、あらゆるニーズに対応することができます!

 

 

ボディサイズとトランク容量で比較

今回は大小様々なサイズの車種がエントリーしており、さながら無差別級のようなラインナップ。次はクルマの使い勝手を左右するボディサイズで比べてみます。

 

ボディサイズとトランク容量

全長全幅

   高さ

  クローズ時    オープン時  
ミニ コンバーチブル(R57)3,740mm1,690mm1,420mm170L125L
ミニ コンバーチブル(F57)3,870mm1,730mm1,420mm215L160L
フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ4,270mm1,820mm1,490mm215L215L
フィアット 500C3,570mm1,630mm1,510mm185L185L
ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ3,630mm1,660mm1,550mm174L174L
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ4,440mm1,780mm1,420mm335L280L
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ4,710mm1,810mm1,410mm360L285L
アウディ A5カブリオレ4,690mm1,850mm1,350mm380L320L
シボレー カマロコンバーチブル4,790mm1,900mm1,350mm207L

      非公開※1

レンジローバー イヴォークコンバーチブル4,390mm1,900mm1,650mm251L251L

※1 オープンにした際にはトランク内をパーテーションで区切る必要があり、2/3くらいの容量になります。

 

この項目はボディサイズで決まる部分が大きいという結果でしたが、カマロ コンバーチブルはボディサイズと比較してトランク容量が少なめなのでその点は割り切る必要がありそうです。

 

我らがミニはコンパクトなボディながらも検討したトランク容量となっている他にも、後席を倒せるトランクスルー機能や、トランク開口部を広くするイージーローディング機能が備わるなど使い勝手もとっても良いんです!

 

                                           

 

ちなみに、トランクスルー機能は今回のラインナップ車種に全て備わっていますが、イージーローディング機能が備わるのはミニだけ!

 

 

ルーフの開閉について比較

オープンカーの大敵である雨……急な雨の時でも走りながら屋根を閉じることができれば便利ですよね。

今回比較しているクルマは全て電動オープンの機構となっており、走りながら屋根の開閉ができる優等生ばかりですが、開閉に関する条件はそれぞれ異なっていることがわかりました。

 

ルーフの開閉速度

オープン時間クローズ時間走行中の操作
ミニ コンバーチブル(R57)約15秒

   約15秒

時速30km/hまで
ミニ コンバーチブル(F57)約18秒約18秒時速30km/hまで
フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ約10秒約11秒時速50km/hまで
フィアット 500C約10秒約10秒時速80km/hまで
ルノー トゥインゴインテンス キャンバストップ約15秒約15秒制限なし
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ約20秒約20秒時速50km/hまで
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ約20秒約20秒時速50km/hまで
アウディ A5カブリオレ約18秒約21秒時速50km/hまで
シボレー カマロコンバーチブル約13秒約13秒時速48km/hまで
レンジローバー イヴォークコンバーチブル約21秒約18秒時速48km/hまで

 

フィアット 500Cとルノー トゥインゴインテンス キャンバストップは屋根の動きが少ないためか比較的高速域でも操作が可能でした。

ミニ コンバーチブルは30km/hまでと控えめの数字でしたが、F57の場合はコーディングを行うことにより速度設定の変更が行えます。ご希望の場合はご契約時にご相談ください!

いずれのクルマについてもスピードが出ている時に屋根の開閉を行うと不具合の原因となる場合がありますので、大切な愛車に永く乗る為にも安全な場所にクルマを停めて開閉を行うように心がけたいですね。

 

 

装備で比較

クルマを買う時に気になるのが装備内容です。お客様から求められることが多い装備を中心にリストアップしてみました。

自分の求めている装備は標準装備なのか?オプションなのか?チェックしてみてください!

 

◯…標準装備  △…オプション装備  ✕…設定なし

ナビ・エンターテイメント

ナビの種類

BluetoothAppleCarPlayAndroid Auto
ミニ コンバーチブル(R57)※1※1
ミニ コンバーチブル(F57)HDD △
フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレHDD※2
フィアット 500C
ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレHDD
メルセデスベンツ CクラスカブリオレHDD
アウディ A5カブリオレHDD
シボレー カマロコンバーチブル
レンジローバー イヴォークコンバーチブルHDD※3※3

※1…新車時のオプション設定で取り付けることも可能 ※2…グレードにより設定の無い場合有り  ※3…年式、オプション設定で取り付けることが可能の場合あり

 

時代の流れでしょうか。純正のナビが設定されておらず、スマートフォンを繋げてナビを利用したりや音楽を楽しむといった車種が増えてきました。昨今のスマートフォンアプリのナビは優秀なのでこれからのスタンダードになるかもしれません。

ミニ コンバーチブル(F57)を検討のお客様でAppleCarPlayAndroid Autoをご希望の場合は、ご契約時のオプションとして取り付けることができる場合があります。車内エンターテイメントをアップグレードしてドライブをさらに楽しくしませんか?

 

◯…標準装備  △…オプション装備  ✕…設定なし

安全装備

 バックカメラ障害物センサー 

  パーキングアシスト

 緊急ブレーキ

  車線逸脱警告

ミニ コンバーチブル(R57)
ミニ コンバーチブル(F57)※1※1※2※2
フォルクスワーゲン ザ・ビートルカブリオレ※1※1
フィアット 500C※1
ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ※2
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ
アウディ A5カブリオレ※2
シボレー カマロコンバーチブル
レンジローバー イヴォークコンバーチブル

※1…グレードによりオプション装備 ※2…年式により標準装備

 

現代のクルマには必須とも言える安全装備については、価格帯によって違いが出ることがわかりました。

リーズナブルな価格帯のクルマはオプション設定の場合や設定そのものが無いケースが目立ったのに対し、高価格帯のドイツ御三家の3台はほとんどが標準装備となります。

 

ルノー トゥインゴインテンス キャンバストップは標準装備の内容が充実しており、お買い得といえる内容。

 

対してレンジローバー イヴォーク コンバーチブルの装備内容は、価格帯に対して少々寂しいイメージ。

 

ミニ コンバーチブル(R57)は安全装備が現在ほど一般的では無い世代ですが、リア障害物センサーは標準装備。

 

現行のミニ コンバーチブル(F57)Mk-2(2018年5月〜2021年4月)からフロントリアの障害物センサーが全車標準装備、Mk-3(2021年5月〜)であれば車線逸脱警告も全てのクルマに備わっておりミドルレンジの中では健闘。豊富なコーディングメニューの中から自分に必要な機能をピックアップして追加できる点はミニならではの楽しみと言えます!

 

「こんなこといいな、できたらいいな」を現実に!MINIのコーディングがドラ●もん並に願いを叶えてくれる件

 

◯…標準装備  △…オプション装備  ✕…設定なし

その他装備シートヒータースマートキー

     クルーズコントロール

スピーカー数
ミニ コンバーチブル(R57)※16個
ミニ コンバーチブル(F57)※1※16個
フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ※1※18個
フィアット 500C4個
ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ 5個
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ6個
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ9個
アウディ A5カブリオレ8個
シボレー カマロコンバーチブル7個
レンジローバー イヴォークコンバーチブル10個

※1…グレードによりオプション装備

 

オープンカーの必須装備とも言えるシートヒーターはほとんどのクルマに標準装備でした。これがあれば冬のドライブも思いのほか快適に過ごすことができます。

ミニ コンバーチブル(F57)の場合はMk-1(2016年3月〜2018年4月)のクーパーのみオプションですが、ほとんどの場合は追加されているようです。

 

便利なスマートキーや長距離移動の強い味方であるクルーズコントロールについても標準装備の場合が多く、オプションの車種でも追加装備されている物件が多いことからニーズの高い装備であることが窺えます。

 

なかなか比較されることのないスピーカー数についても調べてみたのですが、こちらも価格帯の差が如実に出ました。

ミニ コンバーチブルはスピーカー数こそ控えめながら、ほとんどのお客様が「結構ちゃんとした音が鳴るね!これなら音楽も楽しめそう」とおっしゃいます。

もしそれでも満足できないNO MUSIC , NO LIFE .なお客様はご契約時のオプションとしてオーディオのアップグレードも承っております!

 

【ミニの音質改善】オーディオ専門店が選ぶミニにおすすめのカーオーディオ。あなたのミニがライブハウスになる!?

 

こんな人に選ばれています

コンバーチブルが気になっているけど、まだ行動に移せていないお客様の背中を押すべく、iRでミニコンバーチブルをお買い上げいただくお客様の生の声をいくつかご紹介いたします。

 

第2の青春を楽しむために…

「昔からオープンカーに憧れてたけど、子供も乗るから現実的ではなく諦めていました・・・最近やっと子供が一人暮らしを始め、念願の夢叶ってオープンカーに乗れるようになりました。」というお客様。意外と多いんです。

 

 

第2の人生が始まるタイミングで選ばれるのは老若男女に受け入れられるミニならではの特徴と言えるかもしれません。

しかし、ファミリーカーとしてミニ コンバーチブルを所有されているツワモノも私のお客様にはいらっしゃいます。

リアシートにはチャイルドシートを設置できますし、屋根を開ければお子様の乗降も難しくありません。ご理解のある奥様で羨ましい限りです(笑)

 

駐車場が狭いけど…

都心にお住まいの場合は駐車場が狭く、所有できるクルマが限られてしまうケースが多くあります。

 

 

オープンカーが欲しいという前提で「ウチはコンパクトなサイズしか停められないんだけど、買い物で荷物を積むし、後ろの席に人を乗せる事もある。そうなるとほとんどミニしか選択肢がないんだよね」という声もよく訊きます。

 

今回ラインナップした中で全長が3メートル台で屋根がフルオープンになるクルマはミニだけです。

それでいて乗車人数4人を確保し、ゴルフバックだって積める。

二兎を追う者でも二兎を得られるクルマ。これってホントにレアなんです…

 

オシャレなクルマが欲しい!!

普通のクルマじゃつまらない!

私はご契約時に「なんでミニを買おうと思ったのですか?」とよくお客様に訊くのですが、ほとんどの場合が「カッコイイ(カワイイ)しオシャレだから」というお返事です。

さらに屋根がオープンになるなんて、なんて素敵なんでしょう!

 

外観ばかりに目が行きがちですがミニはインテリアもオシャレ!バリエーションも数えきれないくらい豊富で、第3世代ミニ コンバーチブル(F57)であればMINI Yoursというビスポークプログラムも選択でき、楽しい悩みが増えました。

 

MINI Yours徹底分析! ~FIND YOUR STYLE~

オープンカーのインテリアは屋根を開けることでエクステリアの一部となります。

屋根を開ければお気に入りのインテリアを周りにアピールすることができます。

見栄っ張りだと思われるかもしれませんが…せっかくのミニ、せっかくのオープンカー!ちょっとくらい見栄を張っても良いですよね(笑)

 

まとめ

わざわざ遠出する必要なんてないんです。

屋根をオープンにしてゆったりと流すだけで、走り慣れたいつもの街は全く違う表情を魅せてくれ、雨降りの日は幌に当たる雨音がなんともエモーショナルな気分にさせてくれます。

忘れかけていたドライブの楽しさを思い出させてくれるかもしれません。

 

荷物も積めていざという時には大人4人が移動できる。

日本ではまだマイナーな存在である4シーターオープンカーですが、少しだけ背伸びをしてこの機会に選択肢に加えてみませんか?

今回の比較ではミニ コンバーチブルがあらゆる面でバランスが取れた4シーターオープンカーであることがお分かりいただけたかと思います。

他のクルマと悩んでいるお客様も試しにミニ コンバーチブルに触れてみてください。

 

 

<ミニコンバーチブル>最新在庫情報

 

 

ミニの専門店であるiRでは全国でもトップクラスの在庫台数を保有しており、ミニ コンバーチブルについても日本一のストック量(2022年4月23日現在)がありますので、とりあえずiRに来ればお気に入りの相棒が見つかるハズ!!

全国から集結した様々な特徴を持ったミニと共に皆様をお待ちしております!

 

 

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MINI BLOG

2021.10.24公開 / 2021.10.24更新

なぜミニにした?ミニに乗る前は国産車?輸入車?あなたがミニを買った理由は?下取り車から見た現役ミニ乗りさんたちの実態公開!

 

コロナウィルスによる緊急事態宣言も解除され、当店には以前にも増してたくさんのお客様にご来店いただいております!

お客様とお話ししている際に、、

「イールさんはミニクーパーの専門店だから今乗っているクルマは下取りできないよね?別のお店に売った方がいいかな?」

…と訊かれることがよくあります。

 

その時の答えは一択です。

「国産、輸入車、どんな車でも下取りOKです!お任せください!」

 

 

ミニを高く売却するには?クルマ一括査定はメリットだけじゃない!?ミニの買取はミニ専門店iR:イールへ!

 

【クルマを高く買取してもらう為の基礎知識】ミニクーパーならではの売却するなら押さえておきたいたった5つ大切なポイント教えちゃいます!

上記ブログにも書いてありますが、iRの買取ポリシーである、

 

・しつこい営業は行わない!

・安値買取の禁止!

・後日の金額変更(減額)は無し!

 

といった一般的なクルマ屋(買取専門店)とは一線を画したイール独自の買取り方針があります。

これは買い取りだけではなく下取りにおいても同様で、数多くのお客様からクルマを下取りをさせていただいております。

(納車時には新旧のクルマを並べて記念撮影、帰り際には別れを惜しんで涙する姿もしばしば…)

 

今回のブログは過去に下取りさせていただいたクルマの種類や傾向、ミニへの乗り換えに至ったヒストリー、下取り価格相場の推移などについて紹介いたします!

アナタの乗っている車が今なら高く下取りできるかも!?おトクにミニに乗り換えできるチャンスをお見逃しなく!!

 

 

過去に下取りしたクルマTOP20

まず最初にイールで今まで下取りさせていただいた車種のTOP20を紹介します。

 

第1位…ニッサン キューブ

 

 

 

 

 

Goo-netより

昨年の3月に惜しまれながら生産終了となったキューブ。

3代目モデルは誕生から12年間販売し続けられたロングセラーモデルでした。

(その為もあってか下取りで入庫してくるほとんどが3代目モデルです)

 

第2位…ホンダ フィット

 

 

 

 

 

Goo-netより

ホンダのコンパクトカーといえばフィット。

ハイブリットや3列シートのシャトル、RSのマニュアル車など下取りで入庫してくるタイプは様々。

 

第3位…トヨタ カローラ

 

 

 

 

 

 

Goo-netより

誕生から半世紀以上の歴史があるカローラ。

いつの時代も日本の風景にはこのクルマがあったのかもしれません。

 

第4位…BMW 3シリーズ

 

 

 

 

 

 

Goo-netより

E系の他にもF系の下取りも目立つようになってきました。

同じDセグメント内のメルセデスベンツ Cクラスとアウディ A4は永遠の好敵手。

 

あなたのミニは何セグメント?BMWミニのライバルたちとのサイズ比較してみました!

 

第5位…フォルクスワーゲン ゴルフ

 

 

 

 

 

Goo-netより

コンパクトな輸入車といえば思い浮かぶ方も多いのでは!?

ドイツ車の中では比較的リーズナブルで、輸入コンパクトカーのベンチマークと言われることも。

 

第5位…メルセデスベンツ Eクラス

 

 

 

 

 

 

Goo-netより

先ほどの3シリーズよりもワンランク上のEセグメントに属する高級車。

画像のW211以外にもW212からの乗り換えも増えてきています。

 

第6位…スバル インプレッサ

 

 

 

 

 

 

Goo-netより

幅広いラインアップを持つスバルの代表車種。

固定ファンが多いのも特徴で「スバリスト」と呼ばれるそうです。

 

第7位…スズキ アルトラパン

 

 

 

 

 

Goo-netより

「可愛い軽自動車」といえばアルトラパンかもしれません。

軽自動車ではナンバーワンの下取り数なのですがその秘密は後ほど…

 

第8位…トヨタ アルファード

 

 

 

 

 

 

 

 

Goo-netより

トヨタのフラッグシップミニバンであるアルファード。

私の育った田舎町では免許取り立ての頃はみんなコレに憧れていました。

 

第9位…マツダ CX-5

 

 

 

 

 

 

Goo-netより

マツダのミドルサイズSUVのCX-5。

下取りで入ってくるのはディーゼル車がほとんどです。

 

第10位…マツダ アクセラ

 

 

 

 

 

Goo-netより

続けてマツダ車がランクイン。

欧州車のようなデザインのせいかミニの比較対象にもよく挙がります。

 

さらにこのような結果に続きます!

 

第11位…ホンダ ステップワゴン

第12位…ニッサン セレナ

第13位…トヨタ エスティマ

第14位…トヨタ ヴォクシー

第15位…ダイハツ タント

第16位…ニッサン エルグランド

第17位…トヨタ シエンタ

第18位…ホンダ CR-V

第19位…ホンダ ストリーム

第20位…BMW 1シリーズ

 

アナタが今乗っているクルマは見つかりましたか?

見つかった人も見つからなかった人もこの後に続く、ミニのオーナーとなるに至ったヒストリーをご覧ください。

 

乗り換えヒストリー

ミニに乗り換える前にどんなクルマに乗っていたかが分かったら「じゃあなんでミニを選んだの?」という部分も気になると思います。

次はイールでミニを購入されたお客様はどんな経緯で乗り換えに至ったかをケース別に紹介します!

 

国産コンパクトカーからミニへ乗り換え

下取りしたクルマTOP10でワンツーフィニッシュを飾ったニッサン キューブとホンダ フィットは街中でもよく見かける国産コンパクトカーですね。

国産コンパクトカーからミニへ乗り換えしたお客様の傾向としては下記のようなケースが多く見受けられました。

 

「今までずっと小さめのクルマを乗り継いでおり、次のクルマも小さめがいい」

「次の乗り換えはプレミアム感のあるクルマにしたかった」

「引っ越しや転勤で長距離移動が増えた為、安心快適に移動できるクルマが欲しい」

 

上記以外にも3列シートのコンパクトカーを所有しており、お子様が大きくなった為3列シートが不要となりもう少しコンパクトなクルマ、ということでミニへ乗り換えたというお客様もいらっしゃいます。

これは後述するミニバンからミニへの乗り換えと同じケースだと言えます。

 

コンパクトな輸入車からミニへ乗り換え

フォルクスワーゲン ゴルフやポロ、フィアット 500、少しサイズは上がりますがBMW 1シリーズやメルセデスベンツ Aクラスなどの比較的コンパクトな輸入車からミニオーナーへ転身のお客様。

乗り換えることになった主なヒストリーはコチラ!

 

「今までずっと小さめのクルマを乗り継いでおり、次のクルマも小さめがいい」

「今までずっと輸入車を乗り継いでおり、次のクルマも輸入車がいい」

「次の乗り換えは遊び心のあるクルマにしたかった」

 

国産ミニバンからミニへ乗り換え

トヨタ アルファードやヴェルファイア、ノア&ヴォクシー、エスティマ、ニッサンの場合はエルグランドやセレナ、ホンダ ステップワゴンなどの国産ミニバン。

使い勝手が良くお子様のいるご家庭の強い見方です。車格の高い車種であればインテリアもラグジュアリーになります。

あらゆる年齢層から支持される国産ミニバンですが、次のクルマとしてミニを選ぶお客様が多くいらっしゃいます。

「ミニと比べると全然違うクルマじゃん!」と思う方も多いと思うのですが、そこにはこういった理由がありました!

 

「お子様が大きくなり家族で出かける機会も減った為、小さめのクルマが欲しい」

「引っ越し先に大きいクルマが停められない」

「” 運転している感 “を感じたい」

 

家庭環境や引っ越しに伴う駐車環境の変化があっての乗り換えが多く見受けられます。

ミニバンのようなサイズの大きいクルマはゆったりとした乗り心地の場合が多いためか、ミニのように操る楽しみが味わえるクルマを求める声も多いと感じます。

 

軽自動車からミニへ乗り換え

スズキ アルトラパンが下取りTOP10にランクインしていますが実はそれ以外にも数多くの軽自動車下取りさせていただいています!

車種で言うとスズキ ハスラー、ホンダ N-BOX、ダイハツ タントなどが挙げられます。

軽自動車からミニへ乗り換えたお客様はこんな理由でした!

 

「お子様が増えたor大きくなり手狭な為、もう少し大きめのクルマが欲しい」

「引っ越しをしてもう少し大きいクルマが停められるようになった」

「引っ越しや転勤で長距離移動が増えた為、安心快適に移動できるクルマが欲しい」

 

面白いことにミニバンからの乗り換えと同じようなケースが多いのです!

また、スズキ アルトラパンやハスラー、ダイハツ ミラジーノのようなミニのように可愛らしいデザインのクルマから乗り換えるお客様は「こういうデザインのクルマが好き」とのことでした。

 

大きめの輸入車からミニへ乗り換え

当店は世田谷区の環状八号線沿いにするのですが、非常に多くの輸入車が行き来しています。

中には家が建てられるほどの金額のクルマも…!

そこまでではなくとも、大きめで車格の高いクルマから乗り換えるお客様が比較的高い割合でいらっしゃいます。

どんな理由でミニを選んだのでしょうか!?

 

「お子様が大きくなり家族で出かける機会も減った為、小さめのクルマが欲しい」

「維持費を抑えるために小さめのクルマに乗り換えたい」

「多機能すぎて使いこなせないのでシンプルなクルマに乗り換えたい」

 

ミニバンからの乗り換えと同様の理由もありますが、維持費を抑えたいというのは排気量が大きい場合も多い車格の高いクルマならではといえるかもしれません。

シンプルなクルマに乗り換えたい、というのはお歳を召したお客様に多いのですがミニが老若男女問わず人気なのはこういった理由もあるのかも!?

 

ほとんどのお客様に共通する理由

ご契約が決まったお客様に対して「数あるクルマの中から何故ミニを選んだのですか?」と尋ねるようにしています。

そうするとお客様から返って来る内容を乗り換えケース別にお伝えしました。

しかし、それは第2、第3の理由であることが多く、その前にほぼ全てのお客様が面白いように口を揃えて言う言葉があります。

 

「以前からミニに憧れていた」

「街中で見かけて一目惚れした」

「乗り換えるならミニ一択だった」

 

これってなかなか他のクルマではない事だと思いませんか!?

 

写真とコメント付きでリアルな声を聞くことができるUser’s Voiceも公開中です。

是非参考になさってください!

 

 

実録!ほんとにあった乗り換え話 2021

お次は当店でほんとにあった乗り換え話の紹介です。

ずっと乗りたかったミニに乗り換えたことで想定外のあんなことやこんなことが…

 

コンパクトな輸入車からミニ コンバーチブルへ乗り換え 東京都在住  I様(仮名)

都内在住のI様はお子様を乗せてドライブすることが多いそうです。

しかし、お子様のクルマ酔いがひどく、何とかならないものか…と考えた末に思いついたのがミニのコンバーチブル。

屋根をオープンにして開放感が感じられれば酔わなくなるのではないか…?と思ってのことです。

結果は……

 

今度お会いした際に確認します(笑)

 

コンパクトな国産車からミニ クラブマンへ乗り換え 東京都在住 S様(仮名)

ワンちゃんと共に暮らす愛犬家のS様。週末のドライブはもちろん家族の一員であるワンちゃんも一緒です。

しかしこちらのワンちゃんもクルマ酔いがひどく、体調を崩してしまうことが多かったそうです。

国産コンパクトカーを10年ほど乗っていたのですが車検を機にミニへ乗り換えを決意。ワンちゃんのキャリーを積むためにトランクの広いクラブマン(F54)をお選びいただきました。

納車後に早速家族揃ってのドライブをしてビックリ!

今まで必ずと言っていいほどクルマに酔っていたワンちゃんが全く酔わなくなったそうです。

※効果には個犬差があります。

 

国産ミニバンからミニ 5ドアハッチバックへ乗り換え 神奈川県在住 O様(仮名)

お子様が産まれるのを機に国産ミニバンを購入されたO様。その後は2人目の子宝にも恵まれ幸せな毎日です。

たったひとつの不満を除いては・・・

それは「もっとクルマの運転を楽しみたい!」との思いでした。

もともとクルマが好きだったO様はガマンすることができずにご家族の反対を押し切ってミニへ乗り換え。

納車後に「家族4人でのドライブは狭くないですか?」とお尋ねしたのですが「前のクルマと比べると狭いですが、そのぶん家族との距離が縮まってコレはコレでアリ。車内での会話が増えました。インテリアが可愛いので家族からの評判も上々です!」とお返事が。

めでたしめでたしの結果でした。

 

国産スポーツカーからミニ 3ドアハッチバックへ乗り換え 神奈川県在住 Y様(仮名)

首都高や峠を走るのが好きで国産のスポーツカーを所有していたY様。

ついつい攻めすぎた走りをしてしまい、コーナーを曲がりきれずに廃車となってしまいました。

クルマ無しの生活は考えられないY様。次のクルマは何にしようと検討した際に思いついたのが3ドアハッチバックのミニ(MT)。

走り仲間に新しい愛車を見せたところ大好評!以前からミニが気になっていたご友人のF様を紹介をしてくださいました。

後日、F様も当店でミニへ乗り換えをしていただき、Y様とF様は紹介キャンペーンで3万円をゲット!

(ご友人やご家族を紹介していただき、成約となった場合に適用されるキャンペーンを実施中です)

Y様からも近々ご友人を紹介していただく予定となっておりイール数珠つなぎが進行中です。

 

以上、4つのエピソードを紹介しました。

信じるも信じないも貴方次第です…。

※全てノンフィクションです。

 

下取り価格相場の推移を徹底解説!

ここまで読み進めていただいた多くの方はミニへの乗り換えに前のめりになっているハズ(?)。

そこで「今乗っているクルマ、いつなら高く下取りしてもらえるの?」という疑問にズバリお答えいたします!

まずはこのグラフをご覧ください。

先ほど紹介した過去に下取りしたクルマTOP20に加えて国産車、輸入車問わず幅広い車種の業者間オークション取引相場を集計しました。

買い取りや下取りのプライシングは、この業者間オークション取引相場を参考に決める場合がほとんどです。

 

業界が震撼!?今までになかった動きがありました!

まず解説したいのは2020年11月〜12月にかけての上昇です。

例年では年末にかけて相場が下降する傾向にありました。これにもロジックがあるのです!

年末が終わり新年を迎えるとクルマの年式が1年古くなります。下取り価格は1年でも年式が新しいほど高値がつきます。

これを知っているユーザーは年末にかけてクルマを手放したり、今のクルマを売って新しいクルマに乗り換えます。

そういったユーザーが一斉にクルマを乗り換えたり手放したりすることにより中古車市場に流通する台数が増加します。

流通台数が増えることによって全体の相場が下がる、というロジックです。

 

しかし!!

 

昨年末は例年では見られなかった推移の仕方をしており、恐らくコロナ禍の影響だと考えているのですが…

これにはクルマ業界全体が驚いたと思います。

 

市場にクルマが溢れる!?みんなが一斉にクルマを手放す時期とは?

その次に目に留まるのは2021年3月の価格の落ち込みだと思います。

これについては毎年起こる現象なのですが、毎年3月頃になると「4月の自動車税が来る前に新しいクルマに乗り換えよう!」「4月の自動車税が来る前にクルマを手放そう!」と思っているユーザーが増えます。

そういったユーザーが一斉にクルマを乗り換えたり手放したりすることにより中古車市場に流通する台数が一気に増加します。

こういった動きにより流通台数が増えて……と、いう例年であれば年末に発生するロジックがここにも見られます。

 

クルマの値段がどんどん高くなっていく!?

2021年4月から10月にかけては価格相場は右肩上がり!!これは嬉しいですね!

 

コロナウィルスが発生する以前はここまで上がり続けることは無く、相場は上下を繰り返すのが通例でした。

ご存知の方もいるかもしれませんが正規ディーラーで新車をオーダーすると半導体やその他のパーツの生産が追いついていなく納期が半年から1年、またはそれ以上になる車種もありました。

「そこまで待ってられないから今回は新車を諦めて中古車へ乗り換えよう!」というお客様が増えたことにより中古車のニーズが高まり中古車相場(下取り相場)が上昇したという背景があります。

私自身も接客をしている際に、このケースのお客様が非常に多かったと感じています。

 

そんなにウマい話は無い!?

「この流れで行けば今後はもっと相場が上がってクルマが高く売れる!」と思ってしまうかもしれませんがこれには注意が必要です!

コロナウィルスの感染者も減少傾向にあり緊急事態宣言も解除された今、新車の納期も元に戻りつつあります。

新車のニーズが高まる事とコロナウィルスの影響自体が少なくなり、2021年の年末にかけては相場の下降が予想されています。

車種にもよるのですが既に下降の予兆が見える場合もチラホラ。

つまり!

 

おトクに乗り換えできるのは相場が過去に無いほど上昇している今!という事になります。

 

ミニに乗っているお客様もそうでないお客様も下取りについてのお問い合わせはお気軽にどうぞ!!

 

あとがき

このブログを読んでいるということはミニが気になる存在だということだと思います。

思い立ったら吉日!!ミニが気になったその日からアナタのMINI LIFEは始まっています。

皆様のご来店とお問い合わせをお待ちしております!

 


MINI BLOG

2021.06.20公開 / 2021.06.20更新

2度目のマイナーチェンジ(Lci)で何が変わったの?メディアには書けないBMWミニ専門店の目線で新旧徹底比較してみた!

 

今年の初旬に発表された2021年のマイナーチェンジ

BMWとMINIではマイナーチェンジLci(ライフ・サイクル・インパルス)という呼び方をしており、今回は今までに無かった2度目のマイナーチェンジですので”Lci2“となります。

その対象となったのは3ドアハッチバック (F56)5ドアハッチバック (F55)コンバーチブル(F57)の3モデルです。

 

ミニが大幅フェイスリフト!いつ日本に来るの? いったいどこが変わってどこが変わらなかったの? 

先日のブログでも紹介しましたが、いつもお世話になっているMINI SETAGAYAさんから「新しいの入ったよ!」との一報を受けましたので、さっそく新しいMINIをMINI行ってきました!

様々なメディアで今回のLci2についての特集が組まれておりますが、今回のブログは普段からMINIに囲まれている私たちの目線から、Lci前と後で実際どこがどうなったの!?という疑問にお答えします!

 

 

おさらい

本題に入る前に、歴代のBMW MINIを紹介します!

 

第1世代 BMW MINI

 

第2世代 BMW MINI

 

第3世代 BMW MINIはLci2が行われたことにより、初代と2代目と3代目がいるということです。

分かりやすく区別するために下記の内容で呼び名が付けられております。

 

第3世代 BMW MINIの初代→Mk-1

 

第3世代 BMW MINIの2代目→Mk-2

 

第3世代 BMW MINIの3代目→Mk-3

 

時代に合わせて現代的なルックスに進化していきますが、各世代ごとに明確な違いがあり、それぞれの良さがあります。

当店のお客様には第1世代 BMW MINIを現役バリバリで乗ってらっしゃる方もたくさんいます!

 

Lci2のMINIってどんなMINI?

それではまず、今回のLci2についてのおさらいからお付き合いください。

 

俊敏なハンドリングから生まれるダイナミックなゴーカート・フィーリング。
コンパクトなサイズでありながら、妥協しない車内空間。
愛され続けるMINIのオリジナリティを最大限に生かしながらまたひとつ、常識の壁を打ち破った。
新しい時代のシティ・ドライビングにふさわしい、もっともシンプルなスタイルで、もっともエキサイティングな乗り味。
MINIの価値を突き詰めた先にたどり着いた、もっともMINIらしいMINI、まもなくデビュー。

(MINI JAPAN公式サイトより引用)

次はスペック表からLciの内容を確認してみましょう!

 

第3世代 BMW MINI(F56) クーパーSの場合

  Mk-1 Mk-2 Mk-3
全長3860mm3860mm3880mm
全幅1725mm1725mm1725mm
全高1430mm1430mm1430mm
燃料消費率(JO08モード)17.6km/ℓ16.4km/ℓ16.6km/ℓ
車両重量1270kg1270kg1270kg
最高出力192PS192PS192PS
最大トルク280Nm280Nm

280Nm

新車価格3,320,000円3,900,000円

3,970,000円

 

スペック表から見る限りでは全長が20mm長くなった以外は大きな変化は無さそうです。

ただ、前回のブログではMk-3のクーパーSが178PSにデチューンされたとの記載がありましたが、正式発表後のカタログでは従来通りの192PSとなっています!

従来までのパワフルなクーパーSが健在なのは嬉しいですが、環境性能的には大丈夫?と心配な気持ちもあったりなかったり…

 

その他の目立つ部分としては今回のマイナーチェンジとは関係ありませんが、Mk-1とMk-2の価格差が気になりました。

58万円の差があるのですが、ミッションがDCTへ変更され、ナビがタッチパネル化、今まではオプションだったコンフォートアクセスドライビングアシストアクティブクルーズコントロールなどの便利機能が標準装備されたことを考えるとむしろお買い得かもしれませんね!

 

第3世代ミニ3ドア、5ドアとコンバーチブルのマイナーチェンジがついに正式発表!最新の流行予測も!?

 

エクステリアの変更点

 

MINI世田谷さんのショールームへお邪魔すると、窓際の特等席にMk-3いました!

 

どこか雰囲気が違いますね!

具体的にどこがどう変わったのかを新旧の画像を交えて紹介して行きます。

 

大胆かつシンプルになったグリル周り

 

最も目立つ部分としてはフロントグリルではないでしょうか。

BMWにも言えることですが、グリルが拡大されてアグレッシブなお顔になりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3                                             

 

そして、グリル中央部の樹脂パネルがボディ同色に塗装されており、エアインテークが設けられました。

従来のモデルはこの部分が紫外線等の影響で変色することがあったのですが、これからはその心配はいらないかもしれません。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

次に、クーパーSの特徴でもあるバンパー下部のエアインテークも拡大され、その間にあったハニカム状のグリルがベーシックな格子状になりました。

このエアインテークはブレーキを冷却する風を取り込む為のモノですので、Mk-3はブレーキ性能がアップ!?

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

さらに、今までにはなかったバンパー両端にもスリットが開いています。

クラブマン(F54)とクロスオーバー(F60)には今までもあったのですが、今回のMk-3ではその他のモデルにも採用されました。

このエアインテークは飾りではなく、ホイールアーチ内の空気の流れを整えて抵抗を減らし、燃費効率のアップに一役買っているとか。

PDC(障害物センサー)のレイアウトも変わっていますね。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

ワイドで安定感のある後ろ姿

 

フロントだけではなく、リアバンパーにもしっかりと変更がなされています。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

ハニカム状のグリル部分にブラック縁取りが入り、ワイドになりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

また、アーチのエンド部分もエッジの効いたデザインになりました。

小さなパーツですが視覚効果はバツグン!このパーツのおかげでワイド&ローなイメージに!

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

あれ?リアフォグもなくなった?と思ったのですが、ちゃんと残っています。

今までは左右に1個ずつでしたが、マフラーの上に移動してミニマムなデザインになっています。

 

近未来的に進化したライト周り

 

今までは標準装備だったフォグライトが無くなりスッキリしました。

これはLEDヘッドライトの技術が進歩した為、ヘッドライトがフォグランプの機能を補うことが可能となった為と言われています。

画像ではわかりづらいですが、Mk-3は樹脂製のホイールアーチ上部が出っぱっているのがお分かりいただけますか?

コレはジョンクーパーワークス用のオーバーフェンダーなのですが…Mk-3は標準装備になったのかもしれませんね!

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

機能が進歩したLEDヘッドライトにはデザインの変更もなされています。

間違い探しのレベルになるかもしれませんが、プロジェクター(目玉)が装着されている部分がクロームからブラックになり黒目感が増し、生き物っぽく(?)なりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

サイドマーカーも刷新されました!

今まではハロゲンのバルブが装着されていましたが、今回からはLEDです。

ヘッドライトやテールランプはLEDなのに何故ここだけハロゲン?と思っていた方も多いのではないでしょうか?

LEDのバルブに変えたり、社外品のシーケンシャルウィンカーも出回っていますが、Mk-1やMk-2にこの新型サイドマーカーを取り付けるカスタムが流行りそうな予感です!(互換性があればいいのですが…)

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

インテリアの変更点

運転中は常に目に入るインテリア。

目にする時間が長いだけに、エクステリアよりもインテリアを重視するお客様も少なくありません。

エクステリアと同様に進化したインテリアを紹介していきます!

 

大幅進化を遂げた運転席!

 

車内に乗り込んでまず目に飛び込んできたのはデジタルメータークラスターです!

このメーターはF56のジョンクーパーワークスGPに採用され、Lci後のクラブマン(F54)とクロスオーバー(F60)にも採用されています。

ちなみに、このデジタルメーターは従来のアナログメーターが装備されているMk-1とMk-2にも装着が可能。

iRでもご契約時のオプション追加としてデジタルメータークラスター交換を承っております。

ただ注意が必要なのは、メーター交換時に走行距離を引き継ぐことは可能なのですが、新車時のメーターから変えられているため売却時に走行距離不明扱いとされる可能性が高く、非常にリスクの高い作業となるためおすすめできません。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

そのメーターの手前に鎮座するステアリングも大きくデザインの変更が入りました。

マルチファンクションスイッチとクルーズコントロールスイッチ、真ん中のスポーク部がフラットな形状になりました。

今までは左右のスイッチ部がデコボコで入り組んでおり、クリーニングの際に一苦労だったのですが、これからはその苦しみから解放されます!(ただ、全面がピアノブラックで指紋が気になりそう…)

MINI Yoursとジョンクーパーワークスのステアリングにはすべすべしたナッパレザーが採用されているようですが、このステアリングのレザーも以前よりスベスベしているように見えます。縫製パターンもシンプルなものになりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

センターコンソール周辺

 

F系MINIのインテリアを象徴するディスプレイリングにもフューチャー的なデザインが入りました!

従来のディスプレイリングはフラットな光り方でしたが、マイナーチェンジ後は近未来的な模様が刻まれており、メリハリのあるライトパターンになりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

センターディスプレイのスイッチもステアリングスイッチと同様にフラット&ピアノブラック化されています。

この部分についてもLci後のクラブマン(F54)とクロスオーバー(F60)に採用されていたものがMk-3にも採用されました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

メディアではあまり触れられていませんが、こんなところにも新デザインが!

今までは左右で独立していたドリンクホルダーがくっ付いています。

人と人との距離が離れがちなこの時代ですので、飲み物くらいは近い距離で居ましょう、というメッセージを感じずにはいられません。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

クラブマン(F54)とクロスオーバー(F60)に採用されていた電子式パーキングブレーキがついにハッチバックとコンバーチブルにも採用されました。

ワンタッチでパーキングブレーキのON/OFFが行えるスグレモノです。

BMWと同様にオートホールドブレーキがMINIに採用される日も近いかもしれませんね。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

ナビのコントローラーにも変更があります。

何故ここだけオレンジ色?と思っていた部分が無くなり、単色のシンプルなコントローラーになりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

ダッシュボード周り

 

エアコンの吹き出し口もしっかり新デザインです。

ここも他の部分と同様にシンプルかつ近未来的になっています。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

今までは内側の吹き出し口は独立したパーツで構成されていましたが、今回はインテリアパネルと一体化されています。

これにより、今まではオプション設定のあったシークレットコンソールが無くなりました。

シークレットコンソールはカタログにも載っておらず、認知度が低いオプションです。

Mk-1とMk-2のオーナーはココのパネルを押してみてください。…もしかしたら開くかもしれません!

 

夜のドライブをムーディーに演出!お子様にも大人気のアンビエントライト

インテリアサーフェス下部にもアンビエントライトがインストールされ、G系のBMWに近いイメージになりました。

 

ライトスイッチも!?

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

…と思ったらここは一緒でした。

フロントフォグランプが廃止されましたのでスイッチがブランクになっています。

 

他にもこんな変更点がたくさん!

 

ドアミラーのデザインも新しくなっています。

今までは丸く可愛らしい形状でしたが、エッジの効いたシャープな流線型へ変わりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3

 

恐らくLci後のクラブマン(F54)クロスオーバー(F60)のドアミラーと同様のデザインかと思われます。

左:クラブマン(F54) 右:クロスオーバー(F60)

 

アルミホイールについてはマイナーチェンジを機に新しいデザインが採用されています。

展示されていたMk-3にはパルススポークという18インチのホイールが装備されていました!

近未来的にアップデートされたMk-3にマッチしたデザイン!!

ダイヤモンドカットのポリッシュ部分とグロスブラックが組み合わされ、パルス状のラインがその対比を際立てています。

タイヤサイズには変更がなく、従来通りの205/40R18でなかなかのロープロ(扁平)っぷりですので、くれぐれもガリキズには注意したいところですね…特にこのパルススポークはリペアも高くなりそうな気がします(笑)

 

その他にもいくつかのデザインが新たに追加されています。

 

4番の17インチ ペダルスポークも新たに仲間入りしています。

また、パッと見は気付かなかったのですが7番の16インチ リヴォレットスポークも新デザインです。

スペクトルグレーというカラーは新しいのですがホイールのデザイン自体は隣のヘリスポークとあまり変わらない…?

 

ナビゲーションシステムもしっかりと手が入っております。

メイン画面とサブ画面の2分割が設定できたのですが、今回からは3分割までの設定が可能になりました。

その他にも、それぞれのメニューデザインも新しいデザインへ書き換えられており、とても新鮮でした。

ちなみに、コロナウィルスの影響でナビに使用するパーツが不足しており、新車をオーダーするタイミングによってはナビ機能が省かれたシステムが搭載される可能性があるとのこと。

ナビはスマホで代用することも可能ですが、オーダーする際には事前のチェックが必要です。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3

 

とっても便利なアクティブクルーズコントロール

 

 

ミニに乗って長距離運転の強い味方!アダプティブクルーズコントロールを動画で解説します!

 

ハッチバックとコンバーチブルは30km/hを下回ると自動的にOFFになってしまったのですが、Mk-3はストップ&ゴー機能に対応しました。

今までは高速道路メインで使用しているユーザーが多いと思いますが、これからは渋滞の多い一般道でも便利ですね!

ちなみに、Mk-2はコーディングを行うことにより、ストップ&ゴー機能を追加することが可能ですので、ご契約時のオプションメニューとして承っております。

 

こちらはMINIに初めて装備される機能です!ニュースです!

走行中に車線を認識し、ハミ出そうになるとステアリングが振動して警告してくれる機能が車線逸脱警告(レーンディパーチャーウォーニング)です。

BMWではお馴染みだった機能がMk-3からMINIにも採用されました。この勢いで車線変更警告(レーンチェンジウォーニング)も付けばもっといいですね!

 

続いてはボディカラーについての変更点です。

2012年にリリースされたベーカーストリートという限定車があります。

 

ベーカーストリート限定カラーだったルーフトップグレーが復活しています。

廃止されてしまったホワイトシルバーに替わるカラーとして復活したのでしょうか!?

 

あとがき

様々なメディアで取り上げられた今回のLci。

変更後の画像と文面だけではピンと来ないお客様が多いと思いましたので今回のブログはどのメディアよりもわかりやすく!詳しく!お届けいたしました。

現在はオーダーを受け付けている段階で納車時期は未定になるそうですが、Mk-3が街中を走っている姿を見るのが今から楽しみですね。

イールに歴代F56が並ぶ日も近いはずですので是非、ご来店の上で見比べてみてください!

 

 

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