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2019.08.23公開 / 2020.03.10更新

【増税前の準備はお済ですか?】消費税10%目前!でも増税後は取得税が廃止⁉ミニの中古車は増税の前と後、どっちがお得か解説します!

 

今年(2019年)の10月から消費税が8%から10%へアップします。

高額商品の自動車を売っている立場からするとただ事ではないのですが、自動車業界全体的に5%から8%に増税された時ほどの駆け込みは起きていないようです。

その背景として、自動車関連の税制度が改正され、取得税の廃止や自動車税の減額など、増税後の購入でも大きな負担増加にならないのではないか?との見方があるようです。

 

そこで今日は、10月の消費増税の前と後で、どっちがお得にミニを購入できるか、ミニ中古車専門店の目線で解説してみようと思います。

※このブログは、2019年8月時点の内容です

 

目 次

 

 

自動車を購入する際にかかる税金

まず最初に、クルマを購入する際にかかる税金について整理してみましょう。

 

■自動車取得税

自動車を購入する際に支払う税金です。『取得税=取得価額(課税標準基準額×残価率)×3%』という計算があてはめられるのですが、複雑なので詳しくは割愛します。

なお、取得価額が50万円以下の場合は0円なのですが、MINIの場合、モデルやグレードにもよりますが初年度登録から4~5年目までのクルマが課税されます。

大雑把な計算だと新車から1年落ちで5~7万円位3年落ちで2~3万円位の金額になります。

 

■自動車税

車両を保有している間は年に1回、4月1日時点の所有者が支払う税金です。

中古車の場合は、購入月から次の3月までを月割りで支払います。

 

■重量税

その名の通り、車両重量によって支払う税金です。車検の際に支払うため、新車の場合は3年分、車検が切れている中古車を購入する場合は2年を支払います。

車検が残っている中古車を買う場合は、購入時の支払はありません。

 

関連ブログ:【MINI中古車購入サポート】販売価格と総額って違うの!?わかりずらい諸経費について徹底解説!

 

 

このように、日本は世界でも稀にみる自動車関係の税金が複雑で多額の税金を支払う国です。自動車ユーザーが負担している自動車関係諸税の税収は、国の租税総収入の1割近くにあたる8兆3,000億円にものぼります(JAF参照)。

元々自動車を取り巻く税金のあり方については議論されていましたが、この度の消費増税にあわせて自動車関連の税金についても見直しが行われることになりました。

 

 

消費増税後は自動車税が安くなる

2019年10月1日以降の税制改正に伴い、自家用の自動車税の税率が引き下げられます。

自動車税の金額は以下の通りです。

 

排気量引下げ前の税率引下げ後の税率(引下げ額)
1,000cc以下29,500円25,000円(-4,500円)
1,000cc超 1,500cc以下34,500円30,500円(-4,000円)
1,500cc超 2,000cc以下39,500円36,000円(-3,500円)
2,000cc超 2,500cc以下45,000円43,500円(-1,500円)
2,500cc超 3,000cc以下51,000円50,000円(-1,000円)
3,000cc超 3,500cc以下58,000円57,000円(-1,000円)
3,500cc超 4,000cc以下66,500円65,500円(-1,000円)
4,000cc超 4,500cc以下76,500円75,500円(-1,000円)
4,500cc超 6,000cc以下88,000円87,000円(-1,000円)
6,000cc超111,000円110,000円(-1,000円)

 

MINIもグレードによっては最大4,000円の引き下げとなりますが、注意していただきたいのは2019年10月1日以降に初回新規登録(※)を受けた車両から適用されるという事。つまり、それ以前の車両は元の税額のまま変わりません。

2019年10月1日以降に登録された車両が中古車市場に出回るまで、まだまだ時間がかかります。

なので、中古車の購入を検討している方が、自動車税が安くなる影響を直ぐに受けられる訳ではありませんのでご注意下さい。

 

※初回新規登録 ・・・ 新車が陸運局での名義登録される事。登録されると、自動車登録番号標(ナンバープレート)、車検証、検査標章(車検ステッカー)が交付されます。要は新車登録です。

 

 

取得税が廃止される!だけど・・・

2019年10月の消費税8%から10%引き上げに伴い、自動車取得税が廃止されます。

もともと消費税と自動車取得税は「同じような性質の税金を2重課税しているのではないか」

との批判的な意見が多く、10月の税制改正にあわせて取得税が廃止されることになりました。

 

従来の自動車取得税の金額は、モデルやグレードにもよりますがMINIの場合、1年落ちで5~6万ぐらい、3年落ちで2~3万円ぐらいが課税されていました。

これがなくなるなんて最高じゃん!と思いたいところですが、残念ながら取得税に代わる『環境性能割』という新たな税金が生まれました・・・。

 

◆環境性能割

環境性能割とは、現行の「自動車取得税」に変わり導入される新税です。

クルマの購入時に課税され、中古車の購入時にも課税される点は現行の自動車取得税と変化ありません。税率については、燃費に優れ環境にやさしいクルマの方が優遇されるように設定されています。

 

■改正前(自家用・乗用車)

右記以外2015年度燃費基準2020年度燃費基準EV等
+10%達成+10%+20%
3%2%1%非課税

 

↓↓↓↓↓

 

改正後(自家用・乗用車)

右記以外2015年度燃費基準2020年度燃費基準EV等
+10%達成+10%+20%
3%

3%

2%1%非課税

※2019年10月1日~2020年9月30日までは税率1%軽減

 

環境性能割の特徴として、燃費性能の良いクルマは税負担が軽くなり、燃費性能の悪いクルマは税負担が重くなるといった特徴を持ちます。

また、消費税増税による駆け込み需要および反動減抑止の目的で、2019年10月から1年間に限って、税率が一律1%軽減される特例が設けられます。

つまり、改正後1年間の間に環境にやさしいクルマを購入すれば、その分大きな優遇を受けられるという事ですが、エコカー以外は税率が上がっており負担が増えることになります。

なお、現行の取得税も新車から5年過ぎると課税されませんので、5年経過した中古車であれば影響はありません。

 

結局お得になるのは・・・?

 

では、消費増税前と後では、どちらがお得になるのでしょうか?

単純に今回の税制改正の話だけするのであれば、「環境性能割」導入後1年以内にエコカーを購入することが一番恩恵を受けられるお得な買い方ともいえそうです。

 

ですが、中古車販売店の立場から言わせて頂くと、今回の税制改正による減税部分は中古車を購入する方にとってあまり恩恵を受けられるものでは無いようです。

  • 取得税3%が廃止されるが、ほぼ同等の環境性能割が課される
  • 自動車税の減額改定は中古車に直ぐに反映されない(2019年10月1日以降の登録車が対象)

 

このように税制改正に伴う影響は中古車の場合はほとんどないと無く、単純に消費増税分の2%がそのまま負担として乗っかってきちゃうようです!

300万円の車両を購入する場合、2%増税されたら6万円です!

迷っているうちに10月を迎えて余分な出費をしないで済むように、出来るだけ早めに購入を検討する事を強くおすすめしたいと思います!

 

ご注意下さい!消費税10%は納車日から適応されちゃいます!!

さて、10月の消費増税前に購入した方が絶対的にお得だとお伝えしましたが、購入するタイミングに注意が必要です。

「一般社団法人 自動車公正取引協議会」によると、税率10%が適用される取引とは・・・、

 

『売上計上日(※)が10月1日以降となる取引』

※売上計上日とは、「課税資産の式渡しの日として合理的であると認められる日」のうち、「事情社が継続して資産の譲渡を行ったこととしている日」(取得税、法人税の収入金額を計上すべき時期と同様の取り扱い)

↓↓↓↓↓

■当店の売上計上日として適用している日 ⇒「納車日」

 

つまり当社の場合、納車日が売上計上日となるため、9月中に車両購入を決めた(成約した)としても、納車が10月以降になってしまうと新税率(10%)が適用されてしまうことになります。

通常、ご成約から納車までは2~3週間ぐらいかかりますので、あまりギリギリになって駆け込んでも8%の税率が適用されない可能性がありますのでご注意下さい!

 

最後に

個人的な見解としては、今回の税制改正は消費増税の重税感から目をそらすための改正で、実際の税負担が減るのは一部の車種に限られます。

日本の自動車を取り巻く税制については、世界的にも負担が高すぎるようですので、今後はもう少し是正を求めたいものです。

 

ミニもクーパーSEや、クーパーDなど、燃費に優れるモデルを新車で購入すれば恩恵があると思います。

ですが、ミニは燃費ばかりを気にして乗るよりも、ライフスタイルに合わせてモデル選択していただいた方が絶対楽しいし、結果的に満足できると思います。

 

また、古いクルマばかりに重税を掛ける税制度も何とかしてもらいたいものです。

ローバーミニに関して言えば、自動車税(13年経過)と重量税(18年経過)が重税加算されています。

ヨーロッパではHナンバーという制度があり、古いクルマほど税金優遇が受けられるなど、クラシックカーを大切に残していこうという取り組みがなされています。

ですが、日本の場合自動車メーカーが新車を売りやすくなるような税制度となっています。

 

このような税制度に対して、JAFでは意見募集も行っていますので、思う事がある人はぜひとも声を上げて頂きたいと思います。

JAFの自動車税制改正に関する要望活動

 

 

※このブログは、2019年8月時点の内容です


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2019.04.26公開 / 2020.02.22更新

【MINI中古車購入サポート】販売価格と総額って違うの!?わかりずらい諸経費について徹底解説!

 

ミニに限った話ではありませんが、新車でも中古車でも自動車を購入する際には税金や手数料など様々な費用が発生します。でも、その内訳ってよくわかりませんよね?

「おっ!安い!!」って思って販売店に問い合わせてみたら、最終的な支払総額が想像以上に高い見積りが返ってきて驚いた!という経験がある方もいるのではないでしょうか。

そこで今日は、中古車を購入するうえで必要となる『諸経費』について解説してみたいと思います。

 

目 次

 

 

そもそも諸経費とは?

 

自動車を購入する際にかかる費用のうち、車両本体価格以外を全部まとめて『諸経費』と言っています。ポータルサイトなどでは、『車両本体価格』と『支払総額(乗出し価格)』という2つの金額が載っているケースがよくありますが、この『支払総額』と『車両本体価格』の差額分が『諸経費』となります。

 

『車両本体価格』 + 『諸経費』 = 『支払総額(乗出し価格)』

 

『諸経費』の内訳は、税金などの「法定費用」と、販売店などに対して支払う「販売手数料」に分けられます。

それぞれさらに細分化されているのですが、ポータルサイトのページ内で全て説明するのは困難な為、基本的には詳細な見積もりを依頼しないと内訳はわかりません。では、実際にはどのような内訳になっているか見ていきたいと思います。

 

購入時にかかる法定費用(税金など)

 

自動車税

車を所有している方が年に一度支払う税金が自動車税です。すでに自動車を所有している場合は、毎年4月1日現在の自動車の保有者に対して1年分が課税されます。

 

■自動車税年額

総排気量税額/年

1501~2000cc

39,500円
1001~1500cc34,500円

 

これに対し、中古車を購入する場合は、4月1日時点の所有者(前オーナーや販売店)が1年分を支払済みです。なので購入月によって自動車税を月割り計算してお支払を頂きます。

 

■自動車税月割り

 4月5月6月7月8月9月
1501~2000cc36,20032,90029,60026,30023,00019,700
1001~1500cc31,60028,70025,80023,00020,10017,200

 

 10月11月12月1月2月3月
1501~2000cc16,40013,1009,8006,5003,200
1001~1500cc14,30011,5008,6005,7002,800

 

3月に購入した場合、購入時に自動車税は掛かりませんが、納車後5月頃に納付書が自宅に届きます。4月に購入した場合は、11か月分を購入時点で支払っていただきます。

 

 

自動車取得税

自動車を購入する際に支払う税金です。『取得税=取得価額(課税標準基準額×残価率)×3%』という計算があてはめられるのですが、複雑なので詳しくは割愛します。

なお、取得価額が50万円以下の場合は0円。モデルやグレードにもよりますがMINIの場合は初年度登録から4~5年目まで課税されます。おおよそですが、1年落ちで5~6万ぐらい、3年落ちで2~3万円ぐらいの金額になります。

 

なお、自動車取得税は消費税率が10%にあがるタイミングで廃止されることが決まっていますが、新たに環境性能割が導入される予定です。

 

 

重量税

車検時に支払う税金です。その名の通り、車両重量に対して掛かる税金で、車両重量が重いほど税額が高くなります。

車検が切れている車両を購入する際には、販売時に合わせて支払う必要があります。車検が残っている車両を購入する場合は重量税は掛かりません。

 

 エコカー減税適用エコカー減税適用外
車両重量免税エコカー*13年未満13年超18年超
~1トン0円10,000円16,400円21,600円25,200円
~1.5トン0円15,000円24,600円32,400円37,800円
~2トン0円20,000円32,800円43,200円50,400円

*エコカー:エコカー減税の対象車種で、新車時に免税ではなく減税の適用を受けたことがある車両

 

エコカー減税対象車両で、初回継続車検の前(3年目まで)の車両を買えば、次の車検時の重量税の減免が受けられます。MINIもディーゼルモデルなどはエコカー減税適用です。

ですが、反対に初度登録年から13年以上又は18年以上経過している車の重量税は上記の税額よりも高くなります。ローバーミニは既に18年経過となっていますので、車検時の重量税は25,200円です。

 

※エコカー減税の適用は初度登録年により変わる場合がありますので、詳しくは直接スタッフにお問い合わせください。

 

 

自賠責保険料

加入が義務付けられている保険です。事故などの際、被害者1人につき死亡3000万・後遺障害4000万・傷害120万までの保証されます。

 

加入期間保険料金
25ヶ月25,750円
24ヶ月24,950円

 

自賠責保険は加入していないと車検を通すことができませんので、車検の際は24か月分を支払います。

中古車の場合、車検が切れている車両を購入する際は25か月分を支払います。車検が残っている車両を購入する場合は、車検の残月分を月割りで計算します。

 

 

リサイクル預託金

廃車にする際に必要となり費用ですが、前払いで納めるように決まっているので購入時に支払いをします。売却で手放す際には戻ってくる費用です。車両ごとに金額が異なりますが、ローバーミニで1万円ちょっと。BMWミニは1.5万~2万円程度です(車両の大きさやエアバックの数によって異なります)。

 

 

ナンバー代

前後のナンバープレートの代金です。特に希望を出さない場合、陸運局への届け出順に連番で振られている番号でナンバーを取得します(一連番号)。

ナンバーに希望がある場合は、事前申請することで希望する4桁でナンバーを取得することができます(希望ナンバー)。

なお、ナンバー代は都道府県ごと金額が異なりますのでご注意ください。関東運輸局内のナンバー代は以下の通りです。

 

都道府県一連番号希望ナンバー
茨城県1,520円4,300円
栃木県1,520円4,300円
群馬県1,520円4,300円
埼玉県1,480円4,200円
千葉県1,480円4,200円
東京都1,440円4,100円
神奈川県1,440円4,100円
山梨県1,520円4,300円

 

また、最近では「ラグビーWカップ記念ナンバー」や「東京オリンピック記念ナンバー」といったナンバーも登場しています。費用は東京都の場合で7,000円で専用ワッペンの付く希望ナンバーに。寄付金1,000円以上を支払うと図柄ナンバーが選べます。

 

 

登録印紙代(陸運局手数料)

陸運局に対して支払う手数料です。現金ではなく陸運局の窓口(ナンバーセンター)で印紙を購入して支払うため印紙代と表記されます。手続き毎に費用はことなりますが、車両購入の際にかかる費用としては下記の通りです。

 

登録区分印紙代
移転登録(名義変更)500円
新規登録

2,700円(小型/5ナンバー)

2,800円(普通/3ナンバー)

継続車検

1,700円(小型/5ナンバー)

1,800円(普通/3ナンバー)

 

単純に名義変更をするだけであれば500円。車検切れの車両を買う(新規登録する)場合は2,700円か2800円がかかります。購入する車両の車検残が少ない場合など、名義変更にあわせて継続車検を通す場合もありますので、その場合には「名義変更(500円)+継続車検(1,700円or1,800円)」です。

これら以外にも、一時抹消や車検証再交付、住所変更など、陸運局で行う手続きには印紙代が発生します。

 

 

車庫証明費用(警察手数料)

車庫証明を申請する際に支払う手数料です。車庫証明は警察の管轄業務なので、警察署で申請を行います。(申請方法は過去のブログでも紹介しています)

警察署での手数料は、申請時と交付時にそれぞれ必要となります(東京だと申請時2,100円、交付時500円)。関東圏の手数料は以下の通りです。

 

都道府県手数料
茨城県2,600円
栃木県2,620円
群馬県2,500円
埼玉県2,600円
千葉県2,750円
東京都2,600円
神奈川県2,600円
山梨県2,500円

 

 

購入時にかかる手数料

車両整備費用

納車前に車両整備を行う場合にかかる費用です。

iRでは、ローバーミニは自社工場のiR MAKERSで徹底的な納車前整備を、BMWミニは提携するMINI正規ディーラーにて認定中古車並みのクォリティーで整備をしております。

 

車検が切れている車両では整備が必須ですが、車検が残っている場合は車両コンディションをお客様と相談した上で整備をするかどうか決めます。なので、車検が残っている車両であればその分お得に購入できる場合があります。

なお、iRでは販売時の整備費用は一律金額でご請求しております。実費を後から請求しない明朗会計で、整備もきちんと行いますのでご安心くださいませ!

 

 

登録代行費用

陸運局での名義変更手続き等を代行する費用です。

 

  • 登録関係書類の作成業務
  • 陸運局窓口への届け出業務
  • ナンバー取付(交換)の業務

 

上記の業務に対してかかる費用です。お店によっては上記を別々に請求する場合もあるようですが、iRでは「登録届出代行費用」としてまとめています。

 

 

車庫証明申請代行費用

警察署での手続きを代行する費用です。お客様自身で窓口手続きをしていただければこちらの費用は掛かりません。手続きは駐車場を管轄する警察署で行いますが、申請と交付の2回警察署へ出向く必要があります。

手続き自体は難しくありませんので、iRで購入されるお客様の大半はご自身で申請手続きをされています。(詳しい申請方法は過去のブログでも紹介しています)

 

 

納車費用(陸送費用)

車両を自宅まで運ぶのに必要となる手数料です。上野毛のショールームまで取りに来て頂けれればこちらの費用は掛かりません。大半のお客様はショールームでのご納車をしていますが、遠方で取りに来れない場合などはお届け致します。

輸送方法も、「陸送納車」と「自走納車」を選んで頂けるほか、納車場所も、「自宅」、「職場」、「管轄陸運局」など選んで頂けます。

地域や輸送方法によって金額が異なりますので、詳しくは直接お問い合わせください。

 

 

納車準備費用

納車までに発生する諸手続きや作業の手数料です。

  • 洗車、室内のクリーニング
  • 納車関連の書類準備

といった業務に対する手数料です。気持ちよく納車を迎えて頂くための費用とお考え下さい。

 

 

希望ナンバー申請費用

希望ナンバーを申請する場合に頂いている手数料です。

希望ナンバーは受注生産の為、事前に陸運局のナンバーセンターに届け出て作っておいてもらう必要があります。申し込みが受理され(ナンバーによっては抽選あり)、ナンバー代を支払うと、約3日程で希望ナンバーが交付可能になります。

希望ナンバーはインターネットからも申し込みができますので、お客様ご自身で予約をして頂ければ、こちらの費用は頂きません。

 

 

車検代行費用

車検が切れている車両を購入する際、又は購入時に継続車検を通す場合に頂いている手数料です。陸運局の検査ラインを通過させる為の手数料と考えてください。ラインを通す人件費(混雑時は2時間以上並びます)に加え、ヘッドライトの光軸調整やサイドスリップといった車検項目の調整費用も含まれています。

 

 

管轄外登録費用

名義変更は住所を管轄する陸運局の窓口へ届け出が必要となるため、品川陸運局以外での登録の際に距離に応じて頂いている手数料です。

基本的には陸運局の距離に応じて頂いていますが、直接出向けないほど遠方の場合は、手続きを行政書士に依頼しているので、上限金額は決まっています。北海道や沖縄でも極端な金額になることはありませんのでご安心ください。

 

 

諸経費が変ってしまうケース

 

このように、諸経費は色々な項目に分かれており、お客様の条件によっても複雑に変わります。

しかし、カーセンサーやGooのようなポータルサイトでは、『支払総額』として一律の金額を提示をしています。以下の場合には別途費用が掛かりますのでご注意ください。

 

  • 車両整備をする場合(整備費用)
  • 継続車検を通す場合(重量税、自賠責、車検代行費用)
  • 自宅納車をする場合(納車費用・陸送費用)
  • 車庫証明申請を依頼する場合(車庫証明費用、車庫証明申請代行費用)
  • 希望ナンバーを申請する場合(ナンバー代、希望ナンバー申請費用)
  • 3月から4月にかけて購入する場合(自動車税)

 

 

車両価格が安くても・・・

 

このように、中古車を購入する際には、車両本体価格以外にも様々な費用が発生します。なので『車両価格』と『支払総額』を混同しないようにご注意ください。

 

なおiRではカーセンサーなどのポータルサイトに加えて、自社サイトでも『支払総額』の表示を開始いたします。(5月初旬アップデート予定)

その場合も、『最もシンプルな諸経費で算出した支払総額』を掲載しますので、納車月や納車場所、オプションなどを考慮したより精度の高いお見積りをご要望の場合は問い合わせフォームよりお問い合わせください。

 

以前より中古車業界では、支払総額を掲載しなかったり実際よりもかなり安く表示し、車両価格を相場よりグッと安く設定した上で、諸経費にガッツリ金額を上乗せして利益を出すようなトリッキーなお店もあります。なぜそのようなことをするかと言うと、ポータルサイトなどで中古車を検索する場合、多くの方が車種を絞った上で価格順でソート(並び替え)することを見越して、上位表示されることを狙っているためです。

 

昔から「中古車にお買い得はない」と言われますが、販売店も他社との価格競争のなか適正な価格で販売することが永続的な経営をしていく上で大切な事であり、品質の良い人気商品を相場よりも安く販売するということは何かしらのカラクリがあると思うのが普通です。安いに越したことはないけど安いには安いなりの理由があるということですね。

 

iRでは常に価格調査を行っており、その時々の適正な車輌価格で販売させていただいてます。また諸経費につきましてもお客様に不信感を与えないよう納得できる適正な諸経費を頂戴しております。ですのでどこで購入するにしても中古車(新車の場合も)の見積もりを取る際には「◯◯手数料」「〇〇代行費用」などの内容をよく確認し、この費用は何なのか販売店のスタッフに納得のいくまで説明してもらってからハンコを押すようにしてください。

 


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2019.03.01公開 / 2020.12.21更新

世はまさに、愛車の売却シーズンに突入!!

 

愛車を売るなら、高く売りたい!査定金額をアップさせたい!

ごく当たり前の事です。

凹みは板金してからの方が良いのか?

車検が切れそうだが車検を通してからが良いのか?

そもそも、いつ売却するのが得なのか?

愛車のご売却のお役に立てるブログを今回はお届けしようかと思います!

 

ご挨拶が遅れました。

あっ、どうも阿部です!

 

今回のブログは、タイトル通り「愛車の売却シーズンに突入!」ということで、少しでもお得に売却できるシーズンについてお話します。

板金関係と車検関係に関しては、過去ブログをご覧ください。

買取査定額アップさせる方法

 

 

クルマを売却するなら「1月~3月」「9月~10月」に!

以前のブログで、9月はディーラーの中間決算時期ということもあり、ディーラーの下取り額がアップすると書きましたが、同時に買取専門店の買取価格もアップします!

そして、その9月よりも大きなビッグウェーブがまさに今!!

なぜ9月よりも3月の買取金額が高い?

それは4月からの進学や就職、異動のタイミングで自動車を必要とする人が増えるからなんです。

新車を選ぶ方もいますが、経済的な中古車を選ぶ方も多く、中古車マーケットの在庫が足りなくなってしまいます。

そこで中古車の在庫確保のために買取金額が底上げされる仕組みなんです!

年を越した今、去年の9月より買い取り金額が上がる事はなかなかありませんが、4月に入ってしまうより確実に高値です!

 

自動車税も関与している?!

毎年5月上旬~中旬にやってくる自動車税納税通知書が原因で売却される方も多いのです。

ご存知の通り、自動車税の支払い義務は毎年4月1日時点でにその自動車の所有者または使用者に発生します。

4月1日以降に売却しようとした場合、未納の状態では売却することができません。

そこで、来年度の自動車税の支払い義務が発生する前に売却しようということです。

 

ところで「自動車税には還付制度がある」と聞いたことがある方がいらっしゃいませんか?

地方税・都道府県税である自動車税は、”以前までは”違う都道府県で新たに登録された場合は、もとの所有者(使用者)に自動的に還付されていましたが、”現在では”廃車にする場合のみ還付されるように法律が変わりました。

自動車税について、分かりにくい部分もあるのでもう少し詳しくご説明します。

 

①自動車税未納の場合、自動車を売却することは出来ません(未納の場合は自動車税相当額をお預かりします)

②自動車税納付後に廃車になってしまった場合、未経過期間により都道府県より月割で還付があります。

③自動車税納付後に売却した場合は未経過分があっても還付されません。

 

注意しなければいけないのが、3つ目の納付後の売却です。

都道府県からの自動還付はありませんが、ほとんどの買取店は未経過分の自動車税を上乗せして買取ってくれます。

ただ稀に未経過分の税金を考慮してくれない業者がいるので、査定額に含まれているか聞いてみると安心でしょう♪

 

iRでご売却時の自動車税の取り扱いについて

iRではお車のご売却(ご入庫)の月によって自動車税の取り扱いが変わってきます。

 

3月中にご売却(ご入庫)の場合・・・翌年度の自動車税のお支払い義務は発生いたしません。

注)ご入庫時期により、納税通知書が届いてしまう(発送のタイミングに間に合わない)場合がありますが、その時はお支払いせずに通知書をiRに郵送してください。iRが責任を持ってお支払いいたします。

 

4月中にご売却(ご入庫)の場合・・・お客様には1ヶ月分のご負担を頂き、残りの11ヶ月分はiRにて負担いたします。また、通知書が届いたら支払いをせずiRに通知書をご郵送ください。

 

5月中にご売却(ご入庫)の場合・・・お客様には2ヶ月分のご負担を頂き、残りの10ヶ月分はiRにて負担いたします。また、通知書が届いたら支払いをせずiRに通知書をご郵送ください。

 

6月中(以降)にご売却(ご入庫)の場合・・・お客様にて全額納税をお願いいたします。(納付期限が5月31日のため)

 

つまり、4月1日を過ぎてからの自動車の売却はちょっと煩雑な作業が発生します。

だから3月末までに自動車を売却する人が多いのです。

そして販売業者は売上が見込める時期に合わせて在庫を確保しなければいけないため買取も強化します。

 

ではiRでミニを売却するメリットは?

それは「お買取したミニを自社で小売できるので流通マージン分お客様に還元することができること」です。

そんなiRがいまメチャクチャ「買取強化している車種!」を御紹介いたします!!

 

ご売却頂きたいランキング!

現在iRも在庫集めに必死です!オークションから仕入れるより、実際にお客様の愛車を査定させていただいた方が、傷や凹みなどの現状が把握できますし、実際に見れない車を買うリスクが省けます。

また、陸送費用やオークション会場に払う経費を削減できるので、お客様にはその分査定で還元できます!

 

ここからは、ミニの専門店目線で特にご売却頂きたい車種をランキング形式で発表します!

 

第3位:BMW MINI5ドアハッチバック(F55)

その中でも日本限定180台の限定車”JERMYN(ジャーミン)”がランクイン!

MINIで初めてとなる5ドアのハッチバックモデルです。ボディ・サイズが大きくなっていることにより、MINI3ドアハッチバック(F56)よりも居住性が高くなりハッチバックモデルでも5人乗れる事が一番のオススメポイント!

iRでは2018年下半期で6台のJERMYNを仕入れさせて頂きましたが、全てあっという間にご成約頂いている人気車種です!

 

第2位:BMW MINIクロスオーバー(R60)

MINI初の5ドア&5人乗りで使い勝手は抜群です!

ドライバー視点が高く、渋滞中にストレスも溜まり難い。特にALL4なら、夏はアウトドアだったり、冬はスキー場に行くのにさらに快適に運転できますね!

私はなるべく視点が高い方が好きなので、クロスオーバーも好きです!

本当は私個人的にはロードスターのフォルムが気に入っているので、ロードスターで視点が高いとうれしいです!(物理的にメチャクチャですが笑)

 

第1位:BMW MINIクラブマン(R55)後期

使い勝手もよく取り回しもしやすい第2世代クラブマンが1位でした。

2014年に販売終了してすでに5年が経つモデルですが、ミニっぽさを味わえて、さらには使い勝手の良いモデルですので根強い人気のある車種です。

グレードに関しては、50周年を記念したアニバーサリー・モデルの「ハンプトン」や「ボンドストリート」などレザーシートを驕られたラグジュアリーなモデルが特に人気が高く、さらにはリセールもメッチャ良し!文句無しの1台です!

 

続いて、テンションあげぽよ装備品ランキング!

ミニには色々なオプションがあり、それを選ぶのも一つの楽しみなのではないでしょうか。

そんなオプション装備のなかからiRのセールスが選ぶあったら嬉しい装備Top3を発表します!

 

第3位:レザーシート

高級感を漂わせる王道ですね!クルマのシート用の本革は、耐光性、耐熱性に加え、キズや擦れに対してはファブリックより耐性も強く、丈夫で撥水性にも優れています。また、ファブリックよりもホコリが立ちにくいので、ハウスダストアレルギーなどの症状がある人は、本革シートの方が衛生面では優れています!

 

第2位:コンフォートアクセス

第2位に私イチオシの装備、コンフォートアクセスがランクイン!第二世代のミニからオプションで追加装備可能となり、国産車だと一般的には「スマートキー」と呼ばれています。雨の日や暗い場所などでいちいち鍵をポケットから出してリモコン操作をすることなく、ドアノブにあるボタンを押すだけで解錠できてしまうすてきなアイテム。一度慣れてしまうと手放せません!

 

第1位:バックカメラ&PDC

駐車場に入れる時や、後退する時に非常に重宝するバックカメラ&PDC。特にクラブマンなど後ろの長いミニだと駐車時のストレスは大幅に軽減されます。昔はナビ(画面)が無いとバックカメラを取り付けることができませんでしたが、最近は後付けのレーダーのディスプレイに連動させたり、バックミラーの一部にカメラ映像が映し出される物も販売されるようになりました。また、PDC(パーク・ディスタンス・コントロール)は国産車でいうとバックセンサー(またはクリアランスソナー)です。障害物や壁との距離を音で知らせてくれるので、バック駐車はかなりギリギリまで寄せられます。

個人的には、地デジ(フルセグ・ワンセグ)もランクインしてくるかと思っていましたが、惜しくも娯楽系の地デジは4位でした。

 

番外編

番外編として、惜しくもランクインまでは行かなかったけど、「個人的には好きだから買取りしたいな」っていう車種や装備品のアンケートも採りましたのでご覧ください!

 

武藤の場合

武藤サムネ画像

武藤の好みのMINIは、ルーフレール付きのクラブマン(R55)だそうです。

そういえば、最近ご売却いただいたクラブマンは、ルーフレールにキャリアが付いていました。

キャリアが付けられると、アウトドア派のドライバーにはうれしいんですよね!

武藤もアウトドア好きだし、きっとそれが理由ですね。うん!間違いない!!

 

下平の場合

下平の好みは、2014年(後期)のクラブマン(R55)クーパーSだそうです。

やはりトラブル回避のために後期という点と、適度な大きさが好みのようです。

ちなみに色はエクリプスグレーかペッパーホワイトが好きみたいです!

上の写真で着ている服の色を見ると、この質問のために着ていたとしか思えない!

 

中山の場合

中山の好みは、マニュアル車全般だそうです。

特にMT車の中でも好きなのはクロスオーバー(R60)のクーパーSかジョンクーパーワークス(JCW)。

ファミリーカーでありつつも、ドライバー(主にお父さん?)が走る楽しみを忘れたくない!って理由のお客様が多く、共感できるからだそうです。

BMW MINIのMT車って結構少ないのですが、お探しになっているお客様は多いんです。iRはオークションでMT車が出品されている時は、なるべく仕入れるよう頑張っておりますが、本当に中古車が少なくなかなか難しい。

特に美車と言えるような綺麗なMT車になかなか出会えない。できればお客様が大切にお乗りになっているMT車を査定させて頂きたいです!

 

 

まとめ

 

正直、売却に関しては運も含まれます。

先週査定してもらった金額より、たった1週間で数万円下がってしまった・・・なんて事もあります。

世の中の自動車の買取価格は、オークション会場の取引流通価格がベースになります。

先週は好調な取引価格だったのに、週が変わったら急に相場が悪くなるなんて事もよくあります。

「売却に時間を掛け過ぎて相場が下がってしまった」という悔しい過去をお持ちの常連様や、過去に何台も売却されているお客様は、「今日置いていくから高値で頼むよ!」と売却慣れされている方が多いです。

売却に適しているシーズンはありますが、少しでも高値で売却するなら、1日でも早く!がコツです!!


MINI BLOG

2018.06.02公開 / 2021.07.30更新

【ミニにまつわる税金のおハナシ】いちばんコストを抑えられるのはこのミニだ!【2020年最新版】

 

突然ですが、5月31日は何の日?

そう5月31日は、自動車税の納付期限日です。
皆さんもう収められましたか?
そんな私は・・・。
銀行引き落としです!
数年前に払うのをすっかり忘れてしまった事があり、それからは銀行引き落としに変更しました。
いまはカード払いなども出来るようになり、便利な世の中になりましたが、払わなくてはいけないものは変わりません。
 
という事で、今回は自動車にまつわる税金についてのお話と、税金面から選ぶミニのベストチョイスを考えてみたいと思います。
(※2019/10/01現在の税制です)
 
 

自動車にまつわる税金は全部で9種類(もあるの?!)

まず一番有名(?)なのは、毎年4月にやってくる自動車税(軽自動車税)ですね。
また車検毎にやってくる重量税もご存知かと思いますが、それ以外となると・・・・・
そうなんです。結構分かる人少ないんですよね。
では、それぞれ課税の区分に分けてご説明したいと思います。
 
 

【車体課税】 自動車取得税(2019年9月30日に廃止)/環境性能割(2019年10月1日導入)/自動車重量税/自動車税(軽自動車税)/消費税

車体に掛かってくる税金は、全部で4種類あります。

私ももちろん払っていますが、きちんと理解すると、抑えられる税金が見えてくるかもしれません。

 

■自動車取得税(2019年9月30日に廃止されました)

自動車を取得した時に課せられる税金(地方税)ですが廃止され、後述します環境性能割が新しく追加されました。
新車の購入時や、中古車の購入時に掛かってくる税金です。
しかし中古車購入の時は、同じ車でも年式やグレードによって金額が異なり、車種によっては対象外になる場合もあります。
また取得金額50万円以下の場合も免税となります。
 
ちなみに、取得税の計算方法は、
1. 課税標準金額×残価率=取得価額(1,000円未満切り捨て)
課税標準金額は新車価格からおおよその値引額を引いた金額で、おおよそ新車価格の90%くらいのようです。
残価率は自動車の経過年数から算出された掛け率の事で、新車購入時を1.0として、経過年数によって残価率が下がっていきます。
 
残価率
経過年数1年2年3年4年5年6年
掛け率0.6810.4640.3160.2150.1460.100
 
ここで取得価額が50万円未満の場合は自動車取得税は掛かりません。
取得価額が50万円以上の場合は ↓ の計算式へ進みます。
 
2.取得価額×3%=自動車取得税額
となります。
 
例えば、2年前に新車販売されていたBMWミニ5drクーパー(F55)を例にすると、新車で購入した場合、80,000円位の取得税がかかりますが、中古で購入した場合、37,000円位の取得税で済んでしまうんです!
43,000円の税金が抑えられると、浮いたお金でガラスコーティングを施工したり、ドライブレコーダーを付けたり出来ちゃいますね!!
 

■環境性能割(2019年10月1日より導入)

2019年10月1日から消費税が10%に引き上げられたことにより自動車取得税が廃止され、新しく環境性能割が導入されました。

環境性能割は燃費性能で税率が変わる新しい制度で、購入年の自動車税に上乗せするというものです。

その車両の燃費基準の達成度によって非課税~3%の間で変化し、燃費が良いと税率が優遇されてきます。

ただし、2019年10月1日~2020年9月30日の間に取得した自家用乗用車については、臨時的に1%の税率が軽減されます。

 

環境性能割の税率

 2015年度燃費基準2020年度燃費基準
 +5%達成 +10%達成   達成  +10%達成+20%達成
自家用乗用車3%3%2%1%非課税
2019年10月1日~2020年9月30日の間に取得した自家用乗用車については、臨時的に表から1%の税率が軽減されます
 

■自動車重量税

自動車重量税は、その名の通り自動車の区分、重量によってかけられる税金で、車検を通す度に支払わなくてはならない国税です。

重い車体は道路を早く痛ませてしまうため、道路の補修などに使われるそうです(まぁ、納得ですかね)

 

そうそう、増税に注意です!

1.5t以下のガソリン車の車両重量を例にすると、

初度登録から13年未満 = ¥24,600

初度登録から13年経過 = ¥34,200

初度登録から18年経過 = ¥37,800

という事で当社で取り扱っているローバーミニは全て割増金額になってしまいますが、逆にエコカーなどは減税となり優遇されてます。

ではなぜ割増になってしまうかと言うと、「古い車は環境負荷が大きいため最近の環境に優しい新車に乗り換えてねっ♪」ってことらしいですが、自動車の歴史が長いヨーロッパではヒストリックカーには優遇税制となっており、クルマに対するカルチャーの違いを感じます。

 

■自動車税(軽自動車税)

自動車税(軽自動車税)は、自動車を所有することに対してかかる税金で、車検を通さずただ駐車場に保管しているだけでも、自動車税は払わなくてはいけないのです!ただし、都道府県により通知書が来る来ないが分かれてきます。

納税先は、地方税でナンバーが付いている各都道府県ですが、軽自動車は市区町村が納付先になり、毎年4月1日の所有者に対して納税義務が発生し、その支払期限が5月31日なんです。

 

そしてこちらも増税に注意!

 

例えばBMWミニ(R56)で1600CCの場合

初度登録から13年未満 = ¥39,500

初度登録から13年経過 = ¥45,400

 

やはり初度登録から13年経過してしまうと、約15%税金が増えてしまいます。

ちなみにディーゼル車は11年経過で増税だそうです!(初めて知った・・・。)

 

 

■消費税

皆さんご存知の消費税!

新車・中古車問わず一律10%の消費税が掛かります。

新車・中古車問わず一律8%の消費税が掛かります。

以前、消費税が5%から8%に引き上げられた時に、駆け込み購入が話題になりました。

私は車購入のタイミングではありませんでしたが、大きい買い物を早めに済ませた記憶があります。

延期、延期が続いていますが、10%に引き上げは2019年10月のようなので、また駆け込み購入がありそうですね。

 

 

【燃料課税】 揮発油税/地方揮発油税/軽油引取税/石油ガス税/消費税

次は、自動車を動かすために必要な燃料に掛かる税金です。

動かすのに必要ですが、税金がこんなに掛かっているとは・・・。

 

■揮発油税

揮発税法により揮発油(ガソリン)に対し課される国税となっているそうです(難しい・・・。)

この揮発油税、あの暫定税率が含まれています。

2008年に暫定税率撤廃がされたの覚えていますか?(1ヵ月位でしたが)暫定税率が撤廃されれば、1Lあたり25円位安くなるので、お財布には優しいですね。

でも、財源確保できずに道路ボコボコなのも困る(色々な意味でやっぱり難しい・・・。)

 

■地方揮発油税

地方公共団体の財源確保のために徴収される、ガソリンに掛かる国税です。

揮発油税と一緒に国が収納したあと各地方に譲与されるそうです(これも難しい・・・)

揮発油税と地方揮発油税を合わせて、ガソリン税と呼ばれています。

ガソリン税って聞くと、なんか聞いたことある!って方が沢山いそうですね。

 

 

■軽油引取税

ディーゼルエンジン車の燃料の軽油に課せられている地方税です。

ガソリン車への税負担との均衡を取るために作られたらしいです(税金欲しいだけなんじゃ・・・)

 

■石油ガス税

石油ガス税は自動車などの燃料として使われている石油ガスに課税される税金です。

一部のタクシーやハイヤーなどは、ガソリンではなく、プロパンガスでお馴染み(?)の家庭と同じ石油ガスを使用して走っているんです。

石油ガスはガソリンと比べて安くて、排気ガスがクリーンなので、タクシーなどの商用車に使われています。

余談ですが、昔メカニックをしている時に一般乗用車で石油ガスを使っている自動車を整備したことがありますが、排気ガスはクリーンな様ですが、匂いが結構臭かったのを今でも覚えています。

 

 

以上が自動車に掛かってくる税金の各種です。

ガソリン税は抑える事は出来ませんが、燃費を向上させることで少しでも家計に優しくするためには、急発進・急ブレーキなどの荒い運転をやめるとか、余計な荷物を降ろして少しでも車を軽くすることです。

我が家は、余計な荷物を降ろし終わっているので、あとは私自身の体重を減らすしかありません・・・。

 

なお、この石油諸税に対して消費税が加算されているという二重課税の問題もありますが、支払わなくちゃいけないものは支払いますが、きちんとした税金の使い方をしてほしいですよね。

 

ミニに乗りたいけどコストをできるだけ抑えるには・・・

自動車に掛かってくる税金は一通り知っていただけたかと思いますが、それでは、なるべく税金(コスト)を抑えるにはどのようにしたら良いか。

 

■自動車税を抑えるには・・・

自動車税は車の排気量で変わってきます。

1.0L超~1.5L以下 = ¥34,500-

1.5L超~2.0L以下 = ¥39,500-

 

普段1人か2人しか乗らず、ほとんど街中運転という方は、1.2Lの3drハッチバックのミニONE(R56)はいかがでしょうか。

非力と思われるかもしれませんが、個人的にはこの車格にこの排気量が一番バランスよく、また一番ミニらしいフィーリングが味わえるので激しくおすすめします!(なおかつ車体価格も安い!!)

※2010年5月から1.6Lに変更されています

 

現行3drハッチバック(F56)の場合、ワンやクーパーだと1.5Lですが、クーパーSやジョンクーパーワークスだと2.0Lになってしまうので注意が必要です。

※写真は3drハッチバッククーパーS(F56)

 

■自動車重量税を抑えるには・・・

2年自家用(継続検査等時)

~1.0t   ¥16,400-

~1.5t   ¥24,600-

~2.0t   ¥32,800-

 

家族や仲間と旅行や、ピクニックに行くなら人も荷物も載せられるクロスオーバーがおすすめ。

現行(第2世代)のクロスオーバー(F60)の場合1.5tを超えてしまうので、1.5t以下におさまる第1世代(R60クロスオーバー)がオススメです。

 

家が立体駐車場の中・下段などでしたら、全幅も考慮してR55(クラブマン)が重量税を抑えるベストチョイスと思います♪

 

 

ガソリン税

2020年5月6日現在、東京都平均 ハイオク133円/L 軽油104円/L

ハイオクと軽油の金額差が29円/Lもあるので、距離を多く走り、独特の排気音や振動も気にならない人はディーゼル車がおすすめですが、ミニらしいフィーリングを求められる方は、やはりガソリン車を選ばれる事が多いようです。

なおコスト計算などシュミレーションが難しい時、iRスタッフが計算してベストな車両をオススメさせていただきますのでご相談下さい♪

 

参考ブログ:新型MINIにクリーンディーゼル追加!燃費で元が取れるか試算してみました

 

 

iRがオススメする、コストを抑えるミニはコレです!

という事で、iRがおすすめするミニは!

現行クラブマンクーパー(F54)!

排気量1.5L以下!車両重量1.5t以下!

節税しつつ、5人まで乗れて、荷物もしっかり乗せられる優れモノ!

クラブマンは第1世代(R55)ですと全グレード1.6Lですが、第2世代(現行F54)のクーパーとワンは1.5L以下なります。

しかも排気量が100cc減っているにもかかわらず、馬力が+14psアップ!乗車人数も4人から5人に増えているのが嬉しいですね♪

そして燃費も17.2Km/L (JC08)!第1世代クラブマンクーパー(R55)よりも3Km/L向上しているので、ガソリンの節約にも繋がります!

 

という事で、ベストコストパフォーマンス現行型クラブマンクーパー(F54)に決まり!!

 

まとめ

クルマは所有するだけでもけっこう税金がかかるってことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

それが新車では更に負担が重くなってしまうので、そこで中古車を選ばれる方もいるかと思います。

中古車なら車体本体の金額を抑えて、手が届きにくかった憧れの車や、グレードをアップさせることも、現実的になってきますよね!

 

 

iRでは色々な車種・グレード・色のミニの中古車を取り揃えて、お客様のご来店をお待ちしております♪


MINI BLOG

2010.03.13公開 / 2013.12.22更新

自動車重量税の税率引下げ

はじめまして、私 iR MAKERS の若林と申します。

iR のホームページが新しくなった拍子に、こちらのブログでお世話になる事になりました。

 

近頃は iR MAKERS  にいらっしゃるお客様から

「メカニックブログなくなっちゃいましたね!」 とか

「カテゴリはあるのに上手い具合にサボッてますね!!」 などと言われておりましたが

実は・・・サボッていましたsweat01  うっ嘘ですimpact

 

投稿すると今までと違い、iR と同じところに出るって言うじゃないですか!

そうなると上手く iR ブログの雰囲気に溶け込めるか?・・・不安。

商売の邪魔になりゃしないか??・・・もっと不安。

更に投稿の方法を知らなかった!?という事実も加わり疎遠になっていたのです・・・sweat02

 

しかしそんな事は言っていられなくなりました。

 

昨日のニュースといえばっ! 急行 能登と寝台特急 北陸の廃止!!  違うっ!?

※今回、上記理由により写真は遠慮しておきます・・・

 なんと、自動車重量税が安くなりそうなのです♪

 

いきなりですが、4月1日より車検時ミニの場合¥25,200→¥20,000

※私の場合、ミニとはクラシックミニのことを指すのでニューミニの皆様悪しからず。

 

但し、18年超えのクルマの税率は変わらないとの事・・・う~ん、俺の車ピンチじゃんsweat01

 

通常は 「車検満了日の1ヶ月前から」 なんて案内しておりますが、

今回は、4月のクルマは4月に検査を通した方がお得ということになりそうですね!

 

今後も邪魔にならない程度に出てきますので、皆様よろしくお願いします。