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2023.09.10公開 / 2023.09.10更新

新型ミニカントリーマン(U25)発表!一新したのはデザインだけでなくモデル名やグレード名にも新事実が!

 

2023年9月1日、MINIはフルモデルチェンジを果たした新型ミニカントリーマン(U25)を発表しました。

 

現在日本では未発表のため、発売時期はもちろん価格もまだ未公開の状態ですが、発表されたデザインや機能面を見る限り別次元の「未来のMINI」になった印象です。

 

大型化したボディサイズや思い切ったデザインの変更点、EVモデルの追加、新しい機能内容だけでなく、あの親しみのあるモデル名やグレード名にも大きな変化があることを独自調査で発見!

 

まずはプレスリリースで発表されたイメージに沿って、デザイン面、機能面から見ていきましょう。

 

 

 

エクステリアの変更点

まずはボディサイズについて。

全長4,433mm

全幅1,843mm

全高1,656mm

と、現行のミニクロスオーバー(F60)と比べ

全長+118mm

全幅+23mm

全高+61mm

大型化されています。

クロスオーバーに関しては、ミニなのにサイズはミニじゃない、2011年の発表当時からよく言われてきましたが、大型化は留まることを知りません。

 

左から初代ミニクロスオーバー(R60)、現行型ミニクロスオーバー(F60)、新型ミニカントリーマン(U25)。

初代ミニクロスオーバー(R60)がとてもコンパクトに見える!!!

 

フロント周りのデザインも大きく変更されています。

特徴的な八角形のグリルフレームは、選択するトリム(オプション)に応じてアクセントカラーの変更ができます。

例えば、Favored トリムの場合は新色 バイブラントシルバーを採用、John Cooper Works トリムではハイグロスブラックとなります。

 

ラジエーターグリルのデザインも大幅に維新されています。

こちらはフロントカメラとミリ波レーダーでしょうか。

特定の条件下(60km/h以下かつ高速道路のようなルート)では半自動運転も可能で、走行中ハンドルから手を放す事が可能に。

もちろん、すぐにブレーキ、ハンドル操作ができる準備が必要ですが、幹線道路での渋滞などでは非常に重宝される機能ですね。

使い慣れてしまうと、この機能の無い車には戻れない!?

 

ヘッドライトはミニの特徴であったクロムラインが廃止された様子。

クロムラインのヘッドライトリングは、少し「目」が大きく見える事でミニらしい可愛い印象だったために、この変更は個人的には少し残念。

ただ、その代わりに大きく湾曲したボンネットや隆起したボディへ目が行くことで、ミニカントリーマンらしい堅牢性を感じる事ができます。

もう一点今までのMINIにない大きな変化が、ボンネットの開き方。

今まではヘッドライト部分がくり抜かれ、フロントグリル上部を境目に大きく開く形状のボンネットでしたが、今回の新型カントリーマンでは、ヘッドライト上部を境目としコンパクトに開く形状に変化しています。

 

リア周りはよりスタイリッシュにスクエアなデザインが取り入れられています。

 

テールランプは以前より採用されていたユニオンジャック柄を継承。

より細身になる事でミニカントリーマン全体のワイドなスタイルが際立つデザインとなっています。

 

フロントエンド、リアエンド共に、垂直に落ちていくようなフォルム。

ここまでデザインが一新し、サイズアップしたのに、ミニカントリーマンであることは一目で感じることができる仕上がりは流石ですね。

 

インテリアの変更点

外観では多くの変更点が見られましたが、内装に関しても全く別の車になったような変わり様!

注目の変更箇所を見ていきます。

 

まずは運転席周り。

ステアリング前方のディスプレイが無くなり、速度計、タコメーターが無い状態。

あるのは大型のOLEDディスプレイが中央に配置されているだけです。(シンプル!)

タッチパネル対応OLEDディスプレイでは速度計や電動モーター用バッテリー残量の表示から、エアコン設定まで、車両の全ての操作が集約されています。

 

以前タコメーターやデジタルメーターに表示されていた情報は、オプションのヘッドアップディスプレイへ投影されます。

前方視界が広いため、ボディサイズを把握しやすく、運転のしやすさが向上しています。

 

エアコン吹き出し口は真鍮のようなアンティークを感じるデザインに。

また、ニット状に編み込まれたインテリアサーフェスはリサイクルされたポリエステル素材を使用。

日本では吸盤や粘着テープでダッシュボードに取り付けるスマホホルダーやGPSレーダーがよくありますが、この素材だと付けられませんね。

これだけ洗練されたシンプルデザインに、余計なものを追加でつけるのは野暮ということでしょうか。

 

エクスペリエンスモードといわれるモードの切り替えを行うことでインテリアの雰囲気をガラッと変えられる仕様。

以前までのエキサイトメントパッケージから、より没入感の高い演出となっています。

 

省エネ運転のグリーンモードや

 

現在再生されているアルバムカラーの色に応じてアンビエント照明が変更されるビビットモードなど。

特に夜間でのドライブには楽しい機能になりそうです。

 

シフトコラムはトグルスイッチへ集約。

ここでシフト操作はかなり斬新!というより違和感!?

慣れるまでは時間がかかりそうな印象です。

左からパーキングブレーキ、シフトレバー、スタート/ストップキー、エクスペリエンスモードの切り替え、ボリューム調整となります。

 

センターコンソールはシフトコラムがなくなることで収納力がアップ。

蓋付きの小物入れが備わります。

 

シートデザインも変更され、オプションでは新たにマッサージ機能も追加。

 

後部座席は6段階で最大12°の角度調整が可能。

後部座席を倒した場合、トランク容量は460リットルから1,450リットルまで拡大ができます。

 

発表される(予定?)のグレードについて

新型クロスオーバーのグレードとして気になるのは、やはり完全電気自動車(BEV)となったミニカントリーマン E

そしてそこから出力をスポーツグレードに引き上げ、かつ4輪駆動としたミニカントリーマン SE ALL4の2グレードには注目が集まります。

 

また海外メディアの記事を見ると、ガソリンエンジンを搭載したグレード、ミニカントリーマン C、4輪駆動のミニカントリーマン S ALL4、及び高出力モデルミニカントリーマン JCW ALL4も用意される予定とのこと。

ディーゼルエンジンも設定されるアナウンスは確認できますが、グレードは明記されておらずDなのかSDなのかは定かではない状態。

 

事前のリリース情報では電気自動車のみという予想もあったため、内燃機関(ICE)を搭載したミニが発表されたことは今回のニュースであり少し安堵しました。

各グレードの受注開始、納車時期や、各グレードの価格差など、今後も続くであろう続報に注目したいところです。

 

日本では大ニュース!?あの親しみのあるモデル&グレード名に終止符!

見た目の変化だけでなく、今回発表された新型カントリーマン(U25)では、モデル名とグレード名にも大きな変更がありそうです。

ここではiRが独自に調査して判明した事実も含め情報を公開!

日本市場にとっては大きな変化となるので、どういった影響が出てくるのか今後の動向から目が離せません。

 

モデル名はCOUNTRYMAN(カントリーマン)の呼称に統一

今まで2011年のデビューから、初代R60、第2世代F60は本国ではCOUNTRYMAN(カントリーマン)の名称で販売されていましたが、日本では大人の事情でCROSSOVER(クロスオーバー)の名称で販売され親しまれてきました。

事情というのは「カントリーマン」という名称が日本ですでに商標登録されていた為なんですが、インターネット上で現在の商標登録を確認したところ、なんとその商標権がBMWに譲渡されていることを確認!

 

つまり!

新型ミニカントリーマン(U25)は、従来のミニクロスオーバーではなくミニカントリーマンとして日本でも発売されるのではないかということです!

 

グレード名からCOOPER(クーパー)の文言が消える???

もう一点気になった点が・・・

グレード名の説明部分にどこにも「COOPER/クーパー」の文字がありません

今回発表された新型ミニクロスオーバーのリアデザインにも「cooper」のレタリングエンブレムはありませんでした。

本国仕様のみなのか?まだ定かではありませんが、「ミニ=ミニクーパー」だと思っている方が多い日本人からすると、長く愛された呼称なだけに、サラっと無くなってしまうのは少し寂しいですね・・・真相はいかに!?

 

新型ミニカントリーマンが発売開始されたら?

フルモデルチェンジは永く親しまれた前モデルからデザインが一新するので、その変化に違和感を抱いたり発表後に賛否が分かれることは、よくあること。

 

それ故、中古車市場ではフルモデルチェンジ直前のモデルの人気が高くなったり、流通価格が高騰するパターンも珍しくありません。

また中古市場が活発な自動車業界(特にMINIのようにデザインへの想いが強いオーナー様が多い車種)は、家電のように新モデルが発表された瞬間に型落ちモデルが一気に値落ちする、という訳でもありません。

新車登録から1年以内の新古車や未使用車などは新車比較で価格への影響も多少出るかもしれませんが、数年以上経過し価格が落ち着いた中古車への影響はあまり出にくいことが予想されます。

つまり、これから値段が下がる(かもしれない)のを待つというよりは、価格が上がるかもしれないことを考慮すると、現行ミニクロスオーバー(F60)をお探しなら今が買い時かもしれません。

 

ミニクロスオーバー(F60)でお探しの方はこちらから公開中のミニクロスオーバー(F60)一覧をご覧いただけます。

未公開在庫や入庫予定の車両も含めると、現在30台(9月8日現在)のミニクロスオーバー(F60)をご紹介可能です、お気軽にお問合せください。

 

 

全車納車前定期点検整備付
6ヶ月間の無料保証(iRロイヤルワランティ)付帯
※支払総額には購入の際に必要な費用(納車前点検整備費用、保証費用、法定費用、自賠責保険料、車庫証明手続代行費用、リサイクル料金など)が全て含まれています。※掲載月現在、在庫店舗での登録(届出)、店頭納車での価格となります。※お客さまのご要望に基づくオプションなどの費用は別途申し受けます。

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2021.06.20公開 / 2021.06.20更新

2度目のマイナーチェンジ(Lci)で何が変わったの?メディアには書けないBMWミニ専門店の目線で新旧徹底比較してみた!

 

今年の初旬に発表された2021年のマイナーチェンジ

BMWとMINIではマイナーチェンジLci(ライフ・サイクル・インパルス)という呼び方をしており、今回は今までに無かった2度目のマイナーチェンジですので”Lci2“となります。

その対象となったのは3ドアハッチバック (F56)5ドアハッチバック (F55)コンバーチブル(F57)の3モデルです。

 

ミニが大幅フェイスリフト!いつ日本に来るの? いったいどこが変わってどこが変わらなかったの? 

先日のブログでも紹介しましたが、いつもお世話になっているMINI SETAGAYAさんから「新しいの入ったよ!」との一報を受けましたので、さっそく新しいMINIをMINI行ってきました!

様々なメディアで今回のLci2についての特集が組まれておりますが、今回のブログは普段からMINIに囲まれている私たちの目線から、Lci前と後で実際どこがどうなったの!?という疑問にお答えします!

 

 

おさらい

本題に入る前に、歴代のBMW MINIを紹介します!

 

第1世代 BMW MINI

 

第2世代 BMW MINI

 

第3世代 BMW MINIはLci2が行われたことにより、初代と2代目と3代目がいるということです。

分かりやすく区別するために下記の内容で呼び名が付けられております。

 

第3世代 BMW MINIの初代→Mk-1

 

第3世代 BMW MINIの2代目→Mk-2

 

第3世代 BMW MINIの3代目→Mk-3

 

時代に合わせて現代的なルックスに進化していきますが、各世代ごとに明確な違いがあり、それぞれの良さがあります。

当店のお客様には第1世代 BMW MINIを現役バリバリで乗ってらっしゃる方もたくさんいます!

 

Lci2のMINIってどんなMINI?

それではまず、今回のLci2についてのおさらいからお付き合いください。

 

俊敏なハンドリングから生まれるダイナミックなゴーカート・フィーリング。
コンパクトなサイズでありながら、妥協しない車内空間。
愛され続けるMINIのオリジナリティを最大限に生かしながらまたひとつ、常識の壁を打ち破った。
新しい時代のシティ・ドライビングにふさわしい、もっともシンプルなスタイルで、もっともエキサイティングな乗り味。
MINIの価値を突き詰めた先にたどり着いた、もっともMINIらしいMINI、まもなくデビュー。

(MINI JAPAN公式サイトより引用)

次はスペック表からLciの内容を確認してみましょう!

 

第3世代 BMW MINI(F56) クーパーSの場合

  Mk-1 Mk-2 Mk-3
全長3860mm3860mm3880mm
全幅1725mm1725mm1725mm
全高1430mm1430mm1430mm
燃料消費率(JO08モード)17.6km/ℓ16.4km/ℓ16.6km/ℓ
車両重量1270kg1270kg1270kg
最高出力192PS192PS192PS
最大トルク280Nm280Nm

280Nm

新車価格3,320,000円3,900,000円

3,970,000円

 

スペック表から見る限りでは全長が20mm長くなった以外は大きな変化は無さそうです。

ただ、前回のブログではMk-3のクーパーSが178PSにデチューンされたとの記載がありましたが、正式発表後のカタログでは従来通りの192PSとなっています!

従来までのパワフルなクーパーSが健在なのは嬉しいですが、環境性能的には大丈夫?と心配な気持ちもあったりなかったり…

 

その他の目立つ部分としては今回のマイナーチェンジとは関係ありませんが、Mk-1とMk-2の価格差が気になりました。

58万円の差があるのですが、ミッションがDCTへ変更され、ナビがタッチパネル化、今まではオプションだったコンフォートアクセスドライビングアシストアクティブクルーズコントロールなどの便利機能が標準装備されたことを考えるとむしろお買い得かもしれませんね!

 

第3世代ミニ3ドア、5ドアとコンバーチブルのマイナーチェンジがついに正式発表!最新の流行予測も!?

 

エクステリアの変更点

 

MINI世田谷さんのショールームへお邪魔すると、窓際の特等席にMk-3いました!

 

どこか雰囲気が違いますね!

具体的にどこがどう変わったのかを新旧の画像を交えて紹介して行きます。

 

大胆かつシンプルになったグリル周り

 

最も目立つ部分としてはフロントグリルではないでしょうか。

BMWにも言えることですが、グリルが拡大されてアグレッシブなお顔になりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3                                             

 

そして、グリル中央部の樹脂パネルがボディ同色に塗装されており、エアインテークが設けられました。

従来のモデルはこの部分が紫外線等の影響で変色することがあったのですが、これからはその心配はいらないかもしれません。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

次に、クーパーSの特徴でもあるバンパー下部のエアインテークも拡大され、その間にあったハニカム状のグリルがベーシックな格子状になりました。

このエアインテークはブレーキを冷却する風を取り込む為のモノですので、Mk-3はブレーキ性能がアップ!?

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

さらに、今までにはなかったバンパー両端にもスリットが開いています。

クラブマン(F54)とクロスオーバー(F60)には今までもあったのですが、今回のMk-3ではその他のモデルにも採用されました。

このエアインテークは飾りではなく、ホイールアーチ内の空気の流れを整えて抵抗を減らし、燃費効率のアップに一役買っているとか。

PDC(障害物センサー)のレイアウトも変わっていますね。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

ワイドで安定感のある後ろ姿

 

フロントだけではなく、リアバンパーにもしっかりと変更がなされています。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

ハニカム状のグリル部分にブラック縁取りが入り、ワイドになりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

また、アーチのエンド部分もエッジの効いたデザインになりました。

小さなパーツですが視覚効果はバツグン!このパーツのおかげでワイド&ローなイメージに!

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

あれ?リアフォグもなくなった?と思ったのですが、ちゃんと残っています。

今までは左右に1個ずつでしたが、マフラーの上に移動してミニマムなデザインになっています。

 

近未来的に進化したライト周り

 

今までは標準装備だったフォグライトが無くなりスッキリしました。

これはLEDヘッドライトの技術が進歩した為、ヘッドライトがフォグランプの機能を補うことが可能となった為と言われています。

画像ではわかりづらいですが、Mk-3は樹脂製のホイールアーチ上部が出っぱっているのがお分かりいただけますか?

コレはジョンクーパーワークス用のオーバーフェンダーなのですが…Mk-3は標準装備になったのかもしれませんね!

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

機能が進歩したLEDヘッドライトにはデザインの変更もなされています。

間違い探しのレベルになるかもしれませんが、プロジェクター(目玉)が装着されている部分がクロームからブラックになり黒目感が増し、生き物っぽく(?)なりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

サイドマーカーも刷新されました!

今まではハロゲンのバルブが装着されていましたが、今回からはLEDです。

ヘッドライトやテールランプはLEDなのに何故ここだけハロゲン?と思っていた方も多いのではないでしょうか?

LEDのバルブに変えたり、社外品のシーケンシャルウィンカーも出回っていますが、Mk-1やMk-2にこの新型サイドマーカーを取り付けるカスタムが流行りそうな予感です!(互換性があればいいのですが…)

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

インテリアの変更点

運転中は常に目に入るインテリア。

目にする時間が長いだけに、エクステリアよりもインテリアを重視するお客様も少なくありません。

エクステリアと同様に進化したインテリアを紹介していきます!

 

大幅進化を遂げた運転席!

 

車内に乗り込んでまず目に飛び込んできたのはデジタルメータークラスターです!

このメーターはF56のジョンクーパーワークスGPに採用され、Lci後のクラブマン(F54)とクロスオーバー(F60)にも採用されています。

ちなみに、このデジタルメーターは従来のアナログメーターが装備されているMk-1とMk-2にも装着が可能。

iRでもご契約時のオプション追加としてデジタルメータークラスター交換を承っております。

ただ注意が必要なのは、メーター交換時に走行距離を引き継ぐことは可能なのですが、新車時のメーターから変えられているため売却時に走行距離不明扱いとされる可能性が高く、非常にリスクの高い作業となるためおすすめできません。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

そのメーターの手前に鎮座するステアリングも大きくデザインの変更が入りました。

マルチファンクションスイッチとクルーズコントロールスイッチ、真ん中のスポーク部がフラットな形状になりました。

今までは左右のスイッチ部がデコボコで入り組んでおり、クリーニングの際に一苦労だったのですが、これからはその苦しみから解放されます!(ただ、全面がピアノブラックで指紋が気になりそう…)

MINI Yoursとジョンクーパーワークスのステアリングにはすべすべしたナッパレザーが採用されているようですが、このステアリングのレザーも以前よりスベスベしているように見えます。縫製パターンもシンプルなものになりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

センターコンソール周辺

 

F系MINIのインテリアを象徴するディスプレイリングにもフューチャー的なデザインが入りました!

従来のディスプレイリングはフラットな光り方でしたが、マイナーチェンジ後は近未来的な模様が刻まれており、メリハリのあるライトパターンになりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

センターディスプレイのスイッチもステアリングスイッチと同様にフラット&ピアノブラック化されています。

この部分についてもLci後のクラブマン(F54)とクロスオーバー(F60)に採用されていたものがMk-3にも採用されました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

メディアではあまり触れられていませんが、こんなところにも新デザインが!

今までは左右で独立していたドリンクホルダーがくっ付いています。

人と人との距離が離れがちなこの時代ですので、飲み物くらいは近い距離で居ましょう、というメッセージを感じずにはいられません。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

クラブマン(F54)とクロスオーバー(F60)に採用されていた電子式パーキングブレーキがついにハッチバックとコンバーチブルにも採用されました。

ワンタッチでパーキングブレーキのON/OFFが行えるスグレモノです。

BMWと同様にオートホールドブレーキがMINIに採用される日も近いかもしれませんね。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

ナビのコントローラーにも変更があります。

何故ここだけオレンジ色?と思っていた部分が無くなり、単色のシンプルなコントローラーになりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

ダッシュボード周り

 

エアコンの吹き出し口もしっかり新デザインです。

ここも他の部分と同様にシンプルかつ近未来的になっています。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

今までは内側の吹き出し口は独立したパーツで構成されていましたが、今回はインテリアパネルと一体化されています。

これにより、今まではオプション設定のあったシークレットコンソールが無くなりました。

シークレットコンソールはカタログにも載っておらず、認知度が低いオプションです。

Mk-1とMk-2のオーナーはココのパネルを押してみてください。…もしかしたら開くかもしれません!

 

夜のドライブをムーディーに演出!お子様にも大人気のアンビエントライト

インテリアサーフェス下部にもアンビエントライトがインストールされ、G系のBMWに近いイメージになりました。

 

ライトスイッチも!?

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3  

 

…と思ったらここは一緒でした。

フロントフォグランプが廃止されましたのでスイッチがブランクになっています。

 

他にもこんな変更点がたくさん!

 

ドアミラーのデザインも新しくなっています。

今までは丸く可愛らしい形状でしたが、エッジの効いたシャープな流線型へ変わりました。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3

 

恐らくLci後のクラブマン(F54)クロスオーバー(F60)のドアミラーと同様のデザインかと思われます。

左:クラブマン(F54) 右:クロスオーバー(F60)

 

アルミホイールについてはマイナーチェンジを機に新しいデザインが採用されています。

展示されていたMk-3にはパルススポークという18インチのホイールが装備されていました!

近未来的にアップデートされたMk-3にマッチしたデザイン!!

ダイヤモンドカットのポリッシュ部分とグロスブラックが組み合わされ、パルス状のラインがその対比を際立てています。

タイヤサイズには変更がなく、従来通りの205/40R18でなかなかのロープロ(扁平)っぷりですので、くれぐれもガリキズには注意したいところですね…特にこのパルススポークはリペアも高くなりそうな気がします(笑)

 

その他にもいくつかのデザインが新たに追加されています。

 

4番の17インチ ペダルスポークも新たに仲間入りしています。

また、パッと見は気付かなかったのですが7番の16インチ リヴォレットスポークも新デザインです。

スペクトルグレーというカラーは新しいのですがホイールのデザイン自体は隣のヘリスポークとあまり変わらない…?

 

ナビゲーションシステムもしっかりと手が入っております。

メイン画面とサブ画面の2分割が設定できたのですが、今回からは3分割までの設定が可能になりました。

その他にも、それぞれのメニューデザインも新しいデザインへ書き換えられており、とても新鮮でした。

ちなみに、コロナウィルスの影響でナビに使用するパーツが不足しており、新車をオーダーするタイミングによってはナビ機能が省かれたシステムが搭載される可能性があるとのこと。

ナビはスマホで代用することも可能ですが、オーダーする際には事前のチェックが必要です。

左:Lci前 Mk-2 右:Lci後 Mk-3

 

とっても便利なアクティブクルーズコントロール

 

 

ミニに乗って長距離運転の強い味方!アダプティブクルーズコントロールを動画で解説します!

 

ハッチバックとコンバーチブルは30km/hを下回ると自動的にOFFになってしまったのですが、Mk-3はストップ&ゴー機能に対応しました。

今までは高速道路メインで使用しているユーザーが多いと思いますが、これからは渋滞の多い一般道でも便利ですね!

ちなみに、Mk-2はコーディングを行うことにより、ストップ&ゴー機能を追加することが可能ですので、ご契約時のオプションメニューとして承っております。

 

こちらはMINIに初めて装備される機能です!ニュースです!

走行中に車線を認識し、ハミ出そうになるとステアリングが振動して警告してくれる機能が車線逸脱警告(レーンディパーチャーウォーニング)です。

BMWではお馴染みだった機能がMk-3からMINIにも採用されました。この勢いで車線変更警告(レーンチェンジウォーニング)も付けばもっといいですね!

 

続いてはボディカラーについての変更点です。

2012年にリリースされたベーカーストリートという限定車があります。

 

ベーカーストリート限定カラーだったルーフトップグレーが復活しています。

廃止されてしまったホワイトシルバーに替わるカラーとして復活したのでしょうか!?

 

あとがき

様々なメディアで取り上げられた今回のLci。

変更後の画像と文面だけではピンと来ないお客様が多いと思いましたので今回のブログはどのメディアよりもわかりやすく!詳しく!お届けいたしました。

現在はオーダーを受け付けている段階で納車時期は未定になるそうですが、Mk-3が街中を走っている姿を見るのが今から楽しみですね。

イールに歴代F56が並ぶ日も近いはずですので是非、ご来店の上で見比べてみてください!

 

 

取材協力

MINI SETAGAYA

http://www.setagaya.mini.jp/ja_JP/home.html

〒158-0095  東京都世田谷区瀬田3-5-4
 
MINI OTA
〒145-0065 東京都大田区東雪谷2-4-3
 

 

 

 

 

 


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2013.11.19公開 / 2013.11.19更新

新型F56情報!

 

みなさまこんにちは!

 

昨日の18日にワールドプレミアにて発表された新しいBMWミニ。

 

その画像がどんどん出てきていますね!

 

イールもFacebookでUpしていますが、ブログでもご紹介します!

 

mini-hatchback-2014-front-quarter-static mini-hatchback-2014-front-quarter-static-pair mini-hatchback-2014-rear-cornering

 

外見は今までのスパイショットと大きく変更はなさそうですね!

 

色々な部分が新しくなっていますが、やはりミニ。大きく変わってはいても面影は残っています。

 

 

そして内装!

 

こちらはセンターメーターからハンドル前方にメーターが移動し、センター部にモニターが!

 

各スイッチも色々変更になってますね!

 

mini-hatchback-2014-interiormini-hatchback-2014-dialsmini-hatchback-2014-interior-buttons mini-hatchback-2014-interior-idrive-detailmini-hatchback-2014-main-screenmini-hatchback-2014-sat-nav-screen

 

東京モーターショーに登場するみたいなので、いち早く現車を見たい場合は東京モーターショーにLet’sGo!

 

今回は幕張メッセではなく、ビッグサイトですのでお間違えなく。

 

発表スペック(現地)

MINIクーパーS: MINIツインパワー·ターボ·テクノロジー(ターボ充電、直接噴射、可変バルブ制御、可変カムシャフト·コントロール)、

4気筒ガソリンエンジン 1998cc

出力:141 kW/192馬力容量700から6 000 rpm

最大トルク:280nm-4750回転

加速度(毎時0〜100キロ):6.8秒(自動:6.7秒)

最高速度:毎時235キロ(毎時233キロ)

平均燃料消費量*:5.7〜5.8リットル(5.2〜5.4リットル)/ 100キロ

CO2排出量:133〜136グラム/キロ(122〜125グラム/キロ)排ガス排出基準:EU6。

 

MINIクーパー:MINIツインパワー·ターボ·テクノロジー(ターボ充電、直接噴射、可変バルブ制御、可変カムシャフト·コントロール)
容量:3気筒ガソリン1499cc
出力:100 kW/136馬力- 6 000回転
トルク:220Nm- 4000回転
加速度(毎時0〜100キロ):7.9秒(自動:7.8秒)
最高速度:毎時210キロ(毎時210キロ)
平均燃料消費量*:4.5〜4.6リットル(4.7〜4.8リットル)/ 100キロ
CO2排出量*:105〜107グラム/キロ(109〜112グラム/キロ)