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2021.01.26公開 / 2023.05.06更新

買うなら今がラストチャンス!?今さらもう聞けない第2世代BMWミニの魅力とは?【ミニ専門店イール横浜】

 

2002年3月2日(ミニの日)にBMWからニューミニが日本で発表され、熱狂を持って迎えられたあの日から20年近くが経過した今もなお、ミニの人気はまったく衰えることを知りません。

初代(第1世代R系)、2代目(第2世代R系)、現行型(第3世代F系)と、ミニには各世代、各モデル、各グレードごとに特色があり、輸入車ブランド国内販売台数もここ数年連続して1位と言う素晴らしい成績をおさめてます。ただその間口の広さゆえに、「ミニの中古車選びって難しい!」と感じる方も多いと聞きます。

 

現在、ミニ専門店iR(イール)では、現行モデルである第3世代(F系)ミニを中心に取り扱うiR世田谷と、1世代前の第2世代(R系)ミニを中心に取り扱うiR横浜の2店舗があります。

 

iR世田谷 BMW MINI 在庫車一覧

iR横浜  BMW MINI 在庫車一覧

 

そこで今回のブログはiR横浜のマネージャーである私がオススメする”第2世代BMWミニ”に絞ってミニの中古車の魅力を専門店目線で紹介したいと思います。

 

まずはその第2世代のボディバリエーションをおさらいしてみましょう。

R56(3ドアハッチバック)、R55(クラブマン)、R57(コンバーチブル)、R58(クーペ)、R59(ロードスター)、R60(クロスオーバー)、R61(ペースマン)

とミニ史上最多の7モデル

ちなみに現行モデルのF系ミニは5モデルです。

 

ではなぜあえて今さら第2世代ミニをオススメするかと言うと・・・

「見た目が可愛くてお洒落だから?」

「現行モデルに比べて安いから?」

いえいえ、それだけじゃないんです!

このブログを最後まで読んでもらえれば、きっとあなたの知らない第2世代BMWミニの魅力に気づくはず。ぜひ最後までご覧ください。

 

[2021.11.06更新]

 

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第2世代R系ミニとは?

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2007年1月 2代目ミニが日本デビュー/前期型モデル

2006年に実施したフルモデルチェンジにより2代目へとバージョンアップしたミニ。欧州では同年8月、日本では2007年1月正式発表されました。

プジョー・シトロエンとBMWが共同開発した新型エンジンが搭載され、クーパーSはスーパーチャージャーから直噴ターボエンジンに変更され、信頼性と環境性能もUP。街中でも高速道路でも力強い加速感が味わえます。

 

ミッションは信頼性に問題があり最大のウィークポイントだった従来のCVT(無段変速)から、信頼性の高い日本製のアイシンAW製の6速ATが採用されました。MTは全グレードで6速になり、坂道発進時にブレーキペダルから足を離しても2秒間ブレーキが効いたままで後ろに下がることがない「ヒルアシスト機能」により、さらにドライブも快適になりました。

 

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2010年5月 エンジンのマイナーチェンジ/中期型モデル

 

マイナーチェンジを受けた後期型エンジンに変更。バルブトロニック(可変バルブ機構)やブレーキ回生システムが採用され、出力・燃費ともに向上し、最高出力は175psから184psにパワーアップ! 水漏れし易いといわれていたサーモスタットハウジングが対策品に変更されました。さらに、MT車にはアイドリングストップも搭載。

前期モデルと中期モデルとでは外装、内装ともにデザインの違いはありません。

 

 

2010年10月 デザインのマイナーチェンジ/後期型モデル

2010-1

 

エンジンの仕様変更から遅れること約半年、デザインのマイナーチェンジが行われました。前後バンパー下部のデザインやフォグランプ、テールランプの形状変更が行われ、さらにスタイリッシュなデザインになりました。インテリアではセンターメーター内のスイッチや、エアコンスイッチ周辺がシルバーからブラックに変更になっています。

 

では実際に前期と後期の違いを画像で見ていきましょう。

 

エクステリア全体

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インテリア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エクステリア2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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基本グレードの選び方

第2世代ミニ各モデルに設定されたグレードは大きく分けて4つ。最初にお伝えした「モデル(3ドアとかクラブマンとか)」×「グレード(クーパーとかクーパーSとか)」の組合わせで構成されてます。

各グレードの写真と一緒に特徴をご紹介していきたいと思います。

 

ワン(ONE)

ミニ3ドアハッチバック ワン(R56)

 

ONEはミニのエントリーグレードになります。特徴はボディカラーとルーフカラーが同色であるところ。エンジンパワーは一番控えめになりますが、アルミがスチール製だったり、エアコンがマニュアルエアコンであったり、装備は全体的にとてもシンプルで必要最低限に抑えられています。知ってる方に言わせると、「ONEがある意味一番ミニらしい」という方も。

 

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クーパー

ミニクラブマン クーパー(R55)

 

クーパーはスタンダードグレードになります。エンジンパワーも街乗りにスポーツ走行に、とてもバランスが取れています。メッキパーツが多く使われ、クラシックな雰囲気を味わうには一番のグレードとなります。室内にはオートエアコンや、カラーチェンジができる純正イルミネーションなどが装備され、快適さも両立したオールラウンダーと言えます。

 

 

クーパーS

ミニ3ドア クーパーS(R56)

 

やんちゃなスポーツグレード、クーパーS。小さなボディに直噴ターボエンジンを搭載しています。街中でも加速力の違いははっきりと体感することができ、その走りはまさにスポーティの一言。外観は専用のエアロパーツやセンター2本出しのスポーツマフラー、16or17インチアルミホイール、HIDヘッドライトが装着され、内装もスポーツシートに3本スポークのレザーステアリングなど、上位モデルにふさわしい高級感のある仕様となっています。

 

 

JCW(ジョンクーパーワークス)

ミニクーペ JCW(R58)

 

最上級グレードJCW。クーパーS用のエンジンの各種パーツをバージョンアップすることで、小さなボディに211psという大パワーを手に入れました。その走りは街中では持て余してしまうほど。さらにブレンボ製ブレーキや専用エキゾーストシステム、専用セッティングのサスペンション、エアロパーツやレカロ製スポーツシートなど、数々の装備もオプションとして設定。ルーフとミラーキャップにチリレッドが選択可能になりました。

 

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ここからさらに、ミニクロスオーバー(R60)とミニペースマン(R61)には、ディーゼルエンジンのクーパーDやその上位モデルクーパーSD、更にはALL4といった4輪駆動もグレード化されています。クルマの使用用途や乗り方に合わせて選んでください。。

 

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と言う事で第2世代BMWミニの超基本的なおさらいが終わったところで、ここからはその魅力に迫ってみたいと思います。

 

 

魅力その1 豊富なモデル(ボディバリエーション)

ミニ モデル別ガイド

 

第2世代ミニの魅力の一つに豊富なモデル(ボディバリエーション)があります。その数はなんと7モデル! 第1世代が2モデル、第3世代が5モデルなので、いかにボディバリエーションが多かったかわかりますね。

ハッチバックからワゴン、オープン、SUVまで、幅広いユーザー層やあらゆるシーンに対応できるのが第2世代ミニのすごいところ! 当時はミニが1番ミニらしく、様々なことにチャレンジをしていた時代だったと思います。

以下に各モデル紹介していきたいと思います。きっとミニの懐の深さがわかるはず。

 

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ミニ3ドアハッチバック(R56)

 

ミニと言えばこれ! クラシックミニから続く伝統を受け継ぎ、パッと見てミニとわかるデザインはまさに不変。一番小さくて一番ミニらしいミニに乗りたい方はこちらを選んでください。

 

 

ミニコンバーチブル(R57)

 

電動開閉式ソフトトップを持つオープンモデルです。第1世代では停車中のみだった開閉動作も、時速30km以下であれば可能となりました。幌を閉めた際の後方視界の悪さをカバーするリアセンサーを標準装備。このサイズで大人4人でオープンエアが楽しめるクルマなんて他にはありません!

 

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ミニクラブマン(R55)

 

ワゴンタイプのミニ。全長がハッチバックより240mm長く、後席のレッグスペースは80mm拡大、それにより荷室の容量もハッチバックと比べ350Lアップしました。

ボディ右側のクラブドアや観音式のリアドア、そしてクルマ全体のフォルムなど、まさに個性の塊のようなクルマです。「一番お洒落なミニください」と言われたら、個人的にはクラブマンが一押しです。

 

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ミニクロスオーバー(R60)

 

ミニ史上初の4ドア5人乗り、SUV、そして4輪駆動をはじめて設定したモデルになります。ボディサイズも4mを超える全長と全幅1.7m超で3ナンバー枠となったはじめてのミニモデルにもなります。さらに2014年のマイナーチェンジの際にはこれまたミニ初のディーゼルエンジンも搭載されました。ファミリー層やレジャー利用のユーザーも味方につけ、ミニの可能性を一気に広げた立役者です。

 

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ミニクーペ(R58)

 

通称ヘルメットルーフと呼ばれる小さな屋根をチョコンと乗せたユニークなスタイルが特徴の2シータークーペ。見た目の可愛さとは裏腹に、1200kgを切る車両重量と重心の低さによって走りはとってもシャープ。レースシーンで活躍するなど、ミニ史上一番のスポーツモデルと言えます。流通台数が非常に少ないため、人と被りたくない方にもおすすめ!

 

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ミニロードスター(R59)

 

ミニクーペをベースにソフトトップを備えたオープンモデル。ルーフの開閉は手動式を採用(一部海外仕様にはセミオートモデルも有り)し、コンバーチブルより40~50kgほど軽い車両重量を実現しました。80km/hを超えると作動するアクティブリアスポイラーもクーペと同様に装備し、走るたびにワクワクする仕掛けも◎。幌を降ろした時のカッコ良さはロードスターならでは。個人的にはカッコ良さナンバーワンミニはロードスターです。

 

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ミニペースマン(R61)

 

第2世代ミニの最後に発売された7番目のモデル。クロスオーバーベースに斬新な3ドアクーペボディを採用しました。乗車定員は4名で大人がゆったり乗ることが可能。ファミリーユースにも人気だったクロスオーバーに対して、より趣味性の高いモデルで、居住性とスタイリッシュさを程よくミックスしたモデルになります。「あえてペースマンを選びました!」と胸を張りたくなる個性派の1台です。

 

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魅力その2 ミニらしいサイズ感

日々安全基準などが進歩する近代の自動車の中で、どのクルマもボディサイズの大型化が目立ちます。ミニでさえもその波には逆らえず、第3世代BMWミニは全車3ナンバーサイズとなりました。現行モデルのクロスオーバー(F60)に関しては、全長4315mm、全幅1820mm、全高1595mmと、「もうミニではないのでは?」と一部から言われてしまうほどの大型ボディに。

 

 

ミニ3ドア

クーパー

(R56)

ミニクラブマン

クーパー

(R55)

ミニクロスオーバー

クーパー

(R60)

<現行モデル>ミニクラブマン

クーパー

(F54)

<現行モデル>ミニクロスオーバー

クーパーD

(F60)

全長3,700mm3,937mm4,105mm4,270mm4,315mm
全幅1,685mm1,683mm1,790mm1,800mm1,820mm
全高1,430mm1,426mm1,550mm1,470mm1,595mm
乗車定員4名4名5名5名5名

 

それに比べて第2世代BMWミニは全長4m以下、全幅1.7m以下で、今では希少な5ナンバーサイズのプレミアムコンパクトカーになります。第2世代ミニで唯一3ナンバーサイズになってしまうクロスオーバーとペースマンも、全長4105mm、全幅1790mmほどなので、都内の駐車場や狭い路地でも運転するには支障のないサイズにおさまっています。ちなみに、第2世代ミニは全モデル1550mm以下になりますので、立体駐車場のも問題なく入るサイズとなります。

運転のし易さは当然ですが、「小さいクルマが好き!」という方にもおすすめです。

 

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魅力その3 クラシックなデザイン

 

ミニと言えば、クラシックミニにインスパイアされるクラシカルなデザインをイメージする方が多いと思います。初代モデルから2回に渡りフルモデルチェンジを行ったBMWミニですが、現行モデルにあたる第3世代F系ミニはBMWとプラットフォームも共有化され、デザインもとても近未来的になりました。イギリス車から最新のドイツ車に少し近づいたような雰囲気と言えるかもしれません。

 

ミニ3ドア ベーカーストリート(限定車)

 

それに比べて初代と第2世代R系ミニは、大きなセンターメーターなどオールドな雰囲気も残っており、他に似るもののないデザインや豊富なオプションは他車とは比べることができないほど。「クラシックカーはちょっと買う勇気がないけれど、レトロさもあるクルマが欲しい」という人にはとてもおすすめです。

 

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魅力その4 MTで操る楽しさ&ゴーカートフィーリング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本自動車販売協会連合会によると2019年の乗用登録車販売に占めるMT比率はわずか1.4%になるそうです。

それに比べて、第2世代R系ミニの中古車MT比率は約11%と圧倒的にMT比率が高いクルマと言えます。やはり自分の意のままにクルマを操る楽しさがMINIのDNAには刻み込まれていると言えます。

 

ちなみに、現行モデルF系ミニは3ドアハッチバック(F56)にMTの設定がありましたが(一部限定車にてミニ5ドア(F55)に設定あり)

、しかしなんと!2020年2月を最後にMT車の生産が停止になってしまいました!(JCWもATのみに!)

しかしご安心ください。初代~2代目R系ミニには全モデルMTが設定されていますので、MT好きの方にはこれしかないっ! というぐらいおすすめしたいと思います。

 

 

また、ミニを調べていると必ず出てくるワード「ゴーカートフィーリング」。ミニのキビキビとした走りの代名詞なのですが、このゴーカートフィーリングをわかりやすく体感できるのはここで紹介している第2世代BMWミニではないかと思います。

現行モデルF系ミニは、BMWとプラットフォームを共有化したことにより、ハンドリングの良さに加えて乗り心地を含めた走りの質も大幅に向上しました。分かりやすく言うと乗り味はとても心地よく、速く快適になったという感じです。

 

それに比べてR系ミニには「多少のやんちゃ感」があり、路面の状況をダイレクトにハンドリングで感じることができます。多少のゴツゴツ感はあるものの、クルマを操る楽しさと乗り心地のバランスは3世代ある中でも一番ではないかと思います。

 

もちろん乗り心地が悪いということでは全くありませんので、iRにお越しの際はぜひ試乗をして、ミニをMTで走らせる楽しさを体感してみてください♪

 

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魅力その5 細部までこだわりを感じる限定車や特別仕様車

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第2世代ミニにはたくさんの限定車や特別仕様車が発売されました。その限定車にしかない特別色や専用装備が与えられたモデルの中には、現在でも中古車市場で高い人気を得ているミニが数多く存在します。製造期間や販売台数に限りのある希少性の高い限定車にはスタンダードモデルにはない魅力が溢れています。

スタンダードモデルではオプションとなるレザーシートが驕られていたり、専用色が設定されたりと細部までこだわり抜いた限定車の中には、もしかするとあなたのどストライクな1台が見つかるかも?

今回はそのなかでも毎回入庫するとすぐに売り切れになってしまう超オススメの限定車・特別仕様車を4モデルご紹介します! 

 

ミニ3ドア 50メイフェア /Mayfair

 

MINIの生誕50周年を記念して登場した特別モデル。台数限定ではなく、2009年11月から2010年7月までの期間限定で発売されました。R56中期型モデルですが、いまだに高い人気を誇る限定車です。

「MINI 50 Mayfair」は輝かしいミニの「過去」をイメージしたクラシックな印象を与えるデザインが特徴になります。ボディーカラーはホットチョコレート、ペッパーホワイト、ミッドナイトブラックの3色が選択出来、専用デザインのホイールやピンストライプのミラーキャップ、アディショナルヘッドライト、ボンネットストライプが装着されました。

 

 

ミニクラブマン ハンプトン/HUMPTON

 

クラブマンの先祖にあたるトラベラーやカントリーマンの誕生から50周年を記念した限定車。ボディカラーはリーフブルー、ミッドナイトブラック、エクリプスグレー(クーハ゜ーSのみ)の3色ありますが、専用色のリーフブルーがダントツ1番人気です!

アルミホイール、センターキャップ、ドアミラーキャップ、レザーシートのパイピングなど、内外装至る所に専用色のダムソン・レッドが施されており、レギュラーモデルでは見ることのできない特別感と高級感が溢れるデザインになっています。

 

 

ミニクラブマン ボンドストリート/BOND STREET

 

MINIの生まれ故郷である、ロンドン有数の高級ショッピング街の名前を冠したデザインパッケージになります。ミッドナイトブラックに、クール・シャンパンのCピラー、ボンネットストライプ、ルーフ、ミラーキャップが採用されています。

また、内装にもディープ・シャンパンを施されたレザーシートやインテリアサーフェス、レザー仕上げのダッシュボードなどインテリアも超豪華仕様となっています! それと名前もカッコいいです♪

 

 

ミニコンバーチブル ハイゲート/HIGHGATE

 

ハイゲートはコンバーチブルで唯一の特別仕様車で、ロンドン北西部にある閑静な住宅街の地名に由来。ボディカラーは落ち着きのある専用色アイスドチョコレートになります。パッと見、黒にも見える濃いブラウンはメタリックが強く、光の当たり具合でキラキラと表情が変わるのが特徴です。(ホワイトシルバー、ミッドナイトブラックも選択可)

幌にも専用カラーのシルバータッチドブラウンを採用し、ダークトリュフでレザーシートとカラーラインは統一され、内外装共に落ち着いた大人の印象の特別仕様車です。

ただでさえ球数の少ないコンバーチブルの中のデザインパッケージになりますので、中古で見つけたら即買いをおすすめします!

 

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【まとめ】第2世代BMWミニを多数在庫中!

 

いかがでしたでしょうか? 第2世代BMWミニの魅力が少しでも伝わりましたでしょうか?

デビューから約10年が経ち、年々車両状態の良い個体の数が減ってきている第2世代R系ミニ。考え方次第では、状態の良いものは今しか手に入らない、言い換えれば、今が購入のラストチャンス! とも言えるでしょう。

 

ミニ専門店iRでは、そんな第2世代BMWミニを多数在庫しています!

iRの仕入れ担当者が毎日必死になって日本全国、1日数百台のリストの中から良質なミニを買い付けをしておりますので、気になるミニがあればお気軽にイール横浜までお問い合わせください。希少車は特に早い者勝ちですよ♪

 

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2018.05.25公開 / 2020.03.10更新

グラム単価(¥〇/100g)で見るミニの価格!最高値はあの限定車!?

武藤サムネ画像

 

スーパーで買う牛肉はアメリカ産だと100gあたり198円、国産牛だと700円~900円?

500mlペットボトルのミネラルウォーターはコンビニなら120円。スーパーなら98円!?

ガソリンは近くのスタンドじゃなくて、少し離れてても5円安いスタンドにわざわざ行ったり。

 

日常生活で目にする物の価格は、100g・1L単位の表示をされていることがあっても、その価格の相場が分かっているので「安い・高い」のイメージはしやすいですよね。

じゃあクルマは?ミニは?重さに対しての価格で考えたこと、ありますか?

 

今回は、ミニの価格を日常で良く目にする100g単位での価格、グラム単価に置き換えてみました。

いつもと違った視点からミニの価格を見てみると、意外な結果に!?

 

 

 

参考価格

まずは参考までに日常良く見かけるモノの価格をグラム単価に置き換えてみました。

(相場、計算方法などはあくまでザックリです)

 

ミネラルウォーター ¥20/100g

ガソリン(ハイオク) ¥20.5/100g

国産豚肉 ¥200/100g

コーヒー豆 ¥300/100g

国産牛肉 ¥700/100g

金(K24) ¥483,200/100g

ダイヤモンド ¥302,000,000/100g (1.00カラット=0.20g )

 

金やダイヤに関してはワケが分からない数字になってしまいました。これは参考にならないかな・・・

 

 

MINIの現行モデルで比較

それでは早速、ミニの現行5モデルのグラム単価を調べてみましょう。

今回はノーマルグレードであるクーパー(A/T)で比較。グラム単価の高いモデルからランキングにしてみました。

(クロスオーバーのみクーパーの設定が無い為、クーパーDにて比較)

 

1位 / MINIコンバーチブル(F57)

263.6円/100g

(3,480,000円/1,320kg)

 

2位 / MINI5ドアハッチバック(F55)

257.1円/100g

(3,240,000円/1,260kg)

 

3位 / MINIクロスオーバー(F60)

255.2円/100g

(3,930,000円/1,540kg)

※グレードはクーパーD

 

4位 / MINIクラブマン(F54)

250.3円/100g

(3,580,000円/1,430kg)

 

5位 / MINI3ドアハッチバック(F56)

233.3円/100g

(2,800,000円/1,200kg)

 

グラム単価が最も高額なのはコンバーチブル。驚きなのは5ドアハッチバックが最新モデルのクロスオーバー(しかもディーゼルエンジン)よりも、そしてMINIモデルの中ではラグジュアリーモデルに位置付けされるクラブマンよりもグラム単価で見ると高値だということ。いきなり予想外の結果です。

1位のコンバーチブルと5位の3ドアハッチバックの100gあたりの価格差は30円と、ミニ全体ではそれほど大きな価格差が出ていないこともわかりました。

 

また同モデル内の場合、重さはほとんど変らないのでグレードが上がると、当然グラム単価も高値になります。

ちなみに3ドアハッチバック(F56)の場合だと

 

MINI3ドアハッチバックone

203.3円/100g

(2,440,000円/1,200kg)

 

MINI3ドアハッチバックJCW

339.8円/100g

(4,350,000円/1,280kg)

 

と100gあたり137円の差。グレードによる価格差はかなり大きいようです。

 

 

過去の限定車を含め歴代最も高いミニは・・・!?

ではこれまでに発売された全モデル全グレード全限定車の中から、最もグラム単価の高いミニは何でしょう?

調べられる範囲、そして【高額】の心当たりのあるモデルで比較してみました。

今度はグラム単価が安いほうから並べていきます。さぁ、最も高いミニは・・・!?

 

第8位

現行ミニクロスオーバーJCW(F60)

344.8円/100g

(5,620,000円/1,630kg)

 

第7位

現行ミニコンバーチブルJCW(F57)

347.5円/100g

(4,830,000円/1,390kg)

 

第6位

第二世代ミニコンバーチブルJCW(R57)

358.8円/100g

(4,700,000円/1,310kg)

 

第5位

第二世代ミニペースマンJCW限定車ブラックナイト(R61)

366.9円/100g

(5,430,000円/1,460kg)

 

第4位

第二世代ミニロードスターJCW(R59)

381.7円/100g

(4,810,000円/1,260kg)

 

第3位

第二世代ミニ3ドアハッチバック限定車ジョンクーパーワークスGP(R56)

383.3円/100g

(4,600,000円/1,200kg)

 

第2位

第二世代ミニ3ドアハッチバックJCW限定車チャンピオン・シップ50(R56)

416.7円/100g

(5,000,000円/1,200kg)

 

第1位

第二世代ミニ3ドアハッチバック限定車インスパイアード・バイ・グッドウッド(R56)

448.8円/100g

(5,700,000円/1,270g)

 

最高値はやはり限定車のグッドウッド。第二世代3ドアハッチバック(R56)をベースにしている為、車輌重量が軽い上、歴代最高の570万円という車輌価格により、グラム単価でもダントツの1位。

限定車が名を連ねる中、ミニロードスターのJCWが健闘。こちらも軽い車輌重量に対しての高額な価格によりランクインしています。

また、サイズ・排気量が大きくなり、機能は進化しているのに、グラム単価で見ると現行モデルの方が第二世代のモデルより安いということも新たに分かりました。「最近のミニは大きいし、高い」というのは一概に言えないのかも!?(あくまでグラム単価で見た場合)

 

 

まとめ

グラム単価で見るモノの値段。今回はミニの車輌本体価格で比較してみました。

結果的にミニのグラム単価はノーマルグレードで約250円/100gなので、コーヒー豆よりも安い!?ということになりました。

 

 

これを見て安いと思うか高いと思うかは別として、少し違った視点からミニを見てみると意外なことが見えてくる。ということがわかりました。次はローバーミニを。イールの在庫車輌を。パーツごとのグラム単価は!?と色々と妄想が膨らみますが、今回はこの辺で。


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2017.04.29公開 / 2020.03.10更新

もう人気が無いなんて言わせない!ミニクーパーペースマン(R61)の魅力について徹底解剖!

武藤ヘッダー

 

クロスオーバーをベースに、4人乗り2ドアクーペとしてデビューしたものの、使い勝手ではクロスオーバーに、ミニらしいコンパクトさでは3ドアハッチバックに軍配が上がり、双方の陰に隠れてしまっていた不遇のミニ。そのモデルの名前は「ペースマン」。

 

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「先を行く者」という意味で付けられたこのネーミングのせいか、時代を先取りし過ぎた(!?)このモデルについて

この機会に徹底解剖しその魅力に迫ってみようと思います。

 

ペースマンとは

 

2013年、MINIのラインナップに7番目のモデルとしてデビューした4人乗り2ドアクーペ「MINI PACEMAN」。基本的なボディは、2011年にデビューしていたクロスオーバーをベースとし、後方にかけてスムーズに傾斜したルーフラインと、逆に後方にかけて上昇するショルダーラインが特徴。エレガントで美しいクーペラインが表現されています。

 

 

 

また、ミニ初となる横長の大型テールライトもミニペースマンの特徴のひとつ。クロスオーバーから設定された3ナンバーの普通車サイズのミニでありながら、室内空間を贅沢に使用した4人乗りのみの設定で、ラグジュアリー路線のミニという全く新しいコンセプトとしてデビューしました。

今考えてみると、2015年に発表された新型クラブマン(F54)は、ミニペースマン(R61)のコンセプトやデザインを継承したモデルなのかもしれません。

その洗練されたフォルム、デザイン、コンセプトは玄人好みとも言われており、第34回(2013-2014)日本カーオブザイヤーでは、栄えある10ベストカーに選出!実はミニの全モデルの中で日本カーオブザイヤーでベスト10入りしたのはペースマンだけ。すごいぞ、ペースマン!

 

クロスオーバーとの比較

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やはり比較されてしまうのは兄弟?兄貴分?のミニクロスオーバー。

 

そもそもクロスオーバーが発表された2011年当初「3ナンバーのミニなんてミニじゃない」「大きすぎる」と大きくなりすぎたミニには賛否両論の意見が飛び交っていましたが、5ドアの使い勝手の良さや、ミニ初の5人乗りとして徐々に人気が出始めました。そんな時、2年遅れで発表されたのがペースマン。

5ドアのクロスオーバー人気が最高潮のタイミングで、2ドアのペースマン・・・。順番が逆ならもっと注目されていたのでしょうか???

デビューしたばかりのペースマンの車輌本体価格は、当時のクロスオーバーよりも約10万円程高い設定。とにかく贅沢でラグジュアリーなミニだった為、新車販売時にそのデザインや佇まいにビビッ!ときた方でないと、なかなか選ばれにくいモデルでもありました。

 

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ボディサイズは

ミニクーパーペースマン

全長/4120mm

全幅/1785mm

全高/1530mm

 

ミニクーパークロスオーバー

全長/4105mm

全幅/1790mm

全高/1550mm

 

と然程、大きな違いは有りません。しかし注目すべきはドアのサイズ。

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ほぼ同全長のボディでありながら、2ドアになった分、後部座席への乗り込みを考慮した大きなドアにより乗り込み口が大きく開口。クロスオーバーのフロントドア幅が約100cmになのに対し、ペースマンのドア幅は約135cm!

ゆったりとしたラウンジ空間へ、ゆとりある乗り降りが可能となっています。

 

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また、ドアの枚数が減ったことでボディ剛性はクロスオーバーよりも強く、高速走行時の安定感がアップ。

 

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オプションではスポーツサスペンション、スポーツシート、スポーツレザーステアリングを全グレードで標準装備。(クロスオーバーは追加オプション) 他にもJCW以外の純正19インチアルミホイールがペースマン専用オプションとして用意されているなど、デザインや室内空間だけでなく、走りにもこだわったモデルとなっています。

 

ペースマンのメリット

贅沢空間“ラウンジコンセプト”

MINI Paceman

 

R61茶 – Spherical Image – RICOH THETA

 

ペースマン一番の特徴ともいえるがやはりリアシートの広々とした室内空間。

BMW初となるラウンジコンセプトの採用により、大人4人がゆったり座れる後部座席はまるで空港やホテルのラウンジを思わせるような、贅沢なくつろぎ空間が広がっています。ここでまた比較に出しますが、クロスオーバーは5人乗りではあるものの、170cm以上の大人が後部座席に3人座れば「ゆったり広々」とはとても言い難いものがあります。

クロスオーバーに4人で乗るって?ゆったり4人で乗るなら断然ペースマンですよ!

 

第2世代でセンターメーター埋込み型の純正ナビ!?

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純正の埋め込み型ナビといえば、第3世代から設定されたナビゲーションパッケージが思い浮かびますが、実は第2世代のミニクロスオーバーとミニペースマンでも、純正埋め込み型ナビが存在しています。

これは既にメーカーオプションとして登場していたMINIビジュアルブーストを応用したもので、センターパネル位置にcarrozzeria製のナビゲーション画面を映し出すといったものになります。

ビジュアルブースト画面からナビ画面に切替後は、タッチパネルでの操作が可能な他、地デジのテレビ視聴も可能!

詳しくはこちらのブログにまとめてあるのでご覧下さい。

 

見た目は新型!?使い勝手はそれ以上!ミニクロスオーバー(R60)の最強オプション!

 

 

中古車の価格が落ち着いてきている!

 

発売当初はクロスオーバーより10万円高く、ミニの中で最も高額で最も贅沢なモデルでしたが

発売開始から4年たった今、最初の車検を迎える or 更新したペースマンが出てきており、価格もお求め安い価格に落ち着いてきました。

例えば、同じ2013年式でグレードがクーパー、A/T車で走行距離2万キロ以下の場合の、

第2世代3ドアハッチバック(R56)ペースマン(R61)クロスオーバー(R60)を比較してみると

 

 新車販売価格中古車価格相場
R562,329,000円150~180万円
R613,250,000円160~190万円
R603,120,000円170~200万円

 

とこんな感じ!R56で検討されていた方は、同じ2ドアで4人乗りなら、ご予算をちょい足しして贅沢なペースマンに!なんてことも全然アリじゃないですか?

また、新車購入時に贅沢プライスがネックでペースマンを迷われていた方も、この価格なら・・・?

 

まさに今が狙い目ですよ。

 

 

こんな方にお勧め!

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正直、ペースマンがiRに入庫して実車を確認するまでは「どんな人がこのクルマを選ぶのか」あまり想像できませんでしたが、今回を徹底分析してみたことで幅広いお客様のニーズに応えられるモデルであることが見えてきました。

例えば・・・

 

3ドアハッチバック(R56)を検討されている方

この価格差なら候補に入れても良いのでは?駐車場や道路のサイズに無理がなければ!

 

3ドアハッチバック(R56)、初代クラブマン(R55)から乗換えを検討されている方

もともと2ドアで乗られていた方なら不自由なく乗れるはず!むしろ乗り降りはスムーズに!

 

普段2ドアにお乗りで不便で無い方

ミニ以外の2ドアにお乗りの方も、普段2人でしか乗らないという方も!

 

ミニらしいスポーティーな走りを求めている方

スポーティーな装備が標準装備なので、ミニらしい走りを体感するならペースマンもオススメです!

 

人と違うミニに乗りたい方

せっかくミニに乗るんなら、人と被らない個性派ペースマン!

 

 

最後に

 

というわけで今回はミニの中の異端モデル、ペースマンにスポットを当ててみました。

 

新車販売が終了した今、「先を行く人」ペースマンのペースにやっと追いつけた気がします。

ミニの中で最も贅沢で、最も洗練されたデザインのミニ。

今あえてのペースマンがイチオシです。

 

iRは今後、魅力的な個性派モデルMINIペースマンを積極的に買取&販売していきます。

こんなペースマンが欲しい!というリクエストや、大切に乗られたペースマンの買取・査定も受付中なので

まずはお気軽にご連絡下さい!