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2021.06.11公開 / 2021.06.12更新

あなたのミニは何セグメント?BMWミニのライバルたちとのサイズ比較してみました!

先日、BMWミニと比較されやすい他車の話をしていた時、「同じセグメントでないと比較対象にならないでしょ」と社長に言われました。はて?セグメント?なんぞソレ?!

 

調べてみると、欧州発祥の自動車の区分けで、階級分けが好きなのか自動車にもクラス分けをしているようです。

日本は何となく主義(良くも悪くも)のため、何となく区分けをしていたのですが欧州のセグメントに倣って区分けをすることにしたそうです。

今回のブログは、私の勉強も兼ねて書いてみました!

 

 

セグメントとは

セグメントとは、一般的に輸入車の車体サイズの目安の事を言います。

現在はマーケティングシステムズ社の全長を基準とした分類に分けられており、基本的には全長によって分類され、全長が短い(小さい)車からAセグメントで始まり、Bセグメント・Cセグメント・・・と全長が大きくなるにつれアルファベットが進み、最大がFセグメントになり「Lセグメント」と呼ばれる事もあるそうです。

 

また、内外装や性能、車種のイメージで総合的に分けられるそうで、全長が長いのに1個下のセグメントに属したり、その逆もあるそうです。

価格は基本的に無関係で、高額車でも全長が小さいからAセグメントに属したり、安価だけれども全長が長いからDセグメントに属したりするそうです。

 

関連ブログ:みんなBMWミニの前は何に乗ってたの?国産?輸入車?気になる他人のクルマ遍歴

 

Aセグメント~Cセグメント

iRで取り扱うローバーミニとBMWミニは、Aセグメント~Cセグメントのどこかに属します。

昔からミニが愛されているのは、小さな車体で可愛いだけでなく取り回しやすいサイズ感の割に走りを楽しめるクルマだからだと思います。

という事でまずは小さいクラスAセグメント~Cセグメントをご覧ください。

 

Aセグメント

全長3.7m以下 超小型車

日本車では、コンパクトカーの中でも小さい部類に入る車両と軽自動車が含まれ、トヨタのルーミーやパッソ、ホンダのNBOXが該当し、輸入車ではVW UP!・スマート・フィアット500・ルノー トゥインゴが該当します。

また、ローバーミニも超小型車に属します。

 

フィアット/フィアット500

画像引用元:FIAT HP

 

車種/グレード全長全幅全高
トヨタ     ルーミー/G3700mm1670mm1735mm
ホンダ     NBOX/G3395mm1475mm1790mm
VW      UP!/ムーブUP!3610mm1650mm1495mm
フィアット    500/ツインエアカルト3570mm1625mm1515mm
ルノー    トゥインゴ/インテンス3645mm1650mm1545mm

 

ローバーミニ

モデル全長全幅全高
ミニクーパー3075mm1440mm1330mm

 

 

Bセグメント

全長3.7m~4.2m コンパクトカー

日本のコンパクトカーは、ほとんどがBセグメントに該当してきます。

ホンダのフィットや、トヨタのヤリス、日産のマーチが該当し、輸入車ではVW POLO、アウディA1が該当します。

また、BMWミニの大部分はBセグメントに該当します。

 

BMWミニ/5ドア(F55)

 

車種/グレード全長全幅全高
トヨタ     ヤリス/Z3700mm1670mm1735mm
VW      POLO/TSIライン3395mm1475mm1790mm
アウディ    A1/1.4TFSI3610mm1650mm1495mm
フィアット    500/ツインエアカルト3570mm1625mm1515mm
ルノー    トゥインゴ/インテンス3645mm1650mm1545mm

 

BMWミニ(クーパーSのみ抜粋)

モデル全長全幅全高
ミニクラブマン(R55)第2世代3980mm1685mm1445mm
ミニ3ドア ハッチバック(R56)第2世代3745mm1685mm1430mm
ミニコンバーチブル(R57)第2世代3745mm1685mm1415mm
ミニクーペ(R58)第2世代3745mm1685mm1380mm
ミニロードスター(R59)第2世代3745mm1685mm1385mm
ミニクロスオーバー(R60)第2世代4120mm1790mm1550mm
ミニペースマン(R61)第2世代4125mm1785mm1530mm
ミニ5ドア ハッチバック(F55)第3世代4015mm1725mm1445mm
ミニ3ドア ハッチバック(F56)第3世代3860mm1725mm1430mm
ミニコンバーチブル(F57)第3世代3860mm1725mm1415mm

 

Bセグメントロング

セグメントは基本的に全長によって分けられますが、Bセグメントをベースとした車両の全長を伸ばしただけの車両で、Bセグメントロング・BCセグメントと呼ばれる車両があります。

日本車では、Bセグメントだったフィット(全長3900mm)が、全長を伸ばしてフィットシャトル(全長4410mm)としてBセグメントロングで発売されました。

それと同じようにBMWミニでは、第3世代クラブマン(F54)が全長4270mmにも関わらず、Cセグメントに属さず、Bセグメントロングに留まりました。

 

BMWミニ/クラブマン(F54)

 

BMWミニ(クーパーSのみ抜粋)

モデル全長全幅全高

クラブマン(F54)

第3世代

4275mm1800mm1470mm

 

関連ブログ:超意外な事実が判明!現行型ミニクラブマン(F54)とライバル車種を比べてわかったこと!ボディサイズ比較ランキング!

 

Cセグメント

全長4.2m~4.5m 小型セダン 中型ハッチバック

車内の大きさが程良く、Bセグメントでは手狭だった、大人4人と荷物が程良く載せられる大きさが中心です。

各メーカーCセグメントのラインナップに力を入れているかもしれません。

日本車ではトヨタ86、スバルインプレッサスポーツ、輸入車ではVWゴルフ、ボルボV40がラインナップされています。

後ほどSUVやミニバンについて触れますが、サイズ的には第3世代(現行型)のクロスオーバー(F60)はCセグメント相当に属します。

 

VW/ゴルフ

画像引用元:Wikipedia

 

車種/グレード全長全幅全高
トヨタ      86/G4240mm1775mm1320mm
VW       ゴルフ/TSIトレンドライン4265mm1800mm1480mm
BMW        1シリーズ/118i4335mm1800mm1465mm
アルファロメオ   ジュリエッタ/ヴェローチェマット4350mm1800mm1460mm
ボルボ     V40/T3キネティック4370mm1800mm1440mm

 

BMWミニ(クーパーSのみ抜粋)

モデル全長全幅全高
クロスオーバー(F60)第3世代4315mm1820mm1595mm

 

Dセグメント~Fセグメント

たまにお客様から、BMWミニはスライドドアって無いんですよね?と聞かれる事があります。

確かにスライドドアは便利ですが、残念ながら現行のミニにはありません。

 

ちなみに2020年にメーカーから発表された次世代ミニのコンセプトカーMINI Visionではスライドドアが採用されてるようです。

mini_vision1

 

mini_vision2

 

Dセグメント

全長4.6m~4.8m 中型セダン ステーションワゴン

日本では扱いやすいサイズで、スポーツ性や高級感をが兼ね備えたセグメントといえると思います。

日本車ではトヨタ マークX、マツダアテンザワゴン、輸入車ではVW パサート、BMW 3シリーズ、メルセデスベンツ Cクラス、アウディ A4がラインナップされています。

 

Audi/A4

画像引用元:Wikipedia

 

車種/グレード全長全幅全高
トヨタ       マークX/250G4770mm1790mm1435mm
VW        パサート/TSIエレガンス4790mm1830mm1470mm
BMW         3シリーズ/320i4715mm1825mm1440mm
メルセデスベンツ    Cクラス/C1804690mm1810mm1445mm
アウディ      A4/35TFSI4760mm1845mm1410mm

 

Eセグメント

全長4.8m~5.0m 大型セダン

ラグジュアリーセダンが揃うセグメントとなり、エンジン排気量は2.0L~3.0Lが主流です。

各メーカー、ラグジュアリーセダンを多くラインナップしている、いわゆる激戦区です!

日本車ではトヨタ クラウン、日産 フーガ、輸入車ではベンツ Eクラス、ボルボ V90がラインナップされています。

 

ボルボ/V90

画像引用元:Wikipedia

 

車種/グレード全長全幅全高
トヨタ       クラウン/RSアドバンス4910mm1800mm1455mm
メルセデスベンツ    Eクラス/E200スポーツ4940mm1850mm1455mm
アウディ      A7スポーツバック/40TDIクワトロ4975mm1910mm1415mm
BMW         5シリーズ/530i Mスポーツ4975mm1870mm1480mm
ボルボ      V90/B5モメンタム4945mm1880mm1475mm

 

Fセグメント

全長5.0m~ 上級セダン

最上位にあるFセグメントは、全長が5.0m以上のセダン・クーペ・ハッチバックになります。必然的に車両重量も重くなり、8気筒4.0L以上のエンジン搭載車両が増えてきます。

日本車ではトヨタ センチュリー、レクサス LS、輸入車ではメルセデスマイバッハ、BMW7シリーズなど、高級車がラインナップしています。

 

ポルシェ/パナメーラ

画像引用元:Wikipedia

 

車種/グレード全長全幅全高
トヨタ          センチュリー/センチュリー5335mm1930mm1505mm
メルセデスマイバッハ    Sクラス/S5605465mm1915mm1495mm
ジャガー         XJ/XJラグジュアリー5135mm1900mm1455mm
BMW            7シリーズ/740i5125mm1900mm1480mm
ポルシェ        パナメーラ/パナメーラ5049mm1937mm1423mm

 

SUVやミニバンは・・・。

一般的に、SUVやミニバンはセグメントに属さない車の様です。

色々調べてみると、無理やり全長をベースに該当セグメントに入れていたり、基本的には属さないが~・・・などの不確かな文章で曖昧にしていたり。

正直私でも分からなかったが結論なのですが、全長をベースにして分けると、第2世代クロスオーバー(R60)は全長4105mmでBセグメントに属します。また、第3世代クロスオーバー(F60)は全長4315mmでCセグメントに属するようです。

これでは、他のサイトの説明と変わらず、無理やり感ありますね・・・。(反省)

 

まとめ

私たちが普段気にしているのは、軽自動車・小型車・普通自動車(いわゆる3ナンバーや5ナンバー)の区分けと思います。

冒頭にも書きましたが、セグメントは欧州で用いられているクラスカテゴリー分けに使われているため、アメリカや日本ではセグメントという分けられ方は基本的に使われていませんが、各国の自動車メーカーは欧州の自動車市場に大きな関心を寄せていて、このセグメントを意識した商品開発が行われているようです。

税金を気にして何ナンバーなのか調べる事が多いと思いますが、輸入車(欧州を)中心に決められているセグメントが分かると、自分の車のライバル車も気になってきませんか?

BMWミニはほぼセグメント通りに、フィアット500やPOLO、ゴルフが引き合いの車になります。

自分の車のライバル車は何ですか?


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2021.04.16公開 / 2021.04.18更新

BMWミニ・クーパーDクラブマンに乗って 桜のトンネルを探しにいった

強い春風の吹いた翌朝、ミニ・クーパーDクラブマンで桜の名所を回る、ショート・トリップへ。
すでに桜は散りかけていたが、最後に訪れた埼玉のとある堤防で、見事な桜吹雪に巡り会うことができた。

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いにしえの桜の記憶

いちばん古い桜の記憶は、クルマのリア・シートからの景色だった。
保育園へ向かう途中の、古い神社の横の坂道。

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チャイルド・シートどころかシート・ベルトの規制すらない、おおらかな時代のことだ。
後席の足元は幼い弟や妹がはまってしまわないよう、古い毛布が詰め込まれ、まるで小さなベッドのようになっていた。

弟妹と一緒になって寝転んでいると、カーブでクルマが揺れるたびに身体が転がり回って、きゃっきゃっと面白がったものだった。

 

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「ほら、桜のトンネルみたいでしょ」

道の両側にあった桜の下を走りながら、母が後ろの子供たちを一瞬振り返る。
もはやその表情は、記憶の彼方だ。
けれど、桜色に染まっていた空を、今も覚えている。

保育園時代の記憶として残っているのは、もう桜と、母の言葉だけかもしれない。
あのトンネルは、まだあるのだろうか。

風の強い日が続き、東京の桜がほとんど散ってしまったある朝。
僕はミニ・クーパーDクラブマンに乗って、桜のトンネルを探しに出かけた。

 

不思議な愛されキャラだった旧型クラブマン

ミニ・クラブマンとはじめて対面したのは、2015年秋の東京モーターショーの会場だった。

 

mini_clubman

幼い頃の桜のトンネルを思えば、つい最近なのだけど、もうそんなに前のことなのか、とちょっと驚く。

あれは一般公開日で、ドアを開けて、自由に乗り込むことができるようになっていたせいもあり、たいそうな人気ぶりだった。
長い順番待ちの列に並び、ようやく座ってじっくり眺めて思ったのは、これくらい新旧で様変わりしたクルマもなかなか珍しいな、ということ。

 

思えば旧型ミニ・クラブマンは、不思議なクルマだった。

 

初代ミニクラブマン(R55)

初代ミニクラブマン(R55)

 

基本はミニ3ドアの全長を延ばしたステーション・ワゴンなのだけれど、観音開きのドアを車体の右側と後ろ側に加えた、左右非対称構造を採っていた。
右側はクラブ・ドアと呼ばれ、たしかに開口部は大きいが、後席への乗り降りがし易いとは言い難かったし、まして左側通行の日本では、恩恵は少なかった。
でも、荷室は広く、3ドアよりずっと使える空間になっていた。
Cピラーやバンパーの一部をかつてのカントリーマンやトラベラーのウッド・フレームを模して、車体色とは違う塗り分けにするなど、ちょっとフツウとは違うミニ、という立ち位置で人気者になった。

 

真横から見ると、長い車体はまるでダックスフントみたいで、けっして3ドアのようにバランスは良くない。
ぶさいく可愛い、とまでいわないけれど、けっしてハンサムじゃない。
なんとなく憎めない存在。
それが旧型のミニ・クラブマンだった。

 

隙がなくハンサムな今のクラブマン

それに比べると今のクラブマンは、どこにも隙がなくハンサムな、いわば王道を行くスタイルだ。
その秘密は、車体にある。

 

ベースになったのは、前輪駆動のBMW2シリーズ、アクティブツアラーやグランツアラーと共通の、ワイドな“UKL2”と呼ばれるプラットフォーム。
そう、現在の3ドア/5ドア/コンバーチブルのミニが使う、ナローな“UKL1”とは違うプラットフォームなのだ。
全長4270mm、全幅1800mm、全高1470mmの車体サイズは、3ドアより435mmも長く、75mm幅広く、40mm高い。
けれど実車を前にすると、不思議なことにさほど間延びした感じはしない。
むしろUKL1ベースの小さなミニたちより、幅が広がったおかげでボンネットが分厚く見えず、顔つきのバランスがいい感じだ。

 

クラブマンの象徴ともいえる観音開きのリア・ハッチは継承されたが、ドアは4枚の左右対称のごくフツウのもの。
ちょっとつまらないが、後席の乗り降りは旧型とは比べものにならないくらい楽だ。
トランクの容量は360ℓ(VDA)で、バックレストを倒した状態なら1250ℓまで拡大する。

 

これはもはやフォルクスワーゲン・ゴルフに迫る数値である。
いやはや隙がない。

 

mini_clubman_F54

 

周到な日本仕様のラインナップ

今のクラブマンは、ラインナップの構築も隙がなかった。
まずは2ℓ4気筒ターボで192psのクーパーSと、1.5ℓ3気筒ターボで136psのクーパーの2種類のガソリン・エンジンが導入された。
前者は8段ATだが、後者は当初は6段ATとの組み合わせで、後のマイナーチェンジで7段のデュアルクラッチ式自動MT(DCT)に変更されている。

 

ディーゼル・エンジンは2ℓ4気筒ターボのみで、チューニング違いで150psのクーパーDと190psのクーパーSDの2種類が上陸。
こちらはともに8段ATとの組み合わせとなる。
クラブマンは基本、前輪駆動なのだが、クーパーSは4輪駆動も選べたし、300psオーバーになるジョン・クーパー・ワークス系のモデルはすべて4輪駆動だった。
残念ながらディーゼルと4輪駆動の組み合わせはないが、そこは兄貴分のミニ・クロスオーバーが請け負う

 

見事に仕様が被らない、周到なラインナップだったのだ。

 

過不足ないファミリーカー

mini_clubman

 

隙がないのは見た目とパワートレインだけではない。
前席に座った感じはほとんど小さなミニたちと同じだが、後席は別物だ。
車体がワイドになったおかげで、室内の横方向も100mmほど広がっているが、このわずかな拡大が効いている。

 

実は小さなミニたちの乗車定員は、3ドアとコンバーチブルは4人、5ドアはクラブマンと同じ5人となっている。
でも、5ドアの後席の中央足元にはドリンク・ホルダーがあって実は脚の置き場がないのだ。
5人がちゃんと座るなら、最低でもクラブマン。

 

小さいクルマが欲しい、という人にはクラブマンは向かないかもしれない。
でも、どこから見てもミニである上に、過不足ない広さの荷室と居住性を備えたファミリーカーが欲しいなら、3ドアよりも5ドアよりもクラブマンを選ぶべきである。

mini_clubman

 

ファミリーカーとしてミニを選ぶならクラブマンがイチオシだが、パワーユニットのイチオシは、2ℓディーゼルだ。それもロー・パワーの150psのクーパーDがいい。

安価な軽油が燃料ゆえの経済性に加えて、アイドリングのすぐ上からしっかりトルクが出ているし、8段ATとのマッチングは上々で、中間加速もけっこう鋭く、意外なほど速い。

 

だから桜並木を求め、早朝から赤坂、市ヶ谷、九段下の桜のスポットを回り、昼過ぎに福山雅治の詩で知られる桜坂に辿り付くまで、ミニ・クーパーDクラブマンで混み合った都心をあちこち駆け抜けるのは、まったく苦痛じゃなかった。

 

とはいえ、残念ながら都内の桜は散りはじめていた。
桜のトンネルには、もう出会えないのだろうか。

mini_clubman

 

適度に硬派な感触

仕方なく、高速道路で一気に北上することにした。
街中ではやや耳障りだったエンジン・ノイズが、速度が上がるにつれて気にならなくなっていく。

mini_clubman

旧型のミニ・クラブマンは、スピードが上がると、特にコーナリング中に車体がよじれるような感触が伝わってきたけれど、今のクラブマンは遙かに車体が強固で、そんな感触はみじんもない。

 

電子制御式の可変ダンパーのない、機械式ダンパーのクラブマンに乗るのは初めてだけど、適度に硬派な感触とでもいえばいいのだろうか。
これなら少々元気よく走っても、助手席や後席の家族から不満の声は出なさそうだ。

 

mini_clubman

 

30分ほど走り続けて埼玉に入り、下道へ降りて河川敷に沿ってさらに北へ向かうと、急に視界が真っ黄色になった。
あたり一面、菜の花が咲いている。
しかもその奥に、見事に満開となった、桜並木が続いていた!

 

mini_clubman

風が吹く度に、吹雪のように桜の花びらが舞っている。
桜のトンネルには出会えなかったけれど、母と一緒にこの景色を眺めたら、彼女はどんな表情を見せてくれるだろうか。

ミニらしい愛らしさと走りと、ファミリーカーとして申し分ない実用性を兼ね備えるクーパーDクラブマンは、幸せな家族の笑顔を連想させるクルマだ。

mini_clubman

 

Editor : 上田純一郎(Wedge! Editorial Works)
Photographer :  髙木 亮


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2021.04.03公開 / 2023.05.18更新

BMWミニにはこれがベストチョイス!!デジタルインナーミラーがミニにおすすめな理由とは?もうドラレコもバックカメラもいらない!?

 

突然ですが、デジタルインナーミラーをみなさん知っていますか?

近年新型車にも採用されることが多くなった装備なのですが、ここ最近、ミニ専門店iRでも取付依頼が急増している人気オプション装備になります。

いわゆるルームミラーの進化版と呼べるパーツなのですが、実はこれがミニにピッタリでとってもおすすめ装備なんです!!

 

今回は、なぜBMWミニにデジタルインナーミラーがおすすめなのか?

iRおすすめの製品と合わせてその辺りを詳しくご紹介していきたいと思います。

 

※今回ご紹介する内容は、全て弊社でミニのご購入と同時にのみ作業を承っております。一般ユーザー様の持ち込みやデジタルインナーミラーの取付のみは現在行っておりませんので予めご了承ください。

 

 

 

デジタルインナーミラーとはどんなもの?

冒頭に触れましたが、インナーミラーとはいわゆるルームミラー(バックミラー)のことで、どんな乗用車でも必ず装着されている後方を確認するミラーのことです。

 

今までは通常鏡が取り付けられていました。しかし、デジタルインナーミラーは鏡ではなく液晶ディスプレイが内蔵されており、車両の後方に取り付けられているカメラで撮影した映像が液晶ディスプレイに映し出す仕組みになっています。

新型車以外でもここ数年さまざまなメーカーから発売をされていて、ドライブレコーダー搭載型ミラーが主流となっています。

 

 

今回取り付けた商品はこちら! ネオトーキョー ミラーカムR MRC-2020R

 

 

ミラーカムR MRC-2020R 前後ドライブレコーダー+デジタルミラー 右カメラ仕様

・ソニーIMX307センサーを採用

・前後カメラ フルHD(1920×1080)

・GPS装備で走行経路も記録

・リアカメラ IP67防水仕様

・11.88インチ大画面タッチスクリーン

・反射防止シート

・駐車ガイドライン表示

・日本全国LED信号対応

・衝撃監視機能付き

・32GBmicroSDカード付属

 

2014年式以降の第3世代F系BMWミニの『ETC車載器システム内蔵自動防眩ルームミラー』装着車を除く、全世代のBMWミニのモデルに取付けが可能。

費用は¥88,000(取付に必要な部品代、工賃込/税込)で承っております。

 

ネオトーキョー公式サイト/商品詳細ページ

https://neotokyo.store/

 

※現在iRでは、当店でご購入いただいたお客様のお取り付けのみの対応となり、パーツの取付け作業のみのご依頼は承っておりません。あくまでオススメ商品のご紹介という観点でご覧下さい。

 

 

ミニにデジタルインナーミラーがおすすめなポイント5つ

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それでは早速、ミニになぜデジタルインナーミラーの装着がおすすめなのかご紹介していきたいと思います。

最後まで読んでいただいた方はもれなくこのデジタルインナーミラーをミニに装着したくなるはずですよ。

 

 

おすすめポイント1 ミニのデザインを損なわずスマートに装着できる!

ミニの室内はとってもコンパクト。ミニらしいアイデンティティに溢れるインテリアで、外観と同じく内装デザインもお洒落にトータルコーディネートされています。

ですので、運転席周りにナビやバックカメラ用モニター、ETCにドライブレコーダーなどの電装パーツをあまりに多く設置するとゴチャゴチャしてミニの世界観を崩してしまうと、パーツの取り付けに躊躇する方も多くいらっしゃいます。

 

ミニクロスオーバークーパーSD(R60)の運転席周り

 

それがデジタルインナーミラーであれば、カメラ機能とドライブレコーダー機能を両方兼ね備えているので、パーツを増やさずにミニらしいインテリアデザインを損なわずスマートに装着をすることができます!!

※注 すべてのデジタルインナーミラーがミニに装着できる訳ではありません。

 

 

今回装着したネオトーキョー社製デジタルインナーミラーはサイズもちょうどよく、ルームミラー上部のライトスイッチにも干渉しません。

 

ちなみにサイズが大きすぎるモニターを装着するとライトスイッチに干渉してしまい、ミラーの角度調整や、ミラー外側のカメラが明後日の方向に向いてしまい上空しか録画をできなくなってしまいますのでご注意を。

 

ミラーモニターの装着失敗例

 

おすすめポイント2 後方の視界が良好♪

ミニはコンパクトなボディで取り回しもとても良いですが、お洒落なデザインの関係上、窓ガラス幅が小さくなっているので後方視界が少しですが狭く感じます。また、クラブマンに関しては観音開きという個性的なリアドアの性質上、リアガラスの中心が左右のドア縁になるために真ん中部分だけが全く見えません。

 

ミニクラブマン(R55)の運転席からの後方視界 左右ドア縁の影響で真ん中が見えません

 

また、ミニはルームミラーがボディと同じく非常にコンパクトなデザインになっていますので、ルームミラー越しの後方視界はさらに狭くなります。まあ、少し慣れてしまえば運転がしずらいなんてことはないのですが。

 

第2世代R系ミニのルームミラー 必要最低限の視界は確保できます

 

そんなミニにデジタルインナーミラーを取り付けると・・・

 

 

なんとっ!こ〜んなに後方視界が広くなるんです!! すごくないですか?! ミニの後方視界のちょっとした悪さもこれで解消できちゃいます!!

 

またミニに限った話ではないですが、リアシートにに背の高い人が乗っていたり、荷物を重ねて積んでいるときなどにはミラーに人や荷物が映り込んでしまい、場合によっては真後ろがほとんど見えなくなることも。

 

そこで活躍するのがこのデジタルインナーミラーです! 車体後方に取り付けたカメラの映像をそのまま映し出すことができるので、後席に乗っている人も荷物も一切見えません。

 

 

上の画像のように、自分の見やすい位置に上下を調節することもできます。

また、見える範囲が広く後方の状況をしっかり把握することができるので安全運転することができるのはもちろん、雨の日もガラスの水滴やワイパーが邪魔で見えにくいということもありません。

 
 

おすすめポイント3 ドライブレコーダー機能も搭載!

 

 

今や自動車を購入する上で必須装備とも呼べるドライブレコーダー。iRでも車両ご契約時のドライブレコーダーのオプション付帯率は40〜50%程ととても多く、ボディーコーティングに次いで電装パーツとしてはダントツのNO,1人気オプションになります。

 

そんな人気のドライブレコーダーが前後カメラとセットで利用できるのがこのネオトーキョーミラーカムRです。(衝撃監視機能付き、GPS&走行経路も記録)

 

 

最近の主流である前方+後方撮影も可能で、今回取り付けをしたネオトーキョーミラーカムであれば、リアカメラが防水仕様になっていますので、車内(リアガラス)/車外(リアバンパー付近など)どちらでも設置ができます。(これがとても重要)

 

ミニはコンバーチブルとロードスターのみ、ルーフが開閉できる構造上の問題で、ドライブレコーダーの後方カメラをリアガラスに設置することができませんでした。それがこちらのミラーカムであれば全世代どのミニモデルであっても取付けが可能となります!

※第3世代F系BMWミニの『ETC車載器システム内蔵自動防眩ルームミラー』装着車を除く

 

駐車監視機能やGPS情報も記録

 

ミニに装着するドライブレコーダーはコレがおすすめ!BMWミニ&ROVERミニのドラレコを徹底紹介【2021年版】

 

 

あおり運転予防にもなっちゃう

 

あおり運転予防の為に、最近街で見かける”ドライブレコーダー搭載車のステッカー”バックドアやリアガラスに貼っているのをよく見かけますよね。「あおり運転予防にはなりそうだけどちょっとカッコ悪いな〜」なんて思う方も多いはず。

 

ミラーカムを装着した車の後ろにつくと、自分の車がスクリーンに映っているのがよく分かります。特に夜は通常のミラーと異なり液晶画面が発行するためにとてもよく目立ちます。

このため、後続車は自然と距離を取るようになり、危険なあおり運転行為自体も減らしてくれる効果が期待できます。

 

 

おすすめポイント4 バックカメラとしても利用可能!

先ほども触れましたが、ミニはインパネ中心に大きなセンターメーターがあったり(第2世代R系ミニ)、インテリアデザインの都合上でナビモニターやカメラ用モニターを設置できるスペースが中々ありません。大掛かりな改造と配線処理を行えばモニターをインストールすることもできますが、取り付け費用はそれなりにかかってきてしまいます。

 

BMWミニにおすすめバックカメラ取り付け方法を紹介!すっきり&スマートに簡単後付けできちゃいます!

 

そしてミニはフロントガラスの傾斜が急で車高も低い為、運転席から見える外の視界は少し狭くなります。そこに加えてダッシュボード上にモニター類を設置してしまうとさらに視界が狭まり運転がしずらく感じることも。

 

ですがこのミラーカムであれば、ミラーの上にスッキリと装着することができる上、シフトをリバース入れるとなんと自動で画角が下向きになり、さらには駐車時に便利なガイドラインを表示させることもできます。(タッチパネル上下スライドで任意に上下位置の変更可能)

 

通常時のリアモニター

 

リバースと連動で画角は下向きに。ガイドラインも表示

 

映像もクリアでしっかりクルマの後方を確認することができます。もちろん、ギアを『P』・『N』・『D』に入れると、元通り通常のデジタルインナーミラーに。

 

 

こんな風にギリギリまで車を寄せることも。

これで狭いスペースでの駐車や車庫入れも楽々できちゃいますね。

「ナビはいらないけど、バックカメラだけでも後付けしたいな・・」なんて方にもとってもおすすめ!!

 

 

おすすめポイント5 圧倒的なコスパの良さ!!

デジタルミラー+前後ドライブレコーダー+バックカメラと、一つで三つの役割をこなす、まさに1台3役のデジタルインナーミラー。

ちなみに、もしドライブレコーダーとバックカメラを別々で取付けをしたとすると、おおよそ費用はいくらぐらいになると思いますか?

 

もちろん何のパーツをどのように取付をするのかなどで費用は変わってはきますがおおよそ、

前後ドライブレコーダー取付 = ¥55,000 〜 ¥77,000

モニター+バックカメラ取付 = ¥66,000 〜 ¥88,000

※取付必要部品代&工賃込/税込

合計¥121,000 〜 ¥165,000(税込)ほどの費用がかかります。

 

しかし、1台3役のネオトーキョーミラーカムRですと・・・

¥88,000(部品代工賃込/税込)でお取付けが可能です!

 

ですので、二つのパーツの取付を行うよりも約4〜5割も費用を削減することができてしまいます。

まさに”神コスパ装備”と言っても過言ではないでしょう!!

 

[2022.4.27更新]

こちらもおすすめ! 前後録画ドライブレコーダーミラー バルーチェ2

 

 

大橋産業 前後録画ドライブレコーダーミラー BALUCEⅡ No.5700

・20段階の倍率設定でルームミラーに近い距離感設定が可能

・画像補正技術 STARVIS(スタービス)「LAVISTA(ラビスタ)搭載で夜間でも鮮明な映像

・前後カメラ高画質(200万画素)同時録画可能

・白とびや黒つぶれを軽減『HDR搭載』

・3つの録画モード(常時・緊急・駐車衝撃監視)

・GPS搭載で位置情報や速度も同時に記録

・10.88V型全面液晶ディスプレイ

・液晶ディスプレイは低反射ガラスを採用、画面が明るく映り込みが少ない

・駐車ガイド線の幅/傾き、ON/OFFを任意で調整可能(リバースギア連動機能)

・LED信号機対応

・リヤカメラ防水防塵設定

・フロントカメラは下方スライドすることで、安全支援システムユニットが写り込みにくい

・16GBmicroSDカード付属

 

大橋産業株式会社 公式サイト/商品詳細ページ

https://www.bal-ohashi.com/products/drive-recorder/no-5700/

 

 

 

機能的なところで言うと、ネオトーキョーミラーカムRとさほど大きな差はありません。ネオトーキョーよりも後発モデルになります。

私が思う違いは、ネオトーキョーに比べるとスクリーンがほんの少しだけコンパクトなので、ミニのコンパクトな車内にはマッチするかと思います。

 

 

リバースギアとしっかり連動しますので、バックカメラとしても利用可能

 

フロントカメラ画像もクリアです。録画機能もありますのでドライブレコーダーとして利用可能になります。

 

取付はとてもスマートです。ミニのインテリアデザインも損なうことなく装着可能です。

 

タッチパネル対応で視点の変更もスムーズに行うことができます。

 

(大橋産業株式会社 公式HP)

 

 

バルーチェ2の取付費用は、¥88,000(部品代工賃込/税込)で承っております。

ネオトーキョーと同じくミニの全モデルに装着可能です。

 

個人的に思うのはバルーチェの方がモニターサイズが若干コンパクトなので、「ミニにはやっぱり大きすぎないモニターが良いな」という方にはおすすめになります! その辺りは自分好みで決めていってくださいね。

 

 

一家に一台! ミニには必須! デジタルインナーミラー!!

 

いかがでしたでしょうか?

今回はデジタルインナーミラーがミニになぜおすすめなのか?ということでご紹介させていただきました。

”ミニあるある”でもある、ミニのちょっとした視界の狭さや、普遍的なミニのデザインとの共存、今や必須装備のカメラ録画機能、コスパの高さなど、デジタルインナーミラーはミニにとってベストチョイスなオプションパーツと言えるのではないでしょうか。

 

このブログを読んで「いいじゃん!」と思っていただいた方は、忘れずにご契約時に追加オプションでご注文ください!

プロの技術でしっかりと正確に、そして美しく取付けをいたします♪

 

 

※今回ご紹介する内容は、全て弊社でミニのご購入と同時にのみ作業を承っております。一般ユーザー様の持ち込みやデジタルインナーミラーの取付のみは現在行っておりませんので予めご了承ください。

 


MINI BLOG

2021.03.17公開 / 2021.03.18更新

【YouTubeで観るミニのトリセツ】ミニクラブマン(F54)完全操作ガイド!あなたの知らない機能があるかも!?

 

ミニにはじめてお乗りになる方は特に、納車時の操作説明1回でミニの機能を完全に使いこなすのはなかなか困難・・・

 

「後から見返すので、納車説明を録画してても良いですか?」

ミニの操作方法を説明してくれる動画ってないの?

 

そんな声にお応えして、iR(イール)ではミニのモデルごとに操作説明の動画を作成し、YouTubeに公開していくことに致しました。

第1弾となる今回は、2015年にフルモデルチェンジをした第3世代ミニクラブマン(F54)のトリセツ(取扱説明)動画を公開!!

 

すでにミニクラブマン(F54)に乗られている方は、より快適なミニライフのために一度ご覧になってみて下さい!もしかするとまだ知らない機能があるかも!?

また、これからご購入を検討されている方は、ご購入後のイメージや機能のご参考としてご視聴してみて下さい。

 

iRのミニクラブマン在庫一覧はコチラからチェック!

 

ミニに関するオリジナル動画を多数公開中!iR YouTubeチャンネルのご登録よろしくお願いします!

 

 

 


MINI BLOG

2021.01.26公開 / 2023.05.06更新

買うなら今がラストチャンス!?今さらもう聞けない第2世代BMWミニの魅力とは?【ミニ専門店イール横浜】

 

2002年3月2日(ミニの日)にBMWからニューミニが日本で発表され、熱狂を持って迎えられたあの日から20年近くが経過した今もなお、ミニの人気はまったく衰えることを知りません。

初代(第1世代R系)、2代目(第2世代R系)、現行型(第3世代F系)と、ミニには各世代、各モデル、各グレードごとに特色があり、輸入車ブランド国内販売台数もここ数年連続して1位と言う素晴らしい成績をおさめてます。ただその間口の広さゆえに、「ミニの中古車選びって難しい!」と感じる方も多いと聞きます。

 

現在、ミニ専門店iR(イール)では、現行モデルである第3世代(F系)ミニを中心に取り扱うiR世田谷と、1世代前の第2世代(R系)ミニを中心に取り扱うiR横浜の2店舗があります。

 

iR世田谷 BMW MINI 在庫車一覧

iR横浜  BMW MINI 在庫車一覧

 

そこで今回のブログはiR横浜のマネージャーである私がオススメする”第2世代BMWミニ”に絞ってミニの中古車の魅力を専門店目線で紹介したいと思います。

 

まずはその第2世代のボディバリエーションをおさらいしてみましょう。

R56(3ドアハッチバック)、R55(クラブマン)、R57(コンバーチブル)、R58(クーペ)、R59(ロードスター)、R60(クロスオーバー)、R61(ペースマン)

とミニ史上最多の7モデル

ちなみに現行モデルのF系ミニは5モデルです。

 

ではなぜあえて今さら第2世代ミニをオススメするかと言うと・・・

「見た目が可愛くてお洒落だから?」

「現行モデルに比べて安いから?」

いえいえ、それだけじゃないんです!

このブログを最後まで読んでもらえれば、きっとあなたの知らない第2世代BMWミニの魅力に気づくはず。ぜひ最後までご覧ください。

 

[2021.11.06更新]

 

関連ブログ:

あなたのミニにあったら嬉しいおすすめ純正オプション。中古車でこの装備があれば即買いOK! 〜第2世代BMWミニ(R系)編〜

 

 

 

第2世代R系ミニとは?

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2007年1月 2代目ミニが日本デビュー/前期型モデル

2006年に実施したフルモデルチェンジにより2代目へとバージョンアップしたミニ。欧州では同年8月、日本では2007年1月正式発表されました。

プジョー・シトロエンとBMWが共同開発した新型エンジンが搭載され、クーパーSはスーパーチャージャーから直噴ターボエンジンに変更され、信頼性と環境性能もUP。街中でも高速道路でも力強い加速感が味わえます。

 

ミッションは信頼性に問題があり最大のウィークポイントだった従来のCVT(無段変速)から、信頼性の高い日本製のアイシンAW製の6速ATが採用されました。MTは全グレードで6速になり、坂道発進時にブレーキペダルから足を離しても2秒間ブレーキが効いたままで後ろに下がることがない「ヒルアシスト機能」により、さらにドライブも快適になりました。

 

関連ブログ:

【ミニのトリセツ】あなたはミニクーパーのこと知っていますか? 〜第2世代BMWミニ(R系)編〜

 

2010年5月 エンジンのマイナーチェンジ/中期型モデル

 

マイナーチェンジを受けた後期型エンジンに変更。バルブトロニック(可変バルブ機構)やブレーキ回生システムが採用され、出力・燃費ともに向上し、最高出力は175psから184psにパワーアップ! 水漏れし易いといわれていたサーモスタットハウジングが対策品に変更されました。さらに、MT車にはアイドリングストップも搭載。

前期モデルと中期モデルとでは外装、内装ともにデザインの違いはありません。

 

 

2010年10月 デザインのマイナーチェンジ/後期型モデル

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エンジンの仕様変更から遅れること約半年、デザインのマイナーチェンジが行われました。前後バンパー下部のデザインやフォグランプ、テールランプの形状変更が行われ、さらにスタイリッシュなデザインになりました。インテリアではセンターメーター内のスイッチや、エアコンスイッチ周辺がシルバーからブラックに変更になっています。

 

では実際に前期と後期の違いを画像で見ていきましょう。

 

エクステリア全体

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インテリア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エクステリア2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関連ブログ:

【中古車購入前にチェック!】BMWミニモデルチェンジ遍歴まとめ【ハッチバック&コンバーチブル編】

【中古車購入前にチェック!】BMWミニモデルチェンジ遍歴まとめ【クラブマン&クロスオーバー&派生モデル編】

 

 

基本グレードの選び方

第2世代ミニ各モデルに設定されたグレードは大きく分けて4つ。最初にお伝えした「モデル(3ドアとかクラブマンとか)」×「グレード(クーパーとかクーパーSとか)」の組合わせで構成されてます。

各グレードの写真と一緒に特徴をご紹介していきたいと思います。

 

ワン(ONE)

ミニ3ドアハッチバック ワン(R56)

 

ONEはミニのエントリーグレードになります。特徴はボディカラーとルーフカラーが同色であるところ。エンジンパワーは一番控えめになりますが、アルミがスチール製だったり、エアコンがマニュアルエアコンであったり、装備は全体的にとてもシンプルで必要最低限に抑えられています。知ってる方に言わせると、「ONEがある意味一番ミニらしい」という方も。

 

関連ブログ:

【ただ安いだけなんて言わせない】ミニONEの魅力を徹底考察!

 

クーパー

ミニクラブマン クーパー(R55)

 

クーパーはスタンダードグレードになります。エンジンパワーも街乗りにスポーツ走行に、とてもバランスが取れています。メッキパーツが多く使われ、クラシックな雰囲気を味わうには一番のグレードとなります。室内にはオートエアコンや、カラーチェンジができる純正イルミネーションなどが装備され、快適さも両立したオールラウンダーと言えます。

 

 

クーパーS

ミニ3ドア クーパーS(R56)

 

やんちゃなスポーツグレード、クーパーS。小さなボディに直噴ターボエンジンを搭載しています。街中でも加速力の違いははっきりと体感することができ、その走りはまさにスポーティの一言。外観は専用のエアロパーツやセンター2本出しのスポーツマフラー、16or17インチアルミホイール、HIDヘッドライトが装着され、内装もスポーツシートに3本スポークのレザーステアリングなど、上位モデルにふさわしい高級感のある仕様となっています。

 

 

JCW(ジョンクーパーワークス)

ミニクーペ JCW(R58)

 

最上級グレードJCW。クーパーS用のエンジンの各種パーツをバージョンアップすることで、小さなボディに211psという大パワーを手に入れました。その走りは街中では持て余してしまうほど。さらにブレンボ製ブレーキや専用エキゾーストシステム、専用セッティングのサスペンション、エアロパーツやレカロ製スポーツシートなど、数々の装備もオプションとして設定。ルーフとミラーキャップにチリレッドが選択可能になりました。

 

関連ブログ:

【保存版】ミニクーパーの最上級グレード「ジョン・クーパー・ワークス(JCW)」の歴代モデルを徹底比較!

 

ここからさらに、ミニクロスオーバー(R60)とミニペースマン(R61)には、ディーゼルエンジンのクーパーDやその上位モデルクーパーSD、更にはALL4といった4輪駆動もグレード化されています。クルマの使用用途や乗り方に合わせて選んでください。。

 

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予算150万円で買えるミニの中古車はどれ?予算から考えるミニのベストBUY【2021年10月更新】

【ガソリンとディーゼルはどっちがお得?】MINIの維持費とオススメモデルを考察します!

と言う事で第2世代BMWミニの超基本的なおさらいが終わったところで、ここからはその魅力に迫ってみたいと思います。

 

 

魅力その1 豊富なモデル(ボディバリエーション)

ミニ モデル別ガイド

 

第2世代ミニの魅力の一つに豊富なモデル(ボディバリエーション)があります。その数はなんと7モデル! 第1世代が2モデル、第3世代が5モデルなので、いかにボディバリエーションが多かったかわかりますね。

ハッチバックからワゴン、オープン、SUVまで、幅広いユーザー層やあらゆるシーンに対応できるのが第2世代ミニのすごいところ! 当時はミニが1番ミニらしく、様々なことにチャレンジをしていた時代だったと思います。

以下に各モデル紹介していきたいと思います。きっとミニの懐の深さがわかるはず。

 

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ミニにゴルフバッグって乗る?トランクケースを乗せて旅行って出来る?これさえ見ればそんな疑問も解決!【前編 第2世代 R系編】

 

 

ミニ3ドアハッチバック(R56)

 

ミニと言えばこれ! クラシックミニから続く伝統を受け継ぎ、パッと見てミニとわかるデザインはまさに不変。一番小さくて一番ミニらしいミニに乗りたい方はこちらを選んでください。

 

 

ミニコンバーチブル(R57)

 

電動開閉式ソフトトップを持つオープンモデルです。第1世代では停車中のみだった開閉動作も、時速30km以下であれば可能となりました。幌を閉めた際の後方視界の悪さをカバーするリアセンサーを標準装備。このサイズで大人4人でオープンエアが楽しめるクルマなんて他にはありません!

 

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春も夏も秋も冬もEverydayオープンドライブ!MINIコンバーチブルの魅力を知ればあなたも欲しくなる!?

 

 

ミニクラブマン(R55)

 

ワゴンタイプのミニ。全長がハッチバックより240mm長く、後席のレッグスペースは80mm拡大、それにより荷室の容量もハッチバックと比べ350Lアップしました。

ボディ右側のクラブドアや観音式のリアドア、そしてクルマ全体のフォルムなど、まさに個性の塊のようなクルマです。「一番お洒落なミニください」と言われたら、個人的にはクラブマンが一押しです。

 

関連ブログ:

【小ささと使い勝手のイイトコ取り!】R55MINIクラブマン&F55MINI5ドアハッチバックを徹底比較!

 

 

ミニクロスオーバー(R60)

 

ミニ史上初の4ドア5人乗り、SUV、そして4輪駆動をはじめて設定したモデルになります。ボディサイズも4mを超える全長と全幅1.7m超で3ナンバー枠となったはじめてのミニモデルにもなります。さらに2014年のマイナーチェンジの際にはこれまたミニ初のディーゼルエンジンも搭載されました。ファミリー層やレジャー利用のユーザーも味方につけ、ミニの可能性を一気に広げた立役者です。

 

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これでもっと好きになる?!今あえて初代クロスオーバー(R60)を選ぶ理由とは?メリットからデメリットまで、まるごと全部教えちゃいます!

【ガソリンとディーゼルはどっちがお得?】MINIの維持費とオススメモデルを考察します!

 

 

ミニクーペ(R58)

 

通称ヘルメットルーフと呼ばれる小さな屋根をチョコンと乗せたユニークなスタイルが特徴の2シータークーペ。見た目の可愛さとは裏腹に、1200kgを切る車両重量と重心の低さによって走りはとってもシャープ。レースシーンで活躍するなど、ミニ史上一番のスポーツモデルと言えます。流通台数が非常に少ないため、人と被りたくない方にもおすすめ!

 

関連ブログ:

実はBMWミニ史上最強のスポーツモデル?!ミニクーペ(R58)を徹底解剖!

 

 

ミニロードスター(R59)

 

ミニクーペをベースにソフトトップを備えたオープンモデル。ルーフの開閉は手動式を採用(一部海外仕様にはセミオートモデルも有り)し、コンバーチブルより40~50kgほど軽い車両重量を実現しました。80km/hを超えると作動するアクティブリアスポイラーもクーペと同様に装備し、走るたびにワクワクする仕掛けも◎。幌を降ろした時のカッコ良さはロードスターならでは。個人的にはカッコ良さナンバーワンミニはロードスターです。

 

関連ブログ:

不遇のミニ?時代の波に勝てなかった名車「ミニロードスター(R59)」を徹底解剖!

 

 

ミニペースマン(R61)

 

第2世代ミニの最後に発売された7番目のモデル。クロスオーバーベースに斬新な3ドアクーペボディを採用しました。乗車定員は4名で大人がゆったり乗ることが可能。ファミリーユースにも人気だったクロスオーバーに対して、より趣味性の高いモデルで、居住性とスタイリッシュさを程よくミックスしたモデルになります。「あえてペースマンを選びました!」と胸を張りたくなる個性派の1台です。

 

関連ブログ:

もう人気が無いなんて言わせない!ミニクーパーペースマン(R61)の魅力について徹底解剖!

 

 

魅力その2 ミニらしいサイズ感

日々安全基準などが進歩する近代の自動車の中で、どのクルマもボディサイズの大型化が目立ちます。ミニでさえもその波には逆らえず、第3世代BMWミニは全車3ナンバーサイズとなりました。現行モデルのクロスオーバー(F60)に関しては、全長4315mm、全幅1820mm、全高1595mmと、「もうミニではないのでは?」と一部から言われてしまうほどの大型ボディに。

 

 

ミニ3ドア

クーパー

(R56)

ミニクラブマン

クーパー

(R55)

ミニクロスオーバー

クーパー

(R60)

<現行モデル>ミニクラブマン

クーパー

(F54)

<現行モデル>ミニクロスオーバー

クーパーD

(F60)

全長3,700mm3,937mm4,105mm4,270mm4,315mm
全幅1,685mm1,683mm1,790mm1,800mm1,820mm
全高1,430mm1,426mm1,550mm1,470mm1,595mm
乗車定員4名4名5名5名5名

 

それに比べて第2世代BMWミニは全長4m以下、全幅1.7m以下で、今では希少な5ナンバーサイズのプレミアムコンパクトカーになります。第2世代ミニで唯一3ナンバーサイズになってしまうクロスオーバーとペースマンも、全長4105mm、全幅1790mmほどなので、都内の駐車場や狭い路地でも運転するには支障のないサイズにおさまっています。ちなみに、第2世代ミニは全モデル1550mm以下になりますので、立体駐車場のも問題なく入るサイズとなります。

運転のし易さは当然ですが、「小さいクルマが好き!」という方にもおすすめです。

 

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魅力その3 クラシックなデザイン

 

ミニと言えば、クラシックミニにインスパイアされるクラシカルなデザインをイメージする方が多いと思います。初代モデルから2回に渡りフルモデルチェンジを行ったBMWミニですが、現行モデルにあたる第3世代F系ミニはBMWとプラットフォームも共有化され、デザインもとても近未来的になりました。イギリス車から最新のドイツ車に少し近づいたような雰囲気と言えるかもしれません。

 

ミニ3ドア ベーカーストリート(限定車)

 

それに比べて初代と第2世代R系ミニは、大きなセンターメーターなどオールドな雰囲気も残っており、他に似るもののないデザインや豊富なオプションは他車とは比べることができないほど。「クラシックカーはちょっと買う勇気がないけれど、レトロさもあるクルマが欲しい」という人にはとてもおすすめです。

 

関連ブログ:

BMWミニにはこれがベストチョイス!!デジタルインナーミラーがミニにおすすめな理由とは?もうドラレコもバックカメラもいらない!?

 

 

魅力その4 MTで操る楽しさ&ゴーカートフィーリング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本自動車販売協会連合会によると2019年の乗用登録車販売に占めるMT比率はわずか1.4%になるそうです。

それに比べて、第2世代R系ミニの中古車MT比率は約11%と圧倒的にMT比率が高いクルマと言えます。やはり自分の意のままにクルマを操る楽しさがMINIのDNAには刻み込まれていると言えます。

 

ちなみに、現行モデルF系ミニは3ドアハッチバック(F56)にMTの設定がありましたが(一部限定車にてミニ5ドア(F55)に設定あり)

、しかしなんと!2020年2月を最後にMT車の生産が停止になってしまいました!(JCWもATのみに!)

しかしご安心ください。初代~2代目R系ミニには全モデルMTが設定されていますので、MT好きの方にはこれしかないっ! というぐらいおすすめしたいと思います。

 

 

また、ミニを調べていると必ず出てくるワード「ゴーカートフィーリング」。ミニのキビキビとした走りの代名詞なのですが、このゴーカートフィーリングをわかりやすく体感できるのはここで紹介している第2世代BMWミニではないかと思います。

現行モデルF系ミニは、BMWとプラットフォームを共有化したことにより、ハンドリングの良さに加えて乗り心地を含めた走りの質も大幅に向上しました。分かりやすく言うと乗り味はとても心地よく、速く快適になったという感じです。

 

それに比べてR系ミニには「多少のやんちゃ感」があり、路面の状況をダイレクトにハンドリングで感じることができます。多少のゴツゴツ感はあるものの、クルマを操る楽しさと乗り心地のバランスは3世代ある中でも一番ではないかと思います。

 

もちろん乗り心地が悪いということでは全くありませんので、iRにお越しの際はぜひ試乗をして、ミニをMTで走らせる楽しさを体感してみてください♪

 

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MINIの代名詞『ゴーカートフィーリング』って何?素朴な疑問を紐解いてみます!

【MINIライバル比較】ミニクーパーにマニュアルで乗る魅力!

 

 

魅力その5 細部までこだわりを感じる限定車や特別仕様車

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第2世代ミニにはたくさんの限定車や特別仕様車が発売されました。その限定車にしかない特別色や専用装備が与えられたモデルの中には、現在でも中古車市場で高い人気を得ているミニが数多く存在します。製造期間や販売台数に限りのある希少性の高い限定車にはスタンダードモデルにはない魅力が溢れています。

スタンダードモデルではオプションとなるレザーシートが驕られていたり、専用色が設定されたりと細部までこだわり抜いた限定車の中には、もしかするとあなたのどストライクな1台が見つかるかも?

今回はそのなかでも毎回入庫するとすぐに売り切れになってしまう超オススメの限定車・特別仕様車を4モデルご紹介します! 

 

ミニ3ドア 50メイフェア /Mayfair

 

MINIの生誕50周年を記念して登場した特別モデル。台数限定ではなく、2009年11月から2010年7月までの期間限定で発売されました。R56中期型モデルですが、いまだに高い人気を誇る限定車です。

「MINI 50 Mayfair」は輝かしいミニの「過去」をイメージしたクラシックな印象を与えるデザインが特徴になります。ボディーカラーはホットチョコレート、ペッパーホワイト、ミッドナイトブラックの3色が選択出来、専用デザインのホイールやピンストライプのミラーキャップ、アディショナルヘッドライト、ボンネットストライプが装着されました。

 

 

ミニクラブマン ハンプトン/HUMPTON

 

クラブマンの先祖にあたるトラベラーやカントリーマンの誕生から50周年を記念した限定車。ボディカラーはリーフブルー、ミッドナイトブラック、エクリプスグレー(クーハ゜ーSのみ)の3色ありますが、専用色のリーフブルーがダントツ1番人気です!

アルミホイール、センターキャップ、ドアミラーキャップ、レザーシートのパイピングなど、内外装至る所に専用色のダムソン・レッドが施されており、レギュラーモデルでは見ることのできない特別感と高級感が溢れるデザインになっています。

 

 

ミニクラブマン ボンドストリート/BOND STREET

 

MINIの生まれ故郷である、ロンドン有数の高級ショッピング街の名前を冠したデザインパッケージになります。ミッドナイトブラックに、クール・シャンパンのCピラー、ボンネットストライプ、ルーフ、ミラーキャップが採用されています。

また、内装にもディープ・シャンパンを施されたレザーシートやインテリアサーフェス、レザー仕上げのダッシュボードなどインテリアも超豪華仕様となっています! それと名前もカッコいいです♪

 

 

ミニコンバーチブル ハイゲート/HIGHGATE

 

ハイゲートはコンバーチブルで唯一の特別仕様車で、ロンドン北西部にある閑静な住宅街の地名に由来。ボディカラーは落ち着きのある専用色アイスドチョコレートになります。パッと見、黒にも見える濃いブラウンはメタリックが強く、光の当たり具合でキラキラと表情が変わるのが特徴です。(ホワイトシルバー、ミッドナイトブラックも選択可)

幌にも専用カラーのシルバータッチドブラウンを採用し、ダークトリュフでレザーシートとカラーラインは統一され、内外装共に落ち着いた大人の印象の特別仕様車です。

ただでさえ球数の少ないコンバーチブルの中のデザインパッケージになりますので、中古で見つけたら即買いをおすすめします!

 

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【完全保存版】BMWミニの限定車を徹底解説!~第2世代/R60、R61編~

【完全保存版】BMWミニの限定車を徹底解説!~第2世代/R56編~

【完全保存版】BMWミニの限定車を徹底解説!~第2世代/R55、R57編~

 

 

【まとめ】第2世代BMWミニを多数在庫中!

 

いかがでしたでしょうか? 第2世代BMWミニの魅力が少しでも伝わりましたでしょうか?

デビューから約10年が経ち、年々車両状態の良い個体の数が減ってきている第2世代R系ミニ。考え方次第では、状態の良いものは今しか手に入らない、言い換えれば、今が購入のラストチャンス! とも言えるでしょう。

 

ミニ専門店iRでは、そんな第2世代BMWミニを多数在庫しています!

iRの仕入れ担当者が毎日必死になって日本全国、1日数百台のリストの中から良質なミニを買い付けをしておりますので、気になるミニがあればお気軽にイール横浜までお問い合わせください。希少車は特に早い者勝ちですよ♪

 

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【良質なミニの中古車へのこだわり】iRで売られるミニがお客様のもとに届くまでの道のり徹底解説!<仕入れ〜商品化編>

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iR yokohama BMW MINI 在庫一覧ページ

 


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2020.12.12公開 / 2021.01.13更新

BMWミニのパーキングアシスタントは希少で貴重な装備?!~動画を添えて~

現在のBMWミニには、様々な便利機能があります。駐車アシスト、衝突軽減、自動追従走行などなど。

その中でも今回注目したのが、パーキングアシスタントという機能です。

縦列駐車のアシストをしてくれる、大変便利な機能なのですが、あまりパーキングアシスタント付の車両に出会いません。

お値段が高いのか?

あるいは、そんなに必要とされていないのか?

今回はBMWミニのパーキングアシスタントに特化してご説明いたします!

 

 

パーキングアシスタントとは

そもそも、パーキングアシスタントとはどんな機能なのか・・・?

パーキングアシスタントとは、路面に対して平行に縦列駐車する際にサポートをしてくれる機能です。

取扱説明書に記載されている文章だけでは、「はて?」って感じですよね。

取扱説明書の絵があるので、見て頂ければ一発かと思います!

 

ホームセンターなどの広い敷地の駐車場では、このような縦列駐車の機会は少ないと思います。

パーキングアシスタントの恩恵を一番受けるのは、路上の時間貸しパーキングに駐車する時だと思います。

縦列駐車が不安な方は、焦ってしまって必要以上に何度もハンドルの切替しを行い、シフトレバーを何度も入れ替え、アクセルペダルの踏み具合に慎重になり、結果時間が掛かって・・・。焦って・・・。

もしかしたら他の車両とぶつかってしまう。なんて事が起きてしまうかもしれません。

そんな焦りを解消してくれるのが、パーキングアシスタントなんです!

 

何をどこまでアシスト(補助)してくれる?

パーキングアシスタント(アシスト)は他メーカーでもオプション等で用意されており、メーカーによってアシストしてくれるレベル(段階?)が異なっています。

 

アシストレベル1

ナビ画面の表示や音声に従って、ハンドル操作・シフト操作・アクセルペダル・ブレーキペダルの全ての操作をドライバーが行う車両です。

 

アシストレベル2

ハンドル操作を自動で行ってくれる車両です。ドライバーはシフト操作とアクセルペダル・ブレーキペダルの操作を行います。車種によってはAT車のクリープ現象を利用し、アクセルペダルは踏まず、ブレーキペダルのみ踏む種類もあります。

BMWミニのパーキングアシスタントは、このレベル2に該当し、シフト操作とブレーキペダルを踏む動作だけです。

 

アシストレベル3

全ての操作を自動で行ってくれる車両です。ボタンを押せば駐車が完了する車両です。

 

ここで注意しなければいけないのは、全自動でも、半自動でも、事故を起こしてしまった際の責任は、全てドライバーにあるという事です。

 

パーキングアシスタントを使ってみる

では、パーキングアシスタントを使ってみたいと思います!

今回は、iR横浜の敷地内で挑戦しました!

*枠内に駐車されている2台は、約8m90cm間隔が空いています。

 

パーキングアシスタントは、

・パーキングアシスタントをオンにして作動させる

・駐車スペースを探す

・駐車する

の3つのステップに分かれています。

 

使用時の注意点

機能を最大限に発揮するために、センサーをステッカーで覆わないようにし、泥などで汚れていたら綺麗にして、遮るものが無い様にしてください。

 

パーキングアシスタントをオンにする

オンにする方法は2種類あり、ボタンを押す方法とリバースギアに入れてオンにする方法があります。

 

・ボタンを押してオンにする

パーキングアシスタントボタンを押すとLEDが点灯し、コントロールディスプレイに駐車スペースサーチの現在の状況が表示されます。

 

*LEDオン

 

*ディスプレイ

 

・リバースギアに入れてオンにする

シフトをリバースギアに入れても、コントロールディスプレイに駐車スペースサーチの現在の状況が表示されますが、写真矢印のシンボルにレ点が付いていないとパーキングアシスタントシステムは起動していませんので、ディスプレイをタッチして起動してください。

*システムが起動していない状態

 

駐車スペースを探す

駐車スペースを探す際の自車速度は、約35km/h以下にスピードダウンし、駐車している車両の列との距離は1.5m以内になるように幅寄せしてください。

*駐車されている車両と接触しないように気を付けてください。

 

・駐車スペース探索中

車両表示上にPの記号が出ていると、パーキングアシスタントが作動していて、駐車スペースを探しています。

*探索中

 

・駐車スペース探索結果

駐車可能スペースが見つかると、コントロールディスプレイの車両シンボル横に表示されます。

*駐車スペース表示

 

パーキングアシスタントを利用して駐車する

・パーキングアシスタントボタンを押すか、リバースギアに入れると、パーキングアシスタントがオンになります。

*パーキングアシスタント作動状態

 

あとは、ディスプレイ上部に表示されている指示に従い、シフトレバーとブレーキペダルを操作していくだけです!

*前進や後退などの指示は、ディスプレイ上部に表示されます

 

使用してみた感想は、便利です!

非常に便利!!まではいきませんが、便利です!

駐車をスタートする位置からハンドルの操作まで、シフトレバーとブレーキペダルの操作だけで済むので、何も不安を感じません。(最初は恐る恐るでしたが・・・)

特に、左前がぶつかっちゃうかも・・・。なんてハンドル操作が不安な方、必見です!!

 

パーキングアシスタントの操作方法とその風景(車内)

パーキングアシスタントを使用した時の車内の様子を撮影しました!

ハンドルが勝手に動くのを実際に見ると、「お、お、お~~~」ってなります(笑)

どうぞご覧ください!!

 

お値段は・・・?

装備されていれば便利なので、私も積極的に活用する事でしょう。

なのにあまり見かけないパーキングアシスタント。

お値段が高いんですかね・・・?

カタログで調べてみました!

(表示価格は税込です)

 

3ドアハッチバック/5ドアハッチバック

カメラ&パーキングアシストパッケージに付いています!

・リアビューカメラ

・パーキングアシスト

・フロント&リアPDC(パークディスタンスコントロール)

カタログ参考価格は、グレードで異なりますが、¥82,000~¥102,000です。

 

コンバーチブル

コンバーチブルも、カメラ&パーキングアシストパッケージに付いています!

装備内容がカタログに記載されていませんでしたが、必要機能からすると3ドアや5ドアと内容は変わらないと思います。

カタログ参考価格は、¥100,000です。

 

クラブマン

クラブマンは、パーキングアシストパッケージ(PDCフロント&リア含む)を購入すると装備されます。

こちらも装備内容がカタログに記載されていませんが、先の2台と装備内容は変わらないはずです。

カタログ参考価格は¥123,000です。

 

クロスオーバー

クロスオーバーはペッパーパッケージに付いてきます。

・リアビューカメラ

・フロント&リアPDC(パークディスタンスコントロール)

・パーキングアシスト

ここまでは全てのグレードに装備されますが、

クーパー/クーパーD/クーパーD ALL4には、さらにMINIドライビングモードが装備されます!(その分お高いですが・・・。)

カタログ参考価格は、グレードで異なりますが、¥86,000~¥107,000です。

しかし、クロスオーバーのペッパーパッケージはグレードによっては、すごくお得なんです!

元々ドライビングモードは上位グレードに標準装備されていますが、車体の価格差が大きい割に、ペッパーパッケージの価格差が非常に小さいのです!

例えば、クーパーとクーパーS(ドライビングモード標準装備)の車体価格を見ると、¥680,000の開きがありますが、ペッパーパッケージの価格差は¥21,000なので、ものすごくお得なんです!

 

まとめ

これは断言出来るのですが、

私は、新車ではパーキングアシスタントは装備しませんが、中古車に付いていたらその車買います!

パーキングアシスタントを新車で装備すると、安くても¥82,000します。

正直、私は運転下手じゃないし、アシスト無くても駐車できるから、¥82,000を他の事に使おうと思ってしまいます。

でもそれは、ついさっきまでの私と同じように、パーキングアシスタントを使っていない人の考えです。

たまにしかパーキングアシスタント付のBMWミニが入荷してきませんが、もし見つけたら買いです!


MINI BLOG

2020.10.04公開 / 2021.12.12更新

GO TO iR(イール)へ 愛車を売却するなら今が売り時‼

 

クルマを売るなら、高く買い取ってもらいたいと思いませんか?

「何月ごろに売りに行こうか」「車検や板金、修理を済ませておいた方が得なのだろうか」と、アレコレ気になりますよね。

 

全国、日々、買取相場が変っているのが中古車です。

社会経済事情や季節・地域・流行・新型車の登場など様々な原因で1ヶ月で何万円も変動するケースもあります。

しかし、初年度登録の新しい方が査定相場が高くなるもので、買取相場は需要と共有のバランスで日々車査定相場が下落するため、愛車を高く売りたい、査定額に納得しているのであれば、1日でも早く売却する方がお得です。

 

 

 

 

 

 

いつ、どこで、どんな状態で査定をすると高く買い取ってもらえるのか、20年以上の査定経験がある私がわかりやすく解説いたします。

 

 

車を高く売る時期はいつ?

クルマが高く売れる時期は例年ですと1~3月9~10月

これは、ボーナス時期や会社決算期が影響しており、クルマ購入の需要が上がる為です。

中古車販売店としては買取価格が多少割高になったとしても在庫を多く確保したい時期なのです。

 

冒頭でお話ししたと通り、中古車の売却額は「1日でも早い方が高い」ことが基本です。
走行距離が増えたり、年式が古くなれば、クルマの相場価格は下がります。

需要が高いときに売ったほうが高く売れるのではないかと考えるのは間違いで、月日が早いほうが高値で売れる可能性があります。

 

今年は前例にない新型コロナウイルスの影響で、自動車業界では深刻な新車の買い控えなどが起こりました。

中古車市場も厳しく落ち込み、4月から5月に発令された緊急事態宣言の期間、お客様からのお問い合わせやご来店下見・試乗など半減し、全国のオートオークションでも相場が下落しました。

 

では現在のマーケットはどうか?

一時の買い控えは収まったものの、一部の自動車メーカーでは工場が稼働しなかった期間、新車の生産が止まり生産計画が狂ったため新車の納車日数が大幅に遅れているようです。

そのなか、実車がすでに目の前にあり納車が比較的早く出来る良質な中古車のニーズが高まってます。

 

コロナ禍で中古車が注目‼

そのような背景から、業者間での中古車の熾烈な争奪戦が始まっています!

すぐに販売できる中古車、そのなかでも輸入車では一番人気のミニは異常事態とも言えるほどの相場となっていて、オークションでは非常事態宣言解除後から急激に平均落札金額が上昇し、今年(2020年)1月と比較するとモデルによっては20%以上相場が高騰しています(下表参照)

下記は今年1月と9月の各モデルごと(グレード問わず)中古車オークション相場(業者間取引相場)を比較した表となります(※注 お客様への小売相場ではありません)

 

それに伴い、買取相場も爆上げ中で、高年式で低走行距離、オプションが豊富な中古車が特にマーケットでは求められています。

この相場いつまで続くかは誰にもわかりませんが、年内いっぱいまでは続くのではないかという見方をしている方が多いようです。

 

そして次の表は1月と9月の平均落札金額差と高騰率をまとめたものです。

全モデル平均でも19.5%も相場が上昇していて、特に3ドアハッチバック(F56)は上昇価格55.4万円(約40%)コンバーチブル(F57)は62.6万円(約30%)も高騰していることが分かります。

 

 1月の平均落札金額(万円)9月の平均落札金額(万円)1月と9月における平均落札金額の差額(万円)1月から9月における平均落札金額の高騰率(%)

     クラブマン

       (F54)

202.3246.243.9 21.7
5ドアハッチバック(F55)139.8179.039.2 13.9
3ドアハッチバック(F56)140.7196.155.4 39.4

  コンバーチブル

   (F57)

216.9279.562.6 28.9

  クロスオーバー

       (F60)

244.8273.228.4  11.6

 

3ドアモデルの場合、Lciモデル(マイナーチェンジ後)が流通しだして比較的に高年式車の出品が増えてきたことも要因としてあるかと思います。

またコンバーチブルモデルの場合は、人気が高い事に加え、流通台数が他のモデルと比べて少ないため「タマ」の取り合い状態になっていたことが考えられます。

 

 

ただここで気をつけていただきたいのは、何でもかんでも高いかと言うとそういうわけではなく、最初にお伝えしたように程度が良く人気オプションが豊富なモデルに人気が集中しているということ。

特に新車オーダー時に高額オプションとなる「レザーシート」は中古車マーケットでも人気が高く、落札金額が高騰する一つの大きなファクターになっています。

 

 

 

コロナ禍では下取りよりも専門店で買取り‼

なぜミニ専門店で買取りをおすすめするか

一般的に、今まで買取りの方が下取よりも高くなることが多いと言われていましたが、今年はコロナ禍の中、逆転傾向にあるようです。

そこでミニを少しでも高く売りたいならCMなどでおなじみのクルマ買取専門店もいいですが、、ミニを専門に取り扱っているお店にも絶対に行かれることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

なぜならミニ専門店はお客様から買取ったミニをそのまま店頭で販売することが出来るからなんです。

それがなぜ高額買取と関係があるか?

通常ミニ専門店も在庫する車両はオートオークションで仕入れます。

オートオークションに出品されているクルマの多くは大手買取専門店などで買い取られた車が多く、出品者は実際に買い取った金額以上で売らないと赤字になってしまいます。

ということは落札相場よりも安くお客様から買い取らないといけないということになるので、自ずと買取金額を抑えて買い取ることになります。

 

ではミニ専門店の場合はどうかというと、オークションで買取専門店の買い取ったクルマを仕入れる金額もお客様から買取る金額も同額くらいであれば、流通コスト(オークション落札料やオークション会場からの陸送費など)がかからないお客様からの直接買い取りのほうが結果的に安く仕入れられるからなんです。

お客様も大手買取店の利益分上乗せされた金額で買い取られるのでお互いWinWinの関係ということなんです。

 

またクルマの相場価格は車種と年式、走行距離で大体決まっていますが、ミニ専門店の場合だと店舗の在庫状況を見ながら、その時に欲しいモデルだった時は相場よりもやや高く買い取るケースもあります。

そのため、何店舗かで実際に市場相場をもとに値付けして頂ける買取店で査定を受け、その金額を参考に在庫不足で必要としている専門店に相談することにより高く買取してもらえるお店を見つけることはできるでしょう。

もちろん専門店に行く前に愛車の相場価格を知っておくと、最初から値段交渉しやすくなり、不当な値段で買い取られにくくなります。

 

 

下取りの場合は・・・

お店に欲しいクルマを買いに来た人を対象とし、お客さんの関心も欲しいクルマの値段に傾いていて向いて、下取価格の交渉になることは少なかったのではないでしょうか?

 

他のお店ともあまり比較されないため、下取り価格は低くなりやすい傾向がありましたが、

iR(イール)では買取専門店との間で査定額の競争になりますが、店の在庫や市場感と併せて独自販路から、需要のあるクルマなら他店より高い金額を提示して、お車を買取します。

 

これからクルマを買いに行く予定があるなら、下取りを提案されると思いますが、皆様が損をしないためには下取りと買取の違いを知っておきましょう。
まずは、買取相場・買取価格を認識した上でお店に行くことをおすすめします。

 

愛車を理解し、アピールしましょう‼

クルマは、走行距離が短いほど買取価格も高くなります。
3万km、5万km、7万kmといった、奇数数字を超える前に手放すかどうかで、買取価格が大きく影響してきます。

 

通常オートオークションでは百kmの位を切り上げます。

例えば、走行距離が28900kmのクルマと30100kmのクルマがあるとします。

前者を買い取ってオークションに出品する場合、出品表には「2.9万km」と記録されます。

後者の場合は「3.1万km」と記録され、実際には1200kmの違いなのに2000kmも余計に走っているように見えてしまうのです。

そのため、百の位を切り上げて大台に乗る前にクルマを手放すと、高く買い取りやすくなります。

 

 

当店が高く買い取れる理由

iR(イール)では一定期間売れなかった車を中古車オートオークションで売却したり、独自販路を利用を持っているので、店舗管理コストを下げることで、お車の買取価格をギリギリまで上げることができるのです。

 

査定金額は、装備やグレードも大きく影響します。

特にプラス査定しやすいものは、あとから取り付けることができない純正オプション装備です。

 

1、一定速度走行出来るクルーズコントロールや前方車両の速度に合わせて走行追随出来るACCアダプティブクルーズコントロールなどの走行コントロール装備

2、純正ナビや純正ナビ連動ETC車載器

3、サンルーフ、レザーシートなど高級感を演出するオプション

4、夜間の視界を高めるLEDヘッドライト、ドア開閉しやすいコンフォートアクセスなどの便利なオプション

5、取扱説明書や新車時保証書(整備手帳)、点検整備記録簿、スマートスペアキーなどの付属品も、買取額アップにつながります。

 

 

高く買い取ってもらうためには、外装洗車をし、内装をきれいにしておくことが重要です。
きれいな状態で査定してもらうと、とても綺麗に使われていたんですねとよい印象を持ってもらえ、また不要な荷物をできるだけ降ろして査定してもらい、価格折り合えばいつでも売却可能ですという強い意志を伝えることで営業マンとの交渉もスムーズになることでしょう。

単に価格比較をされていると思うと、「他社にも相談した上で、また交渉があるかも」と警戒し、上限ギリギリの高値は提示しないものです。
「本当に売る気がある」と感じれば、ギリギリまで査定額を上げてくれるはず。

高く売りたいと思うのなら、売る気があることを伝えることで良い交渉ができると思います。

1.なぜ手放すことになったのか、いつ頃手放すつもりなのかを話す

2.買取してもらいたい金額がはっきりしていれば、そのまま伝える

3.印鑑や必要書類を持参してお店に行く

 

 

お車を売りたい時期を逃し乗り続けている皆さまへ

お車を売りたい時期を逃し乗り続けている皆さまへ

去年や今年コロナ前に査定金額が思ったより低く、車検を取得して乗り続けていて乗換を検討している方は今がチャンス‼

以前よりも査定金額がアップしている可能性が高いです!

 

 

公共交通手段の利用を控えお車での移動手段を検討している方が多いので、クルマを購入する方が増えている中、クラシックミニ・BMWミニを取り扱う弊社iR(イール)をお選び頂ける候補にしてみてはいかがでしょうか?

弊社でも随時、市場情勢を把握し高値でご商談させて頂いておりますので、ご来店、ご相談を心からお待ちしておりますので、宜しくお願い致します。

展示販売が出来るiRだからこそ、高値買取が出来るはず。今しかないチャンスお見逃し無く

 

 

 

 

 

 

 


MINI BLOG

2020.08.23公開 / 2020.08.23更新

MINI史上最速のJCW GPが早速入庫!ミニ専門店の目線でマニアックに解説してみます!

 

昨今のミニの話題の中でも特に注目を集めたニュースが、MINIジョンクーパーワークスGPの登場ではないでしょうか。コンセプトモデルの登場から2年も経ってからの市販化という事で、GPの登場を待ち望んでいたファンも多いと思います。

昨年に日本国内限定240台が受注開始となりましたが、抽選に通った運のいいオーナーのもとへ2020年の6月頃から納車が始まったようです。まだほとんど目にする機会のない特別なモデルだけに「街で出会えたらラッキーだな」「iRでも中古車として入ってこないかなぁ」なんて考えていた矢先・・・

 

 

なんと、自動車販売業者向けオークションで中古車市場に出現!!
iRで買い付けることができてしまいました!まさか240台限定モデルが、こんなにも早くiRへやってくるなんて!

早速ブログで紹介しようと思いますが、多数のメディアに試乗レポートや紹介記事が出ている中で、一般的なスペックの紹介をしても今さら感がぬぐえませんので、今回は普通のメディアでは取り上げないミニ専門店ならではのマニアックな目線でMINIジョンクーパーワークスGPの詳細をお伝えしたいと思います!

 

関連ブログ:MINI史上最速最強のF56JCW GPはここが進化した!

 

 

ジョンクーパーワークスGP(F56)の特徴

先ずは、GPを詳しく知らない方のために、モデルの概要から紹介したいと思います。

 

公道を走行可能な英国ブランド車として最速のモデル

ニュルブルクリンク北コースで先代モデルよりも約30秒早い8分以下のタイムを記録

モータースポーツの技術を広範に使用

最高出力306PS、最大トルク450Nmにより、0-100km/hは5.2秒を実現

全世界限定3,000台の限定生産、日本へは限定240台を導入

(BMW Group PressClub Japanより)

 

 

F56JCW GPの主な特別装備

  • 最高出力306PS (225kW)、最大トルク450Nmを発揮する高性能エンジン
  • トルセンLSD搭載の8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション
  • 軽量鍛造18インチ ホイール及び、225/35スポーツタイヤ
  • 専用サスペンションとキャンバー角の最適設定化
  • スポーツ・ブレーキ・システム
  • ボディ・カラー「レーシング・グレー・メタリック」
  • カーボン製ホイール・アーチ・カバー
  • 専用リア・スポイラー
  • 専用デジタル・メーター・クラスター

 

 

【スペック表/ノーマルJCWとの比較】

 

ジョンクーパーワークスGP(F56)ジョンクーパーワークス(F56)
全長388cm387cm
全幅176cm172cm
全高142cm143cm
排気量1,998cc1,998cc
最高出力306ps231ps
最大トルク45.89kg-m32.63kg-m

※ボディサイズは車検証記載の数値

 

ベースモデルとなるJCWより最高出力を75PS(55kW)アップさせ最高出力306PS (225kW)、最大トルク450Nmを発生。2リッターエンジンとは思えないほどのパワーです。FFで300馬力以上のパワーを受け止めきれるのか!?と思ってしまいますが、トレッドの拡大やエアロパーツ、サスペンションやブレーキの強化、LSDの装着など、強大なパワーを受け止めるためトータルで専用のチューニングが施されています。

 

個人的に着目したいのはLSDの採用でしょうか。ノーマルJCWはどうしてもオープンデフとDTC(ダイナミックトラクションコントロール)の組み合わせなので、サーキットでインリフトするような限界領域では内側が掻いてしまうケースがあったのですが、LSDのおかげで更なるトラクションUPが期待できます!

完全にサーキット走行を視野に入れているあたり、GPは中途半端なパワーアップモデルとは訳が違いますね!

 

では、実車をみながら特徴を紹介してみたいと思います!

 

外装の特徴

威圧感あるフロント周り!

 

ボディカラーはGP専用となる『レーシンググレーメタリック』。カラーは全くの新色ですが、色合いは過去のGPモデルのイメージを踏襲しています。

写真の奥に見えるのが先代(R56)のジョンクーパーワークスGP。こちらのカラーは『サンダーグレー』。

見比べると新型のレーシンググレーが明るい色合いに見えるかと思いますが、見る角度によっても色合いが変化します。

 

 

チリレッドで塗られているフロントバンパーはかなり張り出しの強い形状。一見すると通常モデルのバンパーを赤くしただけに見えますが、内側の形状がスムージングされており、空力を考えられていることがわかります。

左右のスプリッターも、オプションのJCWエアロアップグレードキットに近い形状ですが、フェンダーに合わせて大型化されています。

 

グリル内側のバンパー部分も通常モデルではブラックの「つるん」とした形状ですが、GPではハニカム構造のメッシュが全面に広がったデザインになっています。

 

 

 

ボンネットダクトやエンブレムもブラックに変更され、通常モデルではメッキのフロントグリルやヘッドライトリングもGPではブラックで統一されています。

ボディカラーも近くで見るとメタリックの粒子が大きく、立体感を感じるほどに深みある色合いです。

 

 

バンパーの左側にはダクトが空いており、オイルクーラーが設置されています。

このオイルクーラー、通常グレードのJCWにも搭載されていたパーツですが、LIC(マイナーチェンジ)にあわせて廃止されていました。しかし、GPでは復活しておりパワーアップに合わせてクーリング性能も向上しています!

 

リア周りもエアロデバイス多数!

 

  

 

デカいです。とにかくデカく、ひと際目を引くリアウィング。大きく左右へ張り出しており、かなりの威圧感です。

内側がチリレッドに塗り分けられているあたりは、専用品だけあってかなり凝った作りですね。写真だと分かりにくいですが、上側にはガーニーフラップまでついています。見た目のインパクト以上に、空力に考慮した形状となっていますね。

 

 

テールライトはLCI後のユニオンジャックデザイン。ですが、通常モデルと違いレンズ自体もブラック(スモーク)デザインに変わっています。

 

 

エキゾーストパイプも通常モデルとは形状が異なるステンレス製。デザイン自体はシンプルで、あえて斜めの切り上げやカーボン等の派手なフィニッシャーを付けず、ストレート形状のステンレスパイプとしているあたりはレーシングカーらしい無骨さを感じるデザインです。

リアバンパーもGPの専用形状。先代(R56)のGPではディフューザー(アップスイープ)が搭載されていましたが、F56のGPのバンパーを下から覗いてみると・・・、

 

 

フロアからつながるディフューザーは装備されていませんでした。F系になり大型化したマフラーのタイコ部分をかわすためでしょうか。先代(R56)GP用のディフューザーはノーマルモデルに後付けするケースが多かった人気パーツだけに、個人的にリアディフューザーの形状は気になっていたのですが、ここは少し残念です。

ただ、F56はR56に比べてアンダーパネルが多く配置されたフラットなフロア形成がされているので、空力特性自体はR56よりも向上してます。

 

カーボン製のフェンダーを装備!

 

GPで一番目を引くパーツはこの大きく張り出したフェンダーではないでしょうか。

カーボンファイバーを使用し、ハンドメイドで成型とのこと。繊維の形がそのまま見えるデザインですが、うっすらとグリルと同じハニカムデザインが入っています。

大きく書かれている「0316」という数字は個体ごとに割り振られたシリアルナンバー。316/3000という事で、こちらの車両は比較的若い個体だという事がわかります。

 

さて、この大型のフェンダーですが、スムージングされおらず上から被せたような形状をしています。中を覗いてみると・・・、

 

 

 

 

フェンダーの内側はフィンのような形状になっていました(実際に空気が通る穴が開いているわけではありません)。

この隙間を見て、ついつい「洗車するとき大変そうだなぁ」なんて考えてしまいました、笑

BMWのMモデルのようなブリスターフェンダーとせず、あえて上から張りつけたオーバーフェンダーとしたのはカーボンを生かした軽量化の意味合いが強いと思われます。

 

足回りもGP専用装備!

 

ホイールもGP専用の18インチ「JCW GPスポーク2トーン」。過去のGPモデルのデザインを踏襲しながらも、スポークはかなり薄く作られています。それもそのはず、こちらのホイールは軽量&高剛性な鍛造ホイール

タイヤはハンコック製のハイグリップタイヤを装着。拡大されたフェンダーアーチ分だけ幅広のタイヤを履いており、タイヤサイズは225/35R18。3ドアのボディサイズで225幅のタイヤは相当グリップしそうですね。ただ、ハイグリップのスポーツタイヤだけあって、溝は浅め。ストリートで使用すると直ぐに無くなりそうなタイヤですw

サスペンションはノーマルJCWから10mmダウン。先代のGPは純正で車高調が装備されていましたが、新型に車高調整機能はなく、アライメントの適正化が図られているとの事。

 

 

ブレーキキャリパーもノーマルのJCWより大型化されています。

ただ、ローターがプレーンなのは意外でした。てっきりJCW proブレーキシステムキットのドリルド&スリットローターが装備されると思っていましたが、パッドとのマッチングでしょうか?

 

内装の特徴

F56jcw GP レーシンググレー – Spherical Image – RICOH THETA

 

 

インテリアの雰囲気はベースモデルと大きく変わりませんが、やはり室内もGPの専用装備が多数!

 

 

 

 

GP専用デザインのダイナミカレザーコンビネーションスポーツシート(ビニール被せたままですみません)が装備されるほか、金属性シフトパドル、助手席周りのインテリア・トリム・ストリップなどの3Dプリンターによる成形で作られた専用パーツが特徴です。

トリム・ストリップにはフェンダーと同じシリアル・ナンバーが刻印されます。

 

 

そして一番目を引くのは、コックピット目の前に鎮座するデジタルメータークラスター

デジタルメーターは、マイナーチェンジ後のクロスオーバー(F60)や、日本未導入のクーパーSEにも搭載されますが、こちらは「GP」のロゴが入る特別仕様です!

センターメーターのイメージが強かったミニ。F系でセンターメーターが廃止され賛否ありましたが、ついにメーターもデジタル表示に。これだけでも室内空間がかなり先進的なイメージに変わります。

ちなみにこちらの車両の走行距離はわずか21㎞!オークションから中古車として仕入れていますが、実質は登録済み未使用車ですね。

 

 

 

メーターの中央にはデジタル表示のスピードメーターが見やすく表示されるほか、ナビゲーションの方向指示や半ドア時のワーニングも大きく表示してくれます。

 

 

ちなみにこのメーター、実車を見るまで表示はすべて液晶かと思っていましたが、よくよく見るとアナログメーターが内部に配置されており、針を光らせて表示させる作りになっていました。

 

トリップのリセットボタンが見当たらないなぁと思って探していたら、左上にボタンがありました。

 

 

シフトは8速ATを採用。残念ながらMTは採用されませんでした。DCTでもなくATが採用された理由は、強大なトルクにミッションがATじゃないと耐えられないから、との事。有り余るパワーを受け止め、耐久性にも考慮しているあたりはメーカーコンプリートカーならではですね。

 

エンジンマウント&ミッションマウントも変更されており、そのぶん変速ショックは大きめです。停止状態でシフトを試してみましたが、はっきりと音と振動が伝わってくるので、これだけでもスポーツマインドをかき立てられます!

 

 

最新のマシンですが、思わぬところにローバーミニとの共通点がありました。

驚いたことに、ドアにはサイドミラーの電動格納ボタンがありません。これだけ高額なモデルにもかかわらず、なんとミラーは手動です。ここも軽量化かな?

そういえば、過去に一度だけ海外仕様(左ハンドル)の5ドアハッチバック(F55)を仕入れたことがありましたが、その車もミラーは手動でした。狭い日本と違い、海外ではミラーをたたむ必要がないのかもしれませんね。

 

 

こちらはセンターディスプレイのメインメニュー。これを見て違いに気が付いた方はMINIオーナーか相当コアなファンだと思いますが、メニューのデザインが少し変更されていました。

ナビの機能自体は既存のタッチパネル対応ナビと共通ですが、どうやらLCI後のクロスオーバーと同一のデザインのようです。クロスオーバーもデジタルメーターが搭載されるので、ナビのソフトウェアが共通なのだと思われます。

 

 

AppleCarPlayにも対応しています。アームレストの中でスマホのワイヤレス充電も可能です。

さらにこちらの車両は追加オプションのリアビューカメラもついていました。

 

後部座席はありません!GPのトランクルーム

 

 

後部座席は無く、フロントのみの2シーターとなるのもGPの特徴。赤いシートベルトやクロスバー(タワーバー)も歴代モデルから踏襲しています。クロスバーは先代モデルと比べてかなり太いサイズになりました。これだけで剛性はかなり上がっていそうです。物干し竿みたいと言われていたこちらのパーツですが、これだけ太いとハンガーは掛けられそうにありませんね、笑

取り付け部分もリアスピーカーに一体化されたデザインになっており「取って付けた感」は一切ないとても洗練された印象です。

 

また、先代ではラゲッジスペース下部に小さい収納スペースがありましたが、こちらは新型では廃止されています。ラゲッジスペースのサイドには「GP」のロゴが内張りのシボをなくすことで描かれています。ディテールにもこだわっていますね!

 

エンジンルーム

 

最高出力306PSを発生するGPのエンジン!

吸排気のチューニングだけにとどまらず、なんとクランクシャフトやベアリング、ピスント、コンロッドなど、エンジンの内部まで手が入っています!

プーリーも軽量化され、オイルパンはコーナリング時のオイル偏りを防止する形状へ変更されるなど、完全にサーキット走行を意識しています。

 

 

エンジンは今時のクルマらしくカバーで覆われており、その姿を直接見ることはできません。ですが、カバー自体もGPの専用デザインが施されており、特別なモデルであることは一目みて伝わると思います。

 

 

派手なエンジンカバーについつい目が行ってしまいますが、エアインテークダクトも専用形状となっています。ノーマルモデルより立体的な形状となっており、内部を広げて吸入空気量が増えるように設計されているようです。

 

 

エアクリーナーボックスも大型化されており、ノーマルのJCWと比べてかなり膨らんだ形状をしています。

エアクリーナーむき出しタイプではなく、ボックス形状のままで吸気効率を高めているあたりは、流石メーカー直系のチューニングマシンといった感じでしょうか。

 

 

先代と同じく、ボディ剛性を上げるフロントストラットのタワーバーも取り付けられています。デザインは先代よりもかなりシンプルになりましたね。一見するとクラブマン(F54)やクロスオーバー(F60)に装着されている四角いタワーバーの流用かと思いましたが、よく見たらオーバル(楕円)形状になっており、GP専用品であることがわかります。

 

先代のR56ジョンクーパーワークスGPと比較してみる

日本国内の割り当て台数も限られており、かなりの希少モデルと言えるGPですが、ここで先代のR56JCWGPとの共通点や違いを見てみたいと思います。

 

R56JCW GP (2013年)

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先代のGPは、2013年に世界2000台限定で販売されました。その内日本への割り当ては200台。カタログモデルのJCWをベースに専用チューニングが施され、最高出力は218PSにまで高められています。

フロント周りはチリレッドの配色や専用ステッカーこそ追加されますが、ノーマルJCWから大きな違いはありません。しかし、リアに装備されるドライカーボン製大型リアスポイラーやディフューザーなど、専用のエアロパーツで武装され、内装もリアシートが廃されタワーバーが装備されているため、2シーターとなり乗車定員は2名しか乗れません。

 

【歴代GPモデルの共通点】

  • ツーシーター化
  • 専用エアロパーツ
  • エンジンのパワーアップ
  • サスペンションの変更
  • ブレーキの大型化

 

 

【新型F56GPと先代R56GPの違い】

 

F56JCW GPR56JCW GP

販売台数(日本)

240台200台
全長388cm(+1)377cm(+6)
全幅176cm(+4)168cm(±0)
全高142cm(-1)142cm(-1)
排気量1,998cc1,598cc
最高出力306ps218ps
トルク45.89kg-m26.5kg-m

※()内はノーマルJCW比/ボディサイズは車検証数値

 

コンセプトはどちらもサーキット走行を前提としたスポーツモデルのGPですが、新型はパワーアップの度合いが圧倒的です。ベースモデルに比べて+75ps!ここまで大幅なパワーアップされたのは今回が初めてです。まさか300psを超えてしまうとは!

 

また、新型GPでは、ボディサイズまで変更されることも大きいポイントですね。全長はリアディフューザーが装備される先代もベースモデルから大きくなっていますが、新型ではパワーを受け止めるためにオーバーフェンダーを装着してトレッドを拡大。更に225/35サイズのタイヤを装着。

 

更に駆動系にもチューニングが入り、LSDとスポーツATが組み合わされ、エンジンマウントやミッションマウントまで硬度がUPした専用品に交換されます。通常、乗り心地が悪化するパーツをメーカーが標準装着するケースは少ないので、ここまで過激なチューニングをしたマシンが市販車として買えるのはジョンクーパーワークスGPだけだと思います。

また、これだけのマシンがMINI正規ディーラーで点検を受けられる安心感も大きいですね!

 

ただいまiRでは合計3台のJCW GPを同時に在庫中!

現在iRでは、2代目(R56)GPを2台、新型(F56)GPを1台在庫中です。

恐らくこれだけのGPを同時に見れる機会はもう無いと思います!!

 

2020y F56JCW GP レーシンググレー A/T 21km

 

2013y R56JCW GP サンダーグレー M/T 22,000km

 

2013y R56JCW GP サンダーグレー M/T 7,000km

 

2代目モデルは5ナンバーサイズのコンパクトボディと、6MTの組み合わせ。自在に操る楽しさを味わうのであればMTモデルもアリですね!

新型GPは7月にオープンしたiR yokohamaにて絶賛展示&販売中です!

希少モデルですので、是非この機会をお見逃しなく!!

 

 

第3世代(F56)の在庫一覧はこちら

 

第2世代(R56)の在庫一覧はこちら

 

 

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MINI BLOG

2020.05.26公開 / 2020.05.27更新

【徹底比較】BMWミニのライバルはこのクルマ!お客様が実際に迷われてる競合車を比べてみた!

 

 

クルマを購入する時、欲しい車が一択であれば良いのですが、やはり同じカテゴリーのライバル車は気になりますよね?

価格や性能、スタイルなど迷い始めるときりがないですが、そんな時間が楽しかったりするもんです。

 

iRが扱うミニも、同じカテゴリーの輸入車だとフィアットや VWポロ、アウディ、プジョーなどライバル車は多く存在します。

それぞれ個性があって魅力的ですよね!

 

そこで今回は商談中にお客様の口からポロッと出た競合車と、ミニの各モデル毎のライバル車比較をしてみたいと思います!

それぞれの車種について、サイズや主要装備の違いなど出来るだけニュートラルに比較していきたいと思ってますのでお付き合いください。

 

 

ミニ3ドア(F56)とフィアット500

ミニといえば3ドア!ミニのスタンダードモデルはチャーミングなクルマの代表格です。

そのミニよりももっと小さくて、ミニと同じように長い歴史があるフィアット500は女性に大人気のとってもおしゃれなコンパクトカー。

特に都内のような狭い道が多いエリアでも大活躍間違いなし!軽自動車はちょっと。。。そんな方にオススメです。

 

スペック比較

 
 

 

                        公式HPより

 

ミニ3ドア COOPER 

(F56)

FIAT500 1.2TwinAir Pop

車両本体価格(税込み)

 

3,380,000円

2,760,000円

排気量

1,498cc

875cc

最高出力

100kw/4,500rpm

63kw/5,500rpm

 

最大トルク

220Nm/1,480~4,100rpm

145Nm(85kgm)/1,900rpm

寸法

全長3,835mm×全幅1,725mm×全高1,430mm

 全長3,570mm×全幅1,625mm×全高1,515mm

車両重量

1,210kg

1,040kg

最小回転半径

5,3m

4,7m

トランク容量

211L

185L

燃料

無鉛プレミアムガソリン

無鉛プレミアムガソリン

燃費

16,3km/l24,0km/l

乗車人数

4人4人

 

 

装備比較

 

ミニ3ドア COOPER (F56)

FIAT500 TwinAir Lounge

アイドリングストップ

エンジンオートスタート/ストップ

START&STOPシステム

安全装置

・ABS・DSC・ドライビングアシスト・リアPDC・

・ABS・EBD・ESC・ASR・HBA・HHS・MSR

スマートキー

スマートキー

キーレスエントリー

ナビゲーションシステム

標準装備

オプション

クルーズコントロール

ヘッドライト

ハロゲンヘッドライト

バイキセノンヘッドライト

その他

 

 

 

Point

FIAT500 1.2TwinAir Popは見た目からしてレトロ感満載で可愛いですが、レトロな感じはアイドリング中にも体感出来ます。2気筒なのでアイドリング中のエンジンの振動は現代の車では、なかなか味わえないのではないでしょうか?。2気筒ターボで車両重量も軽いので加速が良いです。

 

ミニ3ドア COOPERは直列3気筒ターボ。ゴーカートフィーリングと言われると物凄く足回りが堅そうなイメージを持たれますが、モデルチェンジ後、乗り心地は改良されています。アクセルペダルを踏み込めば応えてくれるスムーズな加速はドライバーを満足させてくれます。

 

 

ミニ5ドア(F55)とVWポロ

2人以上で移動する機会がある方はリアドアのある5ドアがオススメ!
前席の人が降りなくても乗り降りできるし、お買い物をしたときにリアドアがあればポンと置くことも出来ます。
小さなお子さんがいらっしゃる方も、リアドアを開けてチャイルドシートに乗せることも簡単!
やっぱりドアは2枚より4枚のほうが便利なことは間違い無いですね。

スペック比較

 

 

                                            公式HPより

 

ミニ5ドア COOPER(F55)

Polo TSI Highline

車両本体価格(税込み)

3,380,000円

2,788,000円

排気量

1,498cc

999cc

最高出力

100kw/4,500rpm

70kw/5,00~5,500rpm

最大トルク

220Nm/1,480~ 4,100rpm

175Nm/2,000~3,500rpm

寸法

全長4,000mm×全幅1,725 mm×全高1,445mm

 全長4,060mm×全幅1,750mm×全高1,450mm

車両重量

1,260kg

1,160kg

最小回転半径

5,4m

5,1m

トランク容量

278L

351L

燃料

無鉛プレミアムガソリン

無鉛プレミアムガソリン

燃費

16,3km/l19,1km/l

乗車人数

5人5人

 

 

 

装備比較

 

ミニ5ドア COOPER(F55)

Polo TSI Highline

アイドリングストップ

エンジンオートスタート/ストップ

START&STOPシステム

安全装置

・ABS・DSC・ドライビングアシスト・リアPDC・

・ABS・ESC・プリクラッシュブレーキシステム・ドライバー疲労検知システム・リヤビューカメラ

スマートキー

コンフォートアクセス

キーレスゴー

ナビゲーションシステム

標準装備

オプション

クルーズコントロール

アクティブクルーズコントロール

アダプティブクルーズコントロール

ヘッドライト

LEDヘッドライト

LEDヘッドライト

その他

 

 

 

Point

Polo TSI Highlineは1Lターボエンジンで出だしこそ少しモタつきがあるが、エンジンが回ればパワフルに軽快な走りを見せてくれる。またモデルチェンジ後はボディサイズが大きくなった為後席もラゲッジスペースにもゆとりがプラスされた。

 

ミニ5ドア COOPERはコンパクトボディなのに広々とした車内空間を持ち、日常使いはもちろん、旅行に行くときの荷物も楽々詰め込めます。1.5Lターボで登り坂でもアクセルを踏めば加速していく所は、やはりミニの醍醐味です。

 

 

ミニクラブマン(F54)とプジョー308SW AllureBlue HDi

ステーションワゴンはセダンの走行性能を生かしつつ、室内空間の広さを持たせた万能車。

また、ミニバンと違い駐車場の高さも気にしなくて良いので、5人以下で使い勝手と走行性能両方譲れない!と言う方にはオススメです。

今回はミニクラブマンとフランスの名車プジョーとの比較です。

 

スペック比較

 

 

                                          公式HPより

 

ミニクラブマン COOPER D(F54)

プジョー308SW AllureBlue HDi

車両本体価格(税込み)

4,040,000円

3,358,000円

排気量

1,995cc

1,498cccc

最高出力

110kw/4,000rpm

96/kw/3,750rpm

最大トルク

350Nm/1,750~2,500rpm

300Nm/1,750rpm

寸法

全長4,275mm×全幅1,800mm×全高1,470mm

 全長4,600mm×全幅1,805mm×全高1,475mm

車両重量

1,540kg

1,380kg

最小回転半径

5.5m

5,4m

トランク容量

360L

420L

燃料

軽油

軽油

燃費

19,5km/l21,6km/l

乗車人数

5人5人

 

 

装備比較

 

ミニクラブマン COOPER D(F54)

プジョー308SW AllureBlue HDi

アイドリングストップ

エンジンオートスタート/ストップ

アイドリングストップ装置

安全装置

・ABS・DSC・ドライビングアシスト・電気式パーキングブレーキ・リアPDC・

・ABS・EBD・アクティブセーフティブレーキ・ESC・エレクトリックパーキングブレーキ/ヒルスタートアシスタンス・レーンキープアシスト・ワイドバックアイカメラ・フロント&バックソナー

スマートキー

コンフォートアクセス

スマートキー

ナビゲーションシステム

標準装備

オプション

クルーズコントロール

アクティブクルーズコントロール

アクティブクルーズコントロール

ヘッドライト

ハロゲンヘッドライト

LEDヘッドライト

その他

 

 

 

Point

プジョー308SW AllureBlue HDiは1.5Lディーゼルターボの8AT。低速からスムーズで力強い走りが体験出来ます。インテリアではステアリングホイールが小さくメーターが見やすくなってます。一つ気になるのはエンジンの回転計が右から左に上がっていくのは慣れが必要かもしれません。

 

ミニクラブマン COOPER D(F54)はファミリー層をターゲットにしていてモデルチェンジして5人乗りになりました。リアテールゲートは観音開きのまま。コンフォートアクセスであし足をバンパーの下にかざすとリアテールゲートが自動で開いてくれます。手が埋まっている時にかなり便利な機能です。

 

 

ミニコンバーチブル(F57)とマツダロードスター

風を感じ心まで解放される。誰もが一度は憧れるオープンカーは海も山も街にも映える万能カー。

春の昼時、夏の明け方、秋の夕暮れ。そして冬も。冬は寒すぎると思うかもしれませんが、暖房を効かせれば意外と寒くないんです。

ミニシリーズの中でも当店人気No.1のコンバーチブルのライバル車は以外にも国産車でるマツダロードスター!

4人乗り、2人乗りの違いはありますが、風を感じて気持ちよくドライブできることに違いはありません。

 

スペック比較

 

 

                                             公式HPより

 

ミニコンバーチブル COOPER S(F57)

マツダROADSTER S LeatherPackage 

車両本体価格(税込み)

4,480,000円

3,284,600円

排気量

1,998cc

1,496cc

最大出力

141kw/5,000rpm

97kw/7,000rpm

 

最大トルク

280Nm/1,350~4,600rpm

152Nm(85kgm)/4,500rpm

寸法

全長3,860mm×全幅1,725 mm×全高1,415mm

 全長3,915mm×全幅1,735mm×全高1,235mm

車両重量

1,370kg

1,060kg

最小回転半径

5.3m

4.7m

トランク容量

215L

燃料

無鉛プレミアムガソリン

無鉛プレミアムガソリン

燃費

15,5km/l17,2km/l

乗車人数

4人2人

 

 

装備比較

 

ミニコンバーチブル(F57) COOPER S

マツダROADSTER S LeatherPackage 

アイドリングストップ

エンジンオートスタート/ストップ

START&STOPシステム

安全装置

・ABS・DSC・ドライビングアシスト・リアPDC・

・ABS・DSC・TCS・ブレーキアシスト・DAA・SCBS

スマートキー

コンフォートアクセス

アドバンストキーレスエントリー

ナビゲーションシステム

標準装備

オプション

クルーズコントロール

アクティブクルーズコントロール

クルーズコントロール

ヘッドライト

LEDヘッドライト

KEDヘッドライト

その他

幌開閉時間 約18秒

幌開閉時間 約13秒

 

Point

マツダROADSTER S LeatherPackageは黒いレザーシートを標準装備しラグジュアリー感をプラスしたモデル。上品な質感のインテリア、スタイリッシュな佇まいでファンが多いのも肯けます。BOSEサウンドシステムも採用しておりドライバーを優越感を齎せてくれます。

 

ミニコンバーチブル COOPER S(F57)はミニ3ドアよりもトランク容量があります。2人で旅行に出かけるなら2泊3日分の荷物は乗せられます。いざと言う時は4人乗れるので安心です。

 

 

ミニクロスオーバー(F60) とフィアット500X

2017年にモデルチェンジしたミニ クロスオーバー 。2019年にモデルチェンジしたFiat500 X Cross。

コンパクトSUVでどの世代にも人気があります。4WDが人気かと思いきや、意外と2WDも需要があり、スタイルで選ばれてることも多いんです。

 

スペック比較

 

 

                               公式HPより(欧州車仕様)

 

ミニクロスオーバー  COOPER S(F60)

FIAT 500X Cross

車両本体価格(税込み)

4,730,000円

3,410,000円

排気量

1,998cc

1,331cc

最大出力

141kw/5,000rpm

111kw/5,500rpm

 

最大トルク

280Nm/1,350~4,600rpm

270Nm(85kgm)/1,850rpm

寸法

全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mm

 全長4,280mm×全幅1,795mm×全高1,610mm

車両重量

1,550kg

1,440kg

最小回転半径

5,4m

5,5m

トランク容量

450L

350L

燃料

無鉛プレミアムガソリン

無鉛プレミアムガソリン

燃費

13,3km/l13,4km/l

乗車人数

5人5人

 

 

装備比較

 

ミニクロスオーバー  COOPER S(F60)

FIAT 500X Cross

アイドリングストップ

エンジンオートスタート/ストップ

START&STOPシステム

安全装置

・ABS・DSC・ドライビングアシスト・リアPDC・

・ABS・EBD・ESC・ASR・HBA・HHS・車線逸脱警報・前面衝突警報

スマートキー

コンフォートアクセス

キーレスEnter’N Go

ナビゲーションシステム

標準装備

オプション

クルーズコントロール

アクティブクルーズコントロール

アダプティブクルーズコントロール

ヘッドライト

LEDヘッドライト

LEDヘッドライト

その他

 

 

 

 

Point

FIAT 500X Cross新世代エンジンの1.3Lの“FireFly”ターボを搭載。アイドリングも静かで、走り出しは少し高速走行では、軽快な走りに変わり、ロングドライブを楽しめそうです。

 

ミニクロスオーバー  COOPER S(F60)はミニなのに小さくない。でも、ミニらしさがしっかりあってミニ好きな、でもミニだとちょっと小さいと感じてたユーザーにとっては最高に実用性の高い車となっています。実際大人が5人乗ってもそこまで窮屈さは感じません。

 

最後に

BMWミニにはたくさんのボディバリエーションがあり、国産輸入車問わずに多くのライバル車が存在することが分かりました。

だけどやっぱりミニは唯一無二な存在なんじゃないかと思うんです。

一目でミニと分かる外観、上質な室内空間、そして運転する喜びを教えてくれる力強い走りとコーナリング。

今回挙げたライバル車と比較して価格は決して安いとは言えませんが、走行性能や採用されている高い技術を見れば良心的な価格と言えるのではないでしょうか?

そして、なんと言ってもリセールバリューがいい!これはPoint高いハズ。

 

ライバル車に心を掴まれてる人も、契約書にサインする前にぜひ一度イールにいらしてミニに触れてみてください。

もしかしたらミニ、イイネ!ってなりますから♫

そんなあなたのご来店をお待ちしてます♡


MINI BLOG

2020.04.12公開 / 2020.04.13更新

後ろ姿はどっちがお好み?BMWミニLCIテールレンズと前期モデルのテールレンズと並べて比較してみた!

 

ミニのリヤビューが好きって言う方って結構多いんですよね。

後続車にとって一番目に付く場所がテールレンズ。

特に夜間の走行ではテールレンズの形状や光り方で車種を認識出来る部分でもあります。

ミニには多くのボディバリエーションがあるので、テールレンズにもそれぞれ個性が溢れてます。

またモデル初期と後期でも変更されることの多いボディパーツでもあります。

そこで今回は最近街で見かける事も多くなってきましたミニのLCIモデルのテールレンズについて、LCI前後のテールレンズ比較を画像つきでご案内いたします。

 

 

 

 

そもそもLCIって?

エルシーアイ?自動車業界が長い私でしたが、最初に聞いた時何の事だか分かりませんでした。

んで、調べましたよ。日々勉強ですからね。

LCIとはBMWで独自に使用している用語で一般的に言うマイナーチェンジ。

いやいや。マイナーチェンジでいいやん!

 

LCIのタイミングはモデルによって異なります。

ミニ5ドア(F55)/ミニ3ドア(F55) → 2018/5〜

コンバーチブル(F57) → 2018/5〜

クラブマン(F54) → 2019/10〜

クロスオーバー(F60) → 間もなく!?

 

LCIで変更になった部分は?

■LEDデイライト

パッと見で分かるのはLEDデイライト。

前期は円形の下の部分が切れていたのですが、LCIで完全な円形に。

お目目が更にクッキリした感じです。

ミッション

ミッションはミニで初採用7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)。※ディーゼル車、4WDは除く。 

ATのような操作性でMTのようなゴーカートフィーリングを楽しめます。

■アクティブクルーズコントロールとドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ)を標準化。
クラブマン(F54)のみ※ワンとバッキンガムはオプション。

■テールレンズ

そして今回のテーマでもあり、一番分かりやすく変わったところはそう!

グレードによってユニオンジャックテールレンズが標準装備となった事!

ご存知の通りLCI以前よりミニ5ドア(F55)/ミニ3ドア(F55)/ミニコンバーチブル(F57)は共通のテールレンズになります。

 

グレードによってはユニオンジャックテールがないモデルも!?

徐々に街でも見かけることの多くなったLCI後のミニとユニオンジャックテール。

ただ気をつけないといけないのが全てのグレードで展開されてるわけではなく、一部ユニオンジャックテールが選べないグレードもあります。

ちなみにLCI前のモデルをユニオンジャックテールに変更を希望されるお客様が最近増えてます。

もちろん対応できます!

iRの場合、提携ディーラーのMINI OTAさんに依頼して作業して頂くのですが、作業の際はコーディング(プログラムの書き換え)も同時に行います。

価格は工賃も含めて概ね10万円前後

 

ではモデルごとに、どのグレードが標準装備なのかまとめてみました。

 

■ミニ3ドア(F56)、ミニ5ドア(F55)

【ユニオンジャックテール標準装備グレード】

ヴィクトリア、クーパーS、クーパーSD

(ヴィクトリアはミニワンにLEDヘッドライト、ユニオンジャックテールを標準装備したグレード)

【ユニオンジャックテール不採用グレード】

ミニワン、クーパー、クーパーD

 

■ミニクラブマン(F54)

【ユニオンジャックテール標準装備グレード】

バッキンガム、クーパーS、クーパーSD、クーパーS ALL4

【ユニオンジャックテール不採用グレード】

ミニワン、クーパー、クーパーD

 

■ミニコンバーチブル(F57)

【ユニオンジャックテール標準装備グレード】

クーパー、クーパーS

 

ではそれぞれのモデルのテールランプの光り方を見ていきましょう!

 

ミニ3ドア(F56) / ミニ5ドア(F55) / コンバーチブル(F57)

先程もお伝えしたようにミニ5ドア(F55)/ミニ3ドア(F55)/ミニコンバーチブル(F57)はテールレンズの形状が同じです。

LCI後(左側)からウィンカーランプとブレーキランプはLEDに変更されています。

 

通常時

左:LCIモデル 右:LCI前モデル

 

外枠の形状が同じなのが分かりますね。

 

スモールランプ点灯時

左:LCIモデル 右:LCI前モデル

 

ここで、ユニオンジャックが姿を現すのですね。

ブレーキを踏んだ時にユニオンジャックが光ると思っている方、結構いるんです。スモール点灯時は後ろ姿を際立たせます。

前期のテールランプはスモールランプバルブはストップランプと一体になっているので、W球12V21Wを使用しています。(右側)

LCIテールレンズはスモール、ブレーキ、ウィンカーはLEDに変更されています。(左側)。

比べると光り方がLEDの方が光がしっかりしてるのが分かります。

 

スモールランプ&ブレーキランプ点灯時

左:LCIモデル 右:LCI前モデル

 

前期のブレーキランプは丸く優しい光で後続車にブレーキを知らせます。

LCIブレーキランプは縦に光っています。

前期のブレーキランプの方が光る範囲が広いんですね。

 

ブレーキランプ&バックランプ点灯時

左:LCIモデル 右:LCI前モデル

 

ここで、あれ?と思った方!そうです!バックランプはハロゲンなの?って思いますよね。

そうなんです。ハロゲンなんです。

てっきり、全部LEDになっていると思っていたのでびっくり!

バルブタイプはS25

 

せっかくなので、バックランプのバルブもLEDに変更したいですよね。

市販のS25用のLEDバルブが売っていますが、注意が必要です。球切れ警告や装着したLEDが点滅するなどの症状が出ないようににキャンセラ-を内蔵しているバルブでも警告灯が点灯したり装着したLEDが正常点灯しないという症状が発生する場合があるようです。

 

スモールランプ&ブレーキランプ&バックランプ点灯時

左:LCIモデル 右:LCI前モデル

 

前期モデルのテールレンズが目にしか見えなくなってきました。。

 

ウィンカー点灯時

左:LCIモデル 右:LCI前モデル

 

前期のウィンカーランプは丸くて可愛らしいですね。

LCIウィンカーランプは横に一文字に点灯。対照的な印象です。

 

スモールランプ&ブレーキランプ&ウィンカー点灯時

左:LCIモデル 右:LCI前モデル

 

ユニオンジャックテールは影があるのに対し、前期型テールレンズは全体が光るので後続車からは分かりやすいです。

 

クラブマン(F54)

クラブマンはLCIが行われてから間もないこともあり、街中でまだまだ見かけることは少ないです。

※今回、LCIテールレンズの写真をMINI世田谷さんにご協力頂き撮影させて頂きました。

 

 

通常時

左:LCIモデル 右:LCI前モデル

 

ミニ5ドアやコンバーチブはユニオンジャックの半分ですが、クラブマンはユニオンジャックが4分の1なんですね。

 

ブレーキランプ点灯時

左:LCIモデル 右:LCI前モデル

 

前期モデルのブレーキはリアバンパーにあるんです。これ、意外と知らない人多いです。

 

スモール点灯時

左:LCIモデル 右:LCI前モデル

 

ちなみに。前期のテールレンズは観音開きのドアに付いているのですが、開けてしまうと後ろからだと認識しずらくなります。

そこで!↓↓↓ドアが開くと下のブレーキ部分が光るんです。

 

 

スモール&ウィンカー点灯時

左:LCIモデル 右:LCI前モデル

 

ウィンカーも同じでドアが開くと下の部分が点滅します。↓↓↓

 

 

スモール&ブレーキ&バックランプ点灯時

左:LCIモデル 右:LCI前モデル

 

LEDユニオンジャックテールレンズの光はクッキリしていて現代的な感じがしますが、ふんわり柔らかに丸く光る前期型のテールレンズもミニらしさがあります。

おまけ

ミニはデザインが個性的で人を惹きつける魅力が散りばめられています。

今回、テールレンズをマジマジと見て新しい発見をしました。それは・・・

前期は「ウィンカー部分」に、ユニオンジャックテールは「側面に」MINIマークがあるの知ってましたか?

ウィンカー部分のミニマークを見つけた時「こんな所に!?」とビックリしました。

他にも隠れMINIマークはきっとあります。見つけたら、是非教えて下さい!

 

ユニオンジャックテールレンズに対しては賛否両論ありますが、インパクトを与えると言う面では、とても良いと思います。

とは言え、まだまだLCIモデルは値段が高いので、前期モデルを購入してユニオンジャックテールに変更するのもありだと思いませんか?

また、交換する際は純正品で交換することをお勧めします!

 

 


MINI BLOG

2020.03.09公開 / 2021.07.30更新

エンブレムから紐解く歴史!実はほとんど知られていないあのメーカーのロゴの由来


  突然ですが、ミニのエンブレムを何種類、見たことがありますか?
ミニの中古車販売店であるiRでは、クラシックミニからBMWミニまで様々なミニのエンブレムを見ることができます。
同じブランドでも歴史を刻む中で車の形だけでなく、エンブレムも時代時代のトレンドに合わせて変化しています。
  そんななか先ごろミニを傘下に置くBMWから、23年ぶりに新しいエンブレムが発表されました。
こちらがその新しいエンブレム。
 
画像引用元:Car watch
以前に比べ、外縁の黒かった部分がクリアになり、シンプルでスタイリッシュになったように感じます。
その反面で、個人的には高級感が少しなくなってしまったかな?という印象を受けました。
みなさんの第一印象はいかがでしたか?
今までのエンブレムがお好きという方も多いのではないでしょうか?
  なお、新たなエンブレムはSNSや公式ウェブサイトで使用されるようで、ディーラーの外内装や生産モデルの車体には使用の予定はないとされ、市販車には以前までのエンブレムデザインが採用されるとのこと。
  冒頭にもお話をしましたが、改めて、この発表を見ても時代の変化に合わせてエンブレムも変化しているころが分かります。
今までなんとなく見ていた自動車メーカーのエンブレム。
原型のデザインや、どんな由来や意味を持っているんだろうと気になりませんか?
  以前のブログでもご紹介をさせていただきましたが、
今回はもう少し深く、自動車メーカーのエンブレムについてお話させていただきます。
エンブレムの由来を知ることは歴史を知ることにもなります。
長年、愛され続けるメーカーにどんな歴史があるのか見ていきましょう。

メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)


画像引用元:logovaults
  車に詳しくない方でも知ってる、言わずと知れた高級車メーカー。
でも、実は「メルセデス・ベンツ」は会社名ではなくはブランドネームってご存知でしたか?
「メルセデス・ベンツ」はドイツ・ダイムラー社の取り扱っているブランドなのです。
  ダイムラー社は、1883年に創業されたとする、世界最古の自動車会社ベンツ&シー社と、1890年創業のダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフト社が1926年に合併したのが始まりです。当時の社名はダイムラー・ベンツ。
  そこから何十年と、合併や分離を繰り返し行うことで、当然ながら社名も変わっていきました。
その中、およそ80年以上の歴史の中で会社の変化に関わらず、残り続けているのが「メルセデス・ベンツ」というブランドネーム。
この認知度には、これだけの歴史があるからこそですね。
  そのベンツのエンブレムに使われているのは「スリーポインテッド・スター」と言われるエンブレム。
はじめは、周囲の円はなく、三つの頂点を持つ星形のみでした。
これは、「三本の光芒は陸・海・空を指し、それぞれの世界でのモビリティーの発展を意味する」という
ダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフト社の創業者、ゴットリープ・ダイムラーの思想が込められたものです。
  1926年にベンツ&シー社との合併によって当時、ベンツ&シー社が自動車レース界で成し遂げた成功を意味していた月桂冠をあしらったロゴの円形を用いたことで誕生したのが現在の円形付きのエンブレム。
それから、時代とともに形を変え、現在のエンブレムとなりました。
 

フォルクス・ワーゲン(Volkswagen)


画像引用元:AXIS WebMagazine
  フォルクス・ワーゲンも2019年にエンブレムの変更発表があり、無駄のないフラットな2Dデザインになりましたね。
VolksとWagenの頭文字を合わせた一見誰にでも思いつくようなデザイン。 そもそもフォルクス・ワーゲンとはどのような意味か分かりますか? また、フォルクス・ワーゲン起源にはあのアドルフ・ヒトラーが大きく関わっていたって知っていましたか? フォルクスワーゲンはアドルフ・ヒトラーがベルリンモーターショウで提唱したある計画に由来されます。 この計画は、ドイツのモータリゼーションを推進するために、国民で貯蓄を積立て、その資金を元に自動車開発を行おうとするものでした。 それに、参加・出資した国民には車が納品されたというのです。 国民が、国のために自動車開発を行い参加したものには車が配られるこの計画を「国民の車」という意味のある「フォルクス・ワーゲン」計画と名付けたことが由来となります。 エンブレムの原型を考えたのは、フランツ・クサーヴァー・ライムシュピースという人物で、社内公募によって選ばれたとのことでした。 原型のエンブレムはもっと複雑だったようですが、これならシンプルなエンブレムである理由が少し理解出来る気がします。
 

BMW(ビー・エム・ダブリュー)

冒頭でもお話したBMW。 マイナーチェンジは行われましたが、大きなエンブレムデザインに変化はありませんでした。
青と白が印象的なこのエンブレムにはどんな意味が込められているのでしょうか。
BMWに関してはいくつか噂があるので、紹介させていただきます。
  1番有名なのが、プロペラ説。
元々、航空機メーカーとして名を馳せていたBMW。

そこから、プロペラの回転をモチーフに青は空、白は雲を用いられたエンブレム。 なぜ、これが1番有名なのかというとBMWの公式で発表されているからです。   しかし、これを否定する説があるのです。 実はこの公式の発表されたのは、ロゴマークを商標登録してから12年後の1929年です。
なぜ、ここまでの長い期間公式発表されなかったのか? なぜ、初飛行を成功させた時に公表しなかったのか? という疑問に着目し、もう一つの説が浮上してきました。

 

BMWの前身の会社が、RMW(Rapp Motoren Werke)という会社でした。
  その会社のロゴがこちら

画像引用元:Rdesing

  そして、本拠地としていたバイエルン州の州旗が青と白。 これを掛け合わせたものが、現在のBMWのロゴになるわけです。 これだとあまりにも単純すぎるので広報担当の方がPRの一環として公表し、プロペラ説が有名になったということでした。 1929年の時代にPRによって世界的に認知される由来になるということは単純にすごいことですよね。尊敬します。(笑)
 

MINI(ミニ)

このブログを読んでいただいてるということはみなさまご存知ですよね? でもこれから、ミニの歴史を勉強したいという方へ向けてご紹介いたします。 ミニの歴史もとっても古く1959年にまで遡ります。 当時世界最大の自動車メーカーであるブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)の傘下にあった オースチン社とモーリス社がそれぞれ「オースチン・セブン」と「モーリス・ミニ・マイナー」販売していました。 その頃はまだミニとは呼ばれておらず、その頃はMk-1(マークワン)と呼ばれていました。 その後、1961年にスポーツモデルの「ミニ・クーパー」が誕生しました。 今ではよく耳にする「ミニ・クーパー」これは人の名前から取ったものなのです。 ミニを家庭向けに開発した技術者のアレック・イシゴニス氏でしたが 俊敏なハンドリングとキビキビとした走りで、後に「ゴーカートフィーリング」というフレーズにもなるこの魅力気付いたのが、ジョン・クーパー氏。 イシゴニス氏への度重なる説得の末、カーレース仕様にチューンナップをし、1961年に本格的に取り組みをスタート。 1964年のモンテカルロラリーへミニでの初優勝を皮切りに、数々のレースで結果を残しました。 もちろん、初優勝のドライバーが、ジョン・クーパー氏。 偉大なドライバーの名前がそのまま使用され、現在でも最上級のグレードのJCW(John Cooper Works)として生き続けているのです。 ミニクーパー誕生の翌年、1962年にミニの名前が親しみやすいとのことから、 「オースチンセブン」から 「オースチンミニ」へ名前を変更。 クルマ自体も年を重ねるにつれて、Mk-2、Mk-3へと移行されました。 そして、馴染み深い、この″MINI″というロゴが使用されるようになったのは1969年から。 親会社がBLMC(ブリティッシュ・レイランド・モーター・コーポレーション)と名前を変更し、  今までのオースティン・ミニとモーリス・ミニ・マイナーというバッジはなくなり、単純に「MINI」のみとなりました。

  当時のロゴがこちら。

  ●オースチン

画像引用元:MOBY

 
画像引用元:MOBY

  ●モーリス


画像引用元:MOBY

  1982年に製造メーカーがBLMCからオースチン・ローバーに変更され、日本正規ディーラも誕生。 1989年にはオースチン・ローバーからローバーへ社名を変更。 ローバーのロゴもたくさんありますので、代表的なものをいくつかご紹介します。
 
97年以前にはモデルによって、ロゴが異なり、 クーパーにはこちらのロゴが使用されていました。 周りには月桂樹をあしらったイメージでシンプルなロゴ。
 
また、ケンジントンやメイフェアにはこちらのロゴが使用されておりました。 ちなみにこちらのロゴには、バイキング船が描かれています。なぜ、バイキング船なのか? 元々、「ROVER」とは走りまわるというROVEを動詞にしたものから由来しています。 大航海時代に何千マイルもの海を渡っていた、究極のローバー(彷徨者)であるバイキング船をエンブレムに掲げました。  
画像引用元:logovaults

そして、97年以降は見覚えのあるこちらのロゴへ統一されました。 現在のBMWミニにも採用されている「MINI」の両側に翼をレイアウトしたこのエンブレムがミニのフロント&リアバッジに採用されました。

 
画像引用元:Ts&CO.,Ltd

  2000年にはローバーミニの生産が惜しまれながら終了。 2001年からはBMWがミニを生産することになり、ローバーミニのエンブレムを踏襲したBMW MINIエンブレムが誕生しました。

 
画像引用元:logovaults

  初代ロゴは立体的なデザインでしたが、2018年には当時流行していたフラットデザインに変わり現在(2020年3月現在)のものになりました。

 

  フォルクスワーゲン、ミニに続き、BMWもフラットデザインを採用し、よりシンプルなデザインが最近のトレンドのようですが、これから変更する各メーカーの動向もチェックしていきたいですね。 今回は自動車メーカーロゴの由来や歴史について紹介しましたが、いくつ知っていましたか? 世界にはたくさんのメーカーがあるので、調べてみるとたくさんの発見があるかも知れません。 是非、みなさまも調べてみてくださいね!


MINI BLOG

2019.11.30公開 / 2021.07.30更新

自分が乗るミニが分からない人がたった5分でミニの選び方が分かるブログ!?

 

巷では「最近のミニってミニじゃなくね?!」などと言われている昨今のミニ事情。

クラッシックミニ(ローバーミニ)の時代から考えると、とどまることを知らないサイズの巨大化により、BMWミニはすでにコンパクトカーの枠に収まらなくなってきました。

またエンジンもガソリン車だけでなくディーゼル車もあり、最近のJCW(ジョン・クーパー・ワークス)に至ってはなんと306馬力ものハイパフォーマンスエンジンまで取り揃えてます。

とは言え、定番の3ドアハッチバックからスモールSUVであるクロスオーバーまで、エンジンも3気筒1500CCのONE(ワン)から2000CC のディーゼルターボ、はたまた2000CCのターボエンジンまで多様なラインナップは、ユーザーさんのライフスタイルや経済事情などによって選択の幅が広がったのも事実。

 

そこで今回は「いま自分(家族)が乗るべきミニの最適解」を見つける一助になるような記事を作ってみました。

きっとこのブログを読み終わった時は、欲しいミニも決まっているはずです。

 

今回は阿部がご紹介致します♪

 

 

STEP1 ボディタイプ選び

まずはボディタイプを選びましょう!

BMWミニには、2人乗りから5人乗りまでバリエーションがあります。

私の偏見や妄想が含まれている所もあるので、あくまでも参考にしていただきたいのですが、自分のライフスタイルにどのタイプが合っているのか考えて決めてください!

 

ミニ3ドア ハッチバック

*画像は第3世代 3ドアハッチバック(F56)

 

まずはBMWミニに乗ってみたい!という方にオススメなのが3ドアハッチバック。

BMWミニといえばコレ!という方も多いはず。私もミニのイメージは最初はこれでした。外見を気に入って購入された方が走りの楽しさに魅了されてしまうのがこの3ドアで、扱いやすさと走りの楽しさを追求できるクルマです。手軽に乗れるという点でも気に入られているようです。

他の車種と比較すると、価格が最も安く設定されているので、気軽に楽しめて、かつ走りを楽しめる車種です!

【関連ブログ】

【似て非なるMINIの2モデル】3ドアと5ドアを改めて比較して分かった事!

 

コンバーチブル

オープンモデルのコンバーチブルも発売されています。

こちらは3ドアよりお値段があがりますが、サイズや乗車人数が3ドアとほぼ同じで、屋根(幌)が開くので、晴れた日に気持ちよく乗りたいと思う方にはオススメです。

後席に関しては、幌をオープンさせると開放感があり3ドアの少し窮屈な感覚が軽減されます。

晴れた日に海岸沿いを走るとサイコー!

*画像は第3世代 コンバーチブル(F57)

【関連ブログ】

春夏秋冬オールウェイズオープンドライブ!現行型MINIコンバーチブル(F57)の魅力を紹介!人生で一度はお洒落なオープンカーに乗ってみませんか?

 

ミニ5ドアハッチバック

*画像は第3世代 5ドアハッチバック(F55)

 

新しい家族が増えた方が3ドアから乗り換える車種として最も多い車種が5ドアハッチバックです。3ドアで後部座席のチャイルドシートに子供を乗せるのは一苦労します。

日帰りであればそこまで多くの荷物は必要ないと思いますので、5ドアで十分だと思います。3ドアに比べて車両重量が重くなってしまいますが若干後部座席にゆとりができ、さらに乗り降りも簡単に行えます。

【関連ブログ】

【似て非なるMINIの2モデル】3ドアと5ドアを改めて比較して分かった事!

 

ミニクラブマン

*画像は第3世代(2代目) クラブマン(F54)

 

一泊であればそこまで荷物は増えませんが、連泊ともなるとそこそこ荷物が増えてきます。そんな時、荷室にゆとりがあった方が良いですよね?そんなニーズに応えたのがクラブマンです。

広々と運転できて、荷物は荷室へ。長距離移動の宿泊旅行が多い方にはうってつけです!

また、ゴルフバックやトランクケースがどのように入るのか検証しているので、気になる方は関連ブログをご覧になってください。

【関連ブログ】

「ちょいお洒落なファミリーカー」が欲しいなら、車体価格200万円台からの2代目ミニクラブマンはいかが?

・ミニにゴルフバッグって乗る?トランクケースを乗せて旅行って出来る?これさえ見ればそんな疑問も解決!【前編 第2世代 R系編】

・ミニにゴルフバッグって乗る?トランクに荷物を乗せて旅行って出来る?これさえ見ればそんな疑問も解決!【後編 第3世代 F系編】

 

ミニクロスオーバー

*画像は第3世代(2代目) クロスオーバー(F60)

 

車高が高くなり、ルーフレールが標準装備されたクロスオーバーならアウトドアにはもってこいです!

ALL4という4WD(全輪駆動)は悪路や雪道も安心!(雪道はスタッドレスタイヤを履いてくださいね)

ルーフレールを使ってルーフボックスやキャリアバスケット、自転車を載せられるサイクルキャリアを付けたならば、もう外に出たくなること間違いなし!

ウィンタースポーツをされる方や、キャンプなどアウトドアが好きな方のお買い求めが多いです!

【関連ブログ】

現行型ミニクロスオーバー(F60)を徹底解剖!先代クロスオーバー(R60)からどう進化したのかCheck it out!

BMW MINIの冬事情 ~足回り編~

THULEの正規輸入代理店に聞いてきた!MINI適合のベースキャリアはこちら!(F系編)

 

ペースマン

*画像は第2世代(初代) ペースマン(R61)

 

*後席は独立2シート

 

2013年3月に7番目のミニとして登場したのがペースマンです。

サイズはクロスオーバーとほぼ一緒ですが、3ドアで4人乗りとなっています。

そのため、後部座席の快適さはクロスオーバーより上です。後部ドアがないのは不便かもしれませんが、クロスオーバーは後部に3名が座るように設計されています。一方、ペースマンは後部は左右が独立した2名乗車のシート設計です。運転の楽しさも快適さもラグジュアリーさも欲しいという方には、ペースマンは自信を持ってオススできるモデルです。

【関連ブログ】

もう人気が無いなんて言わせない!ミニクーパーペースマン(R61)の魅力について徹底解剖!

 

ミニクーペ

*画像は第2世代 クーペ(R58)

 

BMWミニで5番目の車種となり、初の2シーターのクーペ。

外見からは窮屈そうに見えますが、乗ってみると案外そうでもありません。自称176cmの私が乗り込むと、ルーフが低く感じることはあれど、決して狭くはありません。

フィット感の良いシートに身を委ねると、心地よいホールド感が体感できます。2シーターなので助手席に乗せる方が私のようなおっさんでなければ、必ず街行く人が振り返ります。

2人での旅行も安心の、荷室が280Lという大容量!ちなみに3drは約160L。後席が無い分、荷室が広くなっています。

世の男性達!カッコよく決まるBMWミニは、クーペだぜ!

 

【関連ブログ】

実はBMWミニ史上最強のスポーツモデル?!ミニクーペ(R58)を徹底解剖!

 

ミニロードスター

*画像は第2世代 ロードスター(R59)

 

BMWミニで6番目の車種となり、クーペベースのオープンモデルです。

幌の格納部の分クーペより40L荷室が狭くなっていますが、それでも2人には十分な広さです。

私が50代後半に妻と2人で乗るならコレ!と決めている車です。

 

以下妄想

子供達が巣立ってから妻と2人になった私は、今の家を引き払って海岸沿いのマンションに引越ししました。

有り余る貯金と、微々たる年金が入るため、働かなくても不自由しない私達の日課は、車を走らせて20分の所にある行きつけのカフェで一息。

帰りはどこかのホームセンターで日用品の買い物。

昼下がりの帰宅時、気持ちいい風を浴びるために幌オープン!

妄想終わり

 

クーペと同じく2人で乗るには十分な広さと開放感あるオープン仕様。

私の妄想に共感してくれる方に打って付けです!

 

【関連ブログ】

不遇のミニ?時代の波に勝てなかった名車「ミニロードスター(R59)」を徹底解剖!

 

STEP2 グレード選び

タイプに関しては、なんとなく定まってきましたか?次はグレードです。

ミニには車種ごとに「ONE(ワン)」「COOPER(クーパー)」「COOPER S(クーパーS)」「JOHN COOPER WORKS(ジョンクーパーワークス 以下JCW)」の4つのグレードに分けられます。

グレードによって標準装備が変わってきますし、エンジンも変わるため馬力やトルクといったパワーも変わってきます。車種によっては設定が無いグレードもあります。

 

ONE(ワン)

ベーシックモデルとなるのがONEです。

過去にはモデルによって排気量の違いもありましたが、現在は次に紹介する「COOPER」と排気量が同じでパワーが少し落ちます。また、装備が最低限度なのでローバー時代のクラッシックミニ好きの方から人気のグレードです。

グレードが低いこともあり、低価格で乗りたいという方に非常にお勧めのグレードになっています。

 

【関連ブログ】

【ただ安いだけなんて言わせない】ミニONEの魅力を徹底考察!

 

COOPER(クーパー)

ONEより少しパワーが増して、装備も充実したモデルです。

COOPERが中間的なグレードとなり、次に紹介する「COOPER S」より見た目も走りも攻撃的ではないため、「かわいく乗りたい♪」という方に人気です!また、Dが付くモデルはCOOPERをベースにしたクリーンディーゼルを搭載したモデルです。ディーゼルに関しましては、この後に記述することにします。

 

COOPER S(クーパーS)

ONEやCOOPERから排気量もパワーもグレードアップしているモデルがクーパーSです。

バンパーなどがCOOPER Sからガラッっと変わっていて攻撃的な印象を与えます。また、COOPERよりも標準装備が充実に設定されているオプションが多くあるモデルです。

さらにCOOPER SDはCOOPER同様にクリーンディーゼルを搭載しています。クロスオーバーに設定されているSEはPHEVモデルになっています。

 

【関連ブログ】

ついに本格始動したミニPHEV!輸入ライバル車と徹底比較!!

 

JOHN COOPER WORKS(ジョンクーパーワークス)

走りを追求したい方へオススメのモデルがJCWです。

ベースはCOOPER Sですが、様々なオプションパーツが加えられています。ブレンボのキャリパーやバケットシートなど様々なパーツが標準装備され、パワーも格段にアップしています。しかも、ノーマルなのにレーシングカーのようにバックファイヤー(正確にはアフターファイヤー)が起こり、加速後アクセルオフで「パンパン」と音がします!これ、乗って体験しないと分かってもらえないと思いますが、カッコイイです!

 

 

【関連ブログ】

【ジョン・クーパー生誕95周年祭開催中!?】希少な最高グレードモデル『ジョン・クーパー・ワークス』を大量入庫中!

 

STEP3 燃料選び

車を動かすのに無くてはならないのが燃料。

もし、選んだタイプにガソリンかディーゼルの選択肢があるのなら、ここから先は必ず熟読してください!

BMWミニの燃料はガソリン(ハイオク)とディーゼル(軽油)があります。

お互いのメリット・デメリットを知っていれば、自ずと選ぶ車種やグレードが定まります。

 

以前、【ガソリンとディーゼルはどっちがお得?】MINIの維持費とオススメモデルを考察します!

というガソリンとディーゼルの違いをブログで紹介していますが、ご覧になられていますか?

ガソリン車はハイオクだから燃料代が高けど、ディーゼル車なら軽油だから安く済む。

ガソリン車はエンジン音が静かだけど、ディーゼル車はガラガラ音が気になりそう。

などなど・・・。

 

表で見ると解り易いと思います。

ガソリン

メリット

・最高出力(馬力)に優れる

・振動が少ない

・高回転域までスムーズに回る

デメリット

・燃料代が高い(ハイオク)

ディーゼル

メリット

・発進加速に優れる

・ガソリンエンジンより燃費が良い

・燃料代が安い(軽油)

デメリット

・振動が多い

・エンジン音が大きい

*関連ブログ【ガソリンとディーゼルはどっちがお得?】MINIの維持費とオススメモデルを考察します!より抜粋

 

燃料代

私が個人的に気になる差は、燃料代(燃費も含めて)と最高出力(馬力)です。

燃料代に関しては、やはりディーゼル(軽油)の方が圧倒的にお財布にやさしいです。

カタログ値での計算になりますが、クーパーとクーパーD。クーパーSとクーパーSDと同グレードのガソリン車とディーゼル車を比べると、1万キロ走行した時の燃料代は、約3万円~3万5000円ほど変わってきます。

これは、燃料単価の差だけではなく、ディーゼル車の燃費が良い事も関係しています。

*関連ブログ【2019年度版】ガソリン車とディーゼル車、どちらがお得なのか考える ~F系編~

 

最高出力(馬力)

最高出力(馬力)も気になる点です。

最高出力はトルク×回転数で決まります。

ガソリン車は、ディーゼル車よりもトルクが小さく、最大トルクが出る回転数も高めですが、高い回転数まで回せるため最高出力を上げやすく、最高速度も速くなるという特徴があります。

逆にディーゼル車は、ガソリン車よりもトルクが大きく、最大トルクが出る回転数が低いため、最高速度がガソリン車よりも遅くなる特徴があります。

しかし、現在最高速度を出せる高速道路でも、新東名と東北道の1部区間の110km/h(2020年5月時点)までで、現在のディーゼル車が110km/h出せない訳でもないですし、そこまでの最高出力(馬力)が必要なのかと考えると疑問が残ります。

そのうち120km/hに引き上げられるかもしれないようですが・・・。

あくまでも私個人が選ぶとしたら、トルクが大きいディーゼル車は加速に優れているので、信号待ちからのスタートや、高速道路での合流に適しているのでディーゼル車を選んでしまうと思います。

*関連ブログ馬力ってなに?1馬力ってどれくらい?

 

まとめ

車両を選ぶ時に絶対忘れてはならないのが車体価格です。

年式、走行距離など同スペックであればディーゼル車の方が高い価格設定になっています。

私が購入希望のお客様に必ずイメージしてもらうのが、お客様の普段のライフスタイルからお手放しになる時の着地地点をイメージしてもらうことです。

普段買い物だけで街乗りが多いのか、レジャーによく出掛けるし中遠距離をメインに乗られるのか。

もちろん年間の走行距離によっても判断が大きく変わってきます。

最近のクリーンディーゼル車は昔のディーゼル車に比べると大分振動も小さく、音も静かになってきています。

大半のお客様が車内でエンジン音を聞いても、思ったていたのより振動も音も小さいとおっしゃっていました。

iRでは、お客様のライフスタイルに合わせて最適な車両をご提案させて頂きます♬

ガソリン車とディーゼル車の音の違いを知りたいだけでも構いません。

是非ショールームにお立ち寄りください!

 

まとめ

最後に、私がお勧めする「ボディタイプ・グレード・燃料」から選び出したミニをご紹介します!

 

・クラブマン(F54D)

こちらは2020年5月10日現在在庫しているなかで、装備と価格がつり合っていないからです(良い意味で)。

高級感を醸し出すミッドナイトブラックにシルバーの純正ホイールが足元を明るくし、純正ナビ・バックカメラ・PDC(後方クリアランスセンサー)が装備されています。

さらにコンフォートアクセスが装備されているのでキーを触らずに開錠、エンジン始動、施錠まで出来るのはものすごく楽で、私の理想の1台であり、お買い得の1台です。

また、燃料が軽油なのでランニングコストを抑えられるのがポイントの1つです!

クラブマン(F54)のお探しはこちらから(ガソリン・ディーゼル両方が表示されます)

 

・クロスオーバー(R60D)

こちらのクロスオーバーも2020年5月10日現在在庫しているなかでオススメの1台です。

ボディがミッドナイトグレーで、ルーフの白がアクセントになっていて私好みです。

ナビはポータブルですが、地デジ(ワンセグ)が見れ、すでにETCも装着されています。

「安いのでお買い得」という訳ではありませんが、この価格でディーゼル車に乗れるなら、かなりお買い得な1台です!

(ん?矛盾してます?)

こちらも先ほどのクラブマンと同様に、燃料が軽油というところが、強くオススメするポイントです。

余談ですが、私の家族構成上5人乗り必須というところもクロスオーバーを選んだ理由の1つでもあります。

クロスオーバー(R60)のお探しはこちらから(ガソリン・ディーゼル両方が表示されます)

 

車両を選ぶ時に絶対忘れてはならないのが車体価格です。

年式、走行距離など同スペックであればディーゼル車の方が高い価格設定になっています。

私が購入希望のお客様に必ずイメージしてもらうのが、お客様の普段のライフスタイルからお手放しになる時の着地地点をイメージしてもらうことです。

普段買い物だけで街乗りが多いのか、レジャーによく出掛けるし中遠距離をメインに乗られるのか。

もちろん年間の走行距離によっても判断が大きく変わってきます。

最近のクリーンディーゼル車は昔のディーゼル車に比べると大分振動も小さく、音も静かになってきています。

大半のお客様が車内でエンジン音を聞いても、思ったていたのより振動も音も小さいとおっしゃっていました。

iRでは、お客様のライフスタイルに合わせて最適な車両をご提案させて頂きます♬

ガソリン車とディーゼル車の音の違いを知りたいだけでも構いません。

是非ショールームにお立ち寄りください!

 

ご来店の際は、「ブログ見てきたよ!」って言ってください。お客様に特典はありませんが、私の気持ちがほっこりします。(笑)