MINI BLOGmaintenance 点検整備

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2015.11.11公開 / 2015.11.11更新

ローバーミニ ドアガラスブラケット交換

イールメーカース高林です。

 

ドアガラスを下げた時、完全にガラスが下がらず鈍い音と共にハンドルが重くなってしまう!!

むむっ、これはどうした事か・・・。

 

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早速、ドアトリムを外してドア内部を覗いて見ると、ドアガラス下端のドアガラスブラケットが錆びて変形し、丁度ハンドルが重くなる位置で、ガラスを上下させるガラスレギュレターという部品のアームに接触していました!

 

 

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純正はスチール製ゆえに錆びやすいので、近年主流の錆びにくいステンレス製に交換します!!

 

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交換作業完了! 見た目もスッキリ、隙間もバッチリ、これで楽々スパッと全開に出来ます♪

 

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ハンドルが重たくなった所でそれ以上開けるのを止めておけば、少しは修理を先延ばしにできなくはありませんが、気にせず無理やり全開!をしていると、ドア内部でガラスブラケットが外れ、突然ドアガラスが閉まらなくなることがあります。

 

心当たりのある方は、早目のガラスブラケットの交換でストレスの無いガラス開閉を手に入れましょう♪ 


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2015.11.06公開 / 2015.11.06更新

ローバーミニ シートバックファスナー修理

イールメーカース高林です。

 

ふとフロントシートのリクライニングを動かしてみたらシートバックファスナーが外れていて表皮が垂れ下がったまま・・。これでは見栄えがとっても悪いですね!

 

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シート表皮を外して改めて見てみると、縫い目が切り取り線の様な役目をしてしまいシートバックファスナーが破損していましたので、早速シート張替職人さんに修理をお願いしました!!

 

 

 

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シート張替職人さんに依頼して、待つこと数日。

綺麗にシートバックファスナーが修理されて戻って参りました!!

 

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シート張替職人さんから戻ってきた表皮を元通りシートに取り付けます。ビシッと綺麗に装着完了♪

最初の状態とは大違いですね!!

 

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同じ様なシート表皮修理でお悩みの方は、お気軽にご相談して下さいね。

こう言った見えにくい所も改善してあげて、より楽しいハッピーミニライフを満喫しましょう!!


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2015.10.28公開 / 2015.10.28更新

ローバーミニ フロントガラスの傷修正

イールメーカース高林です。

 

フロントガラス表面にワイパー傷が入ってしまったBSCC LTD。写真の様に目で見てもはっきり分かる傷です。今回は傷修正の為ガラス表面を磨いてみる事になりました!

 

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力技で歪ませてしまったら大変なので、ここは手堅く外注業者様に磨き作業をお願いする事にしました!

さすが磨き作業のプロフェッショナル♪手際良くボディにマスキングを行いポリッシャーでガラスを磨きます。

 

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丁寧に磨く事数時間、作業完了!うっすらとした傷は残りましたが最初の状態と比べるとかなりすっきり

しました!これ以上磨くと歪が出る為、今回はこの状態が磨きの限度となりました。

 

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フロントガラス交換に比べ一桁違うお手頃な料金なのでお勧めですね♪

クリアな視界をGETして安全運転&ハッピーミニライフを楽しみましょう!!

 


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2015.10.21公開 / 2015.10.21更新

ローバーミニで最近流行り始めました??

イールメーカースの永田です。

 

ギュイギュイとものすごい音とともに登場したK様のミニ。

オイル交換のご予約だったのですが、ただならぬ音に思わず「どうしたのですか?」と聞いてしまった私。

どうやらご入庫の2~3日前にあったゲリラ豪雨の中を走った次の日からとの事。

 

 

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異音の発生源はこちらの部品です。

クーラーコンプレッサープーリーの回り方が非常に重くそれが原因でベルトが滑っている様子。

 

 

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マグネットクラッチを取り外してみると・・・

 

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軸の部分に圧入されているベアリングが長年の疲れでバラバラになっているのを発見!

 

 

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これでは、ベアリングの役目を果たせませんので新しいベアリングに打ち換えて

コンプレッサーに組み付け、作業終了! 

 

以前は新品と同じサイズのベアリング入手に四苦八苦したのですが、

今回は部品屋さんに在庫として普通に置いてありました。

 

やはり同じような故障が増えてくると部品の供給が安定しますね。

良質な部品を世界中から探してくれる部品屋さんの努力に感謝!感謝!の毎日です。

 

それでは、HAPPY ミニライフを!

 


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2015.10.09公開 / 2015.10.09更新

BMW MINI H様R53クーパーS ステアリング異音修理

イールメーカース高林です。

 

先日いつも入庫頂いているH様よりお乗りのクーパーSからハンドル操作時「ギコギコ」異音が出るとの連絡。

お預かりしてロードテストしてみると、確かに異音が出ました。

 

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ロードテストから戻ってボンネットを開けてフロントショックの取付部を見ると、なんとアッパーマウントブッシュが裂けていました・・・。これが原因だったんですね!

 

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H様に異音の原因をお伝えして、アッパーマウントブッシュ交換のご了承を頂き、交換作業スタートです!

車輌からフロントショックを外して改めて見てみるとバックリとブッシュが割れておりました。

 

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アッパーマウントブッシュを横から見た状態で左側が新品、右が交換前品です。

H様ミニの走行距離は現在約62,000kmですが、初度登録平成17年式の10年選手。

10年も重たいフロントを支えていると、新品のゴムもこんなに潰れてしまうんですね。

 

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左側がアッパーマウント交換後で、右側が交換前です。見た目でゴム部分のシャッキリ感が違います。

これで再び刺激的なミニの走りが復活ですね!! 

 

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アッパーマウントを新品に交換したショックを車輌に取付、アライメント調整&走行テストを実施して完成です!! 異音も消えて一件落着!

 

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H様、またのご来店お待ちしております。

ありがとうございました!

 

 


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2015.09.11公開 / 2015.09.12更新

A white mini is much today!! 

イールメーカース高林です。

 

甚大な被害を残して台風18号は消えて行きましたが、今回被害に遭われ避難を余儀なくされた方々には

心よりお見舞いを申し上げます。そして今も行方不明となっている方々の早期救出を願っております。

 

さて、昨日の天気から打って変わってスカッと晴れた本日、お預かりしていたミニが整備を終え出庫して行きました♪今日は4台の出庫でしたが珍しい事に全てボディ色が白いミニだったのです!

 

 

Y様メイフェアMT(WD)

 

先ずは1年定期点検のY様メイフィア(ホワイトダイヤモンド)。

必ず3,000km毎に実施されているオイル交換でいつも絶好調のY様ミニです!

 

 

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2番目の出庫は、車検のO様ポールスミス(オールドイングリッシュホワイト)。

千葉のご自宅から毎回ご足労頂き、ありがとうございます!

 

  

T様メイフェアAT(WD)

 

三番目の出庫は、 一年定期点検のT様メイフィア(ホワイトダイヤモンド)。

T様ミニの入庫履歴は平成17年から今年で10年目!末永いお付き合いありがとうございます♪

今回整備で取付した電源ソケットの追加ヒューズを説明している様ですね。

 

 

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そして本日最後の出庫は、車検のH様ポールスミス(オールドイングリッシュホワイト)。

H様がもう一台所有されているデリバリーバンの話題で工場長と盛上がり、お帰りになりました♪

 

 

いつも皆様イールメーカースをご利用頂きありがとうございます。

又のご来店お待ちしております!!

 


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2015.09.04公開 / 2015.09.04更新

現れた光度6400cdの壁?

イールメーカースの若林です。

突然ですが平成27年9月1日より車検時のヘッドライトの検査方法が変わりました。

 

どこが変更されたかと言いますと、それまでは走行用前照灯(以下ハイビーム)で測定していたのを、9月1日から平成10年9月1日以降の製造車はすれ違い用前照灯(以下ロービーム)での測定になったのです。

 

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元々平成10年9月1日以降の製造車(二輪、大特以外)は、ロービームでの測定が規定されていたのですが、当時の検査場や民間車検工場のヘッドライトテスターがすれ違い用前照灯の光度や照射光線の向きの検査に対応していなかったのと、対象車の保有率が低かったことから、当面はハイビームでの検査で保安基準への適合性を判定しても良いという事で、今年の8月31日までは製造年の縛り無く、どの車両でも実質ハイビームでの検査でOKだったのです。

 

一見ローバーミニは無関係のように思われるでしょうが、実は大いに関係があるのです。

 

ローバーミニのように製造年を証明する書類などが無いクルマは、車検証の初度登録年月で判断されるのです。つまり、同じ1997年以降のローバーミニでも初度登録年月が平成10年8月までのミニは、今までどおりハイビームで測定となり、平成10年9月以降のミニは、特にロービームでの測定を前提に製造された訳でもないのに、ロービームでの測定となるのです。

 

下の画像の2台のミニ車検証の初度登録年月に違いにより、ヘッドライトは同じなのに別の測定方法になるのです!(左はポールスミス、右は40th)

 

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ヘッドライトの検査方法が違うため、アフターパーツでカットオフラインが曖昧だったり出ないヘッドライトを装着している場合、同じヘッドライトを装着していても平成10年9月以降の場合は不合格になる事が予想されます。安価なHIDも要注意です! 街でよく見かける黄ばんだ樹脂製のヘッドライトは交換が必要になりそうですね!! ちなみに下の画像の左上がりの光の線がカットオフラインです。

 

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メーカースのヘッドライトテスターは旧式ですが一応すれ違い用前照灯(ロービーム)測定可能です。早速入庫中の対象車3台を測定確認したところ、3台ともハイビームは基準の光度15000cdは全く問題ありませんでしたが、ロービームは基準の光度6400cdに届かず全滅状態! とりあえず3台ともヘッドライトのバルブを交換し基準クリアーとなりましたが、ヘッドライト内部反射鏡の劣化によるくすみも見逃せません。

 

今回の検査方法変更の実施は、15年以上使用しているヘッドライト本体の劣化を再認識させてくれました。実際メーカースご利用のお客様は、ハイビームよりロービームで運転している時間の方が長いと思います。ハイビーム側よりロービーム側の方が劣化しているのは当然ですよね!

 

 


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2015.08.19公開 / 2015.08.20更新

はやり病? ローバーミニ2015 夏!

ローバーミニの夏の故障の定番といえば「クーラーが冷えない!」や「オーバーヒート!!」ですが、今夏は少し違う様子を見せています。

 

猛暑なのでクーラーは相変わらずですが、猛暑だというのにオーバーヒートは7月から2台と少ないのです。その代わり発電不良による入庫が7月から1週間に1台ペースで増加中!しかもその入庫車両は今のところ全て1994~1995年のミニ!!運転中チャージランプが点灯しっぱなしになったり、逆に異常を隠すため?チャージランプは正常に消灯していたり、全く発電していないのもあれば、そこそこは発電しているのもある。でも原因はみんな同じでオルタネーターの不良!

 

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新車出荷時は出力45Aのオルタネーターが装着されていましたが、iR MAKERSではお客様から大容量オルタネーターのリクエストがない限り、新車当時ローバージャパンが推奨していた少し容量の大きな55Aのオルタネーターを装着しています。

 

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故障する前の予防交換をお勧めしたいのですが、殆どの方(私も含め全員?)が具合が悪くなってから考えよう♪てな調子なので、この手の予防整備のお勧めは人気がサッパリありません・・・せめて少しでもその兆候を感じたらお勧めしますので、その時は是非耳を傾けて下さいネ!!  

 

 


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2015.07.03公開 / 2015.07.03更新

ドッキドキの全幅変更!

イールメーカースの高林です。 

本日、車検で入庫中のミニが車検証に記載の全幅値と実車の全幅値が大幅に(約10cm!)違い、このままでは整備状態以前に不合格!そんな時は実車に車検証を合わせる手続きをすれば大丈夫!!

 

通常の車検(継続車検)であれば全国どこの陸運支局でも更新手続きが出来るのですが、今回の様な寸法変更(構造変更)は車輌が登録されている陸運支局に行かないと手続きが出来ないのです。

なので、今回のミニは足立ナンバーの為、足立陸運支局まで行って来ました!(遠い・・・)

 

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正面↓↓から見るとオーバーフェンダーとタイヤがギリギリで中々カッコ良く見えるのですが、ギリギリ過ぎると車検を通す為に色々な問題が出てきてしまうのです・・・。

 

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車検場での検査はフェンダーがタイヤをどれだけ被っているかを確認されます。

下の写真で左右に少々タイヤがはみ出ている部分が分かるでしょうか??この部分が良か不か判別する為に、分度器を当てて角度を計り、垂直定規でフェンダーとタイヤの兼ね合いを見たりと、中々一筋縄ではいかない手間のかかる作業になってしまうのです!そしてこの部分をクリアしないと全幅寸法測定もしてもらえない!! 

 

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人気のいわゆる『ツライチ』は、車検場や検査官、そして測り方により白黒どちらにも転べてしまうのでイールもメーカースもお勧めしていません!

ご購入されてから車検時に持ち込んだ指定工場や認証工場で、ギリギリアウトだったり完全にアウトだったりが判明するという事がよくあるようです。実際メーカースでも今回のミニのように他店購入車の車検時によく出くわす問題なのです!

 

今回は微妙なグレーゾーンという事で紙一重で合格!なんとか無事に車検&構造変更は完了する事が出来ました。しかし次回の車検時に今と全く同じ仕様でも合格になるとは限りませんよ!という検査官の言葉が気になります・・・。

 

 


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2015.06.05公開 / 2015.06.05更新

ローバーミニの天張り捲れ修理!

 

IMG_9071クォーターガラス上部の天張りが捲れてきた!
これは1996年以前のモデルでは滅多に見掛けませんが、1997年以降のモデルでは割とよく見掛ける症状です。この様な状態のミニに乗り込んだ時、なんとなく車内の空気に淀みを感じるものです!!

 

 

IMG_9074クォーターガラスを取り外して見るとこんな感じ!
天張り裏側の劣化したスポンジが粉状になってパラパラと落ちて来るのですが、天張りがガーゼみたいに薄くなってしまうので極力落としたくありません!!

 

 

IMG_9075弛みを無くすため、張りを与えながら天張りの端をガラス開口部に折り返し接着したら、クリップで挟んで固定し貼り付くのを待ちます! 

 

 

IMG_9076接着部がくっ付いたらクリップを外し、クォーターガラスとガラスシールをボディにはめ込み完成です。

 

 

IMG_9077天張りの捲れも弛みも無くなり見た目もスッキリ! と同時にそれまで淀んでいた車内の空気も凛とした感じになりました ♪
ちょっとした事ですが、こういう所を放置していると車両全体のコンディションが低下していくから不思議です!

 

 


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2015.05.22公開 / 2015.05.22更新

もしかしてローバーマジック?

『クーラーが効かなくなった!』クラシックミニにお乗りの方の中には、クーラーは使わない!という方も多くいらっしゃいますが、大部分の方には特にこれからの季節は困った故障ではないでしょうか。

故障の原因は、クーラーガスの漏れによる冷媒不足や詰りによる故障、制御系の電気的な故障、機械的な故障などと大きく三つに分かれます。

 

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上の画像のタヒチブルーのローバーミニは、一度クーラーガスを補充するとひと夏は冷えるのですが、翌年の夏には再びクーラーガスを補充しないと冷えないそうです。漏れ箇所が特定できずもう何年もクーラーガスチャージが毎年恒例の行事になっていて諦めているとの事でしたが、もし直るのであれば♪とのご依頼を頂きましたので早速漏れ箇所探査に入ります! 実はお話を伺っている段階からすでに当りは付けてあるので今回は直接そのポイントを調べます!!

 

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そのポイントとはクーラーコンプレッサー背面の高圧と低圧の配管接続部! 特に低圧側が怪しいのです!!

高圧側に漏れがあるとベタベタとオイルっぽくなっている事が多いのですが、低圧側だと見た目に何の変化も無い事があります。ガズ漏れ探知機や後で漏れ箇所が分かるという色付きガスでもよく分からない事がありますので、思い切った手を打たないで様子を見ていると今回のように慢性化してしまうのです。

 

イールメーカースの場合はミニ専門整備工場なので、こんな時はひと思いに配管を外し目視点検に走ります!

 

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ほらやっぱりね! 嬉しい瞬間です♪ 見事低圧側のOリングに損傷あり!! これではゆっくりゆっくりとクーラーガスが漏れて冷えなくなるはずです。

 

実はこの部分の不具合は新車当時から時々見たことのある光景なのです! つまり原因は新車時の組み付け不良かも・・・これぞローバーマジック!?

 


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2015.05.15公開 / 2015.05.15更新

ミニクーパー40thアニバーサリーLTDのドア錆修理の前後!

車検整備とタイヤ交換を終え、左右のドア錆の修理のため鈑金工場へ出発直前のK様ミニクーパー40thLTD!

 

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1週間後ドアアウターパネル交換と塗装を終え、イールメーカースに戻って来たK様ミニクーパー40thLTD!!

 

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ちなみに今回タイヤ交換で使用したタイヤは、台湾のMAXXIS (マキシス) MA-Z1の175/50R13です。