MINI BLOG
2022.04.23公開 / 2022.04.24更新
ミニ コンバーチブルとライバル車種を徹底比較!おしゃれと実用性を兼ね備えた4人乗り輸入車オープンカーがベストチョイス!?
みなさんはオープンカーについてどんなイメージを持っていますか?
「2人しか乗れないんでしょ?」「荷物も載らないでしょ?」「高いんじゃないの?」「雨漏れしそう」というネガティブなイメージをお持ちの方も多いかもしれません・・・
ちょっと待ってください!
世の中にはそういったイメージを払拭できるオープンカーが存在するんです!
それがミニのオープンカーモデルであるミニコンバーチブルもカテゴライズされる「4シーターオープンカー」です。
その名の通りリアシートが設けられ4シーター(4人乗り)のオープンカーですが、今回の記事では日本でまだ馴染みの薄い4シーターオープンカーというカテゴリーと、その魅力をお伝えしつつ、数少ないライバル車と比較をしてみました。
マイナーな存在だけど実は使えるヤツだった!このブログを読めばアナタにぴったりの4シーターオープンカーが見つかるはず!!
オープンカーについてのよくある質問
オープンカーの醍醐味といえばやっぱり屋根を開けた時の開放感!
これは他の何事にも変え難い魅力があり、1度オープンカーに乗ると、その次の乗り換えも、さらにその次も……とオープンカーを乗り継ぐユーザーが多いのも特徴です。
そんなオープンカーですが、様々なタイプや呼び方があるのをご存じですか?まずは予備知識として明日から使えるオープンカーのトリビアをいくつかご紹介します。
呼び方のQ&A
Q:オープンカーって色々な呼び方があるみたいだけどどんな違いがあるの?
A:かっちりとした定義はありませんがこのような違いがあります。
■コンバーチブル → 主に4人乗り。アメリカやイギリス等の英語圏ではこの呼び方が多い
■カブリオレ → 主に4人乗り。ドイツ等のヨーロッパ圏ではこの呼び方が多い
■ロードスター → 主に2人乗り。主にイギリスやドイツで使われるネーミング
■スパイダー → 主に2人乗り。主にイタリアで使われるネーミング
”コンバーチブル&カブリオレ”と、”ロードスター&スパイダー”、で分けることができそうです。
ミニが現在はドイツのBMWが製造を手掛けておりますが、あくまでイギリスのMINIというブランドですのでコンバーチブルと呼ばれ、BMWの場合はドイツのですのでカブリオレと呼ばれるのかもしれません。
ミニと近いセグメントのオープンカーといえば
・マツダ ロードスター
・ダイハツ コペン
・メルセデスベンツ SLKクラス
・ビーエムダブリュー Z4
・アウディ TTロードスター
・ポルシェ ボクスター
など、2人乗りをイメージされる方も多いかと思います。
すでに生産が終わってしまった車も含め、オープンカーは2人乗りが主流となっており、4人乗りオープンカーの選択肢はあまり多くないことがお分かりいただけるかと思います。
ちなみに…ミニにも2人乗りのロードスター(R59)というニッチで贅沢なモデルがあります。
同じ車種でコンバーチブルとロードスターがあるのはポルシェ911とミニだけ!?
<ミニロードスター>最新在庫情報
屋根の種類のQ&A
Q:屋根の種類はどんなのがあるんですか?
A:大きく分けて2種類のバリエーションがあります。
ソフトトップ…ファブリックの屋根です。いかにもオープンカーらしい優雅なルックス。ハードトップよりも軽量です。
ハードトップ…金属の屋根です。クローズ状態ではクーペっぽく見える場合もあり、一粒で二度オイシイ!?
よくお客様から「ミニのソフトトップって壊れやすいの?」と訊かれるのですが、ミニのソフトトップはとても頑丈にできていて、不具合が現れたり屋根の張り替えになったケースはほとんどありません。
もしも電動開閉の部分に不具合が発生した場合でも手動で締めることができます!
走行時の音についても遮音材の効果で思いのほか静かです♪ご来店時には是非試乗をしてミニ コンバーチブルならではのドライブフィールをお試しください!
シート数のQ&A
Q:シートの数はどんなのがあるんですか?
A:オープンカーのほとんどはこの2種類です。
2人乗り…ドライブを楽しむためのクルマとして割り切る必要がありますが、THE オープンカーという感じのスタイリッシュさが魅力。
4人乗り…後ろの席に人が乗らない時には荷物置きとして使えます。トランクにもそこそこ荷物が積載可能。
そう、オープンカーの楽しさと普段使いの実用性が兼ね備えられたイイとこ取りのクルマが本ブログで紹介する4シーターオープンカーなのです!
4シーターオープンカー頂上決戦 エントリー選手
4シーターオープンカーの魅力はお分かりいただけたでしょうか?本ブログはここからが本題でございます!
まずは今回のランキングにノミネートするバラエティ豊かなクルマたちを紹介します。
ミニ コンバーチブル(R57)
製造が終了してから6年が経過しましたが現役バリバリ!2代目のミニ コンバーチブル(R57)がエントリーです。
先代である初代ミニコンバーチブル(R52)から室内の収納スペースやアンビエントライトが増えプレミアムコンパクト感が高まったこと以外にも、ロールオーバーバーの形状が改善され、後方視界が大きく改善されました。
初代ミニコンバーチブル(R52)については今回エントリーしていませんが、現在でも根強いファンがいます。
コンディションの良い個体は年々減少しておりますので、出会ってしまった場合はお見逃しの無いよう。
ミニ コンバーチブル(F57)
第3世代のミニ コンバーチブル(F57)には現行モデルにふさわしく様々な先進技術が追加装備され、快適なドライブが楽しめます。
また、トランク容量が増えた他にもロールオーバーバーがボディ内に収納されたことにより後方視界が更に改善されました。
ビーエムダブリューの要素がバランス良くミックスされつつもミニらしさがしっかりと残っており、あらゆるシーンで使える4シーターオープンカー。2021年に今までには無い2度目のマイナーチェンジが行われました。
春夏秋冬オールウェイズオープンドライブ!現行型MINIコンバーチブル(F57)の魅力を紹介!人生で一度はお洒落なオープンカーに乗ってみませんか?
フォルクスワーゲン ザ・ビートルカブリオレ
クラシックなルックスを保ちながら現代版にアップデートされた、ミニと同じリバイバルカー仲間のビートル。
1999年にニュービートルとしてデビュー後は広い層から人気を博し2012年にザ・ビートルとして生まれ変わりました。カブリオレはその1年後の2013年に発売されています。
一輪挿しが車内に設置されるなど、先代の良きデザインを受け継ぐミニの良きライバルでしたが2019年に生産が終了してしまい、約80年の歴史にピリオドが打たれました。その背景にはミニ5ドア(F55)のデビューが影響されているとの噂もありますが真相はいかに…!?
フィアット 500C
キャンバストップなので純粋なオープンカーではないかもしれませんが、当店へお越しいただくお客様がフィアット 500と比較検討されているケースが多いため、今回比較の参考になると思いエントリー。
こちらもミニやビートルと同じく先代のデザインをスポイルさせることなく、長きに渡り愛されているリバイバルカー。
フィアット500Cはキャンバスソフトトップを開けることによりオープンエアーが楽しめる小粋なイタ車です。
ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ
フィアット500Cと同様のキャンバストップ車からもう1台。
ルノーのトゥインゴはミニより一回り小さめのボディにパリの狭い路地にも対応できるようRRレイアウト(エンジンをトランクに搭載し後輪を駆動させる方式)を採用。軽自動車並みの小回りを実現しており、日本でのシティユースにも適しています。
ハッチバックでRRレイアウトということは室内にエンジンがあるような構造ですが、遮音がしっかりとしており車内は快適なのだとか。
今回ラインナップ中では後席ドアがある唯一のクルマです。
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ
現在新車で手に入るビーエムダブリューのオープンカーでは最もコンパクトなサイズ。末っ子ながらも駆け抜ける喜びは健在です。
先代は1シリーズクーペ&コンバーチブルとしてデビューし、ハッチバックモデルの展開もありました。現行型はハッチバックモデルは1シリーズ、クーペとコンバーチブルは2シリーズになりました。
その2シリーズも大きく分けて実用性の高いツアラーモデルとスポーティーなクーペモデルで展開されており、輸入車特有の複雑なモデル展開となっております(笑)今回はクーペがベースになったカブリオレがエントリー。
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ
ミニとはセグメントが異なりますが、キングオブ輸入車とも言えるメルセデスからも1台エントリー!
セダン、ワゴン、クーペ、SUVとミニのように多岐に渡るバリエーションのメルセデスベンツ Cクラスですが、メルセデスベンツ Cクラスカブリオレは2016年にデビュー。メルセデスの中核を担うメルセデスベンツ Cクラスならではの実用性とコンバーチブルの楽しさを兼ね備え、輸入車のベンチマークとも言えるブランドらしい仕上がりです。当店の世田谷近辺でも優雅に走っている姿をよく見かけます。
アウディ A5カブリオレ
ビーエムダブリュー、メルセデスときたら次はアウディの登場でドイツ御三家が出揃います。
他の御三家メーカーではいくつかの4シーターオープンカーが展開されていますが、アウディ A5カブリオレはアウディで数少ない4シーターオープンカー。
オープンモデルでありながら伝家の宝刀であるクワトロ(独自の四輪駆動システム)を採用。今回のラインナップでは唯一のフルタイム4WDですが、残念ながら2019年5月で生産が終了しています。
シボレー カマロコンバーチブル
シボレー カマロは1967年にデビュー後、現行モデルである6代目は先代よりも軽量化された一回り小さいボディが与えられ、ボディ剛性も高められた事から、走りの性能に磨きがかかりました。
海外ではTHE アメ車とも言えるV8 OHVエンジンを搭載したグレードがありますが、日本ではダウンサイジングターボのグレードが導入されています。
控えめな排気量ながらスポーティーな走りを楽しむには十分なパワーを発揮しています。
ランドローバー レンジローバーイヴォークコンバーチブル
ミニと同郷である英国のランドローバー レンジローバーイヴォークはデビュー当時は中古車価格が新車価格に迫る程高騰したヒットモデル。
ランドローバー レンジローバーイヴォークコンバーチブルは2016年のマイナーチェンジ後に設定され、オープンカーには珍しくディーゼルエンジンモデルも用意されています。
元々がデザインコンシャスなこのクルマをコンバーチブルにしてしまうとは…ミニにも負けない遊び心を持ったプレミアムコンパクトSUVです。
以上が今回比較するラインナップです。
この他にも4シーターオープンカーは存在するのですが、年式やセグメントなどの乖離が大きく、比較の対象にはしづらいといった点からこちらの車種に絞りました。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが…4シーターオープンカーは非常にレアなカテゴリーなんです!!
実際に比較してみました
この手の記事でよく比較される定番の項目はモチロン、オープンカーならではのポイントや、一般的にあまり取り上げられる事のないマニアックな部分も今回はクローズアップしていこうと思います。
本体価格で比較
まずは車輌の本体価格の比較から始めます!
中古車の価格に関しては、モデル初期〜モデル末期(現行)までの全ての年式&全てのグレードの平均を割り出しました。
生産期間 | 新車価格 | 中古車平均価格 | 残存割合 | |
ミニ コンバーチブル(R57) | 2009年4月~2016年2月 | ¥3,850,000 | ¥1,490,000 | 39% |
ミニ コンバーチブル(F57) | 2016年3月〜生産中 | ¥4,430,000 | ¥3,440,000 | 78% |
フォルクスワーゲン ザ・ビートルカブリオレ | 2013年3月~2016年9月 | ¥3,990,000 | ¥2,860,000 | 72% |
フィアット 500C | 2009年9月~生産中 | ¥2,690,000 | ¥1,600,000 | 59% |
ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ | 2016年9月~生産中 | ¥2,040,000 | ¥1,670,000 | 82% |
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ | 2015年4月~生産中 | ¥5,880,000 | ¥3,000,000 | 51% |
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ | 2016年9月~生産中 | ¥6,870,000 | ¥4,990,000 | 73% |
アウディ A5カブリオレ | 2017年7月~2019年5月 | ¥7,930,000 | ¥4,930,000 | 62% |
シボレー カマロコンバーチブル | 2017年11月~生産中 | ¥6,310,000 | ¥5,530,000 | 88% |
レンジローバー イヴォークコンバーチブル | 2016年9月~2019年6月 | ¥7,770,000 | ¥6,830,000 | 88% |
2022年3月末のデータです
巷で囁かれている「オープンカーは値下がりがしづらい」というウワサ。
車種によって差はありますが、どうやらホントのようです。
ミニ コンバーチブル(R57)は新車価格と中古車平均価格の開きが大きいのですが、生産終了から6年以上が経過している点を加味すれば優秀な結果となっており、リーズナブルに4シーターオープンカーを楽しみたい方にはうってつけです。
ミニ コンバーチブル(F57)については新車価格からの中古車平均価格の割合が80%に近くなっており、リセールを前提に購入されるお客様が多いのも頷けます。
価格の変化についてですが、高価格帯のクルマは大きい変化がみられ、(流通台数が極端に少なく、プレミア価格になっているトゥインゴとカマロ、イヴォークは除く)、ミニを含むリーズナブルな価格帯のクルマは変化が少ない傾向ですのでリセールバリューに長けていると言えます。
お求めやすいプライス、ある程度の流通台数があることで自分好みの1台が選べ、リセールも有利といった点ではミニが優勝でしょうか!?
エンジンスペックで比較
クルマの心臓部であるエンジン。走行性能に大きく関わる部分です。
次は今回比較しているクルマにはどんなエンジンが載っているのかを比較します。
エンジンスペック | 排気量 | 馬力 | トルク | 燃費(JC08モード) |
ミニ コンバーチブル(R57) クーパー | 1598cc | 122ps | 160N.m | 18.0km/L |
クーパーS | 1598cc | 184ps | 240N.m | 17.8km/L |
ジョンクーパーワークス | 1598cc | 211ps | 260N.m | 13.0km/L |
ミニ コンバーチブル(F57) クーパー | 1498cc | 136ps | 260N.m | 17.4km/L |
クーパーS | 1998cc | 192ps | 280N.m | 16.9km/L |
ジョンクーパーワークス | 1998cc | 231ps | 320N.m | 15.6km/L |
フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ | 1197cc | 105ps | 175N.m | 17.6km/L |
フィアット 500C 1.2 カルト | 1240cc | 69ps | 102N.m | 17.5km/L |
フィアット 500C ツインエア ドルチェヴィータ | 875cc | 85ps | 145N.m | 19.2km/L |
ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ | 897cc | 92ps | 135N.m | 17.4km/L |
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ | 1998cc | 184ps | 270N.m | 15.8km/L |
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ | 1496cc | 156ps | 250N.m | 12.3km/L |
アウディ A5カブリオレ | 1984cc | 252ps | 370N.m | 13.8km/L |
シボレー カマロコンバーチブル | 1998cc | 279ps | 400N.m | 10.6km/L |
レンジローバー イヴォークコンバーチブル P240 4WD | 1995cc | 240ps | 340N.m | 10.6km/L |
レンジローバー イヴォークコンバーチブル D180 4WD | 1999cc | 180ps | 430N.m | 13.4km/L |
世の中はダウンサイジングの方向へ向かっているようで、今回最も排気量が大きなモデルでも2,000ccでした。
同じ2,000ccのエンジンでもスペックに大きな差があるのは興味深いポイントです。
フィアット 500Cとルノー トゥインゴインテンス キャンバストップは少々控えめの数字ですが、車体が軽量かつコンパクトなので、スペック以上に元気よく走り、低燃費なのがポイント。
グレードの選択肢が無い車種が多い中でミニは3グレード展開となっており、あらゆるニーズに対応することができます!
ボディサイズとトランク容量で比較
今回は大小様々なサイズの車種がエントリーしており、さながら無差別級のようなラインナップ。次はクルマの使い勝手を左右するボディサイズで比べてみます。
ボディサイズとトランク容量 | 全長 | 全幅 | 高さ | クローズ時 | オープン時 |
ミニ コンバーチブル(R57) | 3,740mm | 1,690mm | 1,420mm | 170L | 125L |
ミニ コンバーチブル(F57) | 3,870mm | 1,730mm | 1,420mm | 215L | 160L |
フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ | 4,270mm | 1,820mm | 1,490mm | 215L | 215L |
フィアット 500C | 3,570mm | 1,630mm | 1,510mm | 185L | 185L |
ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ | 3,630mm | 1,660mm | 1,550mm | 174L | 174L |
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ | 4,440mm | 1,780mm | 1,420mm | 335L | 280L |
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ | 4,710mm | 1,810mm | 1,410mm | 360L | 285L |
アウディ A5カブリオレ | 4,690mm | 1,850mm | 1,350mm | 380L | 320L |
シボレー カマロコンバーチブル | 4,790mm | 1,900mm | 1,350mm | 207L | 非公開※1 |
レンジローバー イヴォークコンバーチブル | 4,390mm | 1,900mm | 1,650mm | 251L | 251L |
※1 オープンにした際にはトランク内をパーテーションで区切る必要があり、2/3くらいの容量になります。
この項目はボディサイズで決まる部分が大きいという結果でしたが、カマロ コンバーチブルはボディサイズと比較してトランク容量が少なめなのでその点は割り切る必要がありそうです。
我らがミニはコンパクトなボディながらも検討したトランク容量となっている他にも、後席を倒せるトランクスルー機能や、トランク開口部を広くするイージーローディング機能が備わるなど使い勝手もとっても良いんです!
ちなみに、トランクスルー機能は今回のラインナップ車種に全て備わっていますが、イージーローディング機能が備わるのはミニだけ!
ルーフの開閉について比較
オープンカーの大敵である雨……急な雨の時でも走りながら屋根を閉じることができれば便利ですよね。
今回比較しているクルマは全て電動オープンの機構となっており、走りながら屋根の開閉ができる優等生ばかりですが、開閉に関する条件はそれぞれ異なっていることがわかりました。
ルーフの開閉速度 | オープン時間 | クローズ時間 | 走行中の操作 |
ミニ コンバーチブル(R57) | 約15秒 | 約15秒 | 時速30km/hまで |
ミニ コンバーチブル(F57) | 約18秒 | 約18秒 | 時速30km/hまで |
フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ | 約10秒 | 約11秒 | 時速50km/hまで |
フィアット 500C | 約10秒 | 約10秒 | 時速80km/hまで |
ルノー トゥインゴインテンス キャンバストップ | 約15秒 | 約15秒 | 制限なし |
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ | 約20秒 | 約20秒 | 時速50km/hまで |
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ | 約20秒 | 約20秒 | 時速50km/hまで |
アウディ A5カブリオレ | 約18秒 | 約21秒 | 時速50km/hまで |
シボレー カマロコンバーチブル | 約13秒 | 約13秒 | 時速48km/hまで |
レンジローバー イヴォークコンバーチブル | 約21秒 | 約18秒 | 時速48km/hまで |
フィアット 500Cとルノー トゥインゴインテンス キャンバストップは屋根の動きが少ないためか比較的高速域でも操作が可能でした。
ミニ コンバーチブルは30km/hまでと控えめの数字でしたが、F57の場合はコーディングを行うことにより速度設定の変更が行えます。ご希望の場合はご契約時にご相談ください!
いずれのクルマについてもスピードが出ている時に屋根の開閉を行うと不具合の原因となる場合がありますので、大切な愛車に永く乗る為にも安全な場所にクルマを停めて開閉を行うように心がけたいですね。
装備で比較
クルマを買う時に気になるのが装備内容です。お客様から求められることが多い装備を中心にリストアップしてみました。
自分の求めている装備は標準装備なのか?オプションなのか?チェックしてみてください!
◯…標準装備 △…オプション装備 ✕…設定なし
ナビ・エンターテイメント | ナビの種類 | Bluetooth | AppleCarPlay | Android Auto |
ミニ コンバーチブル(R57) | ✕※1 | ✕※1 | ✕ | ✕ |
ミニ コンバーチブル(F57) | HDD | ◯ | △ | ✕ |
フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ | HDD※2 | ◯ | ✕ | ✕ |
フィアット 500C | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ | HDD | ◯ | ✕ | ✕ |
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ | HDD | ◯ | ◯ | ◯ |
アウディ A5カブリオレ | HDD | ◯ | ✕ | ✕ |
シボレー カマロコンバーチブル | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
レンジローバー イヴォークコンバーチブル | HDD | ◯ | ✕※3 | ✕※3 |
※1…新車時のオプション設定で取り付けることも可能 ※2…グレードにより設定の無い場合有り ※3…年式、オプション設定で取り付けることが可能の場合あり
時代の流れでしょうか。純正のナビが設定されておらず、スマートフォンを繋げてナビを利用したりや音楽を楽しむといった車種が増えてきました。昨今のスマートフォンアプリのナビは優秀なのでこれからのスタンダードになるかもしれません。
ミニ コンバーチブル(F57)を検討のお客様でAppleCarPlayやAndroid Autoをご希望の場合は、ご契約時のオプションとして取り付けることができる場合があります。車内エンターテイメントをアップグレードしてドライブをさらに楽しくしませんか?
◯…標準装備 △…オプション装備 ✕…設定なし
安全装備 | バックカメラ | 障害物センサー | パーキングアシスト | 緊急ブレーキ | 車線逸脱警告 |
ミニ コンバーチブル(R57) | ✕ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ |
ミニ コンバーチブル(F57) | △※1 | ◯ | △※1 | ◯※2 | ◯※2 |
フォルクスワーゲン ザ・ビートルカブリオレ | △※1 | △※1 | ✕ | ◯ | ✕ |
フィアット 500C | ✕ | △※1 | ✕ | ✕ | ✕ |
ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ | ◯ | ◯ | ✕ | ◯ | ◯ |
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯※2 |
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
アウディ A5カブリオレ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯※2 |
シボレー カマロコンバーチブル | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ◯ |
レンジローバー イヴォークコンバーチブル | ◯ | ◯ | △ | ◯ | △ |
※1…グレードによりオプション装備 ※2…年式により標準装備
現代のクルマには必須とも言える安全装備については、価格帯によって違いが出ることがわかりました。
リーズナブルな価格帯のクルマはオプション設定の場合や設定そのものが無いケースが目立ったのに対し、高価格帯のドイツ御三家の3台はほとんどが標準装備となります。
ルノー トゥインゴインテンス キャンバストップは標準装備の内容が充実しており、お買い得といえる内容。
対してレンジローバー イヴォーク コンバーチブルの装備内容は、価格帯に対して少々寂しいイメージ。
ミニ コンバーチブル(R57)は安全装備が現在ほど一般的では無い世代ですが、リア障害物センサーは標準装備。
現行のミニ コンバーチブル(F57)はMk-2(2018年5月〜2021年4月)からフロントリアの障害物センサーが全車標準装備、Mk-3(2021年5月〜)であれば車線逸脱警告も全てのクルマに備わっておりミドルレンジの中では健闘。豊富なコーディングメニューの中から自分に必要な機能をピックアップして追加できる点はミニならではの楽しみと言えます!
◯…標準装備 △…オプション装備 ✕…設定なし
その他装備 | シートヒーター | スマートキー | クルーズコントロール | スピーカー数 |
ミニ コンバーチブル(R57) | △※1 | △ | △ | 6個 |
ミニ コンバーチブル(F57) | △※1 | △※1 | ◯ | 6個 |
フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ | △※1 | ◯ | △※1 | 8個 |
フィアット 500C | ✕ | ✕ | ◯ | 4個 |
ルノー トゥインゴインテンスキャンバストップ | ◯ | ✕ | ◯ | 5個 |
ビーエムダブリュー 2シリーズカブリオレ | ◯ | ◯ | ◯ | 6個 |
メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ | ◯ | ◯ | ◯ | 9個 |
アウディ A5カブリオレ | ◯ | ◯ | ◯ | 8個 |
シボレー カマロコンバーチブル | ◯ | ◯ | ◯ | 7個 |
レンジローバー イヴォークコンバーチブル | ◯ | △ | ◯ | 10個 |
※1…グレードによりオプション装備
オープンカーの必須装備とも言えるシートヒーターはほとんどのクルマに標準装備でした。これがあれば冬のドライブも思いのほか快適に過ごすことができます。
ミニ コンバーチブル(F57)の場合はMk-1(2016年3月〜2018年4月)のクーパーのみオプションですが、ほとんどの場合は追加されているようです。
便利なスマートキーや長距離移動の強い味方であるクルーズコントロールについても標準装備の場合が多く、オプションの車種でも追加装備されている物件が多いことからニーズの高い装備であることが窺えます。
なかなか比較されることのないスピーカー数についても調べてみたのですが、こちらも価格帯の差が如実に出ました。
ミニ コンバーチブルはスピーカー数こそ控えめながら、ほとんどのお客様が「結構ちゃんとした音が鳴るね!これなら音楽も楽しめそう」とおっしゃいます。
もしそれでも満足できないNO MUSIC , NO LIFE .なお客様はご契約時のオプションとしてオーディオのアップグレードも承っております!
こんな人に選ばれています
コンバーチブルが気になっているけど、まだ行動に移せていないお客様の背中を押すべく、iRでミニコンバーチブルをお買い上げいただくお客様の生の声をいくつかご紹介いたします。
第2の青春を楽しむために…
「昔からオープンカーに憧れてたけど、子供も乗るから現実的ではなく諦めていました・・・最近やっと子供が一人暮らしを始め、念願の夢叶ってオープンカーに乗れるようになりました。」というお客様。意外と多いんです。
第2の人生が始まるタイミングで選ばれるのは老若男女に受け入れられるミニならではの特徴と言えるかもしれません。
しかし、ファミリーカーとしてミニ コンバーチブルを所有されているツワモノも私のお客様にはいらっしゃいます。
リアシートにはチャイルドシートを設置できますし、屋根を開ければお子様の乗降も難しくありません。ご理解のある奥様で羨ましい限りです(笑)
駐車場が狭いけど…
都心にお住まいの場合は駐車場が狭く、所有できるクルマが限られてしまうケースが多くあります。
オープンカーが欲しいという前提で「ウチはコンパクトなサイズしか停められないんだけど、買い物で荷物を積むし、後ろの席に人を乗せる事もある。そうなるとほとんどミニしか選択肢がないんだよね」という声もよく訊きます。
今回ラインナップした中で全長が3メートル台で屋根がフルオープンになるクルマはミニだけです。
それでいて乗車人数4人を確保し、ゴルフバックだって積める。
二兎を追う者でも二兎を得られるクルマ。これってホントにレアなんです…
オシャレなクルマが欲しい!!
普通のクルマじゃつまらない!
私はご契約時に「なんでミニを買おうと思ったのですか?」とよくお客様に訊くのですが、ほとんどの場合が「カッコイイ(カワイイ)しオシャレだから」というお返事です。
さらに屋根がオープンになるなんて、なんて素敵なんでしょう!
外観ばかりに目が行きがちですがミニはインテリアもオシャレ!バリエーションも数えきれないくらい豊富で、第3世代ミニ コンバーチブル(F57)であればMINI Yoursというビスポークプログラムも選択でき、楽しい悩みが増えました。
オープンカーのインテリアは屋根を開けることでエクステリアの一部となります。
屋根を開ければお気に入りのインテリアを周りにアピールすることができます。
見栄っ張りだと思われるかもしれませんが…せっかくのミニ、せっかくのオープンカー!ちょっとくらい見栄を張っても良いですよね(笑)
まとめ
わざわざ遠出する必要なんてないんです。
屋根をオープンにしてゆったりと流すだけで、走り慣れたいつもの街は全く違う表情を魅せてくれ、雨降りの日は幌に当たる雨音がなんともエモーショナルな気分にさせてくれます。
忘れかけていたドライブの楽しさを思い出させてくれるかもしれません。
荷物も積めていざという時には大人4人が移動できる。
日本ではまだマイナーな存在である4シーターオープンカーですが、少しだけ背伸びをしてこの機会に選択肢に加えてみませんか?
今回の比較ではミニ コンバーチブルがあらゆる面でバランスが取れた4シーターオープンカーであることがお分かりいただけたかと思います。
他のクルマと悩んでいるお客様も試しにミニ コンバーチブルに触れてみてください。
<ミニコンバーチブル>最新在庫情報
ミニの専門店であるiRでは全国でもトップクラスの在庫台数を保有しており、ミニ コンバーチブルについても日本一のストック量(2022年4月23日現在)がありますので、とりあえずiRに来ればお気に入りの相棒が見つかるハズ!!
全国から集結した様々な特徴を持ったミニと共に皆様をお待ちしております!
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