MINI BLOG

2021.01.19公開 / 2021.01.19更新

ミニの車検証って見たことある?愛車のスペックだけじゃなく知ってる人にしか分からない隠された秘密が!【車検証の見方を徹底解説!】

 

皆さんはミニの車検証をじっくりと見たことがありますか?

細かい文字が並んでいて漢字もいっぱいだし、見慣れない言葉もたくさんあるし…眠れない夜に読んでみるとすぐに眠れるかもしれませんね。

と言う事で、今回のブログでは、今までぼんやりと眺めていた車検証の見方をこれでもか!というほどわかりやすく紹介します!

 

Contents

 

車検証にはたくさんの情報が記載されておりますので4つのブロックに分けたいと思います。

 

 

クルマの基本情報がわかるAブロック

 

 

【1】5ケタの数字とローマ字

5ケタの数字は、手続きを行った自動車検査登録事務所や陸運局で、その日に交付された車検証の順番が載っています。

サンプルの車検証は741番目ということですね!

次にローマ字ですが、これにはAタイプとBタイプがあります。

Aタイプいわゆる普通の車検証で、所有者の欄と使用者の欄(詳しくはCブロックにて説明します)があるタイプです。
Bタイプ

よく見ないとAタイプとの違いがわからないのですが、所有者の記載が車検証の最下部である備考欄に記載されています。

車検証の登録内容を変更する際の手間が省けるというメリットがあり、主にカーリース会社やディーラーなどが利用するものとなっております。

 

 

【2】自動車登録番号又は車両番号

ナンバープレートの内容がそのまま記載されています。一目瞭然ですね!

 

【3】登録年月日/交付年月日

この車検証が交付された日付です。

車検証の内容に変更があった場合はそのたびに車検証が新しくなりますのでこの日付は更新されます。

 

 

【4】初度登録年月

初めて登録が行われた年月、いわゆる初年度登録年式というやつです。

 

【5】車名

2018年3月以前は<BMW>と記載されていましたがそれ以降は<MINI>の記載になりました。

その右の数字はメーカーごとに割り振られたコードでMINIは【836】、BMWは【771】です。

 

【6】車体番号

国土交通省がクルマ一台一台に割り振っている17ケタの番号です。

人間でいうところのマイナンバーと言ったところでしょうか。

車体番号からそのミニの基本情報や装着されているメーカーオプションが調べられるサービスがあり、イールでは仕入れの際にそのサービスを利用しております。

査定依頼をいただく際にも車体番号をお知らせいただければ金額がアップするかも!?

 

身長、体重、スリーサイズがわかるBブロック

 

このブロックは情報量が多いですね…

 

 

【1】日付

この車検証が交付された日付です。

 

【2】運輸支局長

この部分には、住所の都道府県名にプラスして運輸支局長の文字が記載されます。

このサンプルの場合はiRの名義(株式会社インフィックスと言います!知ってましたか?)で登録されており、住所は世田谷区ですので「東京運輸支局長」となっております。

 

 

【3】自動車の種別

道路運送車両法という法律に基づき分類された、「普通」「小型」「大型特殊」「軽自動車」のどれかが載っています。

普通

F系のミニ全て、初代クロスオーバー、ペースマン

小型

第1世代ミニ全て、第2世代ミニ(クロスオーバー、ペースマン以外)
軽自動車軽自動車
大型特殊大型特殊はクレーン車やブルドーザーなどの特殊な大型自動車

 

 

【4】用途

クルマの用途にあわせて「乗用」「貨物」「乗合」「特殊」などに分類されています。

 乗用普通乗用車
 貨物貨物車
 乗合タクシーやバスなど
 特殊パトカーや消防車などの緊急車や、キャンピングカーなど

ミニの場合は「乗用」になります。

 

 

【5】自家用・事業用の別

クルマを使用する用途によって「自家用」「事業用」のどちらかが記載されています。

自家用白いナンバープレート
事業用緑色のナンバープレート

 

 

【6】車体の形状

乗用車の場合、「箱型」「幌型」「ステーションワゴン」のいずれかになります。

ミニの場合は、、、

箱型3ドア&5ドアのハッチバック、クロスオーバー、ペースマン、クーペ         
ステーションワゴンクラブマン
幌型コンバーチブル、ロードスター

これはクルマの形状から想像できてわかりやすいですね!

ちなみに、金属製の屋根のオープンカーも「幌型」に分類されます。

 

 

【7】乗車定員と最大積載量

乗車定員

クルマに乗れる人数です。

最大積載量

 トラックや貨物用自動車等には積むことができる荷物の上限がここに記載されています。

ちなみに第1世代クロスオーバーには「4人」と「5人」があります。

 

 

【8】車両重量と車両総重量

車両重量

ガソリン満タン状態でエンジンオイルや冷却水などの液体類は規定量入っている状態の重量です。

要はいつでも走り出せる状態での重さということです!

車両総重量クルマに載せられる物をマックスまで載せた状態での重さです。

サンプルの場合は最大積載量の記載がありませんので乗車定員のヒトを乗せた重さとなっております。

ヒトは一人あたり55kgで計算されており、なかなかスレンダーなヒトの想定のようです。

BMWミニは大きくなった、と世間では言われていますが、3ドアハッチバックでも車両重量は現代のクルマとしてはかなり軽量級な1,240kg!!

ミニならではのゴーカートフィーリングに大きく貢献しています。

 

MINIの代名詞『ゴーカートフィーリング』って何?素朴な疑問を紐解いてみます!

 

【9】長さ、幅、高さ

愛車のスリーサイズです。

長さクルマの最先端〜最後端(cm)
ドアミラーを除いたクルマの一番張り出している部分(cm)

高さ

アンテナ(取り外し可能なもの)は含まれず、屋根の最も高い部分(cm)

車庫証明を取得する際や立体駐車場を利用する時に必要な情報ですので覚えておくと良いかもしれません!

3ナンバーか5ナンバーどちらになるかは、車のスリーサイズと排気量で決まります。

【排気量】2000cc以下

【全長】470cm以下

【全幅】170cm以下

【全高】200cm以下

この条件を全て満たせば5ナンバーで、ひとつでもオーバーすれば3ナンバーです。

ミニに例えれば…

3ナンバー全ての第3世代ミニ、初代クロスオーバー&ペースマン
5ナンバー全ての第1世代ミニ、クロスオーバー&ペースマンを除く第2世代ミニ

第3世代ミニは最もコンパクトなモデルでも全幅は172cmで、初代クロスオーバー&ペースマンも全幅が179cmですので3ナンバーになります。

ネットニュースでは次世代のハッチバックモデルはサイズを縮小するとの記事がありますので再び5ナンバー化されるのでしょうか!?

 

 

【10】前前軸重、前後軸重、後前軸重、後後軸重

クルマの重量が、おのおのの車軸にかかる荷重のことです。

百聞は一見に如かずという言葉が昔からありますので、トラックを例にしてイラストを準備してみました。

 

 

 

前前軸重一番前の車軸にかかる重さです
前後軸重前から二番目の車軸にかかる重さです
後前軸重前から三番目の車軸にかかる重さです
後後軸重一番後ろの車軸にかかる重さです

ミニの場合はイラストで言うと、一番目(前前軸重)と一番後ろ(後後軸重)しかありませんのでそこに重さが記載されています。

 

クルマの持ち主がわかるCブロック

 

 

【1】型式

クルマの車種やグレードを区別するためのものです。過去のブログで詳しく紹介しています!

スッキリ解決!BMWミニのモデル・グレード・型式一覧

ちなみに、型式の最後が「M」の場合はAブロックに記載の車名が「BMW」ではなく「MINI」になっているというトリビアがあります。

 

 

【2】原動機の型式

型式のエンジンver.です。エンジンにも様々なバリエーションがあり、面白い部分ですのでまたの機会に紹介したいと思っております!

 

【3】排気量又は定格出力

愛車に載っているエンジンの排気量がわかります。電気自動車や燃料電池車はkw(キロワット)表記です。

 

【4】燃料の種類

使用する燃料が載っています。

ガソリンガソリン車
軽油ディーゼル車
ガソリン・電気PHEV車
電気電気自動車

この他にもLPガスや水素の場合があり、近頃はディーゼル+電気で走るクルマも登場していますね。

ミニ初のPHEVであるクロスオーバーSEは近日中にiRにも入庫予定!?

 

 

【5】型式指定番号と類別区分番号

型式指定番号メーカーや車種、グレードなどがわかります。メーカーが国土交通省に申請後に付く番号です
類別区分番号ナビ、革シート、サンルーフなど装備されているオプション装備によって付く番号です

 

 

【6】所有者の氏名又は名称と所有者の住所

クルマの所有者の氏名や名称(法人登録の場合など)とその住所です。

 

【7】使用者の氏名又は名称と所有者の住所

サンプルの車検証の場合はブランクになっており、所有者と使用者が同じで、現金でクルマを買った場合などはこのパターンです。

ローンでクルマを買った場合にはローン金額に応じてですが、ローン会社の「所有権」というものがつきます。

このクルマは支払いが終わるまではローン会社のモノです、ということですね!

 

【所有権つき車検証のサンプル】

 

所有者の欄にローン会社の情報が記載され、使用者欄にユーザーの情報が記載されます。

ローンを完済し終わった後に手続きを行うことにより所有権を解除することができます。

完済後も所有権をそのままにしておくとクルマを手放す時が大変になりますので、速やかに解除して愛車を名実ともに自分のクルマにしましょう!

 

 

【8】使用の本拠の位置

所有者や使用者の住所と自動車を使用する場所が異なるパターンの時に、使用する住所が記載されます。

 

【9】有効期間の満了する日

車検が切れる日です。この日付の一ヶ月前から継続車検を受けることができます。

車検の残りが一ヶ月を切ってから次の車検を取ると、ここに記載されている日付から新しい車検がスタートしますが、それよりも早いタイミングで新しい車検を取った場合は、そのタイミングから新しい車検がスタートになりますので注意が必要です!

 

 

その他の情報はDブロック

2014年以降、車検証の備考欄には全てのドライバーへ点検整備の重要性を認識してもらう目的から、車検を受けた際の状況が記載されるようになりました。

その他にも騒音規制や環境性能についての記載もされておりますので詳しく解説していきます!

 

 

【1】交付の運輸支局名と手続名

この車検証の発行時の情報です。

[品川]

車検証が交付された運輸支局名です(自動車検査登録事務所の名前)

移転登録

車検証を交付した手続きの種類です(新規登録・継続検査・移転登録など)

管轄変更入移転登録時に管轄(ナンバープレートの地名)が変わった時に記載されます

 

[新規登録]

ナンバープレートのないクルマが車検を受けて登録をすることで、公道を走行できるようにするための登録です。

[継続検査]

車検の有効期限が近づいてきたタイミングで、車検を継続させるために受ける検査です。この期間中に車検を受け合格すれば、前回の車検の満了日の翌日から2年後まで有効期間が延長されます。

[移転登録]

クルマを売った時や買った時に自動車の所有者変更をする手続きです。先ほど紹介したローン会社の所有権解除の手続きもコレになります。

※「使用者」だけを変更する場合は 「変更登録」というモノになります。

 

 

【2】平成27年度燃費基準達成車

2007年7月に改正された「省エネルギー法」に基づいて、2015(平成27)年度までに達成するべき燃費基準の目標を達成したクルマのということです。コレが記載されているクルマは新車販売時にリアウィンドウに緑色の地球ステッカーが貼ってあります。

 

 

このステッカーはよくお客様から「剥がしても大丈夫なの?」と質問をいただきますが…ノープロブレムです!

気になった場合は心おきなく剥がしてください。

こちらについても過去のブログで詳しく紹介していますのでご覧ください!

もうこれでスッキリ♪あなたのミニにも付いてる例のやつ!?

BMWミニは、ほとんどのモデルでこのステッカーが貼られており、地球にも優しいクルマだということがわかります!

 

 

【3】平成28年騒音規制車,騒音カテゴリ M1A1A

クルマの騒音にかかわる国際的な基準を導入するべく、不正改造となるマフラーの禁止を徹底することを目的として平成28年より施行された新制度です。

 

【4】近隣排気騒音値 85dB 計測回転数 3,750rpm (旧基準適用時測定回転数 3,750rpm)

新車時のマフラーの音の大きさと測定方法についてです。

計測の方法は、マフラーの出口から50cm離れたところに計測器を設置し、停車状態でギアをニュートラルに入れ、最高出力回転数の75%(今回のサンプルは3,750rpm)までエンジンを回した状態を数秒間保持します。

その後急激にアクセルを離す、という操作を行い、最大音量を計測したら85dbだったということです。

ちなみに、ご自身でマフラーを交換する場合はこの基準値からプラス5dBまでなら車検OKですので、交換前の確認が必須です!

 

【5】以下余白

これより下は何も書いてありません

 

 

Dブロックにはこのようなパターンもあります。

 

 

【1】[走行距離計表示値]32,900km(令和2年12月22日)

【2】[旧走行距離計表示]23,100km(平成31年1月25日)

[走行距離計表示値]

いま残っている車検を取った時の情報です

令和2年12月22日で走行距離が32,900kmの時に車検を取りました、ということです

[旧走行距離計表示]

その前の車検を取った時の情報です

平成31年1月25日で走行距離が23,100kmの時に車検を取りました、ということです

ここの項目については、基本的には車検を取るたびに、その時の走行距離と日時が記載されます。

「旧走行距離計表示」と書かれてると、メーター交換をして、その交換したときの走行距離だと勘違いされる方がいらっしゃいますが、そういったことではありませんのでご安心ください。

(紛らわしいですよね…)

 

 

【3】平成10年騒音規制車,近隣排気騒音規定値 96dB

平成10年に施行された騒音規制の制度です。96dBまではOKとされていますが、平成28年では85dBとなっています。年々、規制が厳しくなっているということですね。

ちなみに96dBというのは電車が通っているガード下くらいの音量です。

 

 

【4】[受験種別]持込検査車

検査をどこで受けたかを表しています。

持込検査車

地方運輸局長の認証を受けた工場が「認証工場」といいます。
車を分解して点検整備は出来ますが、車検ラインは工場にありませんので、クルマを車検場に持ち込んで検査する必要があります。

車検場で検査を受けた場合はこのパターンです。

指定整備車

認証工場のうち、一定の基準を満たしている工場が地方運輸局から指定を受ける事ができれば「指定工場」となります。

検査ラインを保有しておりますので、車検の際に車両を陸運局に持ち込む必要がありません。

指定工場が自社工場内で検査した場合はこのパターンです。

 

 

【5】[検査時の点検整備実施状況]点検整備記録簿記載あり

検査前の点検状況が記載されています。

点検整備記録簿記載あり検査前に法定定期点検を実施し、検査受験時に点検整備記録簿の提示があった。
点検整備記録簿記載なし検査前に法定定期点検を実施していない or 検査受験時に点検整備記録簿を提示しなかった。

中古車を買った場合などで、記載なしの表記がされていた場合は点検整備を行っていない可能性がありますので要注意です!

基本的にiRでは車検を受けるミニには法令点検整備を行っておりますので安心してください。

 

 

【6】[受験形態]その他(使用者以外の者により受験が代行された場合)

誰が検査を受けたかが記載されています。

認証整備工場認証整備工場のスタッフが運輸支局などの検査コースに持んだパターンです。
指定整備工場指定整備工場(民間車検場)で検査を行ったパターンです。
使用者

自動車を運転する人(車検証の「使用者」)が運輸支局などの検査コースに自分で車を持ち込んだパターンです。

いわゆるユーザー車検というやつです。

その他

上記以外の車検代行業者などが運輸支局などの検査コースに持ち込んだパターンです。

 

 

 

おまけ

 

車検証の一番下には普通車には8つ、軽自動車には3つのQRコードがあります。

このQRコードにはナンバープレート、登録年月日、車体の形状、重量など様々な情報が入っています。

偽造の防止や、陸運局などでの手続きの簡略化を目的に2004年以降に記載されるようになりました。

専用のアプリを利用すればご自身でもQRコードの読み取りができるようですので興味のある方は試してみては!?

 

 

まとめ

 

車検証はあなたの愛車の情報の宝庫です!

本ブログを読んだ後に車検証を見返せば愛車への愛が増すこと間違いなし!?

おうち時間が以前よりも増えた方も多いかと思いますし、公共交通機関よりもクルマでの移動が増えた方もいるのではないでしょうか。

この機会に是非、愛車のことを改めて見直してみてください!

 

 

この記事が良かったら
いいね!をお願いします。

Twitter で