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2020.04.18公開 / 2020.04.18更新

【MINI中古車購入ガイド 予算200万円〜250万円編】利用シーンで選ぶ予算別おすすめモデルをご紹介!

 

「○○万円の予算なら、こんなミニの中古車が買えますよ!」という目安をご紹介する今シリーズ。

前回の150万円編に引き続き、第2回目となる今回は、『購入予算200万~250万円』で買えるBMWミニについて取り上げます。

 

※このブログは2020年4月時点の内容です

 

【関連ブログ】

【MINI中古車購入ガイド】利用シーンで選ぶ予算別おすすめモデルをご紹介!【予算150万円編】

 

 

 

MINIのモデル毎の相場について(2020年4月時点)

前回のおさらいですが、大まかなミニの相場をモデル毎まとめてみました。

ミニは大きく分けて3世代に分かれており、更にボディの形状毎にモデルコードで分類されています。

 

モデル毎の相場一覧

世代モデル/コード相場(中古車価格)
第一世代ミニ3ドア/R50・R5310万~110万円
ミニコンバーチブル/R5230万〜120万円
第二世代ミニ3ドア/R5645万〜180万円
ミニコンバーチブル/R5760万〜290万円
ミニクラブマン/R5540万〜200万円
ミニクロスオーバー/R6080万〜270万円
ミニペースマン/R61100万〜250万円
ミニクーペ/R5880万〜230万円
ミニロードスター/R59140万〜230万円
第三世代ミニ3ドア/F56140万〜380万円
ミニ5ドア/F55150万〜380万円
ミニコンバーチブル/F57180万~420万円
ミニクラブマン/F54180万〜480万円
ミニクロスオーバー/F60250万〜500万円

 

相場を大まかにまとめると上記の表のようになります。

ただし、ミニはグレード事に相場も異なり、エントリーグレードの「ミニワン」から「ミニクーパー」「ミニクーパーS」そして最上級グレードの「ミニJCW」まで、同じモデルでも100万円以上差が出る場合もあります。更に限定車・特別仕様車も加えて考えると非常に多岐にわたります。

また、中古相場は生き物のように常にリアルタイムで変動していますので、この価格は参考程度にとらえて下さい。

 

予算200万円で買えるミニのおすすめモデル!

まずは200万円で買えるミニをセレクトしてみたいと思います。前回に引き続き、今回も利用シーン別でご紹介していきます。

 

ファミリーユースにおススメ!家族も満足のMINI!

ミニクロスオーバー(R60) クーパーSD 2014〜2016年式

イールでも一番人気のミニクロスオーバー(R60)。中でもマイナーチェンジを受けた2014年以降に登場したクリーンディーゼルモデルは、燃費もよく、燃料代も安く、それでいてディーゼルらしい力強い加速が味わえる魅力的なモデルです。

 

 

型式発売年車輌寸法 ※駆動方式ハンドルドア数定員
LDA-ZB202014y412 × 179 × 155FF5ドア4名(5名)

※全長×全幅×全高(cm)

ミッション排気馬力トルク新車価格
6AT1995cc143ps / 4000rpm31.1kg / 1750 – 2700rpm¥3,870,000

 

後期型R60も価格がこなれてきて、200万円でスポーツモデルのクーパーSDが十分予算内に収まります!新車でオプションをつけると簡単に450万円以上の値段になってしまうクーパーSDが、この価格帯で買えるのであればかなりお買い得だと思います!

 

⇒クロスオーバー(R60)のストックリストはこちら

 

 

普段使いにピッタリ!運転しやすくて維持費も安い!

ミニ3ドア (F56) クーパー 2014〜2015年式

コンパクトサイズのミニをお求めであれば、取り回しのいいサイズ感と丸く可愛いらしいフォルムの3ドアハッチバック(F56)は欠かせません。現行モデルでは一番小さい3ドア。MINIと言えばハッチバックボディしか認めない!という方もいるほどの普遍的なパッケージ。

 

 

型式発売年車輌寸法 ※駆動方式ハンドルドア数定員
 DBA-XM152014y383×172×143FF3ドア4名

※全長×全幅×全高(cm)

ミッション排気馬力トルク新車価格
6AT1498cc136ps / 4400rpm22.4kg / 4300rpm¥2,800,000
6MT1498cc136ps / 4400rpm22.4kg / 4400rpm¥2,660,000

 

2014年でフルモデルチェンジした第3世代のミニ3ドア(F56)も、ノーマルグレードのミニクーパーであれば200万円の予算で狙える価格帯となりました。ノーマルグレードと侮るなかれ、1.5Lのクーパーもターボチャージャー付きになり、最大出力、トルクとも実用域では十分すぎるほど。日本車のコンパクトカーや軽自動車から乗り換えると、その走り味には驚くはずです!

 

⇒ミニ3ドアハッチバック(F56)のストックリストはこちら

 

関連ブログ:【似て非なるMINIの2モデル】3ドアと5ドアを改めて比較して分かった事!

 

ドライブ向き!ゴーカートフィーリングを楽しみたい方はこちら!

ミニコンバーチブル (R57) クーパーS 2011〜2013年式

走りを楽しむのであれば、やはりスポーツグレードのミニクーパーSがおすすめです。1.6Lのターボエンジンは184psを発生!コンバーチブルはボタン一つでフルオープン。風を感じながらゴーカートフィーリングを思う存分楽しんで頂けるパッケージです!

 

 

型式発売年車輌寸法 ※駆動方式ハンドルドア数定員
DBA-ZP162011y375 × 169 × 142(6MT)
374 × 169 × 142(6AT)
FF3ドア4名

※全長×全幅×全高(cm)

ミッション排気馬力トルク新車価格
6MT1590cc184ps / 5500rpm24.5kg / 5000rpm¥3,680,000
6AT1590cc184ps / 5500rpm24.5kg / 5000rpm¥3,215,000

 

第2世代のクーパーSも3ドアハッチバック(R56)であれば150万円から狙えますが、予算200万円ということであればミニコンバーチブル(R57)も十分予算内で購入可能です!

輸入車のオープンカーという事で、故障を心配して敬遠されている方もいるかもしれませんが、MINIの幌はとても優秀で、他の輸入車オープンカーに比べるとほとんど故障知らず。

憧れのオープンカーが200万円で買えるのは魅力的だと思いますよ!

 

⇒ミニコンバーチブル(R57)のストックリストはこちら

 

関連ブログ:春も夏も秋も冬もEverydayオープンドライブ!MINIコンバーチブルの魅力を知ればあなたも欲しくなる!?

 

 

ミニクーペ (R58) クーパーS 2011〜2016年式

「走りを楽しむ!」という点でおすすめなのはミニクーペ(R58)。希少モデルのクーペという事で、実車を見たことが無いという方も多いかもしれませんが、個人的には隠れた名車だと思っています。

傾斜の強いAピラーが特徴で、3ドアハッチバックより低く構えたフォルムはまさにスポーツカーのそれ。全てが手に届くコンパクトサイズは、MINIのライトウェイトスポーツの特性を十二分に発揮できるパッケージです。

3ドアハッチバックと違いクーペには後部座席がありませんが、ツーシーターに割り切っている分トランクスペースが広いのも魅力です!

 

 

型式発売年車輌寸法 ※駆動方式ハンドルドア数定員
DBA-SX16S(6MT)
CBA-SX16(6AT)
2011y375 × 169 × 138(6MT)
374 × 169 × 138(6AT)
FF3ドア2名

※全長×全幅×全高(cm)

ミッション排気馬力トルク新車価格
6MT1590cc184ps / 5500rpm24.5kg / 5000rpm¥3,520,000
6AT1590cc184ps / 5500rpm24.5kg / 5000rpm¥3,100,000

 

中でもスポーツモデルの「クーパーS」は使い切れるパワー感がクーペのボディサイズとベストマッチ!

予算的にも200万円にちょうど収まるイメージです。

問題は、中古車市場にほとんど出回らないという事でしょうか…。2020年4月時点でミニクーパーSクーペは全国で8台。更に走行距離4万㎞以下だと2台しかありません。※カーセンサー調べ

 

 

予算250万円で買えるミニのおすすめモデル!

では続いて予算250万円で買えるミニの中古車をご案内します。予算が潤沢であれば上位グレードがおススメです!

 

ファミリーユースにおススメ!家族も満足のMINI!

ミニクラブマン (F54) クーパーD 2016年式

2015年にフルモデルチェンジしたミニクラブマン(F54)のクリーンディーゼルエンジン搭載モデル「クーパーD」。第3世代へ進化するとともにクラブマンは高級感がぐっと増し、質感高い内装になったことが特徴です。

ボディサイズも全長427㎝×全幅180cmの余裕ある室内空間。4ドア+トランクで、後部座席の乗り降りも楽々です♪

 

 

型式発売年車輌寸法 ※駆動方式ハンドルドア数定員
LDA-LR202016y427× 180 × 147FF5ドア5名

※全長×全幅×全高(cm)

ミッション排気馬力トルク新車価格
8AT1998cc150ps / 4000rpm330Nm / 1750-2750rpm¥3,640,000

 

ガソリンモデルのクーパーであれば200万円から狙えますが、予算が250万あれば、ディーゼルモデルのクーパーDが狙い目!大きくなったボディをディーゼルの溢れるトルクがカバーしてくれます!

遮音性・静粛性も上がっているクラブマンなら、ディーゼル特有の音も気になりません!

 

⇒ミニクラブマン(F54)のストックリストはこちら

 

普段使いにピッタリ!運転しやすくて維持費も安い!

ミニ3ドアハッチバック (F56) クーパーSD 2016~2017年式

運転しやすいサイズとなると、やはりコンパクトな3ドアハッチバック(F56)がおススメです。予算が250万円であれば上位グレードやディーゼルも狙えます。中でもおススメなのが、スポーツディーゼルのミニクーパーSD!

 

 

型式発売年車輌寸法 ※駆動方式ハンドルドア数定員
 DLA-XN152016y383×172×143FF3ドア4名

※全長×全幅×全高(cm)

ミッション排気馬力トルク新車価格
6AT1496cc116ps / 4000rpm270Nm / 1750-2250rpm¥3,000,000

 

クーパーDに比べて上位グレードのクーパーSDは、ナビやLEDヘッドライト、16インチホイールが標準装備になり、プレミアムコンパクトの豪華さを感じられる仕様。

ガソリンモデルよりも燃費にすぐれ、ランニングコストも安く、税金の優遇も受けられちゃいます!

ただ、クラブマンに比べるとディーゼルの振動は大きめなので、購入の前には試乗して乗り心地を確かめて下さいね。

 

⇒ミニ3ドアハッチバック(F56)のストックリストはこちら

 

関連ブログ:新型MINIにクリーンディーゼル追加!燃費で元が取れるか試算してみました

 

 

ミニ5ドアハッチバック (F55) クーパーD 2016~2017年式

もう一台、普段使いにおススメのモデルが、ミニ5ドアハッチバック(F55)。3ドアよりも17cm長いボディですが、リアドアが追加され、乗車人数も5人に増えます。クロスオーバーやクラブマンほどの広さはありませんが、リアシートの利便性は高く、乗り降りしやすいのでお子様のいる世帯にはおススメです。

 

 

型式発売年車輌寸法 ※駆動方式ハンドルドア数定員
 LDA-XT152016y400×172×144FF55

※全長×全幅×全高(cm)

ミッション排気馬力トルク新車価格
6AT1496cc116ps / 4000rpm270Nm / 1750-2250rpm¥3,180,000

 

価格帯は3ドアに比べると高めなので、5ドアであればクーパーDがちょうど予算250万円までに収まります。クーパーDでも十分すぎるトルクを低回転から発生するので、パワー不足を感じることはありません。

また、ディーゼルは燃費も良く、維持費が安いので奥様の許可が取りやすいかも?笑

 

⇒ミニ5ドアハッチバック(F55)のストックリストはこちら

 

関連ブログ:【似て非なるMINIの2モデル】3ドアと5ドアを改めて比較して分かった事!

 

ドライブ向き!ゴーカートフィーリングを楽しみたい方はこちら!

ミニ3ドアハッチバック (F56) クーパーS 2016~2017年式

現行(第3世代)では一番小さいミニ3ドアハッチバック(F56)。スポーツグレードのクーパーSはコンパクトボディに2Lターボエンジンを搭載し、最高出力は192ps!

現行モデルで唯一MTが選べるのも3ドアの魅力ですね。

 

 

型式発売年車輌寸法 ※駆動方式ハンドルドア数定員
DBA-XM202014y386×172×143FF3ドア4名

※全長×全幅×全高(cm)

ミッション排気馬力トルク新車価格
6AT1998cc192ps / 5000rpm28.5kg /4600rpm¥3,320,000
6MT1998cc192ps / 5000rpm28.5kg /4600rpm¥3,180,000

 

予算250万円だとLCI(マイナーチェンジ)直前までが狙い目です!

3ドアは高いボディ剛性に軽量なボディ、接地性の高いリアマルチリンクサスなど、FFコンパクトカーとは思えないほど本格的な走りが楽しめます。(個人的にはLSDをオプション設定してほしかったw)

ちなみに写真のサンダーグレーはクーパーSの専用カラー。

 

⇒ミニ3ドアハッチバック(F56)のストックリストはこちら

 

関連ブログ:MINIだからこそあえてマニュアルを選ぶ!その魅力とは!?

 

 

ミニロードスター (R59) クーパーS 2012~2016年式

2012年に登場したミニロードスター(R59)。予算200万円でクーペを紹介していますが、ロードスターはそのオープンバージョン。

ツードア&オープンの組み合わせは、ゴーカートフィーリングをそのまま体現したパッケージ。乗り味もゴーカートのように、切れ味鋭いハンドリングを楽しめます。

 

 

型式発売年車輌寸法 ※駆動方式ハンドルドア数定員
CBA-SY16S2012y375 × 169 × 139(6MT)
374 × 169 × 139(6AT)
FF3ドア2名

※全長×全幅×全高(cm)

ミッション排気馬力トルク新車価格
6MT1590cc184ps / 5500rpm24.5kg / 5000rpm¥3,770,000
6AT1590cc184ps / 5500rpm24.5kg / 5000rpm¥3,470,000

 

クーペに比べて、レザーシートやシートヒーターが標準装備だったりと豪華仕様になるロードスター。価格は少し高めですが、一度乗ってみる価値はあると思います。

ただ、クーペ同様とにかく数が少なく、2020年4月時点でミニロードスターは全国で10台。クーパーSは5台しかありません。※カーセンサー調べ

 

関連ブログ:不遇のミニ?時代の波に勝てなかった名車「ミニロードスター(R59)」を徹底解剖!

 

最後に

今回紹介した200万~250万円という価格帯が、iRで在庫しているミニの中古車の中で一番のボリュームゾーンです。台数も多い分、選択肢が多く迷われる方も多いと思います。

ただ、個人的にMINIは自身のライフスタイルを映す鏡のようだと思っています。

どうしても中古車を選ぶとき、車両価格や販売条件に目が行きがちですが、条件ばかりにとらわれ過ぎず、実際に自分がMINIに乗っているところをイメージして、ぴったり合う一台を選んでいただけたらと思います。せっかくMINIを購入するのであれば、買ってからの事を考えた方がクルマ選びが楽しくなりますよ♪

 

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