MINI BLOG
2015.07.28公開 / 2020.03.10更新
BMWミニのヘッドライトにナゾの表記が!?
今日のブログはBMWミニのヘッドライトについて。
↓の写真はショールーム入り口に展示しているコンバーチブルJCW(R57)です。
丸いヘッドライトはMINIを象徴するデザインアイコンですよね♪今日の朝、掃除をしながらヘッドライトをふと見ると、レンズの下のほうに謎の表記を見つけました。
なんか『AL』と書いてあるように見えます。あれ?こんなのあったっけ?毎日見ているはずなんですが、案外細かい所って気が付かないものですね。という訳で他の車両にも『AL』マークがあるか確認してみます。
こちらは第1世代のMINIコンバーチブル(R52)。少し書体が違うようにも見えますがいますが「AL」と入っていました。
コチラは第2世代のMINIクロスオーバーJCW(R60)。大きいヘッドライトですが、確かに『AL』入っています。
随分さりげな~く入っている「AL」のマーク。
調べてみると『オートモーティブライティング株式会社』という自動車部品メーカーのロゴマークという事が分かりました。このメーカー、F1にECUを供給している部品メーカー「マニエッティ・マレリ」と、世界最大の自動車部品メーカー「ロバート・ボッシュ」の合弁会社で、世界初の自動車用LEDヘッドライトを開発したのもこのメーカーです。
、、、ん?LEDヘッドライトといえば、MINIも第3世代のF型からLEDヘッドライトが搭載されていますよね。という訳でF型のヘッドライトも確認して見ましょう!
コチラ、ミニクーパーS 5drハッチバック(F55)のヘッドライトです。
、、、あれ?ALマークが無い。MINIのロゴはカッコいいんですが、肝心のALマークが見つかりません。
何故だろうと思い、ボンネットを開けてヘッドライトのユニットを確認してみると・・・
「Valeo」と書かれていました。Valeoはフランスに本拠を置く自動車部品メーカーで、BMWを始めアウディやアストンマーティンなど世界中の名立たる自動車メーカーに部品供給を行っています。どうやらF型からヘッドライトのサプライヤーが変わったみたいですね。
少し前までLEDは非常に高価でしたが、コストが下がってきたため各メーカーで採用が進んでいます。また、技術革新も進み、部品メーカー同士の競争も激しくなっています。その為、MINIもモデルチェンジによりヘッドライトのサプライヤーが変わったようですね。今後、ヘッドライトは今までのHIDに変わり、LEDが主流になっていくでしょう。
また、ハイビームにしても対向車や先行車を眩惑させない何ともハイテクなLEDヘッドライトが近い将来登場するようです。
このようにヘッドライト一つとっても色々な技術が詰まっているMINI。今後も機会があれば他のパーツについても調べてみようと思います!お楽しみに~♪
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