MINI BLOG

2015.07.03公開 / 2015.07.03更新

ドッキドキの全幅変更!

イールメーカースの高林です。 

本日、車検で入庫中のミニが車検証に記載の全幅値と実車の全幅値が大幅に(約10cm!)違い、このままでは整備状態以前に不合格!そんな時は実車に車検証を合わせる手続きをすれば大丈夫!!

 

通常の車検(継続車検)であれば全国どこの陸運支局でも更新手続きが出来るのですが、今回の様な寸法変更(構造変更)は車輌が登録されている陸運支局に行かないと手続きが出来ないのです。

なので、今回のミニは足立ナンバーの為、足立陸運支局まで行って来ました!(遠い・・・)

 

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正面↓↓から見るとオーバーフェンダーとタイヤがギリギリで中々カッコ良く見えるのですが、ギリギリ過ぎると車検を通す為に色々な問題が出てきてしまうのです・・・。

 

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車検場での検査はフェンダーがタイヤをどれだけ被っているかを確認されます。

下の写真で左右に少々タイヤがはみ出ている部分が分かるでしょうか??この部分が良か不か判別する為に、分度器を当てて角度を計り、垂直定規でフェンダーとタイヤの兼ね合いを見たりと、中々一筋縄ではいかない手間のかかる作業になってしまうのです!そしてこの部分をクリアしないと全幅寸法測定もしてもらえない!! 

 

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人気のいわゆる『ツライチ』は、車検場や検査官、そして測り方により白黒どちらにも転べてしまうのでイールもメーカースもお勧めしていません!

ご購入されてから車検時に持ち込んだ指定工場や認証工場で、ギリギリアウトだったり完全にアウトだったりが判明するという事がよくあるようです。実際メーカースでも今回のミニのように他店購入車の車検時によく出くわす問題なのです!

 

今回は微妙なグレーゾーンという事で紙一重で合格!なんとか無事に車検&構造変更は完了する事が出来ました。しかし次回の車検時に今と全く同じ仕様でも合格になるとは限りませんよ!という検査官の言葉が気になります・・・。