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MINIpedia - Rover/ミニペディア - ローバーヒストリー

ミニがデビューして間もない頃に大々的に使われたPRコピーの代表作。外側(ボディサイズ)はできる限り小さく、内側(室内スペース)はできる限り大きく―といった意で、まさしくミニの特徴をシンプルかつ的確に表現している。

ミニ発売当初に大々的に使用された、広告用キャッチフレーズのひとつ。たった1ペニー(1/100ポンド)分の燃料で1マイル(約1.6km)も走行できる、というミニの経済性をアピールしたもの。当時のガソリン価格がいくらだったのかは定かではないが、このキャッチフレーズは、時速50マイル(約80km/h)の定速走行で50マイル/ガロン(約17.7km/l)の燃費を記録したミニの実績に基づいている。

エンブレム[ ヒストリー ]

象徴、紋章と直訳されるが、クルマにおいてエンブレムとは、ブランド名やモデル名を表示するバッジのこと。性能を左右するパーツではないが、長い伝統を持つメーカーや高級モデル、高性能モデルにとってはステイタスシンボルである。このため、かつては各メーカーがオリジナリティあふれるエンブレムを付けていたが、大量生産化や錆の問題により、最近は国産車を中心にシンプルなロゴのシールやペイントになってきている。ミニもデビューからMkⅡシリーズ(BMC時代)までは、オースチン、モーリスそれぞれの伝統的な紋章をあしらった楯型のエンブレムが付けられていた。しかし、やはり体制の変化や大量生産化という時代の波とともに徐々に簡略化され、時折限定仕様車に付けられた特製のエンブレムが登場するものの、伝統に裏付けられた気品あるものは見られなくなってしまった。

スエズ動乱[ ヒストリー ]

地中海/紅海間の重要水路であるスエズ運河の管理権をめぐって、エジプトと英仏両国が武力衝突にまで至った事件(1956~57)。この事件で、英国をはじめヨーロッパ各国は石油の供給不足からガソリンの配給制を導入。そのため、2輪車用エンジンを搭載したドイツ製のマイクロ4輪車(バブルカー)が省エネ対策としてブームとなった。BMC会長のサー・レオナード・ロードはこのバブルカー駆逐のため、新型小型車の開発を急がせた。こうして開発されたクルマがミニだった。つまり、バブルカー、ひいてはスエズ動乱がなければ、あの大きさ、形、また、あれほど短期間で誕生したミニの出現はなかった。