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MINIpedia - Rover/ミニペディア - ローバーさ行

ミニがデビューして間もない頃に大々的に使われたPRコピーの代表作。外側(ボディサイズ)はできる限り小さく、内側(室内スペース)はできる限り大きく―といった意で、まさしくミニの特徴をシンプルかつ的確に表現している。

サーモスタット[ 構造 ]

エンジン内部の冷却水温の変化に応じて、ラジエータとエンジン本体間の開閉を自動的に行う水温調節用のバルブ装置。通常、高燃焼効率の得られる水温域は70~80℃とされ、多くのクルマのサーモスタット開弁温度はこのあたりに設定されている。しかし、ミニは日本よりはるかに緯度の高い英国育ちであるため、標準仕様のサーモスタットは88℃開弁タイプ。そこで、日本の夏場を乗り切るには、オプションの74℃開弁タイプに交換するか、サーモスタット自体を取り外してしまうのが効果的といわれる。

ジャッキングポイント[ 構造 ]

専用ジャッキを備えるミニは、専用ジャッキングポイントも備えている。左右1箇所ずつ、ドアの中央下、アンダープレート付近にあるソケット穴がそれだ。このポイントでジャッキアップすれば、前後2本のタイヤが持ち上がる。ただ、この周辺には排水口も設けられているので、間違えないようにしなければならない。

スエズ動乱[ ヒストリー ]

地中海/紅海間の重要水路であるスエズ運河の管理権をめぐって、エジプトと英仏両国が武力衝突にまで至った事件(1956~57)。この事件で、英国をはじめヨーロッパ各国は石油の供給不足からガソリンの配給制を導入。そのため、2輪車用エンジンを搭載したドイツ製のマイクロ4輪車(バブルカー)が省エネ対策としてブームとなった。BMC会長のサー・レオナード・ロードはこのバブルカー駆逐のため、新型小型車の開発を急がせた。こうして開発されたクルマがミニだった。つまり、バブルカー、ひいてはスエズ動乱がなければ、あの大きさ、形、また、あれほど短期間で誕生したミニの出現はなかった。