MINI ブログ
メカニックが恩恵を受けるローバーミニの修理とは?
ローバーミニではメンテナンス時になにかと外すことの多いフロントグリル!
ワンタッチグリルボタンに変更している場合は別ですが、通常フロントグリルは8本の鉄板ビスでフロントパネルに直接ネジ止めされています。この「直接ネジ止め」が曲者なのです!!
先日エンジンオイルとフィルターの交換でご来店されたATミニクーパーのO様。
走行距離は17万㎞を超えており、フロントグリルの取付穴は2度目の限界を迎え絞まり切らずにグルグルです!作業の最後の最後にフロントグリルが固定できない!これが結構メカニック泣かせなのですよ・・・。
上の画像はフロントパネルの大きくなったフロントグリル取付ビスの穴です。
前回はオーバーサイズのビスで対応しましたが、さすがに今回は無理なのでネジ止め方式に変更します。
手相を見てくれ!?というのではありません。掌の上にご注目!右側が一回目の時に使用したオーバーサイズのビス、そして左側が今回使用したM4でピッチ0.7のネジです。
M4のネジで締められるようフロントパネルにブラインドナットというナットを埋め込みました。
これで当分は大丈夫!今後はフロントグリル取付時につまずくことは無いはず!!
オイルフィルターの締付と漏れを確認し、フロントグリルのネジをビシッと締めて完成です♪