MINI ブログ
バッテリー上がりの意地悪な原因!
こんばんは、イールメーカースの若林です。
KH様がミニに乗ろうとしたらバッテリーが上がっていたのでJAFを呼んでジャンプ!
その日は問題なく走行できたのですが、更に1週間後再びバッテリー上がり!!
これは何かある!?とイールメーカースにご入庫。
ご来店時すぐにチャージングシステムの点検診断を実施。
おっ! 暗電流が0.43アンペア!! これでは当然バッテリーが上がってしまいます・・・。
勿論ライトの消し忘れではありません、ミニのどこかで静かにコッソリと電気を喰っている
奴がいるのです! さっそく捜索に当たります!!
アレでもないコレでもないとアチコチ調べていた時、MEMSリレーモジュールの小さい方の
コネクターを抜いた途端、ス~と暗電流の数値が正常値に下がったのです♪
更に調べを続けた結果、IGスイッチをOFFにしてもMEMSリレーモジュール内の
メインリレーがいつまでもONになっているのが発覚。
という事は犯人はエンジン制御ユニット(通称ECU)!
ECUがメインリレーを制御しているのですが、切り忘れてしまうのが原因でした!!
ECUを修理に出すという手段もありますがリビルドECUが意外に安かったので、
今回は納期も早いECU交換での対応となりました。
手前のやけに綺麗な弁当箱のような部品が今回交換したECUです。
因みに肌色のブレーキフルードタンク後方、黒くて四角い部品がMEMSリレーモジュール!
ECU交換後ステッパーポジションなどを調整し再度暗電流を確認!
測定値0.03アンペアと至って正常、これにて完成です♪
エンジンECUの交換の理由はエンジン不調だけではありません。
今回のようにバッテリー上がり原因だったりクーラーが効かない原因の事もあるのです。